『GU(ジーユー)』の子ども服の春夏新作が大豊作と聞きつけて、編集長と編集アシスタントY(3歳女の子のママ)が展示会にお邪魔してきました! 子どもが喜ぶデザインなのはもちろん、大人もときめいてしまうアイテムばかりで、とってもワクワク♪ おしゃれ着にも普段着にも使える『GU』の新作をぜひお見逃しなく。編集アシスタント Yprofile:3歳・女の子のママ。K-POP好きが高じて、最近は韓国語の勉強をスタート。4月から幼稚園年少さんの娘は、可愛いキャラクターマスク&絆創膏集めにハマり中。< contents >1. グラフィックTとカラーアイテムが豊富! GU kidsの新作2. おしゃれなうえに着替えもラクちん♪ GU babyの新作グラフィックTとカラーアイテムが豊富!〈 GU kidsの新作 〉こんにちは! 『GU』の展示会に初参戦してきた編集アシスタントYです。ママ目線で、読者のみなさんにおすすめしたいアイテムを一挙ご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。会場に足を踏み入れると、デザイン&カラバリ豊富なTシャツがずらり! ここに並んだTシャツは「790T」と名付けられていて、その名の通りどれも790円!! 種類豊富なので毎日いろいろなデザインが楽しめるのも嬉しいし、プチプラなのでたくさん揃えたくなってしまう……!トレンドのカレッジTシャツもたくさん! 大人も着たくなってしまうデザインばかり。中にはクロップド丈のものもあって、ハイウエストのボトムスと合わせればおしゃれ上級コーデに!胸元に小さく刺しゅうされた「cheer up!」のメッセージがさりげなくておしゃれ。プリントでは出せない刺しゅうのぷっくり感がなんとも言えない♡グリーン×オレンジの組み合わせも今っぽくて可愛い! 今年も断然、カラーアイテム人気が継続中。こちらの組み合わせは、男の子が着ても、女の子が着ても◎。イエロー地にブルー×グリーンのボーダーでこなれ感アップ!Yは、こちらのワンピースに一目ぼれしました! Aラインシルエットとギャザーが上品なだけでなく、光沢感ある素材がポイント。お出かけにも最適なワンピースがプチプラで手に入るなんて……娘用に2色買いしようか検討中です。こちらもリアルバイ候補のひとつ♡ ほどよい透け感とリラックス感あるシルエットが春夏にぴったり。トレンドのグリーンも見逃せない! ギンガムチェック&フリル付きで、これは大人も子どもも好きなはず。セットアップとしてだけでなく、別々に着ることもできるのでコーデの幅が広がりますよね。こちらのパンツも個人的にツボでした。旬なスウェットパンツのサイドにフリルが付いたデザイン。カジュアルにもガーリーにも着こなせる便利アイテムです。こちらは「990 夏パン」と名付けられた夏にぴったりのパンツシリーズで、お値段は990円! Tシャツ同様、色柄が豊富でプチプラなので汗をかいて着替えが多くなる季節に嬉しいアイテム。タイダイ柄とヤシの木柄は、パパも履いていそうなおしゃれなデザイン。じゃぶじゃぶ池や海へ出かける夏に重宝しそうなラッシュガードまでGUで揃う! 淡いピンク×パープルの色合いもキュート。こちらのパンツも、速乾性があるので水遊びにもOK! ネイビーのペイズリー柄とカモ柄に手描きのペイントを施したようなデザインが大人っぽくてグッド。おしゃれなうえに着替えもラクちん♪〈 GU babyの新作 〉2021年にローンチした「GU baby」ですが、ママたちの意見を取り入れたアイテムが続々と登場しています。レイヤード風のトップスや、フリル付きのデザインなど、babyもkids同様におしゃれを楽しめちゃうんです。早速チェックしていきましょう!こちらは、トップスとボトムスがひとつになったセパオールです。前開きボタンなので、ねんね期のベビーでも簡単にお着替えできるのがポイント。ワッフルTと白Tがレイヤード風になったデザインにも注目!こちらもセパオールなのですが、パープルのギンガムチェックがガーリー。娘が赤ちゃんの頃に「GU baby」があったら購入したかった!このセパオールも可愛い~。これにベビー用のハットをかぶって夏のお出かけを楽しみたいですね。マスタードイエローの色味が大人っぽくて◎。胸元のデザインにインパクトがあるので、これ1点着るだけでもおしゃれ見えが叶います。リボン付きのリブレギンスもとってもキュート! このくすみピンクが今っぽくておしゃれですよね。そして、こちらは大人気の「サマナルパンツ」。お尻、太ももまわり、ひざ上までのシルエットがゆったりしており、伸縮性のある素材が使われていることから、子どもが自分で脱ぎ着しやすいとママたちが大絶賛。機能面だけでなく、デザインにもこだわっていて、おしゃれを楽しめるのも嬉しい!「サマナルパンツ」は、色柄も豊富なのでコーデの幅が広がりそう。そして、ママたちの要望に応えて、今シーズンより10分丈に加えて7分丈も登場! これからの時期は、ヘビロテ間違いなしですね。ここでご紹介したアイテムはほんの一部で、プチプラなのにおしゃれが叶うアイテムはまだまだたくさん! すでに店頭とオンラインストアに並んでいるものもあれば、これから販売開始するものもあるので、詳細は『GU』公式サイトをチェックしてみてくださいね。(お問い合わせ)株式会社ジーユーお客様窓口 0120-856-452(年中無休AM9:00~PM5:00)
2022年03月08日知らない国への旅に似ている、暗闇での体験発達ナビ編集長牟田暁子(以下――)ダイアログ・イン・ザ・ダーク、実は5年ほど前に、息子と一緒に体験したことがありました。今回、あらためて体験したのですが、暗闇に入る前に緊張していることに気づき、「この感じ、知っている」と思ったら、学生時代に予備知識のほとんどない未知の国に行った経験に似ていたんですね。風景の予想もできない、どんな文化があるのかもよくわからない国に入国する前のような、そんな気持ちでした。私の学生時代はパソコンもスマートフォンもなく、今ほど情報がなかったので、特に。ジブラルタル海峡を船で渡ってモロッコに入国する前の、不安感と好奇心と興奮が織り交ざったような気持ちに似ていました。ですが、暗闇の中に入ってみると、私、すごく喋っていたんですよね。一緒に体験したみなさんと声を掛け合っていました。普段の生活ではこんなに知らない人に向かって話しかけることなんてないなということも思いました。これも、見知らぬ国を旅するときに似ていました。街の様子をよく知らないから周りの人に話しかけるし、知り合った旅人同士協力しながら宿を見つけたり、次に行く街を相談したり…。Upload By 発達ナビ編集部志村真介さん(以下、志村):知らない人にただ話しかけるだけではなく、「ここに段差があるよ」とか、相手に対して安全な情報を発していませんでしたか?これは別に誰かを助けてあげないといけないルールだからそうするのではなくて、必要な情報だから共有しようとしていたのではないでしょうか。もしこれが、「病気や障害のある人を助けよう」というメッセージが根底にある体験だったら、「楽しんではいけない」と思う人がたくさんいそうです。でもそうではなくて、あくまで「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」はエンターテインメント、楽しむ体験なんです。暗闇というのはこれまで、人間がものすごく恐れていたもので、火を焚き、灯りをともすことで安心を得てきたのです。人は、明るいところ、都市に集まるものでした。ところが、都市の中にこの暗闇をつくって体験するというのは、真逆のことです。そこで怖いはずの暗闇を体験した人はみんな、人の体温を感じたとか、自分と人との境界線が曖昧になった、と話します。暗闇をポジティブに変換できる装置となったのです。これは(ダイアログ・イン・ザ・ダークの)開発者、アンドレアス・ハイネッケによる大発明だと思っています。――たしかにそうですね。暗闇をポジティブに変換する装置、まさにそうでした。目に見えない壁をなくしていくのはダイアログ=対話Upload By 発達ナビ編集部――そもそも、ダイアログを日本で開催しようと思われたのは、どうしてですか?志村:ダイアログは、ドイツの哲学者・アンドレアス・ハイネッケが1989年に始めた活動で、現在世界50か国で開催されています。私が最初にダイアログについて知ったのは、1993年の日経新聞に掲載された小さな記事でした。その記事が伝えていたのは、ウィーンの自然史博物館を真っ暗にして、普段の生活で目を使わない(視覚障害がある)人がその中を案内して、最後にはバーがあってみんなでお酒などを飲むという内容でした。普通、展示物を「見せる」博物館が何も「見せない」、なのにチケットは完売。しかもハイネッケは、世界中にこれを展開しようとしている。その当時、私はマーケティングの仕事をしていたので、目に見えることが付加価値だと思っていました。だから、すでに成熟しているヨーロッパでは、物ではなく、時間や人との関わりといった目に見えない付加価値を提供して、お客さまがチケット代を払って楽しんでいるというのが、ものすごい衝撃だったんですね。その記事を見て、新聞社経由でハイネッケに手紙を書き、ようやく日本で初開催できたのが1999年。そのときは常設ではなく単発のイベントとしての開催でした。そこから今に至るまでも、たくさんのことがありました。――目に見えない付加価値を提供すること、2020年代の今、ようやく理解できるようになってきたと思いますが、1990年代当時はまだまだ考えにくいことでしたよね。志村:ハイネッケがダイアログをスタートした1989年というのは、東西ドイツの壁が崩壊した年。それから30年ほどの時間が経った今、物理的な壁はないけれど、人にはそれぞれ目に見えない壁がある。それはそれぞれの人の思い込みによる壁なんですね。障害の有無とか、男女の違いとか、国籍の違いとか、さまざまな違いが人を分け隔てています。ダイアログには、暗闇の「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、無音の静寂を聴覚障害者がアテンドする「ダイアログ・イン・サイレンス」、高齢者との対話「ダイアログ・ウィズ・タイム」がありますが、これらのダイアログ・シリーズが挑戦していることは、こうしたそれぞれの思い込みによる壁を溶かしていくことなんですよね。宇宙飛行士から見た地球には国境線は見えません。それなのに分けてしまうのは、何らかの固定観念とか既成概念があるから。それを1回リセットするために、ダイアログ・シリーズがあります。――ダイアログ・シリーズはエンターテイメントですよね。こうした社会課題に取り組むプロジェクトは、一般的にはまじめに学ぶものが多いと思いますが、「楽しむ」という形も新鮮です。志村:ソーシャル・プロジェクトには、さまざまなアプローチがあります。イソップの「北風と太陽」の北風タイプの、厳しい現実を突きつけていくアプローチもあるでしょう。一方でダイアログの場合は、太陽タイプで、楽しみながら見えない壁を壊していきます。だから、ソーシャル・エンターテインメントと呼んでいます。自分とは違う世界の人だと思っていた視覚障害者や聴覚障害者と一緒に遊ぶことによって、彼らの文化に興味がわいたり、向こう岸にいる人ではなく地続きにいる人だったと理解したりしていく。楽しみながら、主語を「私」から「私たち」と変えていく、違う文化の人も包含していくような体験になることを目指しています。「いま、ここに、私がいます」を実感する暗闇Upload By 発達ナビ編集部――異なる文化に対して、その国の人と友達になると印象が変わるという体験は、これまでにもありました。暗闇に入る前に緊張したのは、知らないから怖かった、ということもあるのでしょうね。志村:そうですね。知ることで怖さがなくなっていくのは、たとえば留学がその体験に似ていると思いますよね。知らない土地のことを知りたくて留学するわけです。でも実際に留学してみると、今度は逆に質問されることがあります。「あなたはどこから来て、あなたはどういう考え方で、その背景にあるあなたの国の文化はどういうことなのか」と。自分自身について聞かれるわけです。それと同じことが、暗闇でも起こります。50ヶ国で行われている「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の暗闇の中で、アテンドは必ず「あなたはどこですか」と質問します。すると、どの国の参加者も、多くが共通して言うセリフがあります。それは「私はここです」。ふだん私たちは「今ここにいる」と意識していないことが多いのではないでしょうか。「昨日あのとき、こうすればよかった」とか、「あと1時間したら出かけなくちゃ」とか、過去と未来に行ってしまって、「今ここ」にいないんですよね。でも、暗闇の中にいると「今ここ」しかなくて、過去も未来もありません。それは「本当の自分はここにいます」という、とても本質的なことでしょう。これを今読まれている方が、「あなたは誰ですか」と聞かれたとき、「発達障害のある子どもを育てる親です」という言い方もあるかもしれませんが、それは「あなたは誰ですか」という問いとは本来関係ないことなのです。たとえば「視覚障害者の山田さん」と言うと、「視覚障害者の」という枕詞がついた時点でその人に対する見方にバイアスがかかります。本質的な山田さんは単なる山田さんで、その山田さんの一部として目を使ってないという特性もあるということ。発達障害のある子どもを育てているという一面があったとしても、それがその人の人生の中核ではありませんよね。そういう「今ここにいる私」というものを、暗闇では体験することになるのです。―「ADHDのある○○さんのお母さん」ではなくて、自分自身に戻れる場所なんですね。子育てする中では、子育て優先で自分の時間は持てない、楽しむ余裕はないと思っている保護者の方も少なくありません。でも、「私自身」として楽しいと感じることをしていていいんだよ、どうしていると私は幸せなんだっけ、ということを思い出す場所になりますね、この暗闇は。対等な関係になれるからこそできる、本質的な対話Upload By 発達ナビ編集部――なぜ、暗闇の中だと、そういう本質的なことがスッと入ってくるのでしょうか。志村:それは情報を引き算しているからなんです。ふだん、学んだり楽しんだりするときは、情報を足し、掛け合わせて盛り込んでしまうのが、暗闇では情報がそぎ落とされる。日本文化は、引き算のじょうずな文化だと思っています。たとえば、俳句のように。言葉を短く、五七五の中に凝縮しますよね。本質的に、どこに心が動いたかという表現が、得意なのではないでしょうか。ハイネッケは、ラジオ局で目の見えないジャーナリストとともに働くことになったときに、ダイアログ・イン・ザ・ダークの原点を考えつきました。仕事が終わって部屋を出る前に電気を消すと、日常生活で目を使う人は右往左往して出口を探すけれど、目の見えないジャーナリストはスタスタ帰っていく。助けるべき存在だと思っていた人が、部屋の灯りが消えただけで、自分を導いてくれる人になるという瞬間だったそうです。漆黒の暗闇をつくると、助ける側と助けられる側の立場が入れ替わるというだけではありません。視覚障害者も、私たちも、同じように目を使わないのです。そこで対等になります。対話は、対等な関係でないとできません。ダイアログでは、その対等になれる空間をつくっているのです。その空間があるからこそ、本質的なところに入っていきやすいのではないかとも思います。子どもたちのダイアログ体験を、未来の社会が変わる力にUpload By 発達ナビ編集部――ところで、2022年はどんな活動を展開していくのでしょうか。志村:今、「こども5000人たいけん!」プロジェクトを進めています。海外のダイアログは、国が子どもたちの学校教育の一環として展開しているところが多いのですが、日本ではまだです。小学校4年生ぐらいになると、人と違うところがかっこ悪く感じるようになることが多いでしょう。また、違うところがある子どもをいじめたりしてしまうこともある。そうした時期に、ダイアログを経験してもらいたいと願っています。そこで、まず佐賀県がふるさと納税を使い、2,000人ほどの県内の子どもたちに、学校教育として取り入れてくれました。そのときの子どもたちへのアンケートでは、ダイアログの体験後に自己肯定感が上がるということが分かりました。「あなたの希望はいつか叶うと思うか」、「自分に満足しているか」といった質問の回答が、体験後にはポジティブな方向に変化していました。ただ、こうした結果があっても、全国の学校で実施するに至るには時間がかかります。私たちは昨年クラウドファンディングを実施しましたが、そのときに、子どもたち5,000人に無料体験してもらうということを、リターンにしました。「こども5,000人たいけん!」によって起こる、10年後の未来の社会をみなさんがイメージして支援してくださいました。このプロジェクトは昨年から徐々に始まっていますが、今年5,000人に達成させたいと思っています。Upload By 発達ナビ編集部――それは楽しみですね。こうした取り組みに、コロナ禍の影響もありましたか?志村:コロナによって、人と人との距離感が変わりましたよね。見えない壁は、厚くなったとも思っていました。ところが、(一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ )代表理事の志村季世恵は、「マスクをしている恋人同士がマスク越しでキスをしているのを見たの。それって、3年前にはなかった風景じゃない?」と言ったんです。相手のことを思うからこそマスクを外さない姿。たしかに愛の伝え方は、すごく変わりました。病院でもこれまでは、愛する人の手をにぎって最期のときを過ごしたのが、ガラス越しになったりモニター越しになったりしています。でも、伝えたいことは同じ。「愛している」「ありがとう」といったシンプルなことで変わらないはずなんです。コロナによって愛の「伝え方」が変わったことを、ダイアログで再認識してもらえたらと、2月14日まで「LOVE イン・サイレンス」、「LOVE イン・ザ・ダーク」を開催しています。――気持ちの伝え方の変化、たしかにありますね。そして、たくさんの変化が、この約2年の間にありました。志村:ヨーロッパの13世紀にペスト菌やスペイン風邪がはやり、最悪の事態に陥ったあと、14世紀には人間性復興、ルネッサンスが起こったように、ここからまた新しい芽が出るはずだと信じています。コロナで1回リセットされたあと、立ち上がっていくのは、健常者だけでもないし、さまざまな障害のある人だけでもない、男性だけでも女性だけでもない。イメージで言うと、城壁のようにさまざまな形と大きさの石が重なり合い、お互いに摩擦を起こしながらも繋がり、しなやかでありつつ強靭になっていく。そんなイメージが、まさに多様性、ダイバーシティではないかと考えています。これまでとは、方程式が変わった気がするんですね。――今までなら、学校に行って学ぶ、会社に行って働くのがあたりまえだったから、障害のある人は通学・通勤だけでも大変でした。それがリモートが可能になったら、誰でも家で学べるし、働ける。働きやすさ、暮らしやすさが見直されて、みんなが力を合わせていくような社会構造に変わっていくことが望まれていますね。志村:障害のある人は、何らかの状態に適合しないということでもあります。でも今は、すべての人が学校や会社に通えないとか旅行できないとか、全員が適合できていない状態。今は全員がボーナブル、脆弱性を持っています。だから、社会が変わることによって自分がハッピーになると考えるのではなく、社会に内在している自分が変わることで、周りが変わって社会が変わるということを考えたいですよね。ダイバーシティについて考えるとき、外側から見るのではなく、自分も含まれているということを忘れずにいたいと思っています。Upload By 発達ナビ編集部文/関川香織撮影/鈴木江実子言葉の壁を超えて、人はもっと自由になる。純度 100%の真っ暗闇の中で、見ること以外の感覚を使い、驚きに満ちた発見をしていくエンターテイメント。体験を案内するのは、普段から目をつかわない視覚障害者のアテンドです。視覚以外の感覚を広げ、新しい感性を使い、チームとなった方々とさまざまなシーンを体験します。1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界 50ヶ国以上、800万人以上が体験。日本では 1999年に初開催し、これまで 23万人以上が体験しました。現在は東京・竹芝のダイアログ・ミュージアム「対話の森」で体験が可能です。※詳細ボタンをクリックすると発達ナビのサイトから一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティのサイトに遷移します1962年生まれ。関西学院大学商学部卒。コンサルティングファームフェロー等を経て1999年からダイアログ・イン・ザ・ダークの日本開催を主宰。1993年日本経済新聞の記事で「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と出会う。感銘を受け発案者ハイネッケに手紙を書き日本開催の承諾を得る。2020年8月、東京・竹芝「アトレ竹芝」内にダイアログ・ミュージアム「対話の森」をオープン。著書に『暗闇から世界が変わる ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの挑戦 』(講談社現代新書)
2022年01月29日味噌汁や冷奴など、ちょっとしたアクセントとして使える長ねぎ。具材としてだけでなく、みじん切りにして香味を引き立たせることもできる名脇役です。とはいえ、みじん切りって面倒臭いですよね…。そんな時は、こんな方法はいかがでしょうか。皆さんご存知とは思いますがネギの半分くらいまで斜めに切れ込みをいれ、反対側にも入れてから、端から切ると即みじん切りになります。 pic.twitter.com/a4f7hmsQHF — シューフ (@shuerff) October 10, 2021 シューフさん(@shuerff)さんがTwitterにアップしたのが、こちらのみじん切り方法。シューフさんは毎週日曜日の夜に副菜を作り置きしているパート主婦で、作り置き料理を公開しています。そんなシューフさんが発見したのが、こちらのみじん切りの情報だといいます。料理家やYouTuberが発信しているというこの切り方は、ねぎに斜めに切り込みを入れて、端から切るというもの。簡単にみじん切りの完成です。この投稿には6万件以上の『いいね』がつき、1万件以上リツイートされました。また、簡単な切り方に感動する声も寄せられました。・えー!知らない!!縦に細くに切り込み入れてた。やってみよっと!・知らなかったですよ〜!これからこれにする!中には、早速この切り方を試して動画をアップしている人も。・早速納豆に入れて食べてみる。納豆にもぴったり!長ねぎをみじん切りする時は、試してみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2021年10月31日来年のベルリン国際映画祭の審査員長に、M・ナイト・シャマランが決まった。ホラーを得意とするハリウッドの監督がヨーロッパの映画祭の審査員長に選ばれるのは、珍しいこと。しかし、映画祭事務所とシャマランは、インディーズ出身で独自の作品を作り続けてきた彼がこの役目を務めるのはふさわしいと考えているようだ。来年のベルリン映画祭は、2月10日から20日にかけて開催される。シャマランの最近作は、この夏公開された『オールド』。次回作は2023年公開予定の『Knock at the Cabin』。文=猿渡由紀
2021年10月20日江口のりこ主演の新木曜劇場「SUPER RICH」に、古田新太が電子書籍企業の独特なキャラの編集長役で出演することが分かった。本作は、幸せのカタチ=“スーパーリッチ”を追い求めるキャリアウーマン・氷河衛(江口さん)の波瀾万丈な半生を描く完全オリジナルドラマ。木曜劇場11年ぶりの登場となる古田さんが演じるのは、衛の会社「スリースターブックス」の電子書籍編集長・碇健二。最大のミッションは、「スリースターブックス」のオリジナル作品でヒットを出すこと。仕事に没頭するあまり周りが見えなくなることもあるが、ひょうひょうとした性格で、淡々と仕事をこなす碇。感情的な衛の無理難題をのらりくらりと交わしながらも、最高の職場環境を与えてくれた衛への恩義は忘れておらず、2人は特別な絆で繋がっている。また、若者の面倒を見ることも多い碇。春野優(赤楚衛二)や宮村空(町田啓太)、田中リリカ(志田未来)らインターンたちとのかけ合いにも注目だ。撮影に入ったという古田さんは「周りが若くてキラキラした役者さんばかりで戸惑っております。この間のりちゃん(江口のりこ)と一緒のシーンがあり、ホッとしました。今後はのりちゃんとのシーンも増えそうなので、楽しみにしております」とコメントしている。「SUPER RICH」は10月、毎週木曜日22時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年09月10日追分のニュー・ノルディック・キュイジーヌ軽井沢は追分の別荘地に昨年オープンした【Naz】。レストランは北欧風の建物で、中に入ると木のテーブルがひとつあり、お洒落なバーカウンターがあります。今夜はわれわれ一組のための席です。シェフが挨拶に出てきて、飲み物が注がれます。なんだか友人の別荘ディナーに招かれたような感じです。鈴木シェフが迎えてくれたテーブルから明るさの残る外を見るまずはスロベニアのスプマンテにあわせてトウモロコシの菓子に雲丹を乗っけたものを一口でいただきます。トウモロコシの甘さと雲丹の塩味が爽やかです。次に素麺です。発酵きゅうりとそのソースがかかっていて昆布の香りがします。それが出汁の風味と重なりキャビアとほどよくからみあいます。素麺は富山の大門の手延べでのど越しが気持ちいい。汗が引いて落ち着きました。外はまだ明るく、木々の緑が見え、北欧にでもいる気分になります。信州サーモンと自分で育てる鮎シェフがサーモンをテーブルに持ってきて見せてくれます。これが信州サーモンといわれるもので、ニジマスとブラウントラウトの掛け合わせ。海のない長野県の八千穂漁場が苦労して作り上げたものです。「信州サーモンは水がきれいなので臭みがなく身がしまっています。これは2日塩漬けにしたものを12日寝かせてたもので、40から42度で1時間半火入れします。皮の部分と中身をご用意します」そうシェフが解説してくれました。合わせるワインはこれもスロベニアのオレンジ「パラスコス・ノット」。ピノ・グリージョでつくる優しい味わいのものですが、冷やすと酸が立って味覚が尖る感じがします。色合いも信州サーモンの美しいピンク色によく合います。小皿に乗せられた信州サーモンの皮は香ばしく、炭火の上に昆布や金柑やディルの香りも纏っています。メインの皿には発酵した蕪で覆われた信州サーモンの身。発酵したトマトジュースにザクロの香りを移したスープとイチジクの香りのオイル、エルダーフラワーの蕾の酢漬けが乗せてあります。信州サーモンは口に入れた瞬間、むっちりとした食感があり、それが次第に口の中で蕩けるように広がっていきます。発酵食材の纏まり感が素晴らしく、それぞれが上手に引き立てあっている感じが素晴らしい。前半の爽やかなピークです。これは軽井沢の空気感のなせる業でもあるのでしょうか。東京でこの感覚はなかなか味わえない気がします。白ワインが来ました。次の料理に合わせてと、エミリア・ロマーニャの「ぺリスフォン」は、海鮮料理にもよく合うアルバーニ。野菜です、と持ってこられたのはズッキーニの皿でした。絞ったズッキーニのジュレのうえにアイス、それに焼いたズッキーニは乾燥させてからリンゴのジュースでもどしてあるのだとか。パリに【アルページュ】という野菜の美味しい有名レストランがありますが、そこを思い出すような可憐な美しさと美味しさとテクスチャーの面白み。ひとつの食材からここまでの顔を引き出すシェフのセンスの良さに関心しました。そして鮎です。どう料理するのだろうと思っていたら春巻きになって出てきました。「鮎、生簀で飼ってるんですよ」シェフは笑いながら言います。「稚魚もらってきて自分で飼ってるんです。それ使ってます。万願寺や肝をいれて巻いて揚げてみました。すいかのソースでどうぞ」。ワインはエミリア・ロマーニャのサンジョベーゼです。夏の気分になります。食材の可能性、シェフのセンス次はリゾット。佐久産の五郎兵衛米といわれるもので甘く粘り気があるので、リゾットにするのも面白い。リゾットは春の名残かアスパラソバージュとクルマエビで、ワインはスロベニアのソービニオン・ブラン。「僕はここが地元ですが、改めてここの食材の豊かさに感動しています。いろんな可能性を試してみたい」とシェフは語ります。けっこう酔いも回ってきたころ、藁の上に乗っかった牛肉の塊が運ばれてきました。「ダボス牧場の短黒和牛です。無農薬で栄養価の高い牧草と発酵飼料を食べて育った健康で質の良い赤身肉だから肉の味が濃く旨味も強いです」とシェフ。干し草の香りのする柔らかなサーロインは、歯触りが優しく、噛むにつれて味わいが深まる美味しい牛肉です。ダボスの肉にはこれを合わせてほしいと、地元は千曲川ファンキーシャトーのカベルネ・フランを合わせます。彼の地元愛の分かるペアリングで、カベルネ・フランの上質な舌触りがサーロインを引き立てていきます。そしてもうひとつ、今度はマトンです。発酵ブルーベリーと黒ニンニクを纏っていて真っ黒です。これも臭みがまったくなく、脂身がとても美味しい。「羊を苦手な女性でも喜んでくれました」とシェフ。これにはスロベニアのピノ・ノワールを合わせました。発酵食品とスパイスや花々の芳香は、食欲を衰えさせません。ワインもまた。「最後に僕が毎朝手打ちで作るパスタを少しだけいかがですか」との誘いは断れません。締めパスタにはローズマリーが練りこまれています。短黒和牛と香味野菜のラグーの香りがまた胃を開きます。2種類の地元の肉をいただいて、そのソースでパスタをいただく。いい感じの流れです。そして、デザートはカシスのアイスクリーム。火照った口を優しく沈めてくれます。結構いただいたわりには重さを感じない、ちょうど信州の水の流れのような爽やかな料理だと思いました。イタリアやデンマークの【noma】【kadeau】での修行経験があるとはいえ、シェフはまだ26歳という若さ。これからの進化がとても楽しみです。地元食材の可能性と、なによりシェフのセンス、クリエイティビティに大いに期待したいところ。テーブルで最後のお茶をいただきながら、シェフのやんちゃだったころの話を聞いていたら、サービスで立っていた人が実はシェフのお母様であると知り、その若さにもういちど驚いてしまいました。レストラン ナズ【エリア】軽井沢【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】8000円 ~ 9999円【ディナー平均予算】20000円 ~ 29999円
2021年07月28日日本コンテンツの再発見と深堀り海外旅行ができなくなっているいま、国内のいいものを再発見したり深堀りしたりする傾向が多くみられます。それは3月末に発表になった「アジアのベストレストラン」の結果にも現れていました。今回発表になった100位のなかに、和歌山のアイーダや京都のチェンチがランクインしていたことからも、多くの方々が日本の地方の素晴らしいレストランに積極的に訪れていたことが伺えます。「アジアのベストレストラン」発表会場でお会いしたチェンチの坂本健シェフも、地方再発見の喜びを語っていました。ほどなく京都でランチをとる機会があったので、迷わずチェンチを訪問することにしました。お店は平安神宮のすぐ脇にあって、神宮の赤い大鳥居が春の青空に映えていました。古民家を改造したというお店は、スタッフの手作りになる煉瓦などをうまくインテリアに取り込み、伝統を現代に生かす京都の魅力を感じさせる空間です。地下に下るような作りになっているのですが、地下を掘ることで天井を高くし、圧迫感を感じないようになっています。席に案内され、カモミールベースのハーブティーをいただきながら、ティーペアリングでランチをいただくことにしました。スパークリング・ティーからのスタートです。渋みの少ないかぶせ茶を炭酸で割ったものですが、爽やかでシャンパーニュをいただく気分になれます。美しいペルシュウから熊のがんもどきまで最初はペルシュウがきれいに並んだお皿でした。日本で唯一のパルマハム職人といわれる多田昌豊さんの24か月熟成もの。脇に自家製のブッラータにこしあぶら入りのジャガイモのピューレが添えられています。透きとおるほどに薄くスライスされたペルシュウは口の中で儚く溶け、薫り高い余韻を残します。それにこしあぶらの苦みが春の淡い感じをうまく出しています。フォカッチャをオリーブオイルに浸して一つまみすると、イタリアの春の味の輪郭が現れてきました。ホタルイカが来ました。山菜とホタルイカのサラダ上に棒状の春巻きが乗っかっています。春巻きのなかにもホタルイカが行者ニンニクやエゴマなどと入っています。サラダのドレッシングは発酵米とペルシュウ、米麹からつくられているもので、春の海を感じるホタルイカにほどよい酸味を与え、これも爽やかな一皿です。熱湯で入れてからキンと冷やしたキンモクセイ香る凍頂烏龍茶が添えられます。次のお皿はグジです。京都や大阪ではアマダイのことをそう呼びます。若狭湾で獲れるそれは高級魚として珍重されてきたもので、ほのかな甘みがあります。そのグジを焚き上げ、熟成キャベツの発酵ソースでいただきます。仕上げにテーブルでかけられたのはグジのスープにホエーが入ったもので、これもじつに爽やかに上品なグジの甘みを引き立ててくれます。合わせたのはジャスミンティー。水出しのもので、このお茶の華やかさが、グジの繊細かつ深い味わいにうまく寄り添ってくれます。がんもどきが出てきました。珍しいなと思っていただくと、深い味わいのミンチが入っています。熊のミンチだそうで、それとタケノコをがんもどき風に仕立てたとか。このころの京都のタケノコといえば大枝塚原産の風味豊かなものが有名ですが、チェンチもそれを使い、塩と水でシンプルに炊き上げているそうです。がんもどきの上には糠漬けにしたタケノコも乗っかっていて、それが食感の面白さと味に深みを与えています。タケノコスープに木の芽のか香りがすばらしい。京料理の趣のなかに現れる野趣溢れる熊肉のミンチ。ペアリングは岩茶でした。岩山の隙間に生えるといわれるもので、青茶(烏龍茶)の中でもひときわ深みのあるものです。うまみもしっかりあって、タケノコの甘みを引き立ててくれます。京都というテロワールそしてコーヒーが出てきました。京都をベースにしているKURASUのエチオピアを浅めに焙煎したもので、これも華やかな香りと落ち着いた風味があって、和みます。そんななか出てきたのは今帰仁(なきじんそん)アグー。アグーとは沖縄の在来豚のことですが、この今帰仁村のアグーは中でも最も純度の高い生粋の黒豚と言われています。力強いが繊細で味わい深い豚肉です。優しく焼かれた豚肉とその香り高い脂が、カルダモンやウコンや島唐辛子といたやんばる感満載のスパイスを纏い、島胡椒フレーバーが全体を覆っています。それを自家製デュカの乗ったアスパラとともにいただきます。最後になって京都からいきなり沖縄にトリップする感じが面白く、でも通底する味は京都の春を感じる酸っぱさ、若々しさ。これがコーヒーによく合うのです。最後にタケノコのリングイネが出てきました。タケノコとアサリ、三つ葉のシンプルなパスタと、優しいやぶきた茶の組み合わせで、京都に戻って整う感じ。デザートのお茶はと訊かれたので、抹茶をお願いしました。デザートは、アーモンド風味のケーキの上にクリームチーズ、黄金柑を乗せたもの。もう一つはイチゴのクレープのジェラート乗せ。抹茶に添えられた菓子は、チェンチという名前の揚げ菓子で、イタリアの祭りで見つけたものだとか。チェンチとはフィレンツェの方言で「素朴な」とか「古き良きもの」と言った意味だそうで、食事の最後にちょっと添えられるメッセージにもなっているようでした。食材の魅力を引き出すために、水と塩だけで炊くといった日本料理のシンプルな技が結構重要と言う坂本シェフ。チェンチは京都というテロワールに忠実なイタリアンだと思いました。坂本シェフがかつて料理長を務めていた「イルギオットーネ」は、京都のイタリアンを代表するお店ですが、イルギオットーネの笹島オーナーシェフは「イタリアに京都という州があれば」というコンセプトで一世を風靡しました。そのころの話を笹島シェフからお聞きしたことがありますが、食材の魅力を最大限引き出す方法として京料理、日本料理の技法を生かし、日本の食材でいかにイタリアを表現するかを苦心されたとか。チェンチの料理をいただきながら、そんな話が思い出されました。cenci【エリア】岡崎/平安神宮/南禅寺【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】神宮丸太町駅 徒歩12分
2021年05月20日御殿場まで足を延ばして小林圭さんは、パリでアジア人初のミシュラン3つ星シェフとして話題になりましたが、その小林さんと和菓子屋「とらや」がタッグを組んだ店が御殿場にできるということで、オープン日のランチに伺いました。その名もメゾンケイ【Maison KEI】。小林シェフと「とらや」の関係は、「とらや」パリ店に勤務していた現社長との出会いから始まったそうで、気鋭のフレンチシェフと伝統の和菓子店との出会いから10年の時を経て、今の形が出来上がったといいます。御殿場なので、都内からちょっと足を延ばすだけで、パリの郊外気分を味わえる気がして、車を走らせました。1時間半ほどのドライブの後、目の前に雪を抱いた雄大な富士山をながめながら小林シェフの料理をいただいた一日は素敵な体験になりました。「一刻も早くコロナが落ち着いてほしいです。僕はまたパリにもどって自分のレストランを開けなければなりませんが、またすぐ帰国します。ぜひこの空間で料理を楽しんでください」。そう言って小林シェフは、こちらでシェフをつとめる佐藤さんを紹介してくれました。佐藤シェフはパリで小林シェフのもとで働いていた人です。場所も料理も素晴らしかったので、今度は花見のころに伺おうとその場で予約。今度は飲みたかったので電車でくることにしました。調べてみると、新宿からふじさん3号という特急に乗ると、12時24分に御殿場駅に着きます。そこからタクシーに乗れば10分ほどで【Maison KEI】。なので、3月終わりの空いている日の12時40分にランチを予約しました。アペリティフは電車の中でさて桜の時期がやってきて、それも今年は開花が早く、3月末はちょうど満開。電車に冷えたシャンパンを持ち込み車窓の桜を肴にアペリティフとします。長閑な日で、電車もガラガラ、ハーフのボトルがなくなったころに富士山が見え、御殿場着です。富士山の大きさに改めて驚きながら、予定通りに【Maison KEI】に到着。お店のまわりの桜も満開です。「とらや」とはゆかりの深い内藤廣さん建築のこのメゾンは、さながら郊外の美術館の風情で、ダイニングルームには光があふれています。目の前に富士山を眺められるように席が配置されていて、運がよければ絶景のなかでのランチとなります。ランチは4皿(Decouverte出会い)と6皿(Voyage旅)のコースに分かれていて、6皿をいただくことにします。場所と料理を考えたら、値段はとてもリーズナブルで、それぞれ3,500円、6,800円。メインで出てくる鶏料理をLYB豚に変えたら1,400円、和牛に変えたら3,200円が加算されますが、お酒をペアリングでいただいても1人1万円するかしないか。カジュアルラインとはいえ、ミシュラン3つ星シェフが創造する料理をこの環境でこの値段でいただけるなんて、予約が取れないのも頷けますね。富士を見ながら優雅なランチ富士の水で喉を潤し、軽くシャンパンをいただいているとグジェールが出てきます。チーズはコンテで24か月熟成されたものとか。コンテ好きにはたまらないふくよかさ。それとマッシュルームのスープには地元のハムが味の深みを与えているようで、シャンパンが一気になくなります。そして早くも【Maison KEI】のシグネチャーサラダ『ジャルダン・ドゥ・レギューム・クロッカン(庭園風季節のサラダ)』の登場。ここでは静岡の野菜中心に構成されており、レモンの泡に数種類のソースが実に美しく、テーブルで黒オリーブのグランブルがかけられます。混ぜて食べるのですが、味と彩りと食感のハーモニーの素晴らしさは、この一皿のためだけにここを訪れてもいいと思わせるほどのものだと思います。いきなりメインが来てやられてしまった感じ。次のアスパラに合わせてくださいと余市のケルナーが注がれました。アスパラはヨーロッパでは春を告げる野菜です。今回は炭火焼にしたものにうるいのソテーが添えられ、アンチョビ入りのヨーグルトソースでいただきます。うるいは日本の春を代表する野菜。早春の苦みを感じる爽やかな日仏コラボの一皿です。そして魚料理が出てきました。金目鯛のうろこ焼きです。外はパリパリ、中はしっとりの定番に、アラの出汁で取ったエスニックなソースが添えられています。普段魚はサスエ前田魚店からの仕入れで、駿河湾のものを使っているそうで、食材の対応も細かく丁寧に行われているようです。霞んだかと思えばまた現れる目の前の富士山は、まだまだ雪に覆われていますが、のどかな風景の中にちらほら見える桜が彩を添え、幸せな眠気が訪れます。メインは鶏の胸肉です。通常のコースで出されるもので鶏胸肉の塩麹付けを低温調理したもの。葱とわさびが添えられ、テーブルで塩麹のソースをかけていただきます。胸肉は雑味を感じない柔らかで綺麗な食感で、お米で育てられた鶏だとか。赤ワインは長野のメルローを合わせてもらいました。季節ごとに楽しみたい景色とお皿まだまだ食べられそうでしたが、デザートの時間になりました。ヴァシュランです。実に「とらや」とのコラボらしい作品で、イチゴと白みそのアイスを使い、あんことフランボワーズの羊羹が入っていて、あんこのソースがテーブルでかけられます。崩しながらいただくのですが、渋いお茶があってもいいかと思うような和菓子感が残りました。初日に来たときは確か白かったメレンゲが今回は桜色。季節が変わったんですね。実は私も35年ほど前にパリに住んでいたことがあり、そのころパリの「とらや」の方にお世話になった記憶があります。それがふとよみがえってきました。日本を代表する老舗和菓子店は、かなり昔からフランスとの交流に力を入れてきていたのです。そんな長い歴史のなかから今回、日本人初の3つ星シェフとコラボして素敵なひとつの形が生まれたということでしょうか。いろんな可能性を感じました。夜はまた違う顔を見せるのでしょう。ゴルフや温泉帰りに来るのもいいと思います。私は富士を眺めて飲みたいから、次も昼の予約を入れてきました。季節ごとに変わる窓の外の風景とお皿を楽しみたい。ちょっとした別荘気分ですね。春の日の豊かな郊外の風景です。
2021年04月22日料理に関するちょっとした豆知識があると、調理の時間が楽しくなりますよね。シェフとして働く、麦ライス(@HG7654321)さんは、これまでさまざまな料理に関する豆知識を披露してきました。料理人の『ピーマンの種の取り方』に、驚きの声「今までの手間は何だったんだ」トマトソースがはねない方法って?料理人の投稿に反響「なるほど」「いいこと聞いた」『冷凍たこ焼き』を冷凍のまま焼くと?Twitterのレシピに「最高」「早速試す」の声今回紹介するのは、麦ライスさんがTwitterに投稿した、長ねぎを簡単にみじん切りにする方法です。まずは、長ねぎに斜めに切れ込みを入れます。この時、途中で切り込みを止めないと、普通のスライスになってしまうので注意してください。反対側にも切り込みを入れます。端から切っていくと、みじん切りの完成です!ちなみに、切り込みを入れるときには、刃先をまな板に付けたまま、包丁の『アゴ』を上下させるように動かすと楽にできるのだとか。超簡単な長ねぎみじん切り切り込みを入れる→反対側にも切り込みを入れる→あとは端から切っていくだけ切り込みは途中で止めないとただのスライスになってしまうので要注意 pic.twitter.com/CjVilO52wh — 麦ライス@簡単レシピ/料理裏技 (@HG7654321) February 27, 2021 面倒なみじん切りも、この方法なら簡単にできそうです。投稿には、「知らなかった」などの声が寄せられています。・めっちゃ簡単そう!エビチリを作る時に知っておきたかった…!・この方法は本当に楽。これでさっとみじん切りにした長ねぎを納豆に入れて食べています!おいしいですよ。・ほほう!知りませんでした。ためになる。いつも縦に切った後、細かくしてたけど大変なんだよね。試してみます。・やってみたけどめちゃくちゃ楽だった!これはいい情報。友達に教えたい!今まで、長ねぎをみじん切りする時に手間取っていた人は、ぜひ試してみてください![文・構成/grape編集部]
2021年03月04日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(29)。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【『女性自身』の編集長さんを霊視しました】先日、『女性自身』の編集長さんの生き霊チェックをさせてもらいました。七福神の一員みたいに優しそうな見た目で、物腰の柔らかい人だったんですけど、いざ霊視してみたらびっくり。編集長さんのことを怖がっている生き霊がたくさんついていたんです。恐る恐る「もしかして、怒ると怖いタイプの人ですか?」と聞くと、「僕、あんまり怒ることないんですよ」とにこやかに言われました。でも、目の奥は笑っていなかったような気がします(笑)。ただ、芸能人の霊視をしていると、若いころからどんどん売れていって、長い間トップに立ち続けているような人たちは、みんなどこか怖い雰囲気をまとっていたり、実際に周りの人から怖がられていたりすることが多いんですよ。実は、その場におやじもいたんですけど、編集長さんを霊視してみたら、後光が差して見えたといいます。なんでも、後ろについているご先祖さまの霊のなかに、すごく徳の高い人がいるらしくて。そのおかげで、ご本人も強いパワーを持っているんだそうです。ということで、僕とおやじの霊視の結果、『女性自身』は今後も安泰だと思います!【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。8月4日には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。【お知らせ】はやともさんへのファンレター・心霊相談は、〒112-8011東京都文京区音羽1-16-6光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月29日株式会社トーハンと光文社がコラボレーション株式会社トーハンは、2020年6月10日(水)から7月15日(水)まで、『がんばるあなたを応援したい! 初夏のプレゼントキャンペーン』を実施している。同キャンペーンは光文社とのコラボレーションによって実現。全国979書店が対象となっている。購入商品を問わず、1,500円(税込み)以上購入した人を対象に1ポイント分の応募券を進呈。ポイントをためて、特設サイトから応募すると、「お肌のひきしめ専用」美顔器BEAUTELLIGENCE NEWA リフト プラス、『CLASSY.』セレクト・ABISTEフローティングパールイヤリングなどの豪華賞品が、抽選で合計550名にプレゼントされる。今こそ、本を読もう!同キャンペーンは、新型コロナウィルスの影響により生活環境が変化する中でがんばる人々と、営業を続ける書店を応援。「くまざわ書店豊洲店」や「大盛堂書店」などの店舗が対象だ。1人何口でも応募可能。応募券はなくなり次第終了となるため、早めのチェックがオススメだ。対象店舗や応募方法などの詳細は、がんばるあなたを応援したい! 初夏のプレゼントキャンペーン特設サイトを確認。(画像はがんばるあなたを応援したい! 初夏のプレゼントキャンペーン特設サイトより)【参考】※株式会社トーハン ニュースリリース※がんばるあなたを応援したい! 初夏のプレゼントキャンペーン特設サイト
2020年06月14日車の修理や整備を請け負う『カーケアチャリティー』(car.care.charity)が、1枚の写真をInstagramに投稿。アルバイトとしてヤマト運輸(通称・クロネコヤマト)で働いている従業員が、支店長からマスクを貰ったそうです。同封されていた手紙には、このようなことが書かれていました。松本主管社員のみな様・ご家族のみな様へいつも大変お世話になりありがとうございます。全世界を巻き込むコロナ問題の中、宅急便というインフラ事業を維持するために不安の中、本当に頑張っていただき心から感謝しております。またそんな中で、社員の方が頑張れるのもご家族様のご支援あってこそだと思っています。本当に社員の方を支えていただきありがとうございます。今回、マスクが巷になく、本当にお困りの方も多くいらっしゃると思いましたので、ささやかではございますが手配のできましたマスクを送らせていただきます。業務用のマスクは会社で十分確保ができていますので、このマスクはご家族の方々でお使いください。これからもなにとぞよろしくお願いいたします。お子様たちに…お父さん・お母さんたちは地域のお客様の生活のために本当に頑張ってくださっています。自慢のお父さん・お母さんたちです。松本主管支店主管支店長従業員を新型コロナウイルス感染症から守るため、従業員用のマスクを確保していたクロネコヤマト。それだけでなく、従業員の家族のことまで守ろうと家族用のマスクもプレゼントしていたのでした。手紙の最後には、子供たちに向けてつづられた言葉もあって、本当に従業員を大切にしていることが伝わってきます。以前から配達員の心温まるエピソードや、ユーモアのある出来事などが話題になってきたクロネコヤマト。ヤマト運輸に関する記事はこちら支店長の想いを知り、クロネコヤマトへの印象がよりよい方向に変わった人もいるかもしれません。心温まるプレゼントですね![文・構成/grape編集部]
2020年06月02日から揚げ、カレー、チーズケーキ……。どれも素直に美味しい渋谷にオープンした【Sta.(エスティーエー)】は、1階はギャラリー、2階はバー、3階はレストランの「レストラン付き秘密基地」。店名はStation=駅を意味していて、駅のようにいろんな人々が交差して何か発見があるお店でありたいという想いから名付けたそう。『四角いチーズケーキ』650円【Sta.】は、料理がおいしいだけではなくて人と人が繋がれる場所。レストランにとって、おいしさはもちろん大切なことだけど、それと同じくらい自分にとって居心地のいい空間であることも大切。このお店は、美味しさの他にも人のつながりも楽しめるような場所だ。一品メニューから定食まで、幅広いメニューが揃うSta.【エリア】渋谷センター街/公園通り【ジャンル】軽食・その他グルメ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】神泉駅≫report!model by『NEUT Magazine』編集長平山 潤
2019年12月11日30代40代☆大人の柔らかショートボブ女性らしさと大人っぽさを兼ね備えた『大人のショートボブ』です。短すぎず、長すぎず、伸ばしかけの方や初めてショートにチャレンジする方にオススメです!カラー、パーマ、細かい長さなどは要相談で。お客様一人一人の骨格や生えグセを見ながら、バランスが良くて、スタイリングのしやすいカットを心がけているので、ショートで悩んでる方は是非お越しください!30代40代☆大人の柔らかショートボブを見るワンカールパーマ☆大人のマッシュショート分け目をつけないことで奥行きが出せる、マッシュベースのショートスタイルです。スタイリングも楽チンでオススメスタイルです!カラー、パーマ、細かい長さなどは要相談で。お客様一人一人の骨格や生えグセを見ながら、バランスが良くて、スタイリングのしやすいカットを心がけているので、ショートで悩んでる方は是非お越しください!ワンカールパーマ☆大人のマッシュショートを見る小顔効果☆大人のひし形ショートヘアラフでナチュラルな感じが好きな方に特にオススメのスタイルです!直毛の方はパーマでふんわり感を出してあげると、よりラフ感が出せます。お客様一人一人の骨格や生えグセを見ながら、バランスが良くて、スタイリングのしやすいカットを心がけているので、ショートで悩んでる方は是非お越しください!小顔効果☆大人のひし形ショートヘアを見る この投稿をInstagramで見る . . 一緒にステキな大人女子になりましょ . . . ネット予約がいっぱいでも直接DMして頂ければ取れる事もあるのでお待ちしてます! . . 【柔らかくて女性らしいけど甘すぎないショートヘア】が僕のテーマです . #大人ショートスタイル お任せ下さい✂︎ . #堀越ヘア . . ☆伸ばしたい方 ☆バッサリ切りたい方 ☆雰囲気を変えたい方 ☆ちょっとだけ整えたい方 ショートカットは少しのカットで印象がかわります! . . . 『今までにない位お手入れ簡単なショートヘア』 『乾かしてワックスをつけるだけで美シルエットなショートヘア』 を心がけてます✂︎ ショートヘアで悩んでいる方は是非ご相談下さい . . 一人一人の出逢いに本当に感謝しております。 いつもありがとうございます☺︎☺︎ . . . . . #30代ショートヘア#30代髪型#パーマ#大人シンプル#30代ヘアスタイル #大人かわいい #40代スタイル #前髪長めショート#大人コーデ#大人かっこいい#大人ショート#大人ネイル#簡単スタイリング#ショートヘア#分け目なしショート#40代ショートヘア#ハンサムショート#ショートボブ#大人ショートボブ #マッシュショート#大人カジュアル#40代髪型#20代髪型#大人っぽい#辺見えみり#쇼트헤어#ワンカールパーマ#辺見えみり髪型 ショートヘア ショートボブ 大人ショート パーマ (@makoto_horikoshi_circus_omote)がシェアした投稿 - 2019年11月月6日午前3時57分PST すっきりふんわり☆大人ショートすっきりした中にも、女性らしさを残した『大人ショート』スタイルです。カラー、パーマ、細かい長さなどは要相談で。お客様一人一人の骨格や生えグセを見ながら、バランスが良くて、スタイリングのしやすいカットを心がけているので、ショートで悩んでる方は是非お越しください!すっきりふんわり☆大人ショートを見る大人ハンサムマッシュショート☆どこでも分けれる万能なマッシュショートです!飽きたら分け目を変えられるので、飽きのこないスタイルです。カラー、パーマ、細かい長さなどは要相談で。お客様一人一人の骨格や生えグセを見ながら、バランスが良くて、スタイリングのしやすいカットを心がけているので、ショートで悩んでる方は是非お越しください!大人ハンサムマッシュショート☆を見る この投稿をInstagramで見る . . 一緒にステキな大人女子になりましょ . . . ネット予約がいっぱいでも直接DMして頂ければ取れる事もあるのでお待ちしてます! . . 【柔らかくて女性らしいけど甘すぎないショートヘア】が僕のテーマです . #大人ショートスタイル お任せ下さい✂︎ . #堀越ヘア . . ☆伸ばしたい方 ☆バッサリ切りたい方 ☆雰囲気を変えたい方 ☆ちょっとだけ整えたい方 ショートカットは少しのカットで印象がかわります! . . . 『今までにない位お手入れ簡単なショートヘア』 『乾かしてワックスをつけるだけで美シルエットなショートヘア』 を心がけてます✂︎ ショートヘアで悩んでいる方は是非ご相談下さい . . 一人一人の出逢いに本当に感謝しております。 いつもありがとうございます☺︎☺︎ . . . . . #30代ショートヘア#30代髪型#パーマ#大人シンプル#30代ヘアスタイル #大人かわいい #40代スタイル #前髪長めショート#大人コーデ#大人かっこいい#大人ショート#大人ネイル#簡単スタイリング#ショートヘア#分け目なしショート#40代ショートヘア#ハンサムショート#ショートボブ#大人ショートボブ #マッシュショート#大人カジュアル#40代髪型#20代髪型#大人っぽい#辺見えみり#쇼트헤어#ワンカールパーマ#辺見えみり髪型 ショートヘア ショートボブ 大人ショート パーマ (@makoto_horikoshi_circus_omote)がシェアした投稿 - 2019年11月月5日午前3時24分PST 大人可愛い☆フェミニンショートボブ前髪長めの、ショートボブスタイルです。絶妙な前髪の長さが、女性らしさと大人っぽさを引き出してくれます!カラー、パーマ、細かい長さなどは要相談で。お客様一人一人の骨格や生えグセを見ながら、バランスが良くて、スタイリングのしやすいカットを心がけているので、ショートで悩んでる方は是非お越しください!大人可愛い☆フェミニンショートボブを見る この投稿をInstagramで見る #堀越ヘア . . ステキな大人女子になりましょ . . . ネット予約がいっぱいでも直接DMして頂ければ取れる事もあるのでお待ちしてます! . . 【柔らかくて女性らしいけど甘すぎないショートヘア】が僕のテーマです . #大人ショートスタイル お任せ下さい✂︎ . . . . ☆伸ばしたい方 ☆バッサリ切りたい方 ☆雰囲気を変えたい方 ☆ちょっとだけ整えたい方 ショートカットは少しのカットで印象がかわります! . . . 『今までにない位お手入れ簡単なショートヘア』 『乾かしてワックスをつけるだけで美シルエットなショートヘア』 を心がけてます✂︎ ショートヘアで悩んでいる方は是非ご相談下さい . . 一人一人の出逢いに本当に感謝しております。 いつもありがとうございます☺︎☺︎ . . . . . #30代ショートヘア#30代髪型#パーマ#大人シンプル#30代ヘアスタイル #大人かわいい #40代スタイル #前髪長めショート#大人コーデ#大人かっこいい#大人ショート#大人ネイル#簡単スタイリング#ショートヘア#分け目なしショート#40代ショートヘア#ハンサムショート#ショートボブ#大人ショートボブ #マッシュショート#大人カジュアル#40代髪型#20代髪型#大人っぽい#辺見えみり#쇼트헤어#ワンカールパーマ#辺見えみり髪型 ショートヘア ショートボブ 大人ショート パーマ (@makoto_horikoshi_circus_omote)がシェアした投稿 - 2019年11月月2日午前6時09分PDT ラフでカジュアル☆大人のレイヤーショートラフでナチュラルな感じが好きな方に特にオススメのスタイルです!直毛の方はパーマでふんわり感を出してあげると、よりラフ感が出せます。お客様一人一人の骨格や生えグセを見ながら、バランスが良くて、スタイリングのしやすいカットを心がけているので、ショートで悩んでる方は是非お越しください!ラフでカジュアル☆大人のレイヤーショートを見る
2019年11月08日木村拓哉が型破りなフランス料理シェフを演じる日曜劇場「グランメゾン東京」。この度、木村さん演じる尾花の過去に深く関わる有名料理雑誌編集長役で、パリでも活躍するモデルの冨永愛が民放ゴールデンタイムの連続ドラマに初出演。さらに、世界的ファッション誌「マリ・クレール スタイル」が本作に協力することが分かった。パリに自分の店を持ち、二つ星を獲得したフランス料理のシェフ・尾花夏樹は、己の慢心から招いた重大事件によってその座を追われ、店も仲間もすべて失ってしまう。どん底まで転落した尾花が、女性シェフ・早見倫子(鈴木京香)と出会い、もう一度シェフとして生き直し、周囲と衝突しながらも世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描いていく。そんな本作で冨永さんが演じるのは、木村さん演じるシェフ・尾花の過去に深く関わる女性で、現在は世界的なグルメ雑誌「マリ・クレールダイニング」の編集長を務めるリンダ・真知子・リシャール役。尾花も認める生粋のフーディー(=グルメ、料理愛好家)で、その発言が世界のレストランに多大な影響力を持つ凄腕の編集長で、評価された店は1年先まで予約が埋まるが、逆に酷評されて潰れた有名店も多く存在する…という。その一方で、3年前に尾花が起こした事件の真相をフードライターの久住栞奈(中村アン)と共に追い、尾花に接近する謎多き女性。パリを拠点に活動するリンダだが、日本で三つ星レストランを作るべく奮闘する尾花らに関わっていくことになるようだ。その日本人離れした抜群のプロポーションとエキゾチックな顔立ちで、トップモデルとして世界的に活躍してきた冨永さん。現在も、日本はもちろんのことパリでも多くの活動を行い、ファッション界の頂点を見てきたその生き様は、本作で演じるリンダと共通点が多く、まさにこれ以上ない適役といえるだろう。また、リンダが編集長を務める雑誌「マリ・クレール ダイニング」はその名のとおり、世界的に知られるフランスのファッション誌「マリ・クレール スタイル」が名前を提供した。「マリ・クレール スタイル」が日本のドラマに名前を提供するのは極めて異例のこと。フランス・パリで世界初の撮影協力を行った三つ星フレンチレストラン「ランブロワジー」、本作で料理初監修をする三つ星レストラン「カンテサンス」の岸田周三シェフ、そして今回の「マリ・クレール スタイル」と、世界に名だたるトップネームが協力に名を連ねることになった。「リンダは、非常に“信念を持っている女性”なので、その人物像をしっかりと表現できるようにしていきたい」と冨永さん。民放ゴールデンタイムの連ドラ初出演に際し、豪華な共演陣を「やはりプロフェッショナル」と絶賛、「どんなに和気藹々と和んだ雰囲気でも、カメラが回れば瞬時にその場の空気を変えることができる。異世界の私にとって、キャストの皆さんの一挙一動が新鮮で、勉強になります」と語る。「木村さんとはこれまで面識はありませんでしたが、どんなセッションをしていけるのか、凄く楽しみです」と意気込んでいる。冨永さんのファッションにも注目が集まりそうだが、「リンダはパリ生まれパリ育ちなので、ファッションも大好きな人物だと思います。パリの最前線で働く女性像を考えながら、そのあたり(ファッション)も工夫していければと思っていますし、私自身も楽しみながらやっていければと」とコメント。「リンダ・真知子・リシャールが憑依した私を、ぜひ楽しみにご覧ください」と期待を込めた。「グランメゾン東京」は10月20日より毎週日曜日21時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2019年10月13日モデル・タレントの舟山久美子さんが編集長を務めるWEBマガジン「Bloomeee(ブルーミー)」が、10月2日より配信スタートしました。17歳の時に渋谷でスカウトされモデルデビュー。雑誌「Popteen」の専属モデルを6年間努め、現在は様々なファッション誌、バラエティ番組、また2013年にはファッションブランド「MICOAMERI」を立ち上げるなど、精力的に活躍の場を広げている舟山さん。そんな彼女が新たに手がける「Bloomeee」は、ファン・読者とのコミュニケーション型WEBマガジン。コスメコンシェルジュ、ダイエットインストラクターとしての資格も有する舟山さんならではの切り口で、「beauty」、「Cooking」、さらには「travel」、「shop」といったカテゴリごとに、舟山さんのライフスタイルがシェアされる場所でもあります。WEBマガジン開始にあたり、舟山さんからは以下のようなコメントも。「私は父から『人脈は宝』と言う教えのもと、周りの環境や繋がる人により人は左右されるもの、と教えられて育ちました。そのため、身近に感じるものは自分を作っていくものでもあるため、とても気をつけています。その中で気付いた、何気ない感情を都度都度、このウェブマガジンに書いていこうと思います。何気ないライフスタイルを通し、みなさんが幸せをお持ち帰りして頂けたら嬉しいです。」ファンだけでなく、ファッションや美容好きな女性も単推しめるWEBマガジンがスタートします。webマガジン「Bloomeee」価格:500円/月(税込)発行:週2~3回(曜日不定期)Bloomeee:
2019年10月11日奇跡の62歳!美的GRAND編集長“逆転の”美肌術9月12日、40代でも50代からでも実践できる美肌になれるスキンケア術を紹介している新刊『何歳からでも美肌になれる!』が発売された。著者は美容季刊誌「美的GRAND(グラン)」編集長の天野佳代子氏である。同書には「奇跡の62歳!美的GRAND編集長“逆転の”美肌術」との副題がつけられており、A5判で162ページ、価格は1,300円(税別)、小学館より発売中である。美肌は「奇跡」ではなく「必然」天野佳代子氏の美肌が話題になったのはテレビ番組「マツコ会議」からである。実年齢を想像させない美肌から当時「奇跡の61歳」と言われている。しかし、天野氏はこの評価に対し、奇跡ではないと語る。雑誌や美容が好きだった天野氏は美容雑誌編集者となり、化粧品や美容法の情報が集まるようになる。撮影の中で、一流のメイクアップアーティストからもメイク法を学ぶが、遊ぶ時間もない仕事ばかりの人生だったという。何もせずに努力せずに綺麗は生まれないことを知る天野氏は「奇跡」という言葉を単に褒め言葉と受け止められず、本音では「必然」と言わしめたいとしている。常識を覆す「天野メソッド」新刊では少しの手間と、リーズナブルな化粧品、知識でずっと綺麗でいられる「天野メソッド」を公開している。スキンケアにおいては「保湿」こそが重要だとされているが、著者は洗顔により「落とす」ことで肌は若返ると説き、ケアにかける手間も「夜しっかり・朝あっさり」ではなく、「朝しっかり・夜あっさり」のほうがよいとするなど、常識破りの美肌術が解説されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※何歳からでも美肌になれる! - 小学館
2019年09月18日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 窓と緑の関係性がめちゃカッコいい何年か前にご紹介したディンプル建築設計事務所・堀 泰彰さんの自宅を再訪しました。再建築不可の戸建て住宅をリノベーションした、とても素敵なお宅。窓と緑の関係性がめちゃカッコいいんです。人なつこい猫ちゃんもいて、いちいちサマになるなぁ。■ 小さな飛び出し坊やと遭遇毎度おなじみくだらない小ネタですみません。でもまた遭遇したもので、つい。こんな小さな飛び出し坊やと遭遇。仙川という駅のTiny Cafeのカウンターでのことでした。■ 「住まいの設計2019年6月号」絶賛発売中!「住まいの設計2019年6月号」絶賛発売中です!巻頭特集は「暮らしに寄り添うハウスメーカーの家」積水ハウス、旭化成ホームズ、大和ハウス、パナソニックホーム、BESSなど人気メーカーさんの施工事例だけでなく、人気ハウスメーカー15社の特徴が一気にわかる「ハウスメーカーの基礎知識」も読みごたえがあります。ハウスメーカーとの家づくりを検討している方はぜひ(購入して)ご覧くださいね。
2019年05月26日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 飛び出し坊やのプロトタイプ!?先日滋賀と京都で目撃した「飛び出し坊や」ですが、なんと自宅近辺でも発見!しかもプロトタイプだ!娘が通っていた小学校の正門前ですが、彼女が通っていたころにはいなかったのに。じわじわと全国制覇を狙っているような気がします。■ レデッカーの隙間ブラシですと!そんなお宅にあるのは、やはりマキタの掃除機。その隣にあるのは棕櫚のほうき。その隣にある、すぐーく便利そうなものは?レデッカーの隙間ブラシですと。いいですねえー。即チェックしました。■ 『住まいの設計6月号』5/15発売です!『住まいの設計6月号』が5/15発売になります!巻頭特集は「暮らしに寄り添うハウスメーカーの家」。ハウスメーカーの家というと規格型の家でしょ、などと思うのは大間違い。昨今では建てる人の要望を、様々な提案で応えてくれるいうのは常識なのです。もちろん住宅性能や安全への対策も申し分なし。個性的で安心を担保できる住宅を建てたいなら、今号の特集をご覧ください。第2特集は「WE LOVE CATS&DOGS ペットも人もゴキゲンになれる家」。好評のペットシリーズ。今号では猫ハウスとでも呼べるような家やドーベルマンやミニチュアピンシャーと暮らすための家をご紹介します。アンガールズ・田中卓志さんの建築家自邸探訪で訪ねたのは、都内の住宅密集地に建つ、建築家の事務所併用住宅。ほかにもハウスメーカーや住宅設備の情報など、盛りだくさんの内容でお届けします。
2019年05月05日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 3月はネコ祭!3月はネコ祭でした。こちらのお宅はリビングの吹き抜けにキャットウオークとネコ階段、地窓やハイサイドライトなど、ネコちゃんが退屈しない仕掛けを考えてあります。家の中はちょっと和モダンで、まったーりと過ごせそうな居心地のよさを感じるお宅でした。■ 猫鍋的なハンモック!?こちらのお宅は、リビング上部から階段側面の壁一面にネコ階段兼お昼寝コーナー、書斎の天井にもキャットウオークと猫鍋的なハンモックまでつくっていました。入ってはいけない個室以外はすべてネコドアでつがなっている、という徹底したネコちゃんの家。いろいろなネコ仕様のお宅を見てきましたが、天井に固定されたものは珍しいですね。■ 家中あちこち、いい感じ先日は滋賀のa.un建築設計事務所さんの自邸へ。中古住宅を購入し、のんびりリノベしながら暮らしています。昭和感溢れる台所、たまらん系ですね。リノベした部分はこんな感じ。家中あちこち、いい感じでした。
2019年04月14日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 擁壁から飛び出してくる坊や先日取材にお邪魔した滋賀県で飛び出し坊やに遭遇。坊や発祥の地は、確か滋賀県だったかと思います。この坊やは擁壁から飛び出してくる想定になっているのが、ちょっと笑えました。翌日の京都取材の折にも、市内で飛び出し坊やに遭遇。結構ビビットな配色の坊やです。なんかこっちの坊やの方がプロトタイプに見えますが。■ ちょっと、住んでもいいかな?滋賀県内の某スーパーにて。生紅ずわいがに、かわはぎ、ほうぼう。いずれも東京あたりじゃ入手しにくいから高級魚枠に入ってるものばかり。が、この価格!安っ!ちょっと、住んでもいいかな?と思いました。可愛いお嬢さんたちがお手伝い『住まいの設計4月号』絶賛発売中です!可愛いお嬢さんたちがお手伝いしてる姿にキュンときますね。家好き芸人・アンガールズ田中さんの連載「建築家の自邸探訪」、双子のオネエタレントとして人気の広海・深海さんの「住宅展示場さんぽ」も見応えあります。
2019年04月07日4年目を迎えたLITALICO発達ナビ新編集長就任みんなでつくる発達障害ポータルサイトとして2016年1月26日にスタートしたLITALICO発達ナビ。会員さん同士が相談・交流できるQ&Aやコミュニティサービス、児童発達支援・放課後等デイサービスを中心に全国の社会資源とつながる「施設情報」、子どもの発達をサポートする企業さんとのタイアップ企画、編集部による子どもの発達やその支援に関するコラム発信など、さまざまなサービスをお届けしてきました。いつ、どこにいても自分に合った支援につながるように。地域・社会に働きかけた3年目のLITALICO発達ナビ本記事の書き手である私、鈴木悠平は創刊時から発達ナビ編集長として、会員のみなさんの声をお聞きしながら情報をお届けしてきましたが、この4月1日から、編集部デスクとしてともに働いてきた牟田暁子さんに編集長を引き継ぎます。自身も母親として発達ナビのサービスを積極的に利用していたユーザーだったという牟田さんに、これまでの仕事や子育てでの経験、これからの発達ナビの展望を語ってもらいました。Upload By 鈴木悠平「読者にいかに届けるか」出版社での編集者時代に学んだこと鈴木: 今日はですね、これから牟田さんが編集長ですということを、発達ナビ会員さんにもお知らせしたいなと思って企画しました。牟田さんっていう人がどんな思いで今までやってきて、これから発達ナビ会員のみなさんと一緒にどんな場をつくっていきたいか、みたいなことを、よもやま語る会です。牟田: よろしくお願いします。なんだか緊張しますね(笑)鈴木: まぁ好きにしゃべってください(笑)Upload By 鈴木悠平鈴木: 「私も発達ナビ使ってます!発達ナビで働きたくて、編集者を募集していないかな?と求人情報が出ないかずっと見ていました」と、2年ほど前に面接に来て入社してくれた牟田さん。「あぁ、もう絶対この人!」と思って採用しました。僕と違って出版社での雑誌・書籍の編集経験も長く、頼もしいなぁ、編集部をよりパワーアップさせてくれるだろうなぁと。これまでのお仕事の話も今日はお聞きできればと思います。牟田: 新卒の1社目は宝島社でした。隔週刊のファッション誌を担当していたんですけど、当時は今のようにネットも発展していなかったから、「雑誌」が最先端の一番新しい情報を集めて届けている、という自負や存在感がありました。ファッション誌で隔週刊っていうのは、当時でもほとんどなかったと思います。編集者7人で隔週刊の雑誌をつくるという体制でした。鈴木: なかなかハードだったでしょう。牟田: ハードでしたが、すごく楽しかったですね。自分がファッションとかカルチャーに関して一番新しいものを知っていたいっていう気持ちで、昼も夜も打ち合わせや執筆なんかでいつも忙しいかったんですけど、それでも時間をつくって業界の人と飲み歩いたりして。編集者としていろんな情報をキャッチするための、人とのつながりの大切さとか、その良い情報をどれだけ早く読者に届けるかということをすごく意識していました。2社目の主婦の友社では、女性向けファッション誌の創刊メンバーとして入社しました。この雑誌も、当時は隔週刊で。ファッション特集の担当者として、育休を挟みながら10年くらい携りました。ネットでインタビューなんてできない時代だったので、読者の方に会社に来てもらって100人インタビューをしたり、「47都市スナップ」という看板企画では、編集部員総出で47都道府県に取材に行って、その街のおしゃれな女の子を撮影したり、魅力的なお店やスポットについて聞いて回って紹介したり…とにかく「読者の立場に立つ」ということを徹底して行っていましたね。Upload By 鈴木悠平牟田: 2人目の育休あけに配属された書籍編集部では、書籍のほか、季刊のライフスタイルムックを出すタイミングだったので、それをメインで担当しました。社名が示すとおり、「主婦の友」として、生活の役に立つ情報を、「どれだけ噛み砕いてわかりやすく丁寧に細やかに伝えられるか」というところにすごくこだわっている会社でしたね。最新の情報をキャッチして、読者が夢や希望を持てるような情報発信をすることと、それを実際の生活に役立てられるように落とし込んでいくこと。2社それぞれで学んだことは、今でも発達ナビの編集をする上で意識していますね。希少疾患のある娘と歩んだ10年間。その子をその子として見つめてくれるセラピストと出会って鈴木: 牟田さんには二人のお子さんがおられて、僕も下の娘さんには何度か会わせてもらったのですが、牟田さんがこうした子どもの発達支援の仕事に関わるようになったのは、娘さんの存在も大きいのではないでしょうか。牟田: そうですね。娘はいま10歳。約2万人に1人の確率で生まれる希少疾患があります。発達障害のある子どもたちと特性や症状が重なる部分もかなりあります。Upload By 鈴木悠平鈴木: 発達障害に関しては、この10年で情報も支援環境もだいぶ変化してきたと思いますが、それでも発達ナビには日々たくさんのお悩みやご相談が寄せられていますね。10年前で、なおかつ希少疾患となると、より一層情報収集は難しかったでしょう。牟田: とにかく情報がなくて「この子に何をしてあげたらいいのか」がわからなくて…情報を探すところでものすごく労力を使っていたというのが大きいですね。今でこそ、発達障害の認知も上がってきましたし、発達ナビのようなサイトが月間100万人以上の方に使っていただけるような状況ですが、自分が出版社にいたときには、発達障害や障害のある子というテーマだけで成り立つような雑誌をつくるなんてことはちょっと考えられなかったですね。娘が産まれたころは、ネットを見てもブログを書いてる人はまだ多くなくて、自閉症やダウン症に関するブログが多少見つかった程度でした。でも、娘のような希少疾患のブログを書いている人は全然いなくて、そういう情報を知ろうと思ったらすごく難しい学術論文みたいなものを読むしかなかったんです。アメリカの文献を英語が出来る人に訳してもらったり、動画共有サイトに上がっている海外の動画を見て、一生懸命リスニングしながら「この子がやっている療育はなんだろう」と想像して、そこで拾ったキーワードをネットに入れてみて、そこで英語で引っかかってきたセラピーを調べたり…今みたいに翻訳ソフトの精度も高くなかったので、大変でしたよ(苦笑)比較的情報があった自閉症関連とダウン症関連の本、それから娘には身体障害もあるので脳性まひの本も読みながら、3つをミックスして「うちの子に一番合いそうな療育は何なのか」っていろんな情報にあたっていました。Upload By 鈴木悠平鈴木: それぐらい、海外情報も含めて、自分から「取りに行く」っていうのを頑張らないと、情報が見つからない時代だったんですね。牟田: ええ。でも、海外の動画を見てみると、アメリカの同じ疾患の子は私が思っていた以上にいろんなスキルを獲得できていたんですね。「この子、文字読んでるし、自分の思いを絵カードやサインで伝えてるじゃん!」って。だから、「できない」って最初から決めつけて何も教えないことは娘にとって失礼なんじゃないかと思って、とにかく日本で私にできることをやってあげたいなと思って駆け回っていました。私にとって大きかったのが、”りさせんせい”っていう、すごく力のあるアメリカ帰りのセラピストの先生との出会いでした。その先生は、娘のことを疾患名で見なかったんですね。娘を娘として見てくれて。それまで、どこかの先生のセラピーを受けに行くと、まず娘の疾患の説明をするだけで1時間ぐらいかかる、ということがほとんどだったんですね。全然知られていなかったので。りさせんせいと会う前も、私はそういう心づもりでいったんですけど、彼女は全然違ったんですよ。まずドアを開けた瞬間(※)に、「メリークリスマス!」ってパペットとともに入ってきて、もう娘は一瞬で心を鷲掴みにされてましたね(笑)※当時のセラピーは通所型ではなく訪問型が主流でしたUpload By 鈴木悠平鈴木: へええ、素敵。牟田: 私がいつものように娘の疾患や症状の説明をしようとしても、「お母さんそれは話さなくていいから!もう先に、お母さんのブログも見つけて全部読んできたの。私今日この子のセラピーしに来たんだから!」って言うんです。で、初回2時間のセラピーで、無発語だった娘から要求語の「あ!」を引き出して帰っていったんですよ。私が「この子喋れませんから」とか言っても「喋れないかどうか、まだわからないじゃない」って。これが私にとってすごい衝撃で。この先生はちゃんと娘を娘として見て、娘の中にある思いも全部汲んでくれてるんだなと思って、そこから娘との本格的な療育を始めんたです。鈴木: 疾患・障害の診断名ではなく、その子をその子として見る。発達ナビで一緒に記事をつくるなかでも、いつも大切にしていることですね。素敵な先生と出会いましたね。牟田: こういう自分の経験を、仕事や地域の活動にいかせないかという気持ちが、今の発達ナビの仕事にもつながっている気がします。出版社時代にも、障害のある子ときょうだい児のお話を描いた『イルカの子ーA Little Dolphin』という、当時絶版になっていた絵本を版元さんに提案して復刊させてもらったことがあるんです。無発語の重度の自閉症がある女の子とお兄ちゃんのお話で、うちの2人の子とも重ねてその本にすごく自分が救われたので、他にも悩んでいる保護者がいれば届けたいなと思って企画しました。Upload By 鈴木悠平他にも、地域の仲間と一緒に「プレーパーク」という活動も始めました。娘が成長したときにどこで暮らすんだろうということを想像したとき、どこか遠くの隔絶された場所じゃなく、地域の中で暮らせたらいいなと思って。それで、娘のように障害がある子もない子も、年齢も学校の垣根も越えて、たくさんの人とかかわれる場所、誰もが孤立せずにつながれる居場所をつくりたいなって思ったんです。一緒に活動している仲間たちとのつながりもまた、私たち家族を支えてくれています。和田堀プレーパーク鈴木: 発達ナビも、発達が気になる子どもの保護者さん同士が安心してつながれる居場所をインターネット上につくりたいと思ってはじめた経緯がありますね。牟田: 私もプレーパークを開いたり、他にも親の会に参加したりしてきましたが、そうしたオフラインの「地域」のつながりだからこそできることと、場所を問わずに、同じような特性がある子どものいる保護者同士がつながれるインターネットだからこそできること、両方が必要なんだなと感じています。思い描いていたものと違っても、この子にとって一番良い未来を鈴木: 年度末の1月〜3月には、発達ナビ会員さんにユーザーアンケートやインタビューをさせていただいて、改めてたくさんの会員さんのお話をお聞きしましたね。牟田: 本当に、いろんな地域、いろんな境遇の方に使っていただいて…日々忙しいなか、もっと使い易く、もっと一人ひとりに合った情報をお届けできるサイトにしていかないとなと感じました。Upload By 鈴木悠平鈴木: 3月にはチーム合宿もして、会員さんの気持ちや、日々の暮らしが発達ナビを通してどんな風に変わっていくといいんだろうって、みんなで話し合いましたね。牟田さんご自身も、娘さんが診断を受けてから今に至るまで、自分の気持ちや行動にはいろいろと変化があったと思うのですが、振り返ってみてどうですか。牟田: やっぱり一番最初に診断された直後は「何でこんなにかわいいわが子が、将来言葉も話せないの」っていうショックはありましたね、正直。今まで自分が思い描いていた「こうなるだろう」とか「こうなりたいな」という未来と、全然違う未来を急に突きつけられたような感覚で、どうしたらいいかわからない不安がありました。でも、たとえ思い描いていたものと違う未来であっても、その未来の中で一番良い未来…この娘にとって幸せな道を一緒に歩んでいってあげたいなって、家族で話すなかで思うようになったんですね。それで、先ほど話したようないろんな療育情報を探すようになりました。鈴木: 娘さんにとって、一番良い未来を。牟田: 将来が見えなくて不安でいっぱいだったときに、一番嬉しかったのは、通っていた保育園の園長先生のことばでした。あまりに重度の障害なので、診断を受けたあと、娘はもう保育園に通えなくなるのかなって思って、園長先生に相談に行ったんですよ。そしたら先生が、「自分は療育や医療の専門家でもないけれど、お母さんがいいって言ってくれるんだったら一緒に育てたい」って言ってくれて。先生、本気なんですよね。本気で寄り添ってくれるのがわかる言葉で。「やめないでいてほしいし、お母さんがいいって言ってくれるなら私達も精一杯勉強したいし、教えて」って。「とにかく一緒に、娘さんを真ん中に育てていこう」って、そうやって言ってくれたんです。Upload By 鈴木悠平牟田: やっぱり、一番最初に味方になってくれる人がいるっていうのは、障害のある子の親にとって、そこから元気になってまた歩いていく上での、大きなきっかけになると思うんです。鈴木: そうですね、本当に…牟田: 娘も他の子どもも一緒に過ごせるように、言葉だけでなく実際にものすごくいろんな工夫をしてくださったんですよ。たとえば、「山登り」の行事ひとつとっても、娘が車椅子でも参加できるケーブルカーのある登山先を探してくれて。みんなで「山に登る」っていう、ほかの子たちのやりたいことも達成しながら、うちの子も一緒に登れるっていう経験をすごく大事に考えてくれて、場所も選定してくれたんです。娘には睡眠障害もあるんですが、そういったいろんな先生方の工夫のおかげで、2泊3日の合宿行事にも参加できたんですよ!鈴木: 障害の有無にかかわらず、必要な支援をしながらみんなで同じ場で過ごせるようにする。まさに「インクルージョン」ですね。牟田: とにかく寄り添って、「子どもを真ん中に」というふうにかかわってくれた園だったので、私の気持ちが前向きになったきっかけは、この園の存在が大きいですね。園長先生は、向き合うというより、隣にいてくれて伴走してくれるような方だったんです。それから私の両親も夫の両親も、娘の診断のことを話しても「全然大丈夫よ」って、障害の詳しい知識や理解とかは難しくても、ただ孫のことを100%受け入れてくれて、救われました。一番身近な人たちに否定されなくて、みんなが本気で伴走してくれたから自分自身も歩いてこれたっていう経験を、どんな人にもしてもらえたら…発達ナビを、自分のことを肯定してくれる仲間と出会える場所にできたら…そんな思いでいまここにいます。10年前と比べて世の中も変化してきましたが、まだまだ周囲の理解を得られなかったり、身近な生活圏で仲間と出会いにくかったりして、孤独な思いをされている保護者さんも少なくないと思います。私が保育園で経験したように、ちょっとの工夫で多様な子どもたちがみんなで過ごせるようになる。そんな場所を社会の中にもっと広げていきたいですね。Upload By 鈴木悠平どんな状況の人にとっても「安心基地」となれるサイトに。会員さんと一緒につくっていきたい鈴木: これまで編集部のメンバーとして働いたりユーザーとして発達ナビを使ったりした上で、これから編集長を担っていくわけですけど、これからどんなことをやっていきたいですか。牟田: 最初にユーザーとして発達ナビを知ったとき、開かれた感じのメディア、媒体だなと思っていたんですね。子どもに障害や疾患があっても、悲観しなくてもいいと思えるような、いろんな情報や体験談があって。ユーザーさん同士のQ&Aコーナーなどでのやり取りも、本気で相手のことや状況を慮って考えられているな、本気で相手の困りごとに寄り添おうとされているんだなというのが伝わってくる投稿にたくさん出会いました。そういうサイトのあたたかさ、ここにくると安心と思える、包み込んでもらえる…そういう体験を一番大事にしたいなと思っています。紙媒体と違って反応がすぐ返ってくるのも、編集者としてこの仕事をはじめて新鮮だったところです。それぞれの会員さんの熱量だったり、心のひだみたいなところが伝わってくるのがすごくありがたいですね。鈴木: 先日実施したユーザーアンケート・インタビューも、改めて学びと発見、そして反省・改善点に気づかせてもらえる機会でしたね。たとえば、コラムの内容の詳しさやテーマの幅についてはご好評いただいているけれど、より「自分の境遇」に合わせて情報を探したり受け取ったりするには、まだまだ足りない部分がありますね。自分の住む地域ごとに情報を探しにくかったり、特性や悩みごとのキーワード検索のコツがわかりにくかったりという声がありました。より「個別最適」なサイトに向けて進化していきたいですね。Upload By 鈴木悠平牟田: はい。今年度は記事をこちらから一方的に出すだけじゃなくて、もっと会員さん同士の交流や発信を豊かにできるような機能を作りたいなと思っています。いまのQ&Aやコミュニティでも積極的に使ってくださっている人もいますが、一人ひとりの生活状況も気力・体力の状態もさまざまだと思うんです。「もう毎日暮らすだけで大変なの」という人でも、そんなに大変じゃなく情報を得られるしつながれる、もっともっと使いやすいサイトにしていきたいなと思います。鈴木: すでに開発チームのエンジニアとも、具体的な改善点や、新しいサービスについて議論が進んでいますよね。今後はそういったサイトの改善プロセスも、会員さんにより詳しくお伝えしたり、意見をいただけるような流れを作れると良いかもしれないですね。牟田: とにかく発達ナビが、ユーザーのみなさんにとって、ひとつの「安心基地」になってくれるといいなと思っています。便利であり心の支えであり、現実面でも精神面でも、いろんな面で安全で必要な場所にもっとなっていきたいなと思っていますね。そのためには何が必要なのかなって、常々考えています。情報発信についても、コンテンツの幅をもっと広げていきたいし、今までつくってきたコラムをもっと活用できるような仕組みも必要かもしれない。また、つながって交流するっていうだけでなく、誰かに聞かなくても自分でひっそりと思いを綴っているところに誰かがそっと寄り添ってくれるような、そういう仕組みが必要なのかもしれないし。あとは、発達ナビには全国の支援施設の情報も掲載しているのですが、施設の支援者の人たちともつながりやすくなるような仕組みとか…。例えば、発達ナビのマイページにお子さんの「サポートブック」を置いておいて随時更新しておける。それを支援者の人が見に来てくれると「今好きなこと」「学校で取り組んでいること」などを、都度連絡帳や面談などで伝えなくても、いっぺんに伝えられて、日々の支援につなげられるようなことができたらいいな、と。とにかくいろんな面で安心できる場所にしていきたいなと思っています。Upload By 鈴木悠平鈴木: いいですね。そのままの牟田さんで牟田さんらしく、4年目の発達ナビを作っていってほしいなと思います。やっぱり発達ナビは、会員さんと一緒に作っていく場所だと思うので、会員さんと対話しながら一緒につくっていく、そのプロセス自体を楽しんでもらえると嬉しいです。牟田: 新卒で宝島社に入ったとき、最初「週刊宝島」で研修していたんです。そのときの編集長が今でも大好きで。会議室に呼ばれて「君たちは編集者になれて自分は偉いと思っているかもしれないけど、編集者なんて自分一人じゃ何も作ることができないんだ。すごい力を持ったいろんなスタッフの人がいてこそ誌面を作ることができるんだから、いつも感謝や尊敬の念を忘れるな」って言われたのがすごく響いて。それがいつも心の中にあります。鈴木: まさにそのとおりですね。会員さんや、発達ナビの他のチーム、施設や企業の方々、みなさんの力を借りてこそ、サービスをつくっていくことができますからね。牟田: 悠平さんも、異動してからも助けてくださいね(笑)鈴木: わかりました、牟田さんの頼みなら(笑)Upload By 鈴木悠平
2019年04月01日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ ドーベルマンとミニチュアピンシャーのいるお宅へ京都にて、お宅撮影がありました。ドーベルマンちゃんとミニチュアピンシャー2匹と暮らすお宅です。こちらは中庭を眺めるミニピンちゃん。こちらはコルビュジエのLCソファでくつろぐドーベルマンちゃん。ハードな仕上げの空間+LC+ドーベルマン。なんというかハマり過ぎてます。こちらはドーベルマンちゃんのバックスタイル。どちらかというと↓のカテゴリに近いのでは?■ 京都御所をぷらぷらと京都御所をぷらぷらしておりましたら、建礼門前に何やら獣道が。これ、自転車道なのですね。玉砂利敷きの道はズルッといきますからね。御所と市井の暮らしが近い、京都らしい風景だと思いました。カフェ、農業…地方移住連載にも注目!3/15(金)『住まいの設計4月号』が発売になりました!好評連載の「わたしたち地方移住を選択しました! 」では、静岡県で珈琲焙煎カフェを営む夫婦や埼玉県で農業を始めた夫婦、三重県の港町で悠々自適な二拠点生活を送る人などを紹介しています。家好き芸人・アンガールズ田中さんの連載「建築家の自邸探訪」、双子のオネエタレントとして人気の広海・深海さんの「住宅展示場さんぽ」も見応えあります。
2019年03月31日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 餃子像を激写!積水ハウスさんの実例取材で宇都宮へ行ってきましたよ。時々お邪魔するエリアなのですが、やはり食べずには帰れませんね、餃子。餃子像も初めて撮ってみました。食べ物がモチーフの像ってなかなか見かけません。しかもちょっとイケてると思います。■ めちゃお金かかってます先日、取材で訪れた世田谷美術館。設計は著名な建築家・内井昭蔵。竣工は‘89年だそうですから、ちょうどバブルのど真ん中につくられたんですね。だからというわけではないかもしれませんが、めちゃお金かかってます。賛否はあると思うんですけど、様々な表現に対してパトロン的な感覚で生きたお金を使うのは大切なことだと思うんですね。そうやって表現を育てるというか。公共建築には、そんな一面もあるのではないでしょうか。写真は図書室の照明。凝ってますね。この建物のためにデザインされたそうな。ちょっとデザインのいい汎用品を採用するのとはわけが違うんですね。時代を感じます。■ 可愛いお嬢さんたちがお手伝い3/15(金)『住まいの設計4月号』が発売になりました!可愛いお嬢さんたちがお手伝いしてる姿にキュンときますね。家好き芸人・アンガールズ田中さんの連載「建築家の自邸探訪」、双子のオネエタレントとして人気の広海・深海さんの「住宅展示場さんぽ」も見応えあります。予約もできますのでよかったら~。
2019年03月24日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 不思議なキモチになる場所2月もあちらこちらに行ってました。三重県尾鷲市の小さな漁村。入り江の集落に古家を買ってセルフでリフォームしながら、友人たちと遊び場(隠れ家?)をつくった人の取材とか。漁村の集落って時間の流れた方がまるで違いますね。自然の流れに逆らわないってかんじ。不思議なキモチになる場所でした。3月15日発売の『住まいの設計4月号』でご紹介します。■ パナソニックさんの滋賀・草津工場へ先日はパナソニックさんの滋賀・草津工場へ。知ってはいるけど、でも詳細はもやもやしていていまいちよくわからない(かもしれない)エネファーム。雑誌的にいうと、わかったような気はするんだけど、説明できるほどには分かっていないということなんです。その最新バージョンと工場見学がセットで勉強できるおトクな発表会でした。エネファームというのは、どうやら給湯器の最上位機能を備えたものと解釈すればいいらしい。給湯器って言われた途端、エネファームが身近なものに感じられるから不思議です。すごく大雑把に言えば、給湯器でガスを使用するときのロス熱を使って発電できるし、お湯も沸かせるというわけ。その詳細はさておき、ちょっともやもやが晴れました。「住まいの設計」でもあらためてご紹介しようと思います。■ 外構と一体化したデザインのカーポート一昨日は三協アルミ社さんの発表会へ。U.スタイル アゼストという、新しいカーポートが発売になるそうです。東京あたりでは車に乗る人もカーポートをつける家も少なくなっているようですけれど、近年の気象状況を概観する限り、車もきっちり守りたいですよね。もちろんデザインもチョー大切。こんな外構と一体化したデザインのカーポートなら、家の外観とのバランスもいいんじゃないでしょうか。バランスだけでなく、自由度の高い設計になっているから、便利で快適な生活にも役立つそうです。カーポートは後からつければいいというものではなく、プランニングの段階から具体的に考えておきたいですよね。
2019年03月03日見た目は赤ちゃん、中身は有能なおっさん。部下たちのサポートを受けながらの武田本部長の日常を描いた、竹内佐千子さんの『赤ちゃん本部長』は、読まなきゃ損する傑作だ。ほんわかとした笑いに包みながらも、ジェンダーやセクシュアリティ、ハラスメントといった現代社会の問題に、切っ先鋭くモノ申している。社内での育児が前提なので、会社の仕様もそれに合わせて変化。「会社員生活をしたことがないため、社内の環境や上司部下の関係性などはほぼ想像です。でも私がイメージしていた“会社組織”は相当にホワイトだったみたいですね。『こんな会社で働きたい』とか『うちの上司に読ませたい』という読者の声に、私の方がびっくりでした。最初は社会的なメッセージを込めるつもりもなく、『大人が子どもになったら』という不思議な設定で描いたら面白そうだと思っただけなんですが」しかし、この設定の妙が功を奏す。無力で無垢な赤ちゃんの視点がフィルターとなり、凝り固まった社会通念や幅を利かせていた不寛容に気づかされるだけでなく、そうした空気が少しずつ変わっていくのが痛快だ。たとえば2巻では、結婚観や幸福観、ゲームなどのコンテンツについて前時代的な価値観を引きずっている営業二課の橘部長が登場。周囲の影響で、葛藤しながらも態度を軟化させていくさまが印象深い。一方、巻が進み、本部長の仰天のプライベートが明かされ始め、〈ザギンのチャンネーに会いたい〉と言うなどおっさん要素もましましに。「現実にも、おじさんって、赤ちゃんと似てませんか。妻や誰かにお世話してもらえないと生活できないような生態だったり、カツカレーのような脂っこいものが食べたいのに医者から止められていたり。食べられない理由は、『糖尿病だから』と『体が赤ちゃんだから』とで大きく違いますけど(笑)」赤ちゃん本部長のこれからが、気になってしかたがない!『赤ちゃん本部長』2朝起きたら赤ん坊になっていた47歳の武田本部長。愛妻家の坂井部長、ゲーマーとしての顔も持つ天野課長、実生活でもイクメンの平社員・西浦に世話され…。講談社700円たけうち・さちこマンガ家。東京都生まれ。2005年にデビュー。他の著作に『2DK』(既刊4巻)、『生きるために必要だから、イケメンに会いに行った。』などが。※『anan』2019年2月20日号より。写真・中島慶子取材、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2019年02月13日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 物事を理解するには、二度目以降が重要!?二十数年ぶりで、箱根彫刻の森美術館に行ってみました。いや〜吃驚するほどよかったです。前回来たときはベビーカー押してたから「高低差キツイ。ピカソ、へぇ〜。おいおい、寝る人と一緒に寝ちゃダメ」って印象しかなくて……。オトナになってきてみると、すごーくキュレーションが効いてるのがよくわかります。何につけ物事を理解するには、二度目以降というのが重要ですね。
2019年02月03日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ 「リノベーション体験ツアー」に参加してきました!先日、長野県下諏訪町で行われた「リノベーション体験ツアー」に参加してきましたよ。壁、天井のペイント、古材の床張りなど、2泊3日間みっちしリノベの基礎を勉強させてもらいました。いつもは出来上がったものにしのごの言うお仕事ですが、実際にやってみると施工する人の大変さがよくわかりますね。で、ペンキ&埃まみれになって仕上がった空間がこちら。床の古材の並べ方がポイントなのです。■ 古材を「レスキュー」?このリノベーションを指導してくださったのは、長野県上諏訪のリビルディングセンタージャパン(通称・リビセン)のスタッフ。リビセンでは、使われなくなった住宅から古材を仕入れて再利用しているのです。この活動を「レスキュー」というのですが、「思い出の詰まった家の建材、部材が再利用されてうれしい」「古材好きで使う人もうれしい」「リビセンもいい塩梅」。言うところの「三方良し」ですね。写真はリビセンの店内。古い建具をコラージュした?内窓が設えられています。カッコいいんですよ。古いもののチカラとセンスがドンピシャで。『住まいの設計2019年2月号』絶賛発売中です!『住まいの設計2019年2月号』が発売になりました。猫ちゃんがするっと出てきてくれたところを激写しています。家好き芸人 アンガールズ田中さんの「建築家の自邸探訪」も好評連載中。間取り図大好き!というお笑い芸人の飯尾和樹さんのインタビューもとっても面白いですよ。ぜひご覧くださいね!
2019年01月27日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!■ こじんまりとした素敵な和菓子屋さんを営むお宅へ3月発売の『住まいの設計4月号』の取材が始まりました。先日お邪魔したのは、栃木の「うさぎや」さん。こじんまりとした素敵な和菓子屋さんです。丁寧な手仕事の和菓子。地元の方たちに愛されているお店とお見受けしましたよ。設計は飯田亮さん。栃木に建築家の家を広げたいという野望?を持ってらっしゃいます。久々の熱系です。■ 鯛をかたどった版木に注目!うさぎやさんレジ後ろのディスプレイ。アイアンと無垢材を組み合わせた棚が造作されています。やりすぎてない感が素敵ですね。上段には鯛をかたどった版木(古道具屋で購入)、下段にはお嬢さんのつくったウサギがモチーフの陶器。なんというか、いろいろとほっこりします。■ 猫ちゃんがするっと『住まいの設計2019年2月号』が発売になりました。猫ちゃんがするっと出てきてくれたところを激写しています。家好き芸人 アンガールズ田中さんの「建築家の自邸探訪」も好評連載中。間取り図大好き!というお笑い芸人の飯尾和樹さんのインタビューもとっても面白いですよ。ぜひご覧くださいね!
2019年01月20日素敵なお宅があると聞けば北海道から九州まで、どこへでも!フットワークの軽い『住まいの設計』編集長・丸(56)の取材こぼれ話や、男前なプライベートをチラ見せ!2018年最後の配信となりますので、今年のベストショットをまとめてお届けします。■ 1月17日ストーブと猫。熱いので、とりあえず耳はたたんでおくようです。■ 1月26日雪が降ると店の前にでっかい雪だるまを作る美容室が近所にあるのですが、なんと今年はパンダの親子像。時流にも敏感なようです。こうなるともうさっぽろ雪まつりレベル。しかも数日後も形状をしっかりキープしてました。強いですねー。■ 3月28日徳島って、ちらっとみただけでも、面白建築のスポットのようです。食事をした定食屋さんのそばにあるビル中庭。昭和初期のニオイがします。水を流す仕掛けもあるプール?池?もあったりして、それはそれはシブい物件でした。中を覗くと「大吉・中吉・小吉」っておみくじプール?投げ銭でもするのでしょうか。とてもかわいいです。■ 5月14日鎌倉で撮影でしたが、戸塚駅で乗換電車を待っている間にヤギさんに遭遇しました。駅前ビルの一角にお住まいのようです。手作り感あふれる自宅も完備されていました。■ 7月14日暑い日の撮影は、アタマの中もメルトしがちです。ついつい本筋を違うところへ意識が飛んでしまいます。内容はフツーの貼り紙なんですけど、自転車の絵を描くのって難しいんだなぁと思いました。■ 9月4日先日わが家にHey!Say!JUMPの伊野尾慧くんが来てくれました。パパの話によると「住まいの設計」っていう住宅雑誌の取材で、大学で建築を勉強した伊野尾くんが見にくるっていう企画なんだって。私には建築とか分からないけど、このおうちはとっても気に入ってるの。そんなおうちを伊野尾くんにみてもらえてチョーラッキー!それにしても伊野尾くん、ステキだった〜。すごく透明感があって、シュッとして、フワフワっとしてたワン(ここだけ犬語)。ワタシのことナデナデしてくれて、めちゃ感激〜。思わず彼の後をついて回っちゃった。パパったら「いつもより、すごくおすまししてますよ」だって。失礼ね!るるはいつでもかわいいでしょ!ワタシ、犬だから、字は読めないんだけど、絶対見てみるわ~ 【住まいの設計に取材された犬・るる】
2018年12月23日