スタジオジブリ最新作、宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』が、第48回トロント国際映画祭で“邦画初”、そしてアニメーションとしては“世界初”のオープニング上映作品に決定した。本作は公開4日間で、2001年公開の同監督作品『千と千尋の神隠し』の初動4日間の興行収入を超え、観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破。7月26日(水)までの公開13日間では観客動員数261万人、興行収入40.1億円を超える大ヒットスタートとなっている。そんな本作のトロント国際映画祭オープニング上映作品への選出は、邦画としては初めて。アニメーション作品としては世界初でオープニングを飾る。カナダ最大の都市で毎年開催されるトロント国際映画祭といえば、受賞作品が米国アカデミー賞をはじめとする、そのほかの主要な映画祭でも快挙を成し遂げていることから、今後の賞レースの行方を占う重要な映画祭として知られており、“アカデミー賞前哨戦“とも呼ばれている。2002年には『千と千尋の神隠し』が第27回に出品され、その翌年の第75回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞を受賞。そのほかスタジオジブリ作品としては、『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『レッドタートル ある島の物語』など計6作品が同映画祭に出品されており、本作で7作品目となる。同映画祭CEOキャメロン・ベイリー氏は本作品の選出理由に関して、「第48回トロント国際映画祭を、偉大なる映画のアーティストの中の一人の作品によって開幕することを光栄に思います。日本ではすでに傑作として賞賛されている宮崎駿の新作は、喪失と愛というシンプルなストーリーから始まり驚異的な想像の作品に昇華されています。トロントの観客が、そのミステリアスな作品に出会うことが楽しみであり、唯一無二の斬新な体験をお約束します」とコメントを発表している。第48回トロント国際映画祭は現地時間9月7日(木)から9月17日(日)までの11日間開催され、オープニング作品の上映は映画祭初日となる9月7日(木)、ロイ・トンプソン・ホール(Roy Thompson Hall)にて行われる。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月28日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌として米津玄師が書き下ろした「地球儀」。屋久島の大自然で撮影されたミュージックビデオ(MV)が公開され、米津玄師名義として発表された曲が、今作「地球儀」で100曲目を迎えたことが発表された。映画『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督原作・脚本によるオリジナルストーリーの“冒険活劇ファンタジー”。タイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動した吉野源三郎の著書(1937年刊)からとられている。今回の「地球儀」MVは、世界自然遺産の島・屋久島で撮影が敢行された。原生林が生い茂る森や、樹齢数千年といわれる屋久杉が立ち並ぶ中、その圧倒的な生命の豊さを感じる映像となっている。生命力溢れる大地に、伸びやかに響く「地球儀」が堪能できる。MV監督は、映画監督の奥山大史が担当。奥山監督は、米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを手掛けたFoorin「パプリカ」の「あしたにたねをまこう!」MVを監督した縁があり、米津玄師としては今回が初タッグ。監督は、20代でサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞の最年少記録を持ち、「地球儀」をみずみずしい視点で構築した。米津玄師名義として「地球儀」で100曲目を迎えたことがSNSで発表されると、スタジオジブリからもアオサギのイラストと“「地球儀」100曲目おめでとうございます”との祝福メッセージが寄せられている。7月26日(水)に発売を迎えた「地球儀」シングルCDパッケージは、「初回版」、「通常版」の2形態で展開。商品内容は「地球儀」1曲を収録したCDに、米津さんと宮崎監督、鈴木敏夫プロデューサーとの楽曲制作に纏わる5年にもわたるドキュメンタリー写真集160ページが収められた。巻末には米津さんと鈴木敏夫プロデューサーとの対談が収録。装丁はそれぞれ異なり、「初回版」はモスグリーンのハードカバーに、彫刻版で葉の絵柄やサギの絵が施され、クラフト紙のケースに収納。「通常版」はソフトカバー仕様となっている。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。米津玄師New Single「地球儀」はデジタル配信中、シングルCD発売中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月26日82歳となった宮崎駿監督の10年ぶりの新作『君たちはどう生きるか』が公開中だ。ネット上では連日様々な感想や推測が行き交っている。作中に登場する吉野源三郎の小説「君たちはどう生きるか」(1937年)、設定に共通点が多いジョン・コナリーの児童文学「失われたものたちの本」(2006年)、景観が似ているアルノルト・ベックリンの絵画『死の島』(1880年~1886年)など、様々な影響が語られており、多事争論の様相だ。それらの指摘も賛否の声もそれぞれ興味深く、一方向に評価が収斂されるより健全で新鮮だ。全ては鈴木敏夫プロデューサーの「事前宣伝・制作者側の情報発信なし」の破天荒な方針を貫いた成果と言える。本作は鮮烈な火災シーンで幕を開け、主人公の少年・牧眞人の丁寧な日常描写を経て、幻想的な異界へと進む。以降は旅とも冒険ともおぼつかない迷宮の如きイメージが交錯する。そこに監督自身の生い立ちや戦中の栃木県宇都宮市への疎開経験、「宮崎航空機製作所」の工場長であった父、戦後病床に臥せていた母の面影などを見出すことも可能だが、本稿では触れない。宮崎監督は自作を肯定的に語る際、度々「漫画映画」という用語を使用して来た。宮崎監督は生来アニメーターであり、脚本家でも演出家でもない。映画制作は常に絵作りと一体である。本稿では「漫画映画」という観点から本作にアプローチしてみたい。「描きたい」というアニメーターの衝動が最優先少年が慣れない地で不思議な生き物に異界へと誘われ、異常な体験を通して成長を遂げ、元の世界へ帰還する。本作の骨子は御伽噺に通じる古典的ファンタジーそのものだ。入口と出口は定形であり、要諦は中盤の異界表現である。不可解・不条理に満ちた絢爛豪華なイメージの断片を「これでもか」と詰め込み、その総和で「成長した」と納得させる。個々の場面の分散的突出が、戯作的順列や脈絡を突き破り、動く画の特異な活力が押し寄せる。この進行は、複雑な設定や物語のカタルシスを楽しむ「アニメ」よりも、プリミティブな「漫画映画」に近い。「漫画映画」は元々即興的な短編からスタートしており、長編制作が開始されてからも、脚本よりも絵作りが先行する「骨子明快+末端肥大」型だった。かつてのディズニーも東映動画(現東映アニメーション)も、アニメーターたちが「イメージボード」に奇抜・滑稽・華麗なアイディアを描いて持ち寄り、そのリレーによって長編が形成されていた。時に作品の統一感を破壊する個性的な断片まで混在し、それが本筋を食ってしまうほど強烈なインパクトを残しても良かった。トーキングアニマル(しゃべるマスコット)の活躍、歌と踊りのミュージカルシーンなどはその典型だ。脚本・演出主導の整合性や統一感よりも絵作りの総合力で勝負していたとも言える。それは数百人の分業による集団創作という制作工程にも適合していた。過去の「漫画映画」と本作が大きく異なるのは、集団創作でありながら監督の個性が濃厚に反映されている点だ。「こういうシーンを描きたい」というアニメーターとしての衝動が最優先されている点は同じだ。かつて宮崎監督はアニメーター志望の若者に向けて、以下のように記している。「ある種の気分、かすかな情景の断片、なんであれ、それは君が心ひかれるもの、君が描きたいものでなくてはならない。他人が面白がりそうなものではなく、自分自身がみたいものでなくてはならない」(宮崎駿「発想からフィルムまで(1)」『月刊絵本別冊アニメーション』1979年7月号)作品の中盤以降は、生と死・秩序と混乱・破滅と再生など寓意的詩的な「情景の断片」が錯綜する。それらは「漫画映画」の境界線を踏み越える危うさに満ちており、子供向けの直截な素朴さはない。しかし、どれほど世界が混乱しようが、主人公たちは刹那的な多幸感に包まれて帰還を果たす。つまり、明快な「漫画映画」の枠組みは最後まで守られている。宮崎監督は「少年少女に対する善意」「世界の楽観的肯定」を制作の動機に挙げており、常にそこに立ち返る重要性を語って来た。それは、かつて自身の進路を決定づけた日本初のカラー長編漫画映画『白蛇伝』(1958年)やロシア(ソ連)の『雪の女王』(1957年)といった先行作品の志を受け継ぐものでもある。『白蛇伝』の演出を担当した薮下泰司は次のような言葉を遺している。「漫画映画の殆どすべては(略)先ず少年たちに対する善意から出発する」(藪下泰司「漫画映画とその技術」島崎清彦編『映画講座4 映画の技術』1954年)本作は「漫画映画の志」を後世に手渡す一作であったと考える。日本を代表するアニメーターをはじめとする精鋭スタッフによって、制作作業が担われた意義も大きい。つじつまを無視した「クルミわり人形」との出会い2011年、東日本大震災と福島第一原子力発電所事故を経て宮崎駿監督は以下のように記していた。「今ファンタジーを僕らはつくれません。子どもたちが楽しみに観るような、そういう幸せな映画を当面つくれないと思っています」(宮崎駿著『本へのとびら──岩波少年文庫を語る』2011年)この発言の2年後、『風立ちぬ』(2013年)が公開された。『風立ちぬ』は、確かに「子供向けのファンタジー」ではなかった。以降、本作までの10年間に、宮崎駿監督が最も精力的に取り組んだ仕事が三鷹の森ジブリ美術館の企画展である。特に「クルミわり人形とネズミの王さま展」2014~2015年)「幽霊塔へようこそ展」(2015~2016年)は、その規模・内容に於いて圧巻であった。この二つの展示に関わる作業が実質的に本作を準備したと考える。筆者私物「クルミわり人形とネズミの王さま展」、「幽霊塔へようこそ展」パンフレット宮崎監督は2013年にE・T・A・ホフマンの「クルミわり人形とネズミの王さま」(1816年)を初めて読んだという。イメージの洪水と言うべき小説で理屈では読み解けない部分が多く、その魅力の解析に宮崎監督は頭を悩ませた。しかし、それらの整合性よりも、まろやかなイメージそのものを楽しむことの重要性に気づいたという。「ホフマンが「君、何でつじつまがそんなに必要なんだね」と言っている感じなんです。そうすると「つじつまというやつは本当に愚劣な行為なんだな」とか、僕も思い始めるようになりましたね(中略)初めからルールは見ないという感じでやっている(笑)。そういう考え方があるんだと思ったら、それはそれで僕は納得しました、確かにそうかもしれないと(中略)僕は以前アニメーションでファンタジーはもう無理だと言っていましたが、ファンタジーはあり得ると思うようになりました」(宮崎駿インタビュー「クルミわり人形との出会い」「熱風 2014年7月号」)「ホフマンは幻想と現実が入り乱れて境目が判らなくなる めくるめく世界を書きました。まるでクリスマスツリーの中にまよいこんだようです。そしてやっとツリーの幹がまん中にまっすぐのびているのに気がつきました」(「クルミわり人形とネズミの王さま展」パンフレット 2014年)ホフマンの作品と生涯に触発された宮崎監督は、王道の骨子を堅持しつつ、つじつまを無視して個々のデコレーションをとことん追求する、新たなファンタジーの模索を開始したと思われる。それは一アニメーターの初心に戻ることでもあったのではないか。宮崎監督は、この結語と同様の内容を35年前に記している。「マンガ映画はクリスマスツリーのようなもので、一番目につくデコレーションのキラキラピカピカをだれもが楽しむし、つくり手も力を入れたがる。しかし、デコレーションは枝と葉がなければつけられない。その枝葉も外からは見えない幹と根があってはじめて繁る」(前述「発想からフィルムまで(1)」)余談だが、本作に登場するインコ大王が率いる大群は、「クルミわり」のネズミの群れと王様を彷彿とさせる。江戸川乱歩の「幽霊塔」と縦型の密室宮崎監督は、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)のカリオストロ伯爵の城から『千と千尋の神隠し』(2001年)の湯屋「油屋」まで、迷路のような高層建築物を好んで舞台に採用して来た。作中ではキャクターが上下に動き回り、螺旋階段・橋・地下牢など各階層に異なる見せ場が用意される。本作にも奇怪な円筒形の塔が併設された廃墟が登場し、中盤以降の舞台はほぼその内部だ。こうした「縦型舞台」の源泉がフランスのポール・グリモー監督の社会派漫画映画『やぶにらみの暴君』(1952年)であったことはよく知られている。宮崎監督は、この作品と出会ったことで「縦型の密室こそ、漫画映画にふさわしい舞台である」と気づいたという。その影響は早速『長靴をはいた猫』(1969年)の魔王ルシファーの城に活かされ、以降何度も応用・活用された。このアイディアにはもう一つ源泉が存在する。古い時計塔のある邸宅を舞台に起きる殺人事件を描いた江戸川乱歩の推理小説「幽霊塔」(1937年)である。アリス・マリエル・ウィリアムソンの小説「灰色の女」(1898年)を黒岩涙香が翻案した小説「幽霊塔」(1899年)を、乱歩が日本を舞台としてリメイクしたものだ。宮崎監督は、少年時代に涙香版と乱歩版の双方に強い刺激を受けたという。2015年開催の「幽霊塔へようこそ」展では、宮崎監督自らデザインした巨大な時計塔のセットが展示され、「映画化するなら」と、一部シーンの絵コンテまで描き下ろした。「カリオストロの城は幽霊塔の子孫です」と記された自筆の解説まで展示された。乱歩版は、吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」と同年の発行である。そこには、当時の風俗も含めて深い共振があった筈だ。「涙香も乱歩も、時計塔の構造には矛盾が多いんです。たとえば、真ん中に建っている建築物は、塔だと思っていると塔じゃない。どう考えても、建築工法からいって、そんな木造漆喰仕立ての3階建ての上でも平気な塔なんか建てられるわけないんです。さらに、そこに筒抜けで地下までトンネルの穴が開いているわけで、どう考えてもあやしいんです(中略)時計塔にしても、時計塔と呼ばれるほど立派なものなんて、昔はなかったですね」(宮崎駿インタビュー「途切れることのない通俗文化の大きな流れ」「熱風 2015年7月号」)かつて「時計塔」は時間を支配する権力の象徴であり、物語の舞台としても神秘的な魅力を放っていた。しかし、日本には欧州のような高層の塔はなく、時計の意義も異なる。展示の出口は時計塔が破壊される絵であった。本作の舞台が「時計」のない「塔」であったのは、こうした展示の成果と考える。「笑い」の復活と引き継がれる志最後に「漫画映画」の大切な要素である「笑い」について記す。本作で繰り返されるアオサギ男の奮闘シーンでは、劇場内に笑い声が聞かれた。台詞や設定で笑わせるのではなく、ドタバタしたアクションの滑稽さに於いて、アオサギ男は「漫画映画的」だ。そして、味方のようでなかなか加勢しない不安定な存在感は、「クルミわり人形」のドロッセルマイアー(作者のホフマン自身が投影されているとされる)にも似ている。そこには、前後の脈絡もつじつまも棚上げした脱力と解放感があり、同情や共感も滲んでいた。これまでも、宮崎作品には『もののけ姫』(1997年)のジコ坊や『風立ちぬ』のカプローニなど、主人公を誘うトリックスターが度々登場して来た。しかし、劇的展開の緊張感や深刻さに比重が置かれ、意図して笑いを誘うシーンは影を潜めていた。彼らは『長靴をはいた猫』の魔王シルファーや「未来少年コナン」のダイス船長のようなコメディリリーフではなかった。かつて高畑勲監督は、宮崎監督のアニメーションを全身の誇張を駆使して迫真性と実在感を伴って笑わせる「肉体の軽業師」と称賛していた。(解説・高畑勲『「ホルス」の映像表現』1983年)しかし、後年の『千と千尋の神隠し』には「奇想天外なものが次から次へと出てくるのに、劇場で笑う人がほとんどいません」「笑う、ということも、少し引いたところから見るのでなければ不可能なことだから」と記し、「日本のアニメ」全般が主観的緊張感に観客を巻き込む作風に傾倒していることへの懸念を訴えていた。(高畑勲「『漫画映画の志 『やぶにらみの暴君』と『王と鳥』」2007年)その高畑監督は2018年4月5日に死去した。そして、「懸命に動き回るほど、周囲からは滑稽に見える」キャラクターは、アニメーター大塚康生が『少年猿飛佐助』(1959年)で描いた夜叉姫の最期が元祖であったといわれる。大塚は宮崎監督に作画の基礎を教えた恩師であり、盟友であった。大塚は2021年3月15日に死去した。本作は単に宮崎監督個人の総括でなく、歴史の産物である。宮崎監督の言葉を借りれば、文学・絵画・映像のジャンルを超えた「通俗文化の巨大な流れ」の一部だ。本作を「漫画映画」への回帰と考える根拠は、共に歩み続けた先達の遺志が継承されていると感じるからでもある。高畑は「楽しみつつ考えさせる」絵作りと物語を同時に追求する稀有なアニメーション監督であった。大塚は、縦横無尽に空間を飛び回る活力あふれるアニメーションを描く職人だった。二人共『やぶにらみの暴君』に魅せられ、宮崎監督ら後輩を巻き込んでその継承と発展の方法を模索した。今回は宣伝も取材も皆無なので、現時点では宮崎監督の去就も白紙だ。「漫画映画」に絶滅の悲壮感は似合わない。その灯火が、本作から世界に拡散することを願う。(叶 精二)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月21日宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』(公開中)が、14日の公開から4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破したことが、わかった。宮崎監督の10年ぶりの最新作となる同作は、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”だ。14日に公開された同作は、17日までの4日間で、同じく宮崎監督が手掛けた『千と千尋の神隠し』(01)の初動4日間の興行収入を超え、観客動員135万人を突破し、興行収入は21.4億円を記録。2013年公開『風立ちぬ』との興行収入対比150%を超える好発進となった。
2023年07月19日宮崎駿監督10年ぶりの最新作『君たちはどう生きるか』が、7月14日(金)の公開から7月17日(月・祝)までの4日間で、観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破した。この数字は、2001年公開の宮崎監督作品『千と千尋の神隠し』の初動4日間の興行収入を超えるもの。2013年7月20日(土)公開の前作『風立ちぬ』との興行収入対比では150%を超える好発進となっている。宮崎駿が原作・脚本・監督を手掛けた本作は、監督が少年時代に感銘を受けた書籍「君たちはどう生きるか」からタイトルを採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。山時聡真、菅田将暉、柴咲コウ、あいみょん、木村佳乃、さらに木村拓哉、大竹しのぶらが声優として出演し、米津玄師が主題歌「地球儀」を書き下ろしている。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月18日7月14日(金)、7月15日(土)、7月16日(日) の全国映画動員ランキングは、『君たちはどう生きるか』が初登場1位となった。2013年公開の『風立ちぬ』以来約10年ぶりとなる宮崎駿の監督作。映画タイトルは吉野源三郎による同名児童文学の題名を冠するが、内容はそれに準じずオリジナルの物語が展開される。『風立ちぬ』以降には、長編映画の制作から引退するとの話があったが、本作は宮崎駿が監督・脚本を務め、スタジオジブリのファンのみならずとも期待の1作だ。先週1位だった『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は2位に後退した。3位は初登場の『五等分の花嫁∽』。2023年夏に放送されるTVスペシャルを上映する。春場ねぎの同名漫画を基に、TVアニメシリーズでは描かれなかったエピソードを映像化したラブコメディ。問題ばかりの五つ子と家庭教師のアルバイトをしている男子高校生が迎える、高校最後の夏休みを描く。監督は宮本幸裕。声の出演は松岡禎丞、花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音ら。4位は、先週2位だった『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が2ランクダウン。先週5位だった『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』はそのまま順位をキープした。公開6週目の『リトル・マーメイド』は6位に、公開2週目の『交換ウソ日記』は3位から7位へとダウンした。今週は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『おそ松さん〜魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会〜』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『君たちはどう生きるか』2位『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』3位『五等分の花嫁∽』4位『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』5位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』6位『リトル・マーメイド』7位『交換ウソ日記』8位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』9位『それいけ!アンパンマンロボリィとぽかぽかプレゼント』10位『怪物』
2023年07月18日7月14日に公開された宮崎駿監督(82)の10年ぶり長編アニメ『君たちはどう生きるか』。事前のPRを一切行わないという異例の封切りが功を奏したか、Twitterでトレンド入りするなど大きな話題となっている。予告編もなかったため、内容とあわせて声優のキャスティングもさまざまな憶測を呼んでいた。特に注目されていたのが木村拓哉(50)だった。木村は昨年末にインスタグラムで《久しぶりにお会いする監督の元、とある作業へと向かいます》《久々の都内郊外のスタジオ。最初は緊張したなぁ…》などと投稿。さらにスタジオジブリの公式ツイッターが、木村が以前演じた『ハウルの動く城』の主人公・ハウルの画像とともに『ありがとう』と投稿したため、新作の打ち合わせではないかと言われていたのだ。「木村さんの投稿がちょうど『君たちはどう生きるか』の公開日が発表された時期だったので、“キムタクが主役!?”とも言われていました。しかし、ふたを開けてみれば、木村さんは“特別出演”という形で、演じたのは主人公の父親でした。ほかにも菅田将暉さん、柴咲コウさん、大竹しのぶさんなど有名俳優たちが声を担当しています」(映画関係者)ややもすればアニメファンから批判をあびがちな“芸能人声優”。だが今作の木村はかなり役に馴染んでいるという。「木村さんに関しては事前に出演がなんとなくですがわかっていたので、誰を演じているのか探しながら観ていたのですが、正直まったくわかりませんでした。劇場を出てからネットで調べて驚きましたよ」(前出・映画関係者)ネット上でも木村拓哉らしさが封印された名演に高い評価の声が上がっている。《えっキムタクいたの?全部声優さんだと思って観てたから…そのくらいすごい演技力!》《キムタクすげぇ声優上手いです。ハウルの時よりもキムタク感が出ない役なのも良かったのかと思いますが上手いです》《この声、もしかしてシャア(cv池田秀一)か!?と思ったら木村拓哉だった。最近はあんまりキムタクっぽい演技なさらないのですね》《キムタクはやっぱりもっと声優の仕事してくれ》デビューから30年以上が過ぎ、完全に定着したと思われていた木村拓哉のイメージだが、本人は“ちょ待てよ!”と言いたいに違いない。
2023年07月18日映画『君たちはどう生きるか』の主題歌である米津玄師「地球儀」が7月17日(月)0時、配信リリースを迎え、そのジャケットが宮崎駿監督による“レイアウト原画”であることが米津さんのSNSにて発表。また、主題歌制作を追ったドキュメンタリー写真集がシングルに同梱されることが分かった。本作は、宮崎監督が少年時代に書籍「君たちはどう生きるか」に強い感銘を受け、いまでも大切な本として映画のタイトルに採用し、まったく別のオリジナルストーリーとして完成させた冒険活劇ファンタジー映画。この度、初公開となった「地球儀」のジャケットは、机に向かう少年の後ろ姿を切り取ったカットとなり、本作のワンシーンにあたる。絵コンテを読み込んだ米津さん自ら宮崎監督へ直々にオファーして決定したカットで、宮崎監督の直筆により描かれた鉛筆のタッチからは、映画制作中の息づかいが感じられる、大変貴重なジャケットとなった。また同ジャケットを表紙に飾った、「地球儀」シングルCDの商品写真も公開。「初回版」「通常版」2形態のシングルは、どちらの形態にも、「地球儀」1曲を収録したCDにA5版160ページの写真集が同梱。この写真集は、米津さんと宮崎監督、鈴木敏夫プロデューサーとの5年に渡るドキュメンタリー写真となっており、撮影はスタジオジブリ石井朋彦氏が手がけた。本作『君たちはどう生きるか』の主題歌制作における過程が記録され、米津さんが主題歌を宮崎監督に提出した際の緊張感や、監督が楽曲を聴いて涙するシーンなど、臨場感そのままの写真が収められている。さらに巻末には、米津さんと鈴木プロデューサーの対談も収録。初回版CD+写真集 160ページ(A5版ハードカバー仕様+ケース)「地球儀」シングルは、宮崎監督の想いに捧げ、主題歌を制作した大切な時間を、形に残るものとして1冊の本として作り上げたことがうかがえる。それぞれ装丁が異なり、「初回版」はモスグリーンのハードカバーに、彫刻版で葉の絵柄やサギの絵が施され、クラフト紙のケースに収納。「通常版」はソフトカバー仕様となり、7月26日にリリースとなる。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月17日米津玄師が、監督・宮﨑駿によるスタジオジブリのアニメーション映画『君たちはどう生きるか』の主題歌となる新曲「地球儀」を発表。2023年7月17日(月)に配信リリース、7月26日(水)にシングルCDが発売される。米津玄師の新曲「地球儀」かねてより、監督・宮﨑駿のことを敬愛し、作家としても道標のような存在として大きな影響を受けていることを公言していた米津玄師。自身の幼少期から現在に至るまで大きな祝福を受けてきた宮﨑駿との制作が、今回4年の歳月を経てついに形となった。宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろし“宣伝をしない宣伝”として、その内容やキャスト、スタッフなど、あらゆる情報が伏せられたまま公開を迎えた『君たちはどう生きるか』。米津玄師が作詞・作曲・歌唱の全てを手掛けた「地球儀」は、オリジナルストーリーによる冒険活劇ファンタジーをどう彩るのか。ぜひ劇場でも体験してみてほしい。劇中のワンシーンをジャケットに「地球儀」のジャケットには、映画『君たちはどう生きるか』のワンシーンにあたる、机に向かう少年の後ろ姿を切り取ったカットを採用。同カットは、絵コンテを読み込んだ米津玄師自ら宮﨑駿へ直々に提案して決定したカットだという。今回のシングルは、「初回版」「通常版」の2形態で7月26日(水)より展開される。どちらの形態にも、「地球儀」1曲を収録したCDに、A5版160ページの写真集が同梱。それぞれ装丁が異なり、「初回版」はモスグリーンのハードカバーに彫刻版で葉の絵柄やサギの絵を施し、クラフト紙のケースに収納。「通常版」はソフトカバー仕様になっている。写真集には、スタジオジブリの石井朋彦が撮影を担当した、米津玄師・宮﨑駿・鈴木敏夫の5年にわたるドキュメンタリー写真を掲載。映画『君たちはどう生きるか』の主題歌制作における過程が記録されており、米津玄師が主題歌を監督・宮﨑駿に提出した際の緊張感や、宮﨑駿が楽曲を聴いて涙するシーンなど、臨場感そのままの写真が収められている。さらに巻末には、米津玄師と鈴木敏夫の対談も収録した。米津玄師によるコメント「君たちはどう生きるか」の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。 お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮﨑さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮﨑さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。 この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮﨑さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした。 小さな子供の頃から宮﨑さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます。 「地球儀」は「君たちはどう生きるか」の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。作品情報米津玄師 新曲「地球儀」配信リリース日:2023年7月17日(月)シングルCD発売日:2023年7月26日(水)CD価格:[初回版]CD+写真集 160ページ 4,800円[通常版]CD+写真集 160ページ 2,200円宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』主題歌©2023 Studio Ghibli
2023年07月17日宮崎駿監督10年ぶりの長編映画『君たちはどう生きるか』が、7月14日(金)よりついに公開。宣伝をしない宣伝として、事前にポスタービジュアルが発表されたのみ、予告映像などは一切なく、内容やキャスト・スタッフなどの情報が伏せられたまま公開日を迎えたが、声優として参加した豪華俳優陣やアーティストが公式SNSを通じて本作への出演をファンに知らせている。本作は、宮崎監督が自ら原作・脚本を手がけたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。タイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動した吉野源三郎の著書(1937年刊)からとられたもので、同作は2017年に刊行された漫画版も話題となった。まず、主人公・眞人役を務めたのは、『約束のネバーランド』『ラーゲリより愛を込めて』『CUBE 一度入ったら、最後』などに出演し、日本テレビ系新土曜ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」にも生徒役でレギュラー出演する山時聡真。「エンドロールで名前を見つけて、とても驚きました」「今年の夏は山ちゃんに注目が集まるかも」と、ファンからも驚きと喜びの声が寄せられている。山時さんと『CUBE 一度入ったら、最後』で“兄弟”役で共演した所属事務所の先輩である菅田将暉、同じく木村佳乃も出演。菅田さんは公式Twitterで「公開おめでとうございます。カヘへッ。」とコメントを寄せている。また、ヒミの声を朝ドラ「らんまん」の主題歌も話題のあいみょんが担当していることが明らかに。さらに、木村拓哉が「宮崎駿監督、スタジオジブリの皆さん、『君たちはどう生きるか』初日おめでとう御座います」と自身のInstagramに投稿。そして、あいこ役で出演した大竹しのぶは、「宮崎駿さんの作品『君たちはどう生きるか』。私も参加しています。宮崎駿監督は、やはりすごい存在感」と記し、「参加できて嬉しかったなあ」とコメントを寄せている。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月15日2022年末に鳥のような絵のポスターが公開され、反響を集めた、宮崎駿監督の長編アニメ映画『君たちはどう生きるか』。宮崎監督がおよそ10年ぶりに手掛けた、スタジオジブリの新作です。しかし、情報解禁がされてから公開日である2023年7月14日まで、『君たちはどう生きるか』についての事前プロモーションは一切なく、謎に包まれた作品として世間をざわつかせています。『君たちはどう生きるか』の主題歌が判明同日、歌手の米津玄師(よねづ・けんし)さんがTwitterを更新。『君たちはどう生きるか』の主題歌として、『地球儀』というタイトルの楽曲を制作したことを明らかにしました。米津さんが主題歌の話をもらったのは、4年も前のこと。米津さんが作詞・作曲・プロデュースを担当した、小・中学生の5人で構成された男女混合ユニット『Foorin』の『パプリカ』という曲を、宮崎監督がラジオで聞いたことがきっかけになったそうです。オファーを受けた時の心境や、その後の4年間を、米津さんは次のように振り返っています。お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮﨑さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮﨑さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮﨑さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした。@hachi_08ーより引用5冊分の絵コンテをもらい、作曲に取り掛かったという、米津さん。東京都小金井市にある株式会社スタジオジブリに何度か足を運び、宮崎監督や鈴木敏夫プロデューサーと話したそうです。米津さん自身、宮崎監督の作品を観て育ったそうで、宮崎監督や鈴木プロデューサーと過ごした時間を「豊かと呼ぶほかない体験」とつづっていました。最後に、米津さんは、自身が手掛けた『地球儀』という曲について、このように明かしています。「地球儀」は「君たちはどう生きるか」の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。@hachi_08ーより引用『君たちはどう生きるか』を同日に観た人たちからは、米津さんの歌に関する絶賛のコメントが数多く寄せられました。・映画の最後に優しい米津さんの声が響き渡り、思わず涙してしまいました。『君たちはどう生きるか』に、とてもぴったりな曲だと思います。・たった今映画を観てきました。作品が楽しかったのはもちろんのこと、米津さんの歌声が流れて、とても嬉しかったです。・なんとも優しい歌。最後に心がふわっと、優しさに包まれました。この『地球儀』という曲で締まった気がします。宮崎監督と米津さんの想いが込もった作品と歌声を、映画館で堪能してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月14日宮崎駿監督の10年ぶりの長編映画『君たちはどう生きるか』が、本日7月14日(金)に公開を迎えたということで、何度でも繰り返し観たくなる、監督がこれまで手掛けてきた「スタジオジブリ」の長編映画を一挙ご紹介。『天空の城ラピュタ』(1986年8月2日公開)『ルパン三世 カリオストロの城』、『風の谷のナウシカ』に続き、監督と脚本を手掛けた『天空の城ラピュタ』。ムスカ率いる謎の男たちによって連れ去られた少女・シータと、落下するシータを発見する少年・パズーが、かつて栄えた空の王国・ラピュタを探す冒険に出る、好奇心と夢にあふれた伝説的名作だ。『となりのトトロ』(1988年4月16日公開)サツキとメイの姉妹と、森で出会う不思議ないきもの“トトロ”との交流を描くファンタジー『となりのトトロ』。トトロのほかにも、小さくて真っ黒なオバケ“マックロクロスケ”、不思議なネコバスなど魅力的なキャラクターの登場も必見。昨年は、イギリスの名門演劇カンパニー、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)と日本テレビの共同制作で、舞台化されたことも話題に。『魔女の宅急便』(1989年7月29日公開)魔女の女の子・キキが、人間社会での様々な出会いを通して、成長していく物語『魔女の宅急便』。魔女のおかあさんと人間のおとうさんに育てられたキキは、“13歳になったら一人前の魔女になるために知らない街で一人暮らしをする”という魔女の掟に従い、相棒・ジジと共に故郷を旅立つ…。「名探偵コナン」シリーズでお馴染みの高山みなみと山口勝平、さらに戸田恵子と、豪華キャストの参加、荒井由実の名曲にも注目。アニメーション映画のほかにも、2014年には、小芝風花を迎えて原作小説が実写映画化。また、上白石萌歌、福本莉子ら出演で何度も舞台化されるほど人気作品となっている。『紅の豚』(1992年7月18日公開)監督が自らを投影したキャラクターを主人公に、空を飛ぶことへのこだわりと思いを込めた『紅の豚』。誇りと、女と、金をかけて、ポルコ対カーチスのロマン溢れる男同士の空中対決がスタート!「カッコイイ」とは、何か――?哀愁漂うオトナなファンタジー作品だ。ヒロインのマダム・ジーナを演じた加藤登紀子が歌う主題歌「さくらんぼの実る頃」にも注目。スタジオジブリ史上初めて、ヒロインを演じた役者が主題歌を歌った作品となっている。『もののけ姫』(1997年7月12日公開)公開当時の日本の興行収入記録を塗り替え、日本だけではなく世界中で絶賛された『もののけ姫』。自然界と人間との関わりについて描いた壮大な物語は、自然と人間は共に生きることができるのかという、人類の命題とも言える大きなテーマに挑んでいる。石田ゆり子、田中裕子、小林薫、西村雅彦、森光子ら俳優陣が声優を務めているのも見どころのひとつだ。『千と千尋の神隠し』(2001年7月20日公開)第75回アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞、2002年ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した『千と千尋の神隠し』。少女・千尋が、両親と共に不思議なトンネルで迷い込んでしまうところから始まる物語。両親はブタにされてしまい、戻るための道もなくなった千尋は、神々の集う湯屋である「油屋」で働くしかなく――。舞台化は、昨年に引き続き、橋本環奈&上白石萌音の続投で再演が決定しており、大きな注目を集めている。『ハウルの動く城』(2004年11月20日公開)魔女の呪いで老婆に変えられてしまった少女ソフィーと、美しい魔法使いの青年ハウルが心を通わせていく、真実の愛の物語『ハウルの動く城』。生きることの素晴らしさ、戦うことの愚かさが描かれている。ボイスキャストには、ソフィーを倍賞千恵子、ハウルは木村拓哉が演じているほか、美輪明宏、神木隆之介、大泉洋らが声をあてた個性的なキャラクターたちも登場する。『崖の上のポニョ』(2008年7月19日公開)さかなの子・ポニョと、人間の男の子・宗介の間に生まれた絆を描く、全編手書きで製作された『崖の上のポニョ』。海辺の小さな町に住む5歳の男の子・宗介は、ジャムの瓶に入り込んでしまったポニョと出会う。瓶を割って助け出すと、ポニョは宗介が大好きになり、宗介もポニョを好きになる。父・フジモトによって海の中に連れ戻されてしまったポニョだったが、「人間になりたい」と強く願うように。ポニョは、妹たちの力を借りてフジモトの魔法を盗み出すと、宗介の元へと向かっていく――。主題歌と共に日本中で社会現象になった本作。どこまでもピュアな2人の大冒険に、心が弾むこと間違いなし。『風立ちぬ』(2013年7月20日公開)これまでの宮崎監督作品とは異なる“大人のラブストーリー”『風立ちぬ』。第二次世界大戦時、零戦の設計者として活躍した堀越二郎をモデルに、堀辰夫の同名小説をリンクさせ、主人公とヒロインとの恋、そして恋から愛へと成熟していく夫婦の絆が描かれている。宮崎監督の“最後”の長編映画として当時話題となった本作。主人公役は庵野秀明、ヒロイン役は瀧本美織が務めたほか、西島秀俊、竹下景子、大竹しのぶ、志田未来らが出演していることにも注目。『君たちはどう生きるか』(公開中)『風立ちぬ』から10年、宮崎監督最新作『君たちはどう生きるか』。原作・脚本も務めた本作のタイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動した吉野源三郎の著書から借りたそう。スタジオジブリ作品としては初めてとなる、IMAX上映も行われる。なお、昨年11月には、スタジオジブリ作品の世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」が開園し話題に。7月は、『コクリコ坂から』、『もののけ姫』の金曜ロードショー放送も決定しており、こちらも要チェックだ。(シネマカフェ編集部)■関連作品:崖の上のポニョ 2008年7月19日より全国東宝系にて公開© 2008 二馬力・GNDHDDT風立ちぬ 2013年7月20日より全国東宝系にて公開© 2013 二馬力・GNDHDDTK魔女の宅急便 2014年3月1日より全国にて公開© 2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズハウルの動く城 2004年11月20日より日比谷スカラ座ほか全国東宝洋画系にて公開©2004二馬力・TGNDDDTとなりのトトロ 1988年4月16日より公開もののけ姫 1997年7月12日より公開紅の豚 1992年7月18日より公開君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月14日シンガーソングライターの米津玄師が、宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』(公開中)の主題歌を担当することが14日、わかった。宮崎監督の10年ぶりの最新作となる同作は、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎氏の同名小説にインスパイア・制作されたオリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”だ。同作の主題歌「地球儀」は、かねてより宮崎監督のことを敬愛し、作家としても大きな影響を受けていることを公言していた米津が書き下ろした。17日にデジタル配信、26日にCD発売される。SNSに投稿されたコメント全文は以下の通り。■米津玄師『君たちはどう生きるか』の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮崎さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮崎さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮崎さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、そのほとんどが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶほかない体験でした。小さな子供の頃から宮崎さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます。「地球儀」は『君たちはどう生きるか』のための曲であり、わたしが今まで宮崎さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。
2023年07月14日7月14日、ついに公開日を迎えたスタジオ・ジブリの最新作にして、宮崎駿監督による10年ぶりの新作でもある劇場用長編アニメーション映画『君たちはどう生きるか』。徐々に情報が明らかにされているが、関係者たちの心境は戦々恐々のようだ。’13年公開の映画『風立ちぬ』を最後に長編映画の制作から引退することが発表されていた宮崎監督だが、’17年2月に長編映画制作に取り組んでいることが明かされ、同年10月に新作のタイトルは『君たちはどう生きるか』になると発表された。しかし、昨年12月に公開日は発表されたものの、出演者や主題歌の情報はおろか映画の具体的な内容さえも一切明かされず。そして6月には、スタジオジブリの代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏が、一切宣伝を行わない方針であることを明言。6月28日に都内で開催された「金曜ロードショーとジブリ展」の開会セレモニーに出席した際、鈴木氏はその理由についてこう語っている。「いままでいろいろな情報を出しすぎていて、観る方の興味を削いでしまっていたのかもしれないと思ったんです。最初は通り一辺倒の宣伝だけでもしようかなと思っていたのですが、一切宣伝しなかったらどうなるのか興味があった。これだけ情報化された時代に、情報がないことが、エンターテインメントになると思ったんです」最近では、昨年12月に公開されたアニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』が事前にあらすじを公開せずに国内興収140億円超えという偉業を成し遂げている。しかし、今回のジブリ新作の徹底した“宣伝ナシ”ぶりは類を見ないと、ある映画関係者は言う。「『THE FIRST SLAM DUNK』はあらすじこそ明かしていませんでしたが、声優キャストや全貌を明かさない予告編などを小出しにして期待感を高め、その結果大ヒットしました。しかし、『君たちはどう生きるか』はチラシ、予告編も作らず、すべての情報を明かさないという徹底ぶり。事前の試写会さえも行っていないといいます。映画の内容を公開日までほとんど明かさないというプロモーションは今までもありましたが、ここまで隠した映画は聞いたことがありません。内容に絶対の自信があり、公開されたら口コミで話題になることを確信しているのだと思いますが、かなりの賭けであることは間違いありません」異例ぶりはそれだけではない。通常は公開と同時に映画館で発売される作品パンフレットも上映劇場および通信販売にて後日販売されることが明かされている(発売日は未定)。これまで『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』といった数々の名作を生み出し、興収面でも特大ヒットを連発してきたジブリと宮崎監督。そんな宮崎監督の10年ぶりの新作、かつ事前の情報もないとくれば観客の期待感は高まるばかりだが、携わる関係者にとってはそうではないようだ。「“宮崎監督の新作”というネームバリューは、日本の映画業界では最強クラスの効果があることは間違いありません。これまで数々の国民的映画を送り出してきたジブリと宮崎監督だけにファンの数も計り知れないほどいますし、事前情報がなくても見に行く人は多いでしょう。とはいえ、ここまで一切宣伝をしなかった作品の前例がないのも事実。鈴木プロデューサーも宮崎監督から『宣伝しなくて大丈夫かな?』と心配されたことを明かしていますし、ある出演者も興収面への不安を周囲に漏らしていたといいます。実際、SNS上では、“ジブリの新作が公開されることを知らなかった”という声も目にします。映画館にとっても同様で、事前の情報がないゆえに一日の上映回数やスクリーンの大きさを決めるのにかなり苦慮したといいます。作品を見た流れで購入する人が多いパンフレットが後日販売、かつネットでも買えるというのも、劇場の収入面にとっても痛手です」(前出・映画関係者)東京・立川にあるシネコン「CinemeCity」の6月30日に公式Twitterで、同館の室長の言葉をこう紹介している。《チラシも予告編もなければ公式HPもない、まったく宣伝しないという前代未聞のスタイルで挑む、全世界待望の宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』は完全に秘密のヴェールに包まれており「冒険活劇ファンタジー」であること、宮崎監督の伝記的要素のある作品であるということだけが、発表されている。期待しかないのだが、映画館スタッフとしては心配で仕方ないという二律背反》出演者、映画館も巻き込む、鈴木プロデューサーの“宣伝しない宣伝”スタイル。しかし、大きな賭けに出られる理由があるという。「これまでのジブリの映画といえば、様々な企業が資金を出資する製作委員会方式がほとんどでした。この方式の場合、ヒットさせて資金を回収する必要がありますから、内容や宣伝方式などにおいて、出資企業の意向を少なからず反映させる必要があります。ただ、今回の『君たちはどう生きるか』はスタジオジブリの単独出資で製作されています。製作費をジブリですべて出している以上、ヒットしなければ大幅な赤字を背負うリスクもありますが、内容や宣伝方針について口を出す“部外者”もいません。ジブリとしては、それだけこだわって『君たちはどう生きるか』を作ったということでしょうし、覚悟のあらわれなのだと思います」(前出・映画関係者)公開日を迎えて、声の出演者として菅田将暉、木村拓哉や柴咲コウといった豪華俳優陣が務め、主題歌を米津玄師が担当することが判明している『君たちはどう生きるか』。果たして、ジブリの“賭け”はどう活きるのか――。
2023年07月14日米津玄師が、宮﨑駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌として「地球儀」を書き下ろしたことをSNSを通じて発表した。米津は、小学生の時に『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』を映画館で見た時に衝撃を受け、漫画版『風の谷のナウシカ』を創作の指針としていることなど、宮﨑監督からは自身の幼少期から現在に至るまで大きな影響を受け育ってきたという。SNSに投稿されたコメントでは「お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に“何故自分なのか”と困惑しました」と明かし、「『地球儀』は『君たちはどう生きるか』の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください」と綴っている。「地球儀」は、7月17日(月・祝) にデジタル配信、7月26日(水) にシングルCDとして発売される。シングルは「地球儀」のCDに写真集160ページを同梱したパッケージとなり、初回版・通常版の2形態でのリリースとなる。映画『君たちはどう生きるか』は、宮﨑監督オリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。『風立ちぬ』から10年ぶりとなる宮﨑監督の長編作品に期待が高まる中、公開まで内容・キャスト・スタッフなどの情報が伏せられていることが大きな話題となり、本日7月14日(金) に公開日を迎えた。■米津玄師 コメント(7月14日(金) SNS投稿文)『君たちはどう生きるか』の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮﨑さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮﨑さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮﨑さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした。小さな子どもの頃から宮﨑さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます。「地球儀」は『君たちはどう生きるか』の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。<作品情報>映画『君たちはどう生きるか』公開中映画『君たちはどう生きるか』ポスタービジュアル (C)2023 Studio Ghibli公開劇場一覧:<配信情報>米津玄師「地球儀」7月17日(月・祝) 配信リリース配信リンク:※配信日より有効<リリース情報>米津玄師 ニューシングル『地球儀』7月26日(水) リリース●初回版(CD+写真集 160ページ):4,800円(税込)●通常版(CD+写真集 160ページ):2,200円(税込)関連リンク米津玄師 オフィシャルHP米津玄師 YouTube米津玄師 Twitter米津玄師 Instagram米津玄師 TikTok
2023年07月14日米津玄師がSNSを通じて、本日7月14日(金)に公開された宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』の主題歌として「地球儀」を書き下ろしたことを発表した。米津さんは、かねてより宮崎駿監督を敬愛し、作家としても道標のような存在として大きな影響を受けていることを公言してきていた。小学生の時に『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』を映画館で見た衝撃や、漫画版「風の谷のナウシカ」を創作の指針としていることなど、宮崎監督からは、自身の幼少期から現在に至るまで大きな祝福を受け育ってきたという。今回、米津さん自身の長年の思いが実を結ぶような形で、宮崎監督との制作が4年の歳月を経て形となった。これに合わせて、「スタジオジブリ」も「米津玄師さんすばらしい音楽ありがとうございました」という宮崎監督直筆のメッセージとイラストが入った色紙をアップしている。主題歌「地球儀」は米津さんが作詞、作曲、歌唱。アーティスト写真も初公開となり、カメラマン・木村和平氏による幻想的な風景が切り取られた。「地球儀」は7月17日(月)にデジタル配信、7月26日(水)にシングルCD発売。シングルは「地球儀」のCDに写真集160ページを同梱したパッケージとなり、初回版・通常版の2形態でリリースされる。本作『君たちはどう生きるか』は、宮崎監督オリジナルストーリーによる“冒険活劇ファンタジー”。『風立ちぬ』から10年ぶりとなる宮崎監督の長編作品に期待が高まるなか、宣伝をしない宣伝として、公開まで内容・キャスト・スタッフなどの情報が伏せられていることが大きな話題となり、公開された。■米津玄師コメント(7月14日 SNS投稿文)「君たちはどう生きるか」の主題歌として「地球儀」という曲を作らせてもらいました。お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に「何故自分なのか」と困惑しました。曰く、宮崎さんがFoorinのパプリカをラジオで耳にしたのをきっかけにわたしに白羽の矢が立ったようです。5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮崎さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています。この4年間のあいだ、幾度か小金井のスタジオへと足を運び、宮崎さんや鈴木さんとお話をさせて頂いたのですが、その殆どが不思議なくらい気持ちよく晴れた日でした。近所にいる園児の声を聞きながら、黒々と落ちた木陰の中を歩いたのをおぼえています。常日ごろ狭い部屋で独り過去の記憶を辿りながら作曲をしている身からすると、それは豊かと呼ぶ他ない体験でした。小さな子供の頃から宮崎さんの映画を見て育ちました。いつしかわたしは大人になり、音楽を作る人間になりました。その音楽を沢山の人に受け取ってもらえるようにもなりました。まだ至らぬ部分も数え切れないほどありますが、至らなさも含めて確かにここまで生きてきたのだと思えます。「地球儀」は「君たちはどう生きるか」の為の曲であり、わたしが今まで宮崎さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください。『君たちはどう生きるか』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日より公開©2023 Studio Ghibli
2023年07月14日今週公開の宮崎駿監督最新作映画『君たちはどう生きるか』が、劇場パンフレットは後日発売予定となることを発表した。宮崎監督による、『風立ちぬ』から10年ぶりの長編映画となる本作。宮崎監督が原作・脚本も兼任する本作のタイトルは、監督が少年時代に読んで感動したという吉野源三郎の著書から借りたそう。先日、スタジオジブリ作品として初めてとなるIMAX上映も発表され、話題に。そして今回、東宝映画公式Twitterでは、本作の劇場パンフレットについて、「上映劇場および通信販売にて、後日発売予定です」と発表された。そんな珍しい試みに、「初日に見に行っても、パンフは売られてないのね…」、「そこまで『極秘』にしないと成り立たないの!?」、「徹底ぶりは凄いけど、観た直後にパンフを読めないのはちょっとな…」といった困惑の声や、各上映予定の劇場も反応。逆に、「観たくなってきた」、「ますます気になる」といったポジティブなコメントも寄せられている。『君たちはどう生きるか』は7月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日©2023 Studio Ghibli
2023年07月10日もし自分の夫が知らない女性と一緒にいるところを見かけたとき、あなたならどうしますか?今回は、夫が女の子と食事をしているところを目撃してしまった女性の体験談を紹介します!夫から帰りが遅くなると連絡遅く帰る妻を気遣う後日、またも忙しそうな夫街で夫を見かけたが…夫と一緒にいた女の子は?夫なりに、主人公を気遣ってのことだったのかもしれませんね。しっかり話し合って、問題を解決できる素敵な夫婦でいたいですね!原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月09日7月14日(金) に全国公開される映画『君たちはどう生きるか』のIMAX同時公開が決定した。本作は、スタジオジブリ製作、宮﨑駿監督10年ぶりとなる最新作で、ストーリーやキャスト・スタッフなどの情報が公開まで明かされないなど、話題を呼んでいる作品。なお、スタジオジブリ作品のIMAX上映は今作が初となる。特許を持つ最新鋭の映像処理技術を最大限に駆使したIMAXは、床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンに映し出される鮮明な映像と、高精度なサウンドで、まるで映画の中にいるかのような体験ができる。また、立体的な音響を体感できるDolby Atmos(ドルビーアトモス)、ハイクラスな音響に加えてDolby Vision(ドルビービジョン)による鮮やかなHDR映像を楽しめるDolby Cinema(ドルビーシネマ)、さらに、邦画作品初のIAB DCP対応作品として、没入感抜群のイマーシブサウンドを体感できるDTS:Xスクリーンでも7月14日(金) の公開初日より上映されることが決定した。<作品情報>『君たちはどう生きるか』7月14日(金) 公開原作・脚本・監督:宮﨑駿
2023年07月08日宮崎駿監督10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』のIMAX同時公開が決定した。スタジオジブリ作品としては、IMAX上映は今作が初めて。特許を持つ最新鋭の映像処理技術を最大限に駆使したIMAXは、床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンに映し出される鮮明な映像と、高精度なサウンドで、まるで映画の中にいるかのような臨場感をもって体験することができる。さらに、立体的な音響を体感できるDolby Atmos(ドルビーアトモス)、ハイクラスな音響に加えてDolby Vision(ドルビービジョン)による鮮やかなHDR映像で観られるDolby Cinema(ドルビーシネマ)、邦画作品初のIAB DCP対応作品として、没入感抜群のイマーシブサウンドで楽しめるDTS:Xスクリーンでも公開初日より上映される。『君たちはどう生きるか』は7月14日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日©2023 Studio Ghibli
2023年07月07日■男の子を熱望する夫。グッズも男の子の物ばかり選ぶなんて…夫の大輔は、妊娠中から「男の子」を熱望し、名前も男の子の名前しか考えず、ベビーグッズも男の子のものしか興味がないようでした。「俺の子は男の子」と決め続ける夫。しかし、現実はそううまくはいかなかったのです。お腹の子の性別は女の子。ショックを受ける夫…綾乃が不安をぶつけると、大輔は少し心を入れ替えたように見えました。ところが、実際に出産し、女の子の赤ちゃんがいる生活になると、大輔は育児をほとんど協力してくれなかったのです。この後、綾乃の不満が爆発したことがきっかけで、ミルクや寝かしつけなどのお世話をしてくれるようになりましたが、その後も大輔の中の男女フィルターは根強く残っていました。大輔はひなには女の子用のおもちゃしか与えず、さらに「ひなに弟がいた方がいい」と男の子欲しさに二人目の提案までしてきたのです。この後、二人はどうなる?こちらは投稿されたエピソードを元に2023年4月16日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■わが子なら性別関係なく愛するのが親でしょ?まずは、妊娠中に女の子とわかったときの大輔の「ウソだろ…?」発言に、許せない!信じられない!というコメントが殺到しました。親なら性別関係なく愛せるはずじゃないの? 性別でそんなことを言っているなら、今後の育児も不安が募るばかりです。・「ウソだろ…?」はないだろ。そのリアクションがウソだろ?!だよ! わが子だったら性別がどっちでもハイパー可愛いでしょ!!・妊娠するのも奇跡。無事に産まれてくる事も奇跡なのに、何がウソだろ…や。・ウソだろ…じゃないよマジで…自分の子でしょ? 男女問わず愛せよ。・自分と愛する人の子どもなんだから、性別関係なく大切だろ、普通。一回話しても変わらないなら、こんな父親いらないから離れるべきだと思う。・うちの夫も女の子やったら養子に出すとか言ってた。男じゃないと駄目だとか。理由は、「姪っ子がこがん可愛いっちゃけん、実の娘とか厳しくできん。育てきらん」だそうです。むしろ女の子だったら良かったのかなと思ってます。男の子二人ですが、全く親の仕事をしてません。・男の子で内向的な子もいるし、親の好きなように育つとは限らない。インドアな趣味の子になるかもしれないから、男の子だと、「俺の理想と違う!」って大変そう。女の子でよかったのかも…。・産まれる前から子どもを勝手に型に押し込もうとして、この時点で親としてどうなのか。自分の期待と違うからって「ウソだろ」なんて。子どもが産まれたら、そんなこと以上に「嘘だろ」の連続ですよ。子どもは親とは別の人格を持った別の人間なんだから。性別すら受け入れられない人間がそれ以上のことを受け入れられる訳ないので。・もし男の子だったら自分の理想をゴリ押しする立派な毒親になったんじゃないかな?次にご紹介するのは、実際女の子が生まれてから、性別を理由に育児を手伝わない大輔に対してのコメントです。どうしていいかわからないのは、初めて育児をするママも同じ。性別は関係ないはず。・この夫に嫌悪感しかないです。わが子と接するのにどうしたら良いかわからないなんて言ってられませんよ。性別なんて関係ないでしょ!・もし男の子が生まれてたとして、妻が「男の子のことは分からないから全部パパに~」って言ったらどうすんの?どーせ「母親なんだから男の子でも女の子でもやらなきゃ!」とか言うんだろな、こーゆーヤツ。・赤ちゃんのお世話が無理なら、それ以外の夕飯の支度や掃除洗濯を担当してもらう。・友だちの旦那も似たようなタイプ。長女の性別が分かった時は開口一番「男が良かった」と言い、次女の時は「またかよ〜」って言われたって。長女が生まれて丸6年経つけど、一度もお風呂入れたことがないって愚痴ってて悲しくなった。・歩み寄る気が1ミリもないのホント無理。・理由付けてますが面倒くさがってやりたくないだけのただの卑怯者ですね。育児に参加できるのにしない父親は父親失格です。家族じゃありません。・こうゆう輩は、世話に関しては男の子だったとしてもしない説。最後にご紹介するのは、男女フィルターが強い大輔に対してのコメントです。男の子が人形で遊んでも、女の子が乗り物で遊んでもいいはず。おもちゃくらい好きなものを選ばせてあげて!・うち3歳の男の子だけど、ぬいぐるみのお世話するし、お人形のお世話する動画を楽しそうに見てるけど。・絶対、娘の欲しいおもちゃをあげます。最近だとうちの息子は、「ドレス着てみたい!」って言ってるので、好きなカラーで手作りしようかな〜なんて思ってます。・車や電車好きの女の子がいたり、おままごとが好きな男の子がいたり、それぞれ好みがあるのは当たり前なのに、それを性別を理由にあれはダメとかこれはダメとか親に言われるのはすごく辛いと思う。・今やジェンダーレスという言葉が一般的な時代に何を言ってるんだコイツは……。今は男か女かの前に、ひとりの人間として扱われるべき時代。その古くさい価値観、さっさとアップデートしとけ。・男女関係なく子どもの好きな物を買ってあげなさいよ。男の子用玩具とか女の子用玩具って、今書いてないからね。・男でも女でもたぶん、「自分の理想とする子ども像」から外れたら、勝手に失望するタイプの人間なのかなぁと思われます。子どもを人権ある一人の人間として見れてませんよね。・なんか擦り込みとか固定観念が強いんだね。男なのにとか女のくせにとか今ジェンダーレスな時代なのに、ダサいわ…。・欲しがるおもちゃ買ってやんな。男だから女だからとかなんなん、この旦那は。・この手の人は「男の子」ならいい訳ではないんですよね。「元気でワンパクでスポーツ万能な男の子(何故かキャッチボールが必須)」でないとダメ。「繊細な男の子」「芸術家肌の男の子」ではダメ。そしてこの旦那さんの父親もまちがいなくこんな人。この夫の根源にある男女フィルターは、子どもだけではなく、パートナーである妻にも「母親ならやって当たり前」とフィルターをかけているようにしか思えません。育児をしない理由を性別のせいにするのはおかしな話。こんな夫をもったら、どうやって夫婦で育児の大変さを乗り切っていけばいいんでしょう…。▼漫画「女の子育児をしたくない夫(1)」
2023年06月29日このお話は、過去に作者ツムママさんのお母さんに起こったエピソードです。身バレ防止のため一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ手紙の差出人は下の階の人らしく、「女の子の人形が落ちてきて迷惑。ベランダに子どもを出さないように」と書かれていました。しかし、人形の数はひとつも減っておらず…。■この手紙は誰に向けたもの?■誤解を解かなくては!女の子の人形だとしたら、持ち主は女の子だと決めつけているかもしれない…。何もしていないウチの子が疑われるのはすぐにでも阻止しなければと思い、下の階へ駆けつけると…?次回に続く「困った住人」(全39話)は17時更新!
2023年05月27日一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S(以下 Rakuten FWT 2024 S/S)」は2023年8月28日(月)~9月2日(土)の会期で渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを公式会場に開催いたします。5月12日(金)よりRakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/Sシーズンの出展ブランドの募集を開始いたしました。東京独自のファッション・ウィークを目指し、 新たなステージへ去る2023 A/Wシーズンでは、会期初日の3/13から政府の発表によりマスクの着用が個人の判断に委ねられるなど、コロナによる社会状況も徐々に落ち着き、より一層の開放感をもったイベント開催となりました。2024 S/Sシーズンでは、withコロナ時代に培った「デジタルとフィジカルの融合」 と 「グローバルな発信力の強化」 というニューフォーマットをベースに、より活気のあるイベント開催を目指し、引き続き様々なコンテンツの展開、国内外への発信の取組をしていきます。また昨年より一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構が新たに発足した「日本から世界に向けたデザイナーの創出」を通して、今後グローバルにファッション業界で活躍が見込める新しい才能を育成・支援していくことを主旨としたサポートプログラム(※)を今年度も継続して実施いたします。ブランドの成長及びグローバルな認知向上のチャンスを広げ、次のステージへ前進する機会となるよう、引き続きサポートをしていきますので、こちらも是非ご検討ください。(※)サポートプログラム詳細:■応募方法下記募集ページをご確認ください。■応募締め切り2023年6月9日(金)18:00 必着※期日を過ぎてからのお申し込みは一切お受けできません。※第三者(PR会社、制作会社など)からの間接的なお申込みは受け付けておりません。出展されるブランド様からのお申込みをお願い申し上げます。応募に関してのご不明点、ご質問などは直接JFWO事務局までお問い合わせください。■その他お知らせRakuten Fashion Week TOKYO では、本年度のオフィシャルスポンサー、他、を同時募集しております。お問い合わせは下記よりご連絡ください。問い合わせ先: contact@jfw.jp■Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S会期: 2023年8月28日(月)~9月2日(土)会場: 渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズ、その他 各会場主催: 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年05月17日一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(理事長:三宅正彦、所在地:東京都渋谷区)が主催する「Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S(以下 Rakuten FWT 2024 S/S)」は2023年8月28日(月)~9月2日(土)の会期で渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズを公式会場に開催いたします。5月12日(金)よりRakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/Sシーズンの出展ブランドの募集を開始いたしました。Rakuten FWT 2024 S/S 出展ブランドの募集を開始去る2023 A/Wシーズンでは、会期初日の3/13から政府の発表によりマスクの着用が個人の判断に委ねられるなど、コロナによる社会状況も徐々に落ち着き、より一層の開放感をもったイベント開催となりました。2024 S/Sシーズンでは、withコロナ時代に培った「デジタルとフィジカルの融合」 と 「グローバルな発信力の強化」 というニューフォーマットをベースに、より活気のあるイベント開催を目指し、引き続き様々なコンテンツの展開、国内外への発信の取組をしていきます。また昨年より一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構が新たに発足した「日本から世界に向けたデザイナーの創出」を通して、今後グローバルにファッション業界で活躍が見込める新しい才能を育成・支援していくことを主旨としたサポートプログラム(※)を今年度も継続して実施いたします。ブランドの成長及びグローバルな認知向上のチャンスを広げ、次のステージへ前進する機会となるよう、引き続きサポートをしていきますので、こちらも是非ご検討ください。(※)サポートプログラム詳細: ■応募方法下記募集ページをご確認ください。 ■応募締め切り2023年6月9日(金)18:00 必着※期日を過ぎてからのお申し込みは一切お受けできません。※第三者(PR会社、制作会社など)からの間接的なお申込みは受け付けておりません。出展されるブランド様からのお申込みをお願い申し上げます。応募に関してのご不明点、ご質問などは直接JFWO事務局までお問い合わせください。■その他お知らせRakuten Fashion Week TOKYO では、本年度のオフィシャルスポンサー、他、を同時募集しております。お問い合わせは下記よりご連絡ください。問い合わせ先: contact@jfw.jp ■Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S会期 : 2023年8月28日(月)~9月2日(土)会場 : 渋谷ヒカリエ、表参道ヒルズ、その他 各会場主催 : 一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構オフィシャルサイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月15日■前回のあらすじ妊娠中の綾乃は、夫の大輔が男の子を熱望していることを不安に思っている。性別がわかる前から、お腹の子を「息子」と呼び、男の子の名前しか考えない。「女の子の場合もある」と伝えるが「俺が男家系だから絶対男の子」と疑わないのだった。 >>1話目を見る 【妻 Side STORY】「男の自分が、女の子のお風呂やオムツ替えをするのは抵抗がある」と主張する大輔。その気持ちはわからないでもないけど、そうすると私がすべてやることになるわけで……。ほぼワンオペ育児で、心身ともに疲れていく私。ひながオムツを卒業するまでは、夫にひなを任せて外出することもできないのかな……なんてことまで考えてしまうのでした。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ まりお
2023年04月17日2月22日(水)から実店舗と公式オンラインストアをオープン百貨店ブランドを中心に展開するワールドグループの株式会社フィールズインターナショナルは今S/Sシーズンより新ブランド「GALLEST(ギャレスト)」を展開し、2月22日(水)から実店舗と公式オンラインストアで販売をスタートいたします。2023 SPRING&SUMMER COLLECTIONより「GALLEST(ギャレスト)」は、キャリアブランド市場の中で “マニッシュ、スタイリッシュ”なテイストで、シャープな着こなしを求める働く女性に支持され続ける「INDIVI(インディヴィ)」の事業部がこのS/Sシーズンより立ち上げる新ブランドです。インディヴィのDNAを背景に持ちながら、これまでとは違う新たな顧客、価値観、マーケットへ向けた商品を展開していきます。柔軟な感性で常に時代を捉え、感じながら新しい価値観と共にファッションを楽しむ。そんな軽やかでエフォートレスな女性へ向けた、今の時代にフィットしたモードなカジュアルスタイルを提案いたします。2月22日(水)からは屋号名に「GALLEST by INDIVI(ギャレスト バイ インディヴィ)」を掲げた実店舗と公式オンラインストアでの販売を予定しています。店舗オープンと公式オンラインサイトの公開に先駆け、本日よりインディヴィ公式オンラインサイトにて一部商品のプレオーダーを開始いたします。 今後のギャレストの展開にどうぞご期待ください。「GALLEST」プレオーダーはこちら : 【 “ GALLEST ” BRAND OUTLINE 】Gallery+est (最上級)の造語[ BRAND PHILOSOPHY ]Create new value and sensibility新しい価値や感性を生み出すブランド理念=感性の体験を得ることができる場の提供[ BRAND CONCEPT ]Mode Casualファッションが好きで感性の優れた人に向け程よいトレンドをコントラストで表現するブランド時代のMode はコントラストなものの組み合わせにより新しい価値や感性を生み出す[ KEYWORD ]Mode / Active / Healthy / Beauty / Healing / Nature / Happy / Art[ TARGET ]Agelessファッションに対する感性が豊かな人[ PRICE ]COAT / 15,000~JACKET / 10,000~KNIT / 6,000~BLOUSE / 7,000~CUT&SEWN / 6,000~ONE-PIECE / 11,000~SKIRT / 9,000~PANTS / 8,000~SHOES / 9,000~2023 SPRING&SUMMER COLLECTIONより<会社概要>・名称:株式会社フィールズインターナショナル(株式会社ワールド100% 子会社)・代表者:大峯 伊索・会社所在地:〒650-8585 神戸市中央区港島中町6-8-1〒107-8526 東京都港区北青山3-5-10・ワールド 企業サイト: ・ワールドグループ 公式通販サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月03日国内でも数少ない女性限定の大会「渋谷・表参道 Women’s Run」は、2023年3月19日(日)に開始します。同大会では、滅多に走ることのできない渋谷・表参道を走ることができます。女性ランナー約5000人が走る「渋谷・表参道 Women’s Run」の特長は、女性限定のランニングイベントであり、イベント名の通り渋谷と表参道のメインストリートを思い切り走れるところです。種目は女子10km、ファミリーラン(1km)、キッズラン(1km)です。制限時間は10kmが1時間30分、ファミリーラン、キッズランはありません。参加費は10kmが7,000円(学割4,000円)、10kmチャリティーが37,000円、ファミリーランが1,000円、キッズランが500円です。女性限定のイベントですが、ファミリーランの小学生とその親、キッズランの小学生については、男女問わず参加することができます。渋谷・表参道がメインストリートコースは、代々木公園野外音楽堂横を発着点として、渋谷周辺道路、表参道、明治神宮、西参道、代々木公園西門を走ります。高低差も少なく、都心を走っているとは思えないほど、緑や自然を感じることができます。制限時間が長めなので、初めてのランニングイベントへ参加する人におすすめです。(画像は公式サイトより)【参考】※「渋谷・表参道 Women’s Run」公式サイト
2022年12月19日宮﨑駿が監督を務めるスタジオジブリ新作映画『君たちはどう生きるか』が、2023年7月14日(金)に公開される。『風立ちぬ』から10年ぶり、宮﨑駿の映画最新作大正から昭和にかけての日本を背景に、実在の人物である堀越二郎の半生を描いたアニメーション映画『風立ちぬ』から10年ぶりとなる、宮﨑駿の長編映画『君たちはどう生きるか』が公開へ。宮﨑駿が原作・脚本・監督を手がけ、スタジオジブリが製作を担う。吉野源三郎の児童向け小説『君たちはどう生きるか』とは?映画のタイトルは、吉野源三郎が1937年に発表した児童向け小説と同じもの。小説『君たちはどう生きるか』では、15歳の主人公であるコペル君こと本田潤一が、学校生活を送る中で経験する様々な出来事に対して、叔父さんがコペル君に書いたノートを読みながら“どう生きるか”を考え、成長していく物語が描かれている。同様のタイトルにした理由について、宮﨑駿は「子供の頃にこの本を読んで大変感銘を受け、それで今回、自作のタイトルに借用させてもらった」という。音楽は久石譲音楽は、『風の谷のナウシカ』から『風立ちぬ』まで、宮﨑駿が監督を務めたスタジオジブリの長編作品において、映画音楽を手掛けてきた久石譲が担当。主題歌を含めた37曲の収録を予定している『君たちはどう生きるか』のサウンドトラックは、8月9日(水)より発売される予定だ。作画監督は本田雄作画監督は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の総作画監督などを務めてきた本田雄(ほんだたけし)が務める。IMAXなどでも同時上映なお、映画『君たちはどう生きるか』は、大スクリーンに映し出される鮮明な映像と、高精度なサウンドで“まるで映画の中にいるかのような臨場感”をもって体験できるIMAXでも上映。スタジオジブリ作品でのIMAX上映は、『君たちはどう生きるか』が初となる。さらに、立体的な音響を体感できるドルビーアトモス(Dolby Atmos)、ハイクラスな音響に加えてドルビービジョン(Dolby Vision)による鮮やかなHDR映像で楽しめるドルビーシネマ(Dolby Cinema)、邦画作品初のIAB DCP対応作品として、没入感抜群のイマーシブサウンドで堪能できるDTS:Xスクリーンでも公開初日より上映。宮﨑駿の10年ぶりとなる作品『君たちはどう生きるか』をぜひ劇場で鑑賞してみてほしい。【作品詳細】映画『君たちはどう生きるか』公開日:2023年7月14日(金)監督・脚本:宮﨑駿原作:宮﨑駿製作:スタジオジブリ音楽:久石譲作画監督:本田雄■映画『君たちはどう生きるか』サウンドトラック発売日:2023年8月9日(水)価格:3,300円レーベル:徳間ジャパンコミュニケーションズ
2022年12月16日『風立ちぬ』から10年、宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』が来年7月14日(金)に公開。ポスタービジュアルが到着した。スタジオジブリ製作の本作のタイトルは、宮崎監督が少年時代に読んで感動したという吉野源三郎の著書から借りたそう。宮崎監督は、原作・脚本も務める。『君たちはどう生きるか』は2023年7月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:君たちはどう生きるか 2023年7月14日©2023 Studio Ghibli
2022年12月14日13日、宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』のポスタービジュアルが解禁になった。宮崎監督にとって、2013年の『風立ちぬ』以来の作品。スタジオジブリの英語版アカウントでもポスター、日本で2023年7月14日に公開されること、そして英題が『How Do You Live』(仮)になることが発表された。英語圏のファンは、「王の帰還だ!」「うれし涙」「神による作品がやってくる」と期待を膨らませている模様だ。「日本公開が来年の7月なら、アメリカではいつだろう?」「北米での公開日を早く発表して。お願い!」「2024年のオスカー!」と、まだ発表されていない北米での公開日にやきもきしている様子もみられる。「日本に行くための航空券を買う」と、日本で映画を観ようとしているファンも。英語圏のメディアでも複数報じられ、「The Playlist」は宮崎監督のことを「アニメ界で最も崇拝されている人物であるだけでなく、地球上で最も知られている監督の一人。だから、宮崎監督の新作が発表されると映画ファンは大喜びするでしょうね!」と紹介。「The Hollywood Reporter」「Entertainment Weekly」「Variety」などのメジャーメディアも取り上げた。(賀来比呂美)
2022年12月14日