ファーウェイ・ジャパンは7日、SIMフリーAndroidスマートフォン「HUAWEI Y6」を発表した。発売は15日を予定。U-mobileなどのMVNOのほか、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店、ファーウェイ公式オンラインストア「Vモール」楽天市場店などのECサイトで取り扱う。市場想定価格は税別15,980円。「HUAWEI Y6」は、同社がエントリーモデルと位置づけるSIMフリーAndroidスマートフォン。画面占有率72%という狭額縁設計で5.0インチサイズながら手に馴染みやすいとしている。カメラにはF値2.0のレンズを搭載し、暗い環境下でもノイズや手ブレを抑えた写真撮影が可能だ。そのほか、主な仕様については以下の通り。OS: Android 5.1CPU: Qualcomm MSM8909(クアッドコア、1.1GHz)内蔵メモリ: 1GBストレージ: 8GB外部ストレージ: microSDHC(最大32GB)サイズ: W72.1×H143.5×D8.5mm重量: 約155gディスプレイ解像度: 1,280×720ピクセルメインカメラ: 800万画素サブカメラ: 200万画素バッテリー容量: 2,200mAh連続通話時間: 約11時間42分(W-CDMA)連続待受時間: 約300時間(FDD-LTE/W-CDMA)FDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B19W-CDMA: B1/B5/B6/B8/B19GSM: 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz最大通信速度(下り/上り): 150Mbps/50MbpsWi-Fi: IEEE802.11b/g/nカラーバリエーション: ホワイト/ブラック
2016年04月07日UQコミュニケーションズは28日、同社提供のMVNOサービス「UQ mobile」において、iOS 9.3への対応状況について発表した。iOS 9.3にアップデートした端末でも、VoLTE対応SIM(マルチSIM)であれば従来通り使うことができるという。また、SIMロック解除後のiPhone 6s/6s Plus、iPad mini4(ドコモ版/ソフトバンク版/au版)でも、VoLTE対応SIMを使えばSIMフリー版のiPhone、iPadと同様にUQ mobileを利用できる。なお、31日にキャリア各社やApple Storeで発売される「iPhone SE」、9.7インチ版「iPad Pro」については発売後、動作検証を実施し順次アナウンスするとしている。
2016年03月28日LINEがMVNO事業に参入する。今夏にスタートする「LINE MOBILE」は月額500円(税別)からの”格安SIMサービス”で、コミュニケーションツールが使い放題になるといった特徴を持たせた。LINEの狙いはどこにあるのだろうか。本稿で詳細をお伝えする。○MVNO事業参入の狙いLINEは24日に開催した事業戦略発表会にて、「LINE MOBILE」ブランドとしてMVNO事業に参入することを発表した。NTTドコモの通信回線を利用するサービスで、提供開始は今夏になる見込み。登壇したLINE 取締役CSMOの舛田淳氏は、MVNO事業参入の狙いについて「国内におけるスマートフォンの普及率は、まだ50%程度。ソリューションを提供するなど、LINEが何らかの対応を行うことでスマホユーザーを増やすことができるのであれば、私たちのみならず他の方のメリットにもなる。MVNOの認知度は上がっており、いまが参入のタイミングと判断した」と説明した。LINE MOBILEが打ち出す特色は”アンリミテッドなコミュニケーション”で、まずは「LINE」「Facebook」「Twitter」で消費するデータ通信容量を無料化する。アプリの選定理由について、舛田氏は「LINE、Facebook、Twitterは、国内の月間アクティブユーザー数ランキングでiOS/ Androidそれぞれにおいて上位5位以内に入る人気ツール(App Annie 2015 Retrospective Reportによる)であるため」と説明した。LINE MOBILEではFacebook、Twitterの閲覧・投稿、およびLINEにおけるトークのやりとり、タイムラインの閲覧・閲覧、無料通話などが無料化される。ここで、舞台上にはTwitter Japan 執行役員の味澤将宏氏が招かれて挨拶した。味澤氏は「Twitterのミッションは、世界の人々と情報を共有する力を、全ての人に提供すること。LINE MOBILEは、コミュニケーションツールの利用を活性化する取り組みだと理解している」と話し、今回の取り組みを歓迎していた。将来的には、コンテンツのリッチ化が進む「動画」「音楽」「音声」といったコンテンツサービスにおけるデータ通信量をカウントしないプランの提供も視野に入れている。まずは「LINE MUSIC」において楽曲のデータをダウンロードする際に消費するパケットが無料化される予定で、これをLINE MUSIC以外の音楽配信サービスにも適用していく考えだという。舛田氏は「LINE MOBILEは、LINEのためのサービスではなく、ユーザーのためのサービス。様々な使い放題の”UNLIMITED”なサービスを、パートナーとともに実現していきたい」とアピールした。○採算はとれるの?舛田氏は、質疑応答と囲み取材にも対応した。記者団から料金プランの詳細について聞かれると、舛田氏は「競合サービスがあるので、今回は敢えて発表しなかった。ローンチまでの間で発表していきたい」と答えるにとどまった。どこまで無料化していくつもりか、との質問には「全てとお答えしたいが、コストの問題もある。まずは大きなトラフィックのところからスタートしていく。音楽から始めて、そのほかの分野にも波及させていきたい。現時点では、まだ範囲を決めていない」と回答。収益については「LINE MOBILE単独で、しっかりと収益を上げていきたい」とし、SIMフリー端末を使うのか、端末とのセット販売などは考えているのか、といった質問にはいずれも検討中として明言を避けた。LINE、Facebook、Twitterでは大きな容量の動画も流せるが、それで採算はとれるのかとの質問には「それを前提としてシミュレーションしている。大きな容量の動画が使われることも把握して、試算した結果やれると判断した」と自信を見せた。未成年はLINE MOBILEを契約できるのか、と聞かれると「基本的には、一般の通信キャリアさんと同じスタンスになる」との見方を示した。相互接続するのかMVNEを利用するのか、との質問には「MVNEとの接続になる。MVNEの発表は現時点では見送りたい」と明言を避けた。Instagramについては「若い方々に人気の、いま伸びているサービスと認識している。今後、検討していきたい」。LINE MOBILEのターゲット層については「フィーチャーフォンをお使いでスマートフォンにしようか迷っている方々に加え、すでに他社のMVNOサービスをお使いの方々にも響くと考えている」と述べた。MVNOには通信速度が出ないといった声が聞かれるサービスもあるが、と聞かれると「安定しない、速度が出ないといったことに関してはユーザー様は敏感。そのようなMVNOは、選択肢として選ばれなくなる。私たちは、きちんと最善のプランを提供していきたい」と説明した。
2016年03月24日●「ワイヤレスゲートSIM FON PREMIUM Wi-Fi」の特徴ワイヤレスゲートは16日、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで記者説明会を開催。LTE通信が使い放題となる格安SIMサービスを発表した。全国のヨドバシカメラ、通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」で同日より発売する。本稿では同記者説明会の模様をレポートする。○4つのポイントを実現する新SIMワイヤレスゲートの格安SIMサービスは、全プランが「使い放題プラン」(直近の使用量によって制限がかかる場合がある)で、「業界最安値水準」、世界200カ国以上にある「FONが保有するWi-Fiスポット1,900万カ所以上」が利用でき、かつ「解約金0円」を実現したもの。なおLTE通信による速度は上り/下りとも最大3Mbps。登壇したワイヤレスゲートの代表取締役CEOである池田武弘氏は、同社のネットワーク設計を「Wi-Fiが主で、LTEが(エリア補完的な)従の関係」と説明。ユーザーがFONのWi-Fiネットワークをメイン回線として使うことを想定している。モバイル通信網はNTTドコモのネットワークを利用する。同じく登壇した取締役CAOである原田実氏は「いま他社さんでも様々なサービスを提供している。何を選んだら良いのかわからない、というのがお客様の正直な気持ちではないか。そこでワイヤレスゲートでは追加料金のかからない、安心の使い放題プランを提供する。料金も業界最安値水準で、ご加入いただきやすい」とアピールした。ヨドバシカメラの専務取締役販売本部長である日野文彦氏は「携帯電話料金の見直し議論があり、また格安SIMサービスの注目度が増していることで、お客様からの問い合わせも増加している」と説明。ヨドバシカメラでは昨年4月から”なんでも相談カウンター”の設置を進めており、近いうちに全23店舗で利用できるようになるという。「消費者にとっても良い方向に進んでいる。ヨドバシカメラでは社員の教育もしっかりしていく。今後とも、サービスをお客様にわかりやすく説明していきたい」と意気込んだ。説明会後には囲み取材を実施。前出の2名に加えヨドバシカメラの事業部長である松月俊雄氏も対応した。ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは最近、売り場の配置を変えた。これについて、同氏は「昨年12月頃に格安SIMサービスをご利用のお客様が増えた。今年の2月に大手キャリアの販売方法が変わったことで、さらに増えた。そこで、今までは奥に設置されていたコーナーを入り口付近に移動して、売り場面積も広くした。従来の倍以上のお客様に対応できるようになった」と説明。同店では現在、13キャリアのSIMカードに対応。音声通話対応SIMに関しては10キャリアのSIMを店頭で開通できるという。●ワイヤレスゲートが狙う層○どういった層に便利かワイヤレスゲートの「Wi-Fiを主、LTEを従」としたネットワーク運営方針はユニークだ。同社の説明では、ターゲット層にはライトユーザーを想定しているという。そこで、さらに具体的に、どのようなライトユーザーに響きそうかを考えてみたい。まず頭に浮かぶのがシニア層、ジュニア層、ヘビーユーザーの2台目需要といったところだが、ほかにも例えば生活費をできる限り節約したい新社会人が、自宅に固定回線を引く代わりにワイヤレスゲートの”使い放題プラン”のみで済ませることも可能だろう。国内における利用者拡大の成否は、当然のことながらWi-Fi環境の整備をいかに素早く進められるかにかかっている。そこで気になるのが、FONのルーターの評判。かつて大手キャリアが無料で配布し、「つながらない」などのトラブルを起こしたことがあった。まずはこれを払拭したいところだ。ワイヤレスゲートではフォン・ジャパンと協力して、国内における整備を進めていく方針だという。直近の動きとしてはニセコリゾートをFON Wi-Fi化し、浅草地域にもWi-Fiスポットを増やしていくとしている。海外でも現在、FONによるスポットが拡大している。したがって海外に頻繁に出かける人にとっては利便性が高いと言える。海外渡航者向けのモバイルルーターをレンタルする必要がなく、まして地元で対応するSIMカードを購入する必要もない。普段使いのスマホで、向こうでもWi-Fiが使えるわけだ。逆に、年に数回も海外に行かない人にとっては、こうしたメリットも感じられないだろう。国内においては、在日外国人の需要が高まりそうだ。滞在期間が短い在日外国人にとって、契約期間に年単位の”しばり”があり、解約時には”解約金”がかかってしまう大手キャリアは契約しづらい。そこで格安SIMサービスが検討の候補に挙がるが、外国人にとってなじみのあるFONのWi-Fiスポットが利用できるワイヤレスゲートの新プランなら、解約金も0円であることもあり導入へのハードルは低いはずだ。先の囲み取材で、ヨドバシカメラの松月氏は「今後も格安SIMサービスの取り扱いを増やしていく」と明言した。売り場で取り扱う量は現在、大手3キャリアを10とすると、格安SIMサービス全体で2~3程度だが、これを1年間かけて4~5くらいまで伸ばしていく方針だという。MVNO事業者にとっては、生き残りをかけた勝負が続く。群雄割拠の格安SIM市場、今後はサービスの差別化がますます重要なポイントとなりそうだ。
2016年03月16日ワイヤレスゲートは16日、ワイヤレスゲートとFONが提供するWi-FiアクセススポットとLTE通信が利用できるSIMカード「WirelessGate SIM FON プレミアム Wi-Fi」の提供を開始した。日本全国のヨドバシカメラ店舗、通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」より購入可能で、月額利用料金は税込み(以下同)1,680円から。同SIMカードでは、ワイヤレスゲートが提供する国内約4万カ所のWi-Fiスポットに加え、グローバルWi-FiコミュニティであるFONが保有する世界200カ国以上、約1,900万カ所のアクセススポットが利用できるほか、NTTドコモのLTE、3G通信網をサポートしている。最大通信速度はWi-Fiが下り54Mbps、LTEが下り3Mbpsとなる。月間の通信容量は基本的に無制限だが、想定を超える通信があった場合には速度を制限するとしている。月額利用料金は、データ通信のみが1,680円、SMS付きが1,880円、音声通話付きが2,980円。
2016年03月16日サンワダイレクトは11日、5種類のSIMフリースマートフォン向けブルーライトカットフィルムを発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での価格はそれぞれ税別1,463円。同製品は、5種類のSIMフリースマートフォンに最適化された画面保護フィルム。それぞれの機種に合わせてカットされているため、インカメラやセンサーなどを塞がない。また、ディスプレイからのブルーライトを約32%低減する。厚さは約0.28mm、フィルム高度は3H。対応機種は以下の通り。ASUS ZenFone 2 LaserFREETEL SAMURAI MIYABIFREETEL Priori3 LTEHUAWEI P8liteCovia FLEAZ NEO
2016年03月11日ZTEジャパンは8日、SIMフリーAndroidスマートフォン「ZTE Blade V580」を発表した。市場推定価格は税別27,800円。同日より先行予約の受付を開始し、25日よりダイワボウ情報システムを通じて販売を開始する。同端末は、5.5インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。背面には端末のロック解除やシャッターなどに利用できる指紋認証センサーを搭載している。そのほかの主な仕様は以下の通り。OS: Android 5.1CPU: MT6753(オクタコア、1.3GHz)内蔵メモリ: 2GBストレージ: 16GB外部ストレージ: microSD(最大32GB)サイズ: W77.2×H155.3×D8.6mm重量: 約165gディスプレイ解像度: 1,080×1,920ピクセルメインカメラ: 1,300万画素サブカメラ: 500万画素バッテリー容量: 3,000mAhFDD-LTE: B1/B3/B8/B19W-CDMA: B1/B6/B8B/19Wi-Fi: IEEE802.11b/g/nBluetooth:4.0カラーバリエーション: シルバー、グレー
2016年03月08日カカクコムは3月4日、購買支援サイト「価格.com」にて、2016年版「スマートフォン・インターネットの通信料金・利用実態調査」「格安SIM・携帯キャリア・プロバイダ満足度ランキング」を発表した。○格安SIM、重視するのは「月額料金の安さ」ファミリー層における格安SIM利用率は5%程度。一方、大手携帯キャリアの利用率は、2人世帯で49.7%、3人以上世帯で64.5%に上った。単身層では、30~40代の格安SIM利用率が13.6%と比較的高かった(10~20代は5.3%、50~60代は4.4%)。平均月額料金は、格安SIMが1,600~1,800円程度、大手携帯キャリアが約8,200~8,700円と、両者の間で7,000円程度の差がみられた。月間の平均データ通信量は、いずれの層も格安SIMは2~3.5GB程度、大手携帯キャリアは3~4.9GB程度となっている。10~20代の単身層は、格安SIMが3.5GB、大手携帯キャリアが4.9GBと、共に通信量が多い結果になった。事業者選びの際に重視するポイントは、格安SIM派は「月額料金の安さ」がトップ、大手携帯キャリア派は「家族割」と「電話番号が引き継げる」が上位に入った。各部門の満足度ランキングをみると、格安SIM部門の1位は「mineo」、2位が「IIJmio」、3位が「OCN モバイルONE。大手携帯キャリア部門1位は「docomo」、2位が「au」、3位が「SoftBank」、モバイルWi-Fiルーター部門の1位は「SoftBank」、2位が「docomo」、3位が「UQ WiMAX」となった。同社は「格安SIMの認知率自体、ITリテラシーが高い30~40代男性で高くなる傾向がある。そういったガジェットやデジモノに興味がある男性が格安SIMを利用されているのではないか」と分析している。調査期間は2016年2月10~12日、有効回答数(15~69歳)は実態調査4,792人、満足度ランキング4,515人。
2016年03月04日UPQは、OSにAndroid 6.0を搭載したSIMフリースマートフォン「UPQ Phone A02」を5月に発売する。希望小売価格は税別17,500円。「UPQ Phone A02」は、Androidの最新版となる「Android 6.0(Marshmallow)」を搭載した5インチサイズのスマートフォン。デュアルSIMスロットを備え2枚のSIMカードを同時に挿入できる。端末の主な仕様は以下の通り。ディスプレイ解像度: 1280×720ピクセルバッテリー容量: 2,000mAhLTE: B1/B3/B6/B19/B28Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/nBluetooth: 4.0カラーバリエーション: ネイビー・アンド・レッド、ブルー・バイ・グリーン
2016年03月01日インターネットイニシアティブは、MVNOサービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス」で提供中の「ファミリーシェアプラン」において、利用可能なSIMカードの枚数を3月1日より最大10枚に改定する。「ファミリーシェアプラン」は月間10GBまでの高速データ通信容量を複数枚のSIMカードで分け合えるプラン。これまでは最大3枚までサポートしていたが、3月1日から最大10枚で利用できるようになる。月額利用料金(税別)は、データ通信専用SIMの場合、最大3枚までは料金が変わらず2,560円。SMS付きSIMカードの場合は1枚あたり+140円、音声通話機能付きSIMカードの場合は1枚あたり+700円となる。SIMカードを追加する際には1枚につき2,000円の手数料が別途かかる。また、4枚目以降のSIMカードは1枚につき月額400円の追加SIM利用料が必要となる。
2016年02月25日ピクセラは24日、PCなどにUSB接続するとLTE通信できるようになる、SIMフリーのUSBドングル「PIX-MT100」を発表した。発売は2016年3月末。価格はオープンで、直販価格は税込14,800円。microSIMスロットを搭載した、SIMフリーのUSBドングル。LTEの対応バンドはB1 / 3 / 19で、主にNTTドコモ網に対応し、キャリアもしくは対応MVNOのmicroSIMを挿入することで、LTE通信が利用できる。USB ACアダプタなどで電源を供給すれば無線LANアクセスポイントとしても利用でき、接続した無線LAN対応デバイスでLTE通信が行える。対応無線LAN規格は2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n。本体サイズはL92.9×W34.1×H14mm、重量は34g。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1 / 10、OS X 10.9 / 10.10(10.10.3以降) / 10.11、Linux。
2016年02月24日モトローラ・モビリティ・ジャパンは、SIMフリーAndroidスマートフォン「Moto X Play」を3月下旬以降に発売する。予約受付は23日より開始し、市場想定価格は税別44,200円。同端末は、OSにAndroid 6.0を搭載した5.5インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。15分間の充電で、8時間の使用が可能になる急速充電機能に対応する。ディスプレイには傷が付きにくいCorning Gorilla Glass3を採用した。主な仕様は以下の通り。OS: 前述の通りAndroid 6.0CPU: Qualcomm Snapdragon 615(オクタコア、1.7GHz)内蔵メモリ: 2GBストレージ: 16GB外部ストレージ: microSDXC(最大128GB)サイズ: W75.0×H148.0×D8.9mm(最厚部10.9mm)重量: 約169gディスプレイ解像度: 1,920×1,080ピクセルメインカメラ: 2,100万画素サブカメラ: 500万画素バッテリー容量: 3,630mAhLTE: B1/B3/B5/B7/B8/B19/B20/B28/B38/B40/B41W-CDMA: B1/B2/B5/B6/B8/B9/B19GSM: 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHzSIMサイズ: nano(デュアルSIM)Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/nBluetooth: 4.0カラーバリエーション: ブラック、ホワイト
2016年02月23日ソネットは26日、下り最大225Mbpsの高速通信を毎月500MB未満まで無料で利用できる「0 SIM」の販売を開始した。同社のWebサイトで申し込み可能。「0 SIM」は、データ通信の使用量に合わせた「二段階定額制」を採用したSIMカード。データ専用プランであれば、500MB未満までは無料、500MB以降100MBごとに税別(以下同)100円の従量加算となり、2GBから5GBまでは月額1,600円の定額で利用できる。5GBを超えた場合は通信速度が200kbpsに制限される。速度を回復させるためのチャージ料金は、100MBが500円、500MBが2,100円、1GBが3,800円。SMS付きのプランは、データ専用プランに150円が加算され月額150円から1,750円、音声通話付きプランは700円が加算され月額700円から2,300円。契約は1ユーザーにつき、1枚までで、初期費用(登録事務手数料)として3,000円が別途必要となる。なお、音声通話付きプランには12カ月の最低利用期間が設けられており、12カ月以内に解約すると、解約金5,200円がかかる。
2016年01月26日UPQは26日、SIMロックフリースマートフォン「UPQ Phone A01X」のブラックモデルを発売した。希望小売価格(税別)は14,800円。「UPQ Phone A01X」は、2015年12月21日に同社が発売した4.5インチSIMロックフリーAndroidスマートフォン。前機種となる「A01」と比べ、ストレージ容量が16GBに拡大されるなど一部仕様が変わっている。カラーバリエーションについては、ホワイトBG、ブルー・バイ・グリーン、ホワイトの3色はすでに発売されており、新たにブラックモデルが加わる形となる。そのほか、同端末の主な仕様については別記事を参照いただきたい。
2016年01月26日インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月26日、法人を対象にSIMロックフリー端末を販売する「IIJモバイルサプライサービス」を27日より開始すると発表した。IIJはこれまで、法人向けモバイルデータ通信サービス「IIJモバイルサービス」でNTTドコモとKDDIの通信網を利用したSIMカードの提供を行ってきたが、実際に回線を利用する際には、それぞれの通信網で利用できる端末を別途用意する必要があった。今回のサービス提供で、回線と共に端末の導入も可能になる。サービスで提供される端末の第1弾は、富士通製のSIMロックフリースマートフォン「arrows M02」と、NECプラットフォームズのLTEモバイルルーター「Aterm MR04LN」の2機種。申し込み事務手数料は無料で、支払いは一括か24回払いを選択できる。arrows M02は、Android 5.1を搭載した5インチ(720×1280)液晶採用のスマートフォンで、色はブラックのみの提供となる。販売価格は、一括払いが2万9800円、24回払いは月額1300円(いずれも税別)となる。一方のAterm MR04LNはデュアルSIM(microSIM)対応のLTEモバイルルーターで、こちらもブラックのみの提供となる。販売価格は、一括払いが2万2000円、24回払いは月額950円(いずれも税別)となる。どちらの端末でも、契約は「IIJモバイルサービス」の「定額プランライト」を利用することになる。NTTドコモ回線を利用するタイプDとKDDI回線を利用するタイプKがあり、いずれも基本料金は900円で最低利用期間は1カ月。KDDIはデータ通信のみの提供となる。
2016年01月26日プラスワン・マーケティングは、同社運営のMVNOサービス「FREETEL」において、一部のSNSが使い放題となるプリペイドSIMカード「FREETEL Prepaid Data SIM for Japan」微信(WeChat)版を発売した。「FREETEL Prepaid Data SIM for Japan」微信(WeChat)版は、訪日中国人をターゲットにしたSIMカード。中国最大規模のSNSだという「微信(WeChat)」や、Facebook、LINE、WhatsApp、KAKAO TALKといったアプリ利用時の通信量がカウントされない。利用料金(税別)は、7日間で1GBのプランが1,780円、30日間で2GBのプランが2,780円。
2016年01月26日ASUS JAPANは25日、光学3倍ズームカメラ搭載の5.5型SIMフリースマートフォン「ZenFone Zoom」(ZX551ML)を発表した。仕様や背面パネルの材質、カラーなどの違いで計8モデルをラインナップ。背面パネルに本皮を用いた4モデルは2月5日から順次発売、プラスチックを用いた4モデルは2月中旬以降の発売となる。直販価格(税別)は49,800円から。「ZenFone Zoom」は、解像度1,920×1,080ドットの5.5型液晶を搭載した、Androidスマートフォン。カメラ機能に注力したSIMフリースマートフォンで、1,300万画素の背面カメラに、光学式手ブレ補正付きの光学3倍ズーム機能を備える。通常の光学ズームはレンズを迫り出させることで焦点距離を変更するが、「ZenFone Zoom」は、本体内部で焦点距離を変更できるHOYAのレンズユニットを内蔵。本体からレンズが出っ張ることなく、遠くの被写体を鮮明に撮影できる光学3倍ズームを実現した。そのほか、最速約0.03秒でフォーカスを合わせる「レーザーオートフォーカス」機能、白色と黄色のLEDが周囲の明るさに合わせて発光度合いを自動調整する「リアルトーンフラッシュ」機能なども搭載している。デザイン面では、ZenFoneシリーズとして初めてメタルフレームを採用。上位モデルでは、背面パネルに本牛革を使用したプレミアムレザーモデルも用意されている。価格は、仕様によって異なる。詳細は以下のとおり。モデル名: ZX551ML-BK128S4、ZX551ML-WH128S4CPU: Intel Atom Z3590(2.5GHz)ストレージ: 128GBカラーバリエーション: プレミアムブラックレザー、プレミアムホワイトレザー背面パネル: 本革直販価格(税別): 68,800円モデル名: ZX551ML-BK64S4、ZX551ML-WH64S4CPU: Intel Atom Z3580(2.33GHz)ストレージ: 64GBカラーバリエーション: プレミアムブラックレザー、プレミアムホワイトレザー背面パネル: 本革直販価格(税別): 59,800円モデル名: ZX551M-BK64S4PL、ZX551M-WH64S4PLCPU: Intel Atom Z3580(2.33GHz)ストレージ: 64GBカラーバリエーション: スタンダードブラック、スタンダードホワイト背面パネル: プラスチック直販価格(税別): 55,800円モデル名: ZX551M-BK64S4PL、ZX551M-WH64S4PLCPU: Intel Atom Z3580(2.33GHz)ストレージ: 32GBカラーバリエーション: スタンダードブラック、スタンダードホワイト背面パネル: プラスチック直販価格(税別): 49,800円そのほか、各モデル共通の仕様は以下のとおり。OS: Android 5.0内蔵メモリ: 4GB外部ストレージ: microSDXC(128GB)サイズ: W78.84×H158.9×D5mm(最厚部11.95mm)重量: 約185gディスプレイ解像度: 1,920×1,080ピクセルメインカメラ: 1,300万画素サブカメラ: 500万画素バッテリー容量: 3,000mAhSIMサイズ: microFDD-LTE: B1/B2/B3/B5/B7/B8/B9/B18/B19/B28TDD-LTE: B38/B39/B40/B41W-CDMA: B1/B2/B5/B6/B8/B19Wi-Fi: IEEE802.11a/b/g/n/acBluetooth: 4.1
2016年01月25日ここ最近、通信費が安くなると注目を浴びている格安SIM。周囲でもSIMフリーにしてスマホ代が安くなった、という話はよく聞くし、興味はあるけれど、なんとなくむずかしそうで乗りかえられない…という女性もいることでしょう。ここでは実際に格安SIMに替えた筆者の経験をもとに、事前にチェックしておきたいポイントから乗りかえかたまで、かんたんに解説します。■格安SIMにすれば、通信費は誰でも安くなる? 事前のチェックポイント格安SIMにしたら、誰でも通信費が安くなるというわけではありません。安くなる可能性がある人の条件がこちら。通話はあまりしない家や会社ではWi-Fiにつなげている外出時や移動中など、Wi-Fi環境下にないときは動画をあまり見ない格安SIM業者が提供しているプランは、「データ通信量の上限ごとの料金+話したぶんだけの通話料」であることがほとんどです。月のデータ通信量が3GB以内であれば、いちばん安いプランに設定できます。では、毎月のデータ通信量を知るには? ちょっと面倒ですが、以下の手順を踏んでください。現在契約している通信会社の「マイページ」などから、パケット数を調べるパケット、バイト換算ができるサイト(検索で出てきます)で、バイトを知る筆者は、家ではWi-Fiにつなぎ、外出や移動時は動画ではなくネットやGoogleマップを見る程度。通話はFaceTimeなどのサービスが中心で月3GB以内におさまっていました。そのため、SIMフリースマホの「月々3GBプラン1,780円+通話料」にかえてから、月々の通信費を3,000円前後におさえることができました。■いま持っているスマホはそのまま使えるの?料金が安くなりそうだし、格安SIMにかえよう! と思っても、じつはまだ確認しておくことがあります。それが以下です。・SIMロック解除ができるかどうか2015年5月以降に発売された機種で、6か月経過していれば、SIMロック解除(各通信会社とも窓口では3,000円、ネットなら無料。docomoはこれ以前でも機種によって対応可能)ができます。SIMロックを解除できれば、基本どの格安SIMも使えるようになりますが、auだけは通信方式が特殊なため注意が必要です。いずれにしても、SIMロック解除が可能かどうか、各通信会社に確認してみましょう。2015年5月以前の機種の場合は、別のSIMフリースマホ自体を用意する必要があります。家電量販店などで格安SIMとセットになった端末が売られているので、チェックしてみてください。・解約月かどうか格安SIMにかかわらず、通信会社を乗りかえる際、契約月以外では違約金が発生します。・メールアドレスが変わるナンバーポータビリティを使えば電話番号は変わりませんが、SIMフリーにするとこれまでの携帯メールアドレスは使えません。フリーメールなどのアドレスを取得しておく必要があります。・データの移行iPhoneからiPhone、アンドロイドからアンドロイドへの移行であれば、PCを使えばできます。しかし、自分で行う必要があります。4つの確認事項も問題なければ、いざ、乗りかえです。■SIMフリースマホ乗りかえの手続きの流れもともと使っていた通信会社から、ナンバーポータビリティ番号(MNP)を発行してもらいます(窓口もしくはネットでも可。発行手数料は2,000~3,000円)。発行後2週間以内に、新しい業者と契約します(SIM発行手数料が3,000円程度)。この時点でもとの通信会社とは自動的に解約となり、乗りかえ完了です。アンドロイドの場合は、端末に新しく発行されたSIMを入れればすぐに使えるようになりますが、iPhoneの場合はWi-Fi環境下で通信設定用のプロファイルをインストールした後に、通信ができるようになります。チェックすべきことが多く、乗りかえまでの準備もすこぶるスムーズ! というわけにはいきませんが、乗りかえてしまえばあとはこれまでどおり使っていても、通信費は以前の半分以下になる可能性ありです。興味がある人は、チャレンジしてみてもよいかもしれません。
2016年01月24日iPhone 6の発売以来、Apple StoreでSIMフリーのiPhoneが扱われるようになり、2015年5月にはSIMロック解除に関するガイドラインが改正され、ユーザから申し出があったとき携帯電話会社はSIMロック解除に応じなければならなくなった。今後iPhoneでも「格安SIM」の利用者が増えることは確実な情勢だ。ただし、格安SIMにはいくつかの注意点がある。多くの場合、データ通信量に細かな制約を設け低廉な料金設定を可能にしているため、国内の一般的なプラン(7GB/月以下であれば自由にデータ通信できる)と同じ感覚で使用していると、通信速度が抑えられたり追加料金が発生したりという制約が生じてしまう。あれこれ工夫してデータ通信を節約しないことには、格安SIMのメリットを発揮できないのだ。格安SIMを使うときの基本として、モバイル回線の使用は必要最小限にとどめ極力Wi-Fi回線を使用するというものがあるが、それだけでは不十分だ。かといってモバイルデータ通信をオフにしてしまってはiPhoneの利便性が損なわれるため、設定の"勘所"を押さえる必要がある。まず、iTunes/App Storeの自動ダウンロードスイッチをオフにしよう。このスイッチをオンにしておくと、モバイル回線でアプリや楽曲などのコンテンツがダウンロードされてしまうことがあるからだ。WEBサイトのコンテンツをオフラインで読むための機能「リーディングリスト」についても、モバイルデータ通信をオフにしておこう。WEBサイトには画像が多数含まれるため、オフにしたほうがデータ通信量を節約できる。忘れられがちなのが「Wi-Fiアシスト」だ。Wi-Fiの接続状況が芳しくないとき、自動的にモバイル回線を利用して通信速度を稼ぐというiOS 9の新機能だが、気付かないうちに使用されるという点で格安SIMには危険な存在だ。オフにしておいたほうがいいだろう。
2016年01月16日インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月15日、訪日外国人向けプリペイド型SIMカード「Japan Travel SIM」をJR東日本の駅構内コンビニ「NewDays」で販売すると発表した。1月19日より、山手線沿線の70店舗で提供を開始する。販売されるJapan Travel SIMは2種類で、容量と(初回通信日からの)利用期間が「1GB(30日間)」「2GB(3カ月)」で、価格は1GBが3000円、2GBが4000円(いずれも税込)。利用エリアはNTTドコモのLTEと3Gの利用可能エリアで、通信速度は下り最大225Mbps/上り最大50Mbps、SIMサイズはmicroSIM/nanoSIMとなる。データ通信量の追加は「IIJmioクーポンカード」「ブラステルカード」によりできるが、利用可能期間は延長されない。同SIMカード入りパッケージは、訪日外国人やビジネスなどで海外に在住している日本人の一時帰国者向けとして提供されている。
2016年01月15日VAIOは、直販サイト「VAIOストア」でVAIOオリジナルSIMが完売したことを受け、「VAIO S11」オリジナルSIMセットの受注を、8日10時から再開すると発表した。2015年12月9日にスタートした「VAIOストア」は、オリジナル通信プランのSIMカード「VAIO オリジナル LTEデータ通信SIM」や、11.6型モバイルPC「VAIO S11」とオリジナルSIMをセットにした「VAIO S11 VAIOオリジナルSIMバンドルパッケージ」などを取り扱っている。VAIOによると、VAIOオリジナルSIMは6日夕方頃に完売。7日現在は同SIMおよび、「VAIO S11」が注文できない状態たが、8日10時から受注を再開する予定という。
2016年01月07日UPQは21日、SIMフリーAndroidスマートフォン「UPQ Phone A01X」を発売した。価格は税別14,800円。「UPQ Phone A01X」は、前機種である「UPQ Phone A01」の後継機種となる4.5インチSIMフリーAndroidスマートフォン。A01と比べ、ストレージ容量が16GBに拡大したほか、新カラーバリエーションが追加されるなど一部仕様が変わっている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMT6735 Cortex-A53(クアッドコア、1.3GHz)。内蔵メモリは1GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicro SDHC。ディスプレイ解像度は480×854ピクセル。サイズ/重量は、幅66×厚さ8.6×高さ133mm/118g。バッテリー容量は1,800mAh。背面には500万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B19/B28)、W-CDMA(B1/B19)をサポート。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。カラーバリエーションは、ホワイトBG、ブルー・バイ・グリーン、ブラック(2016年1月下旬以降発売)、ホワイトの4色。
2015年12月21日ZTEジャパンは、3種類の生体認証システムを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン「AXON mini」を25日に発売する。価格は税別39,800円。「AXON mini」は、5.2インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。金属製で、手でホールドしやすい曲線のボディが特徴だ。最薄部で0.85mmという狭額縁設計により画面占有率約76%を実現した。機能面では指紋、声紋、眼(静脈)による生体認証システムを備えている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはQualcomm Snapdragon 615(オクタコア、1.5GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(最大128GB)。サイズ/重量は、幅70×厚さ7.9×高さ143.5mm/132g。バッテリー容量は2,800mAh。ディスプレイ解像度は1,080×1,920ピクセル。背面には1,300万画素、前面には800万画素のカメラを内蔵。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B19)、HSPA/WCDMA(B1/B6/B19)、GSM(1900MHz/1800MHz/900MHz/850MHz)をサポート。そのほか、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1などに対応する。カラーバリエーションはイオンゴールド、クロームシルバーの2色。
2015年12月21日VIPは、2016年3月に開始される新放送サービス「i-dio」に対応したSIMフリーAndroidスマートフォン「i-dio Phone」(コヴィア製)を発売した。価格は税込み32,184円。「i-dio」は、地上アナログ放送終了後に空いた周波数帯を利用して提供される新たな放送サービス。モバイル端末やカーナビなどで受信できる「携帯性」、混みあうことなく不特定多数に情報を提供できる「一斉同報性」、放送波にIPパケットを乗せてデータ伝送する「IPデータキャスト」といった特徴を備えている。2016年3月に東京、大阪、福岡の3カ所で放送が開始される。「i-dio Phone」では、「i-dio」のほか、ワンセグとFMラジオという3波の放送サービスに対応している。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはクアッドコア(1.2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDHC。サイズ/重量は高さ143.7×幅71.5×厚さ10.6mm/約158g。ディスプレイは5インチHD液晶(720×1,280ピクセル)。背面には800万画素、前面には200万画素のカメラを内蔵。通信面では、LTE(B1/B3/B19/B21)、W-CDMA(B1/B6)をサポート。そのほか、Bluetooth 4.0。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fiなどに対応する。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年12月21日日本通信はこのほど、2つの携帯電話回線を利用した組み込み機器向けルーター「2SIMルーター」を発表した。2回線を利用できるメリットとして、NTTドコモの回線が通信できなくなった場合に、自動的にソフトバンク回線へ切り替えられることがある。これにより、ネットワークの信頼性、高接続性を確保できるとしている。特にIoTやM2M向けのサービスを想定しており、同社はISDN回線での専用線サービスの置き換えを狙う。月額料金はルーターレンタル料金、通信料金を含んで3900円(税別)となる。2SIMルーターは、1つの通信モジュールと2つのSIMスロットを備えており、メイン回線としてドコモ、バックアップ回線としてソフトバンクが利用される。メイン回線が不通になった場合、自動的にバックアップ回線に切り替えを行い、通信を維持することができる。ドコモ回線自体が不通になることは「めったにない」(日本通信 社長 福田 尚久氏)が、信頼性を求める法人ユーザー向けにサービスを提供する。日本通信はMVNOとしてドコモとL2接続を実現しているが、ソフトバンクに対しては現在L2接続を申し入れしている段階だ。ソフトバンクのSIMを挿しただけではそのまま通信できないため、同社の米国子会社がL2接続の契約をする英Vodafoneを経由してソフトバンク回線を利用する形態をとる。同社は、米国でATM向けの無線専用線サービスを提供しており、セキュリティ基準のPCI DSSも取得している。米国ではATMの3割が無線接続で、この分野では「リーダーになっている」と福田氏。この無線専用線サービスの経験を生かして、専用線としてセキュリティが要求される分野での採用を想定しており、現在、ISDNの専用回線サービスを利用している企業をターゲットに据える。国内では、有線の専用線サービスが490万回線利用されているが、そのうち350万回線がISDNを利用し、「速度は64kbpsながら月額1万円程度を支払っている」と福田氏。それに対して2SIMでは、速度は150kbpsに制限された3G通信ながら、月額3980円と割安な価格を実現した。無線であることから「設置コストも低廉化できる」とのことで、今後の利用拡大を目指す。ATMなどの金融機関の採用だけでなく、POSでの利用も想定する。現在、クレジットカード業界はセキュリティのためIC(EMV)への対応を推進しており、今後POS端末の置き換えが進んでいくと見られている。特に、SIMの入ったハンディターミナルを利用する場合は無線部分のセキュリティを確保する必要があるが、同社はPCI DSSを取得しているため、競合に対して有利なポジションになると見ており、採用拡大が期待できるとしている。2SIMルーターは、既存のルーター端末に対して回線切り替えのアルゴリズムを開発して搭載した。疎通確認をして不通と判断すると、自動で回線を切り替える仕組みで、バックアップ回線で通信を継続しつつ、日本通信側がメイン回線の復旧を確認。リモートからメイン回線への切り替えを行う。また現在、「2Moduleルーター」の開発を行っており、ドコモとソフトバンクの両回線を同時に接続して、メイン回線が不通になるとすぐさまバックアップ回線に接続できるようにする計画もある。その後、「2Moduleルーター Advanced」へと進化させ、パケットの遅延といった"IPレイヤでの不安定な挙動"を把握して、不通になる前にバックアップ回線に切り替える仕組みを導入する将来像も語った。2Moduleルーターは来春には登場予定とのことで、製品としてはすでにテストも実施しているが、ソフトバンクとのL2接続が可能になってからの提供を予定している。交渉段階では問題がないため、「実現は春頃になる」と福田氏。現在のVodafone経由でもコスト、機能ともに問題はないというが、「海外を経由しない」という要望に応えるため、ソフトバンクとのL2接続以降の提供となるとしている。日本通信では、セキュリティとしてPCI DSS、信頼性として2つの回線を使うデュアルネットワーク戦略によって、金融・決済系での利用、IoT/M2M分野での利用を目指し、今後パートナー企業とともに販売の拡大を目指していく考えだ。
2015年12月09日VAIOは9日、約930gの11.6型ノートPC「VAIO S11」を発表した。Wi-Fiモデルのほか、底面にSIMスロットを装備し、格安SIMカードなどを挿入してモバイル通信できるSIMフリーモデルも用意する。同日から受注開始で、12月18日から順次発送。価格はオープン。直販のカスタマイズモデルは税別114,800円から、個人向け標準仕様モデルは税別149,800円から。2015年2月16日に発表したフラッグシップ機「VAIO Z」の技術を活かし、「ビジネスモバイルの"快"を凝縮した」という11.6型モバイルノートPC。Skylake世代のCore iプロセッサ(U型番)を搭載し、SIMフリーモデルの投入に加え、外装や冷却機構、キーボードで独自の工夫を施した。○SIMフリーモデルの投入「VAIO S11」では、「格安SIMが一般に浸透してきた」として、底面にmicroSIMスロットを備えたLTE対応モデルをラインナップする。LTEとWi-Fiのアンテナはディスプレイ上部のベゼル内に配置。対応バンドは、4G LTEがバンド1 / 3 / 19 / 21、3Gがバンド1 / 19で、ドコモ網が中心。合わせて、VAIOはPC向けに独自プランのSIMサービスを提供開始する。格安SIMサービスでは通常、データ通信容量上限付きの月額契約が主となる。「まとめて使う月と使わない月の差が大きい」「月額契約だと経費精算が面倒」といったように、PCで便利なデータ通信サービスがなかったとして、独自プランの提供に至った。○外装や冷却機構、キーボード外装には、防汚性や防指紋性があり、擦り傷にも強いUVコーティングを施し、日常使用による劣化防止を図る。冷却機構では、2014年7月に発表した11.6型ノートPC「VAIO Pro 11」搭載ファンから大型化し、1.5mm厚いファンの採用で排熱量を約2倍に増加させた。11.6型ディスプレイの解像度は1,920×1,080ドット。sRGB97%カバーのIPS液晶で、蛍光灯の映り込みを低減する独自の低反射コーティングを採用した。また、インタフェースのひとつには、Thunderbolt 3兼用のUSB 3.1 Type-Cポートを搭載する。キーボードは内部に補強ビスを備えて剛性を高め、たわみの少ない打鍵感を目指した。入力スイッチはパンタグラフ式だが、樹脂製の取付ベースを採用し、打鍵時の干渉音の抑制と、がたつき音を低減した静音キーボードとしている。キートップには専用開発のフッ素含有UV硬化性樹脂塗装を採用し、経年によるトップコートの摩耗や、油脂によるテカリを目立ちにくくした。また、タッチパッドは新開発の「高精度タッチパッド」を搭載。新しいタッチパッドでは、触れている部分が「指」か「手のひら」かを検知する機能を備え、手のひらが触れたことによる意図しない誤操作を防ぐ。このほか、ビジネス用途も意識し、150kg加圧振動試験や不意の落下を想定した90cm6面落下、閉じた状態でペンを挟み込む試験など、2015年5月に発表した13.3型モバイルPC「VAIO Pro 13 | mk2」と同じ耐久試験をクリアする。○個人向け標準仕様モデル量販店などに並ぶ、個人向け標準仕様モデルの主な仕様は、OSがWindows 10 Home 64bit、CPUがIntel Core i5-6200U(2.30GHz)、チップセットがIntel HD Graphics 520、メモリが4GB、ストレージが128GB SATA SSD、液晶が11.6型ワイド(1,920×1,080ドット、低ヘイズAG)など。通信機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 3.1(Type-C)、SDカードスロット、D-Subなど。本体サイズはW284×D190.4×H16.4~19.1mm、重量は、Wi-Fiモデルが約930g、SIMフリーモデルが約940g。バッテリ駆動時間は約15時間(JEITA 2.0)。カラーはブラック、ホワイト、シルバー。最小構成価格は税別149,800円。○カスタマイズモデルソニーストアのカスタマイズモデルでは、OSでWindows 10 ProやWindows 7 Professional、CPUでCore i7-6500U、Core i3-6100Uが選択できるほか、ストレージでPCIe接続の512GB/256GB SSDをカスタマイズできる。また、LTEのあり・なしの選択、Office種類や搭載・日搭載の選択が可能。重量は構成により、約920~940g。Wi-Fiモデルの最小構成価格は税別114,800円。SIMフリーモデルの最小構成価格は税別124,800円。○VAIOストアモデル9日にオープンした直販サイト「VAIOストア」でも、「VAIO S11」を取り扱う。ソニーストアのカスタマイズモデルと同様の構成選択が可能だが、同社のPC向け通信サービスセットモデルのみを用意。このほか、オリジナルの保証サービス「パソコン3年あんしんサポート」もオプションで選択できる。通信プラン+SIMセットの最小構成価格は税込142,344円から。
2015年12月09日ビックカメラは8日、音声通話機能付きのオリジナルSIMカード「BIC モバイル ONE powered by OCN」を発表した。12月10日より発売する。SIMパッケージの価格は2,990円。「BIC モバイル ONE powered by OCN」は、NTTコミュニケーションズの協力を得て発売されるビックカメラオリジナルのSIMカード。特典として、月額350円の「ひかりTVエントリープラン」が無料で使用できるようになる。最大通信速度は262.5Mbpsで、サービスエリアはNTTドコモが提供するエリアとなる。コースタイプは、1日の通信容量で計算する日次コースと、月単位で計算する月次コースの2種類。余った通信容量は翌日/翌月に繰り越し可能で、コースの変更は月に1回まで受け付けるほか、MNPにも対応する。月額料金は、日次コースの通信容量110MB/日プランが1,600円、170MB/日プランが2,080円。月次コースでは、3GB/月プランが1,800円、5GB/月プランが2,150円、10GB/月プランが3,000円。最大通信速度500kbpsで通信容量15GB/月プランが2,500円。「OCN光サービス」とセットで使用することで、毎月200円の割引も行われる。なお支払いにはクレジットカードが必要。
2015年12月08日ファーウェイ・ジャパンは26日、SIMフリーAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate S」を12月4日に発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格は税別79,800円。「HUAWEI Mate S」は、5.5インチFHD解像度(1,080×1,920ピクセル)の有機ELディスプレイを搭載する、SIMフリーAndroidスマートフォン。カバーガラスには、Corning Gorilla Glass4を採用している。CPUはオクタコアのHisilicon Kirin 935、3GBの内蔵メモリ、32GBのストレージ、1,300万画素のメインカメラなどを備え、ファーウェイではフラグシップモデルの位置づけだ。機能面では、つま先や指の関節部でもタップできる「ナックルセンス・テクノロジー」や、指紋認証システム「Fingerprint Sense 2.0」を搭載する。ファーウェイ公式オンラインストア「V モール」や、ヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機などの家電量販店のほか、MVNOであるU-Mobile、楽天モバイルでも取り扱う。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはHisilicon Kirin 935(オクタコア、A53X 2.2GHz+A53 1.5GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(最大128GB)。サイズ/重量は、幅約75.3mm×高さ約149.8mm×厚さ約7.2mm/約156g。背面には1,300万画素、前面には800万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は2,700mAh。カラーバリエーションは、ミスティークシャンパン、チタニウムグレー、ローズゴールドの3色。通信面では、FDD-LTE(B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28)、UMTS(B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19)、GSM(850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほか、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1、NFCに対応する。
2015年11月26日ジャストシステムは11月25日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」で「SIMフリー端末に関する実態調査」の結果を発表した。スマートフォンを利用している20歳~59歳の男女1000名を対象に調査が行われた。SIMフリー端末ではないスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末への興味の度合いを聞いたところ、「近い将来、SIMフリー端末にしようと決めている」が5.9%、「時期は決めていないが次はSIMフリー端末にしようと決めている」が13.0%、「SIMフリー端末には興味はあるが悩んでいる」が49.1%と回答しており、合計で68.0%の人が興味を持っていることがわかった。「SIMフリー端末」ユーザーの月額利用料で最も多いのは「3,000円未満(46.8%)」だった。また、「SIMフリー端末」に「満足している(32.3%)」「やや満足している(46.8%)」と回答した人は合計79.1%となり、約8割の人が満足している結果になった。一方で「SIMフリー端末でない」スマホユーザーの月額利用料は、「9000円未満(20.9%)」が最も多く、次いで「8000円未満(20.5%)」。「SIMフリー端末」を認知しているスマホユーザーに、「格安SIM」との違いをどの程度理解しているかを聞いたところ、14.8%が「他の人に詳しく教えられるくらい」知っていると回答し、25.2%が「知っているが他の人に教えられるほどではない」と答えた。「SIMフリー端末でない」スマホユーザーが「SIMフリー端末」に変えない主な理由は、「手続きが面倒くさそう(32.7%)」「どれくらい安くなるかわからない(32.3%)」「調べるのが大変そう(30.5%)」。「SIMフリー端末」への変更手続きやメリットをわかりやすく提示できるかが、「SIMフリー端末」普及の鍵かもしれないと、同レポートでは分析している。
2015年11月26日ジャストシステムは25日、男女1,000名のスマートフォンユーザーを対象に行った「SIMフリー端末に関する実態調査」の結果を公開した。それによると、キャリアのスマートフォンを使っているユーザーの約7割が、SIMフリー端末に興味を持っていたという。「SIMフリー端末に関する実態調査」は、スマートフォンを利用している20歳から59歳の男女1,000名を対象に行ったもの。キャリアのスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末への興味の度合いを聞いたところ、「近い将来、SIMフリー端末にしようと決めている」と回答した人が5.9%、「時期は決めていないが次はSIMフリー端末にしようと決めている」が13.0%、「SIMフリー端末には興味はあるが悩んでいる」が49.1%となり、合計で68.0%の人がSIMフリー端末に対し興味を持っていることがわかった。スマートフォンの月額利用料金についても聞くと、SIMフリー端末ユーザーでは「3,000円未満」が最も多く46.8%だったが、キャリアのスマートフォンユーザーでは、「9,000円未満」が最も多く20.9%、次いで「8,000円未満」が20.5%となり、57.3%の人が7,000円以上の月額利用料金を支払っていた。そのほか、キャリアのスマートフォンユーザーに、SIMフリー端末へ変更しない理由について質問すると、最も多かったのは「手続きが面倒くさそう」で32.7%、2番目は「どれくらい安くなるかわからない」で32.3%の人が回答していた。ジャストシステムは、変更手続きやメリットをわかりやすく提示できるかが、SIMフリー端末が普及する鍵になると指摘している。
2015年11月25日