ドイツでドイツ人夫と結婚し、日独ハーフの1人息子を育てています!「ぱんをたずねて2000里ちょい」というブログを運営しており、そちらでは子育てに限らず、ドイツでのカルチャーショックネタや義家族や友人の面白ネタなどを8コマ漫画にして毎日更新しています。
ドイツにて、日独ハーフのひとり息子を子育て中。ドイツで繰り広げられる親バカな日々を、面白おかしく綴ります。
たまたま目にした友人のSNSに自分への当てつけのような悪口を発見した主人公・きよか。女友達とのトラブルを通して、何気なくおかしがちな人間関係の課題に気づかされていくのでした。
「ネイリストが夢」という姪っ子の練習台になった主人公。しかし、仕事の都合で週末しかネイルができず、このまま落としてしまうのはもったいない。そこでSNSに画像をアップすると、物語は厄介なほうへ動き出したのです。
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで2歳の息子を子育てしている主婦、ぱん田ぱん太です。 我が家のひとり息子、フリッツ君は現在2歳半。手が届く場所が増え、家中を歩き回っていろいろなものを見つけ出してきます。この日キッチンの棚から見つけて来たものは……。 2018年の冬に日本へ行った際に購入した、ミニおにぎりを作るための便利アイテムでした! このアイテム、購入して数回使ったはいいものの、それ以降は棚にしまったままで、すっかり忘れていたものでした。 しかし、不思議な形状をしているためか、フリッツ君は興味津々。せっかくなので説明してあげることに。 なんで? なぜか中に鶏肉を入れるものと思い込んでいる様子。 まさかの鶏肉縛り!? 鶏肉に並々ならぬこだわりがあるようです。理由は謎ですが。 そして、せっかくフリッツ君が掘り出してきてくれたので、出番がほしいところですが、やっぱりおにぎりを作る機会は少なく……。 そこで思いついたのが、こんな活用法。 ハンバーグやミートボールなど、ひき肉を使った生地を丸めるのに使うことにしました! 大きさが均等なものが一気にできるので手間も減るし、手が汚れず、洗うのも簡単なので意外と重宝しています。 まだ使ったことがない方がいたら、ぜひ試してみてくださいね!
2020年11月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで2歳の息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。 2歳半になる我が家のフリッツ君は、バイリンガル教育が順調なこともあり、日本語でのおしゃべり盛り。大好きな「アンパンマン」について、楽しそうに語ってくれます。 しかし、母親は忙しいもの。時に、子どものかわいいおしゃべりだけに集中してあげられない瞬間があります。 そんな時についついしてしまう 生返事 。返事さえしていれば、他のことを考えて聞いていなくてもバレないだろうと高をくくっていたのですが……。 ちょっと怒った様子で復唱されてしまいました! 生返事なのがバレたのか、それとも単に「ウン」という相づちだけで「〇〇だね~」という感想を付け加えなかったから怒ったのか? 気になったので、検証してみることにしました。 生返事ではなく、きちんと話を聞きながら、かつ「ウン」と相づちだけ打ってみます。フリッツ君は特に不満はなさそうな様子で、お話を続けていました。 話を聞きながら、あえて相づちを打たずに黙ってみました。こちらも特に問題なし。 そこでふと他のことに気を取られ、またまた生返事をしてしまいました。すると……。 なんと、怒られました(笑) 。 どうやらフリッツ君は、私が「話を聞いて生返事をするとき」と「上の空で生返事をするとき」の違いが明確に分かるようです……! 子どもは時に鋭くて、親としては嬉しいやら、ちょっぴり大変やら。これ以来、生返事はせずきちんと話を聞いてあげるようにしています。 それでも、たまに集中力が途切れて怒られてしまうこともあるのですが……。そこは大目に見てもらうことにします! ところで、先ほど出てきた「パリパリチーズ」なる、うちのフリッツ君の大好きなおやつ。 とっても簡単なので、皆さんもぜひ作ってみてくださいね!
2020年10月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで2歳の息子を育てている主婦、ぱん田ぱん太です。 皆さんのお住まいの地域の暑さはいかがですか? ドイツは平均的に日本よりも気温が低い国ではあるのですが、それでも夏が暑いことに変わりはありません。2歳の息子、フリッツ君にも暑さによる変化がありました。 食欲不振 です。普段なら大好物の白ごはん(本当に、ただの白ごはんが好きなんです)や、焼いたソーセージなどですら、なかなか食が進みません。水分は普段よりもしっかりと取っていたので、無理に食べさせることもないかと思い…。 特別に、普段ならデザートやおやつ「ヨーグルト」をあげることにしました。やはり冷たいものなら食欲が湧くのか、ヨーグルトはぱくぱくと食べてくれるのです。 食欲不振を心配していたので、「もっともっと」とせがまれて安心しました。それゆえ、フリッツ君が欲しがるだけどんどん食べさせてしまったのです。 2個目のヨーグルトを半分ほど開けたときでした。フリッツ君が突然おなかを押さえ、腹痛を訴えたのです。 次の瞬間には、思いきり吐いてしまいました…! 号泣するフリッツ君を慰め、反省しながら汚れた衣服を着替えさせ、軽く掃除をしたのですが、フリッツ君の号泣は止まりません。 「まさか、まだ腹痛が…!?」と心配したのですが、そうではない様子。フリッツ君をなだめながら、根気よく理由を聞いてみると…? まさかの、 おなかが減ってごはんが食べたいから という理由でした。(笑) たしかに、嘔吐した量を考えると、晩ごはん代わりに食べたヨーグルトをほとんど全部吐いてしまったようですから、無理もありません。腹痛のせいじゃなくてよかった~! とはいえ反省し、これ以来いくらフリッツ君が欲しがっても、ヨーグルトは1回に1個だけにしています…。 また暑い日の食事は、ドイツ流晩ごはん「Kaltes Essen(カルテスエッセン)」を出すことが多くなりました。直訳すると「冷たい食事」。その名のとおり、火を使わずに作る食事です。 代表的なメニューは、薄切りのパンにハムやチーズ、きゅうりやトマトなどの野菜を添えたもの。ごくごく簡単なものですが、食欲の湧かない暑い夏でも食べやすく、わが家のフリッツ君もよく食べてくれます。 日本でも作れるメニューですし、蒸し暑い日の夕食や食事を簡単に済ませたい日には、手軽でおすすめです。皆さんもぜひ「今日の食事はドイツ流!」と言って、「Kaltes Essen」を出してみてはいかがですか?
2020年09月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツでひとり息子のフリッツ君を子育てしているぱん田ぱん太です。 フリッツ君は現在2歳5カ月。以前の記事 「理不尽さは想像以上…2歳の息子が、ついに「イヤイヤ期」に突入!?【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.22】」 でもご紹介したのですが、フリッツ君も軽いイヤイヤ期に入った模様。 おそらくイヤイヤ期の兆候だと見られるのは、「とにかくママの言うことを否定する」こと!(笑) 自分で絵本を見るときには、きちんと「これ、ママうし! これ、パパしか!」と指差ししながらきちんと言えるので、明らかにわざとやっているようです。わがままを言われて泣き叫ばれるのに比べたら、かわいいものですね。 しかし、ある日のこと。私はフリッツ君に隙あらば愛情を伝えるのが日課なので、この日もいつもどおり、こう言いました。 すると、返ってきた反応は…。 えーーーー!! ナンデ、ナンデェ!? どのママさんも一度は通るであろう、子どもに愛情を拒否される経験を(大抵の場合、本心じゃないとしても)、まさかこんなに早くするなんて!? 突然のことに動揺しつつ、お願いしてみると…。 え? そーなん…? 普通にぎゅっと抱きついてきて、「ママだいすき!」ですって。どういうこと? 落ち着いて、情報を整理してみます。 え、そっちー!?(笑) どうやら 「ママはぼくのこと、だいすきじゃないもん! ぼくがママをだいすきなだけだもん!」 という謎の反抗だったようです。なんでも反抗してみたいお年頃とは言え、まさかそう来るとは。 とはいえ前述のとおり、本心とは反対のことを言っているであろうことは分かっているので、「ないの~!」と否定してじだんだを踏むフリッツ君にも、いつもどおり愛情をた~っぷり伝えてあげたのでした。
2020年08月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで2歳の息子を育てているぱん田ぱん太です。 わが家では最近、満を持して買った子ども用品があります。ドイツの子どもたちは皆が通る道。それは…。 Laufrad(キックバイク)です! 日本の子どもたちにも浸透しているのでしょうか? 二輪ですがペダルはなく、地面を蹴って進むタイプのものです。 ドイツの子どもたちは自転車デビューの前に、このキックバイクを乗りこなすことでバランスを取ることを覚えるのが一般的です。 安全のためにヘルメットも購入し、買ったその日にさっそく近所の公園まで行ってみることに。まだ少しよろよろと危なっかしく、進むスピードもゆっくりですが、上手に運転できているし、楽しそう! しかし、数分後。嫌な予感がしてきました。 (ないの=フリッツ君流の幼児語で、「イヤ」「嫌い」などネガティブな意味全般で使われます)。自分で思ったよりも乗りこなせなかったからなのか…思っていたよりしんどかったからなのか…わずか数分で拒否されました(笑)。 しかし、ここでスパルタ教育をしてしまって、キックバイク自体が嫌いになってしまったら本末転倒。 「初日だしな」と言い聞かせ、公園までの残りの道のりは、私がキックバイクを持って歩くことに。しかしその後すぐに…。 合わせ技、来ました!! そう、フリッツ君はもともと抱っこが大好きで、少し歩くとすぐに抱っこを要求するタイプ。今回キックバイクを買ったのは、「これがあれば抱っこの要求が減るかも?」というひそかな期待もあったのです。 結局、片手に10kgのフリッツ君+ヘルメット、もう片手にはキックバイクを持って歩くという修行をする羽目に…。息を切らしながら、なんとか公園に着きました。 なぜか一丁前に疲れたような顔をするフリッツ君。いや、あなた疲れてないでしょ!(笑) その後も雨が降らない限り、できるだけ毎日キックバイクに乗せるようにしていますが、フリッツ君は相変わらず数分間乗ったらすぐに降りてしまいます。 しかし、ママ友に相談してみると「うちの子もそんな感じだったけど、ある日急に、意地でも降りないくらいキックバイクが好きになったわよ」という情報もあったので、これからも諦めず(ただしスパルタになりすぎず)キックバイクの練習をさせようと思います!
2020年07月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで2歳のひとり息子を育てているぱん田ぱん太です。 皆さんはどのような形で洗濯物を干していますか? 洗濯ひもをつるす? 乾燥機におまかせ? わが家ではこれです! ドイツの定番アイテムですが、日本にもあるのでしょうか? 折りたたむとコンパクトになり、簡単に持ち運べる軽さで、室内外どちらでも使えるので重宝しています。 しかも、子どもの手が届く高さですので、わが家の2歳の息子フリッツ君は、私が洗濯物を干し始めると積極的に手伝ってくれるのです! …とはいえ、ポイポイと適当に洗濯物を置くだけなので、私がきちんと干し直すのですが…(笑)。 それでも、お手伝いをすることに喜びを感じてほしいので、全力でお礼を言ったり褒めたりしています。すると、フリッツ君がひと言。 …え? ハイオク? ガソリンの? フリッツ君はひたすら「ハイオク入れました~!」と繰り返しながら、洗濯物干しを続けてくれます。 私は悩みました。私は車に縁のない生活をしていますし、ガソリンスタンドに行ったとしても、ドイツで日本語の「ハイオク」なんて言葉を耳にするはずがないのですから。 ひょっとして、何か別の言葉を間違えているのか? どうしても真相が知りたかったので、もう一度言うようにお願いして、私は耳をすませてよーく聞いてみることにしました。 大人特有の先入観から「ハイオク入れました~!」にしか聞こえなかったフリッツ君の言葉でしたが、よーくよーく聞いてみると、なんだか少し違うようです。 そして私は思い出したのです! 私がフリッツ君を褒めるときによく使う、あの言葉を! 「(お洗濯もの干しが)ハイ、よくできました~!」って言ってたんですね!! お洗濯もの干しに限らず、私はフリッツ君が何かを上手にできたら、まさにそう褒めていたのです。きちんと私の誉め言葉を聞いて覚えていたようです。 「ハイオク入れました~!」にしか聞こえずスルーしていた分も含めて、全力で「よくできたね~!!」と褒めてあげました。 これからも、自分のなかの先入観にとらわれず、まだ発音がつたない息子の言葉をしっかり理解してあげたいなと思った出来事でした。
2020年06月18日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで2歳の一人息子・フリッツ君を育てているぱん田ぱん太と申します。 本日は、フリッツ君のお気に入りの本を読んでいて驚かされたエピソードをご紹介します。 その本は、ジャングルや海、森、荒野など、場所別に生息する動物たちの写真と説明が載った、子ども向けの動物図鑑のような内容のものです。 ドイツの本なのですべてドイツ語ですが、フリッツ君はバイリンガル教育中なので、私が日本語に訳しながら読んであげています。 その中で「海」のページにいたのが、有名なちょうちんあんこう。フリッツ君が覚えやすいように「あんこう」とだけ教えました。すると…。 予想外の反応が!? あんこうが…おいしい?? 母は困惑です。 もちろん、ドイツに住んでいるフリッツ君が「あんこう鍋」なんて日本の、しかも特殊な料理を食べたことがあるわけがありません(笑)。 その日の夜、私はこの不思議な出来事について思いを巡らせていました。一体どうしてフリッツ君があんこうを見て「おいしい」と言ったのか、気になって仕方がなかったのです。 そして、考えを巡らせているうち、とある記憶が蘇りました…。 それは数カ月前のこと。日本の友達が、たくさんの日本食をプレゼントで送ってくれたのです。 私も大好物のそれをフリッツ君にあげてみると、フリッツ君も気に入ったようでした。それは…。 こ、こ、これだーーーー!! 合点が行きました。そうです、フリッツ君はこのとき私が「あんこ、おいしい」と教えたのを覚えていたらしく、「あんこう」を聞いて「あんこ」と勘違い。だから「おいちっち」と言ったのです。 普段は少し時間がたつとすぐに忘れてしまうことも多く、子どもの記憶はとても短いと感じますが、まさか数カ月前に教えた言葉を覚えていたなんて…。子どもの脳は本当に不思議。驚かされることばかりですね! ちなみにこのあと、あんことあんこうは違うこと、あんこうはあの甘~いデザートではないことを教えてあげましたが、いまだにあんこうの写真を見ては「おいちっち!」と言っています(笑)。
2020年06月01日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツでハーフのひとり息子の子育てをしている、ぱん田ぱん太です。 2018年バレンタインデー生まれのフリッツ君は、現在2歳を少し過ぎたところ。ここ最近、私はフリッツ君の"アレ"に備えるべく、情報を集めまくっていました。それは…。 そうです。小さな子を育てる親たちが、ほぼ確実に向き合わなければならない試練の時期「イヤイヤ期」です。ベストが尽くせるよう、私も事前情報をたくさん収集していましたが…。 なんとも不穏な言葉ばかり。イヤイヤ期とは、それほど大変なものなのでしょう。しかし肝心のフリッツ君には、まだそういった兆候は見られませんでした。 イヤイヤ期が来る時期も、子それぞれですものね。 ところが、ある日のことです。 前回の連載記事 「”トラクター愛”あふれる2歳児。外あそび中に見せた、驚きの想像力とは…!?【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.20】」 でもお伝えしたとおり、フリッツ君は大の「トラクター」ファン。 この日も、一緒にトラクターの載っている絵本を見ていました。 絵本の中の緑のトラクターが赤いトレーラーをつけていますが、フリッツ君はどうやらその赤いトレーラーを、隣の赤いトラクターにカチッとくっつけたいと思ったようなのです。 私は笑いながら「それは無理だよ~」と軽く言いました。すると、フリッツ君の表情がみるみるゆがみ…。 そ、そんなに!?そして、そんなこと言われても! 私は冷静に解説を試みましたが、フリッツ君には届きません。そして…。 床に寝転がって手足をバタバタ。 絵に描いたようなイヤイヤ期です!! 事前情報のおかげで「イヤイヤ期と真正面から向き合っても、いい方向には向かわない」と知っていたため、私はとりあえずフリッツ君の気持ちが落ち着くのを待つことに。初めてのイヤイヤ期だからか、このあと比較的すぐに泣き止んでくれました。 きっと今後、何をどうしても泣き止まないレベルの”イヤイヤ”が襲いかかってくるのでしょう。我が子の大切な成長過程だということを忘れずに、頑張って乗り切りたいと思います!
2020年05月20日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで、2歳になったハーフの息子を育てているぱん田ぱん太です。 私と2歳の息子のフリッツ君は現在、とある家主さんの家に間借りをしています。日本ではあまり見かけませんが、ドイツでは一軒家をシェアして住むシステムが一般的に浸透しているのです。 家主さんの奥さんはとても子ども好きで優しく、フリッツ君の遊べそうなものを見つけると、すぐ私たちに貸してくれます。 そして、今回奥さんが持ってきてくれたおもちゃは…。 さめ!? そう、かの有名な、 順番に歯を押していくと、どれかの歯を押した瞬間にガブッとかまれる 、危機一髪系のパーティーグッズです。奥さんはアメリカ出身で、アメリカに住んでいた頃から持っているものなのだそう。 わたしが小さい頃、わが家にも「さめ」ではなく「犬」バージョンの同じおもちゃがありました。おもちゃとはいえ、フリッツ君はまだ2歳。いきなり指を挟まれたら、驚いて泣いてしまうかもしれません。 まずは丁寧にさめさんを紹介し…。 目の前でわたしがやってみせることに! 順番に歯を押していくと、ついに…。 イッタァ!! たまたま挟まれた場所が悪かったのでしょうか? めちゃくちゃ痛かったです。これを子どもにやらせるなんて、とんでもない…! 古いアメリカ製品だし、当時のおもちゃは子どもにも容赦がなかったのでしょうか…? それにそもそも、こういうパーティーグッズの対象年齢はもう少し上なのでしょう。2歳のフリッツ君にはまだ早かった、そう思って振り返ると…。 まったく見ておらず、わたしがひとりで騒いでいました。完全に”かまれ損”です。 フリッツ君がもう少し成長した頃に、このおもちゃでもう一度遊んでみたいと思います。皆さんも、こういったジョークグッズをお子さんと扱うときは油断しないことをおすすめします…!
2020年05月06日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで2歳のひとり息子を育てているぱん田ぱん太です。 皆さんのお子さんの中にも、「乗り物好き」な子は大勢いるのではないでしょうか。わが家の2歳児、フリッツ君もその中のひとりです。 では、なんの乗り物がお好みですか? 救急車? 消防車? パトカー? フリッツ君は…。 「トラクター」ひと筋なのです! トラクターは、日本ではそこまで子どもに人気がない印象がありますが、ドイツでは男女問わず、子どもが好きな乗り物のひとつ。おもちゃはもちろん、子どもの雑貨や身に着けるもののモチーフとしても大人気です。 おしゃべりが上手になってきたフリッツ君は、トラクターについて隅々まで知りたがり、次々と質問を投げかけてきます。対する私は、乗り物の知識がなく勉強中なので、しどろもどろな答えになりがちです…。 ある日、外遊びに出かけた折のこと。外出自粛の影響で、最近は人気のない近所の広い野原くらいしか選択肢がありませんが、フリッツ君は楽しそうです。 この日は、草むらの中から伸びるバールのようなものが気になった様子。トラクターの煙突と形が似ているからでしょうか。 私もそれが何なのか分からず、観察していたら…。 突然、フリッツ君が絶望的な表情で叫びました。 謎の棒の前で、くずおれるフリッツ君。私には何が起きたんだか、さっぱり。フリッツ君がショックを受けている理由が分からず、少し考えて…そして気付きました。 そう、フリッツ君は 野原に伸びる煙突に似た棒を、トラクターの煙突だと勘違い。 どうやら、煙突の下にあるはずのトラクターが「土の中に埋められている」と思ったようなのです。 必死に誤解を解いて励ましてあげると、フリッツ君はなんとか納得してくれました。先入観を持たない子どもの想像力は、なんとまあ豊かなんでしょうか…!! その豊かな想像力が今回のような絶望ではなく、できるだけ楽しく喜ばしい方向に働くよう、母として手助けしていきたいですね。
2020年04月20日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで国際結婚し、ハーフの息子を育てているぱん田ぱん太です。 以前、こちらの連載記事 「世の中すべて僕の思い通りじゃないの!? 1歳児が出会った年下という謎の生命体【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.13】」 にてご紹介したのですが、私とフリッツ君は現在、週に一度、親子で集まって交流する「シュピールグルッペ」というシステムを利用しています。 そこに集まるのは、生後半年~1歳くらいの子どもたちが中心ですが、その中にフリッツ君くらいの年頃の子がいたのです。自分よりも小さい子は苦手な様子のフリッツ君ですが、2人はすぐに一緒に遊び始め、仲良くなりました! おまけに…。 国や人種こそ違えど同じハーフということで、親近感もあるのです。ママさんも穏やかで優しい人で、子どもたちが遊ぶ傍らで、いろいろなお話をしています。 さらにシュピールグルッペがない日も、近所の少し大きな公園に行くと大抵出会うのです! シュピールグルッペでも公園でも、仲良く一緒に遊ぶ子どもたち。そして、出会ってから1ヵ月ほどが経ったある日のことです。 いつもどおり公園に行って、2人と出会いました。そこで私は驚がく。なぜかと言いますと…。 そう、私は1ヵ月間、 彼女のことをずっと男の子だと思っていた のです。彼女はとっても活発な子で、体を使って遊んだらフリッツ君は力負けするし、体格も彼女の方がしっかりしています。寒い時期だったからでしょうか、服装もズボンスタイルしか見たことがありませんでした。 おまけに、仮名なので例えですが、彼女のママは彼女を「アレックス」とニックネームで呼んでおり、私たちにもそう紹介しました。私はそれを「アレクサンダー(男児名)」の略だと思っていたのですが、「アレクサンドラ(女児名)」の略だったのです。 ママさんに真相を告白しようかと思ったのですが…やめました。私が性別を勘違いしていることに気付いていたらとっくに指摘しているでしょうし、あえて失礼なことを言うべきではないと思ったのです…! かくいう私のフリッツ君も、女の子に間違えられることが度々あります。ひょっとしたら、ハーフの子どもたちは性別を間違えられやすいのでしょうか…? 何にせよ、まだまだママとしての経験値が足りなかったようです。どんな子どもでも一発で性別を見抜けるくらいになるまで、精進します!(笑)
2020年04月10日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで子育てをしている主婦、ぱん田ぱん太です。 私のひとり息子、独日ハーフのフリッツ君は現在2歳1ヵ月。父親とはドイツ語で、母親の私とは基本的に日本語で話しています(公共の場など、周りに人がいる環境ではドイツで話すこともありますが)。 今のところバイリンガル教育は順調で、よく使う身近な単語ならほぼすべて日本語・ドイツ語の両方を扱うことができ、話す相手や環境によって日本語/ドイツ語を使い分けることができます。 最近のブームは、色の名前を言うこと! 基本的な色なら、ほぼすべて答えることができます。 親バカ全開で褒めちぎりながら「緑」を指さしてみると…。 なぜか「グリューン」とドイツ語で答えるフリッツ君。 私が日本語で言い、それを復唱させてみても、なぜか「緑」は「グリューン」とドイツ語に変換される模様。なぜ?? お散歩に行ったときに、信号を指さして聞いてみました。 「しんごう」ときちんと日本語で言っているのに、やっぱり「緑」だけ「グリューン」。 強い意志を感じます。 その後も引き続き「緑」を教え込もうとしてみますが、ドイツ語から離れる気配はなく…ある日のこと。 のりもの、特にトラクターが大好きなフリッツ君。最近買ったばかりの色鉛筆とお絵描きノートを持って、いつも私にトラクターを描くようにせがんできます。 ん? あんなに頑なに言ってくれなかった「緑」が、ある日突然さらっと言えるようになっていました。思わず、息子を二度見です…。このあと我に返り、「緑」が言えるようになったことを褒めちぎっておきました!(笑) 我が家と同じくバイリンガル教育をしている皆さんも、1言語のみの皆さんも、お子さんが頑なに何かの単語を口にすることがなくても、焦らないでください。きっと「今は気分じゃない」。ただそれだけです!(笑)
2020年03月27日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで2歳の息子を育てているぱん田ぱん太です。 さてドイツでは、2~3月(年や地域によってまちまちですが)にかけて、大きなイベントがあります。昔からある伝統的なお祭りです。それは…。 仮装カーニバル! 様々な仮装をした各団体(ビール工場、薬局、学生団体など、こちらも様々です)の参加者たちが、金管バンドで音楽を奏でたり、ダンスをしたりしながらパレードをするのです! 見に来ている観客に向かってお菓子を投げたり手渡したりしてくれるので、子どもたちは特に大喜び。今年は仮装カーニバル初体験のフリッツ君を連れて観に行きました! パレード中はかなりの人混みになるので、かさばるベビーカーは置いて、抱っこ紐を利用して行くことに(酔っている人も多くて怖かったり、大変だったりもしますが)。 パレードが行われる町までは、普段なら私の住んでいる場所から路面電車で1本なのですが…。 この日はパレードの関係で、町まで1本で行ける路面電車がありませんでした。 仕方ないので、家から町までのちょうど中間地点あたりにある駅まで路面電車で行き、そこからは20分ほどかけて徒歩で行くことに。 2歳のフリッツ君の体重は約10キロ。抱っこ紐を利用しているとはいえ、かなりしんどい…! 思わず「重いねえ」と漏らすと…。 本人は「めっちゃおっきいにーちゃ!(=お兄ちゃんの意)」と誇らしげな反応。これには私も同意せざるを得ません!(笑) 街に着くまでもう少し、というところで、さらなる試練が…。 天気予報で降水確率を見ていたので傘は持っていたものの、路面電車もベビーカーもなく、さらに雨。苦難は重なります。 しかしいつかはゴールが見える! 苦労しながらも、ようやく街に着きました。パレードの音楽も聞こえてきます! ほっとひと安心してフリッツ君を見てみると…。 はい。すやすやと寝ていました(笑)。 街に着くまで、想定よりもずーっと長く時間がかかってしまったので仕方ありません…。やるせないけれど! この後フリッツ君は目を覚まし、無事にパレードを見て、魔女や狼の仮装に怖がりながらも、たくさんのお菓子をもらって大満足でした! 来年の仮装カーニバルは、もう少し「街に着くまで」のことも含めて、念入りに計画しようと思います…!
2020年03月12日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。 みなさん、ドイツの独特な形のパン「プレッツェル」はご存じでしょうか? 最近は日本のパン屋さんでも売られているみたいなので、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。 おいしくて、材料もシンプル(小麦粉、イースト、水、塩、重曹のみ)。価格もパン屋なら60~70セント(約75~85円)、スーパーなら30セント(約35円)ほどと安く、ドイツではいたるところで買えるパンです。 手に持って食べやすい形で服も汚すことなく食べられますし、ちょっとしたおやつにぴったりなので、外出先で子どもによく買ってあげています。 もちろんわが家の一人息子、フリッツ君もプレッツェルがだーいすき。パン屋さんを見かけるとプレッツェルをねだるので、よく買ってあげています。 ある日のこと。ベビーカーに座らせたフリッツ君と一緒にスーパーでお買い物をしていると…。 突然、ベビーカーから出たいと泣き出してしまいました。でも、すんなりと出してあげるわけにはいきません。 小さな子を持つご家族はわかると思いますが、小さな子どもをスーパーで自由に動き回らせるのは心配ですよね…。迷子の心配もあるし、子どもは買わない商品でもおかまいなしに触りたがるし、万が一何かを壊してしまえば買い取りです(汗)。 そのとき目に付いたのが、スーパーに併設されているパン屋さん! プレッツェルを買うことで泣き止まないかなと挑戦してみましたが…。 プレッツェルではごまかせなかった様子。と、思いきや…! ちゃんとごまかせていた様子。でもなぜか泣き止まない(笑)。 そうなんです、今度は「プレッツェルがほしい」という理由で、泣き止まなくなってしまったのです。 結局このあと急いでお買い物を終わらせ、プレッツェルを買ってあげたら、食べ始めるなり、ぴたりと泣き止みました。ちゃんとその手にプレッツェルを手に入れるまでは、安心できなかったのかも。 フリッツ君は現在2歳になったばかり。これから、プレッツェルでもごまかせないイヤイヤ期が来るであろうことを考えると、これぐらいはかわいいものですよね…。
2020年02月18日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! 皆さん、年越しはいかがでしたか?日本の年越しと言えば家族で家でテレビを観ながら過ごしたり、除夜の鐘を聞いたりと、なんとなく静かで穏やかで荘厳な雰囲気がありますが、ドイツではまた一風違います。新年になった瞬間に、町中の各家庭が一斉にロケット花火を上げるのが風習なのです! そのため、12月31日の夕方に町の中を歩いていると、夜まで我慢出来なかったのか、それとも試し打ちなのか、フライングでどこかから花火の音が聞こえてきたりすることも。 もうすぐ2歳になるフリッツ君は当然去年もドイツの新年を体験していますが、そのことを覚えているとは思いませんから、今回が初体験も同然。 花火の音に対し、覚えたての日本語「なんだ」が出ました。(笑) 「なんだぁ!?」を連呼するフリッツ君のリアクションはバッチリ。可愛くてしばらく眺めてしまいました。そして、その日の夜、いつも通り20時にフリッツ君を寝かしつけましたが… あのオーバーリアクションの様子では、新年になり花火が始まったら起きてしまいそうな予感がしました。でも、それはそれで新年のいい思い出とも言えます。 そして、新年の朝食を用意していると、ついに窓の外からたくさんの花火の音が聞こえ始めました!新年になった合図です。フリッツ君の様子を見に行ってみると… やっぱり起きてしまった模様…。大きな音ですから仕方ありません。 泣きこそしないものの、フリッツ君は謎の爆音に対しそわそわと落ち着かない様子!やっぱり少し怖いのかな?と思っていると… あぼーしゃ(消防車)に喜んでいただけでした。(笑) あの大きな花火の音に紛れて聞こえてきたかすかな消防車の音(ちなみに↑の画像の「タートゥーターター」がそれです)に反応するとは…我が子の車好きっぷりに感心した出来事でした。ちなみに、花火の音が落ち着いてくるとフリッツ君もすぐにまた寝付いてくれました。初夢は消防車の夢…だったかもしれませんね。
2020年02月09日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。 我が家の1歳の息子、フリッツ君は動物が大好きです。犬や猫はもちろんですが、ライオンやクマやぞうなど、身近にはいない動物が特に大好き!しかし、フリッツ君がそれらの動物を知っているのは、もちろんおもちゃやぬいぐるみ、テレビや絵本など、本物じゃないものばかり。 本物の動物達を生で見せてあげたくて、フリッツ君を動物園に連れていくことにしました!しかし…ドイツの動物園は、日本の動物園とは少し違う点があります。それは… 日本の動物園だと、動物達は比較的小さな檻に入れられていることが多い気がしますが、私がこれまでに見てきた様々なドイツの動物園では、動物達は皆それぞれ広々としたスペースを与えられていました。 大きなシロクマには、池のついた大きな庭が。 ちょうど木の陰でお昼寝中でした。 立派なトラには、広大な林が。 ガラス越しに見てみましたが、もはや端や最奥など見えないほどの広さの林。このどこかにトラが隠れているのでしょう。姿すら見られませんでした。 フリッツ君はなんだかんだで楽しそうですが、親としては焦ります。だって、何のために動物園に来たんだかって感じじゃないですか!(笑) そのまま先に進むと…ついにはっきりと動物の姿が! ライオンのスペースもやっぱり大きく、遠くからしか見られないのですが、ラッキーなことに高い丘の上に登っていてくれました!これならフリッツ君もついに本物のライオンを見られます! 「あそこにライオンさんがいるよ!」と声をかけると、フリッツ君は一目散にライオンのいる方向に向かって駆け出しました! …と思ったら、ライオンスペースの少し手前にあった砂利で遊び初めました…(笑) 「ほら、上見て!ライオンさん!」と促してみましたが、気付いてくれず。結局… 園内にある子供の遊び場を一番堪能していました…!(笑) 本物の動物を見せたくて連れて来た母親の身としては複雑ですが、きっと1歳の子供はこんなものなのでしょう。楽しんでくれたようなのでよし!もう少し大きくなってからまた動物園には来るとして、しばらくは絵本やおもちゃのライオンで満足してもらうことにします!(笑)
2020年01月17日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで国際結婚、主婦をしているぱん田ぱん太です。 我が家の現在1歳10ヵ月の一人息子、フリッツ君は私が在宅仕事のため、保育園などには行っていません。しかし、とにかく小さなうちからいろんな経験をしてほしいのが親心。 そこで、ドイツの「Spielgruppe(シュピールグルッペ)」というシステムを利用してみることにしました! ■赤ちゃんとママの憩いの場 Spiel=遊び、Gruppe=グループ。どこかの施設が部屋を貸し出し、「〇曜日の〇時から〇時まで」など時間を決めて、そこで自由に子供達とその家族が遊ぶ、というシステムです。 年会費などを取る場合もありますが、私たちが通っているシュピールグルッペは完全無料!コーヒーや紅茶、子供達のためのフルーツ、手作りのケーキやクッキーが用意されていて、それらを飲んだり食べたりした人が好きな額だけ寄付をするというルールです。 シュピールグルッペは、ある程度大きな町ならあちこちにあるので、私と同じく近所に住んでいる親子が集まってきます。ご近所さんとここで知り合う場合も! 子供達の年齢は、生後半年~1歳半くらいが多い様子。1歳10ヵ月のフリッツ君はここではお兄ちゃんです。 初めてフリッツ君をシュピールグルッペに参加させることになり、母の私は緊張。なぜかというと…フリッツ君、今までに 年上のいとことしか遊んだ経験が無い のです。 年上の従兄は、基本的にフリッツ君におもちゃを譲って甘やかしてくれます。しかし、シュピールグルッペにいる子供達は、むしろフリッツ君より年下の子ばかり。果たしてフリッツ君はうまくやっていけるのでしょうか…? ■生まれて初めての「譲ってもらえない相手」 施設は小さな子供達向けのため、用意されたおもちゃはドイツ国産の木のおもちゃやおままごとセット、年季の入った古くから人気のおもちゃなど、たくさん揃っています。 フリッツ君はたくさんの大人たちや子供たちのいる場所に来て緊張した様子でしたが、大好きな車のおもちゃを見つけ遊び始めました。 しかし… まだハイハイの小さな可愛い女の子が、フリッツ君の持っていた車に興味を示して手を伸ばしてきました。 なんで? なんでぼくのおもちゃ取ろうとするの!? 初めての経験に、明らかにショックを受けた様子のフリッツ君。 まだおもちゃを取られたわけではないのに、泣き出してしまいました…。 しかし!これも成長、社会勉強の一環! 母はフリッツ君の背中を押します。 今度は別のおもちゃで、その子と一緒に遊ばせようとしてみます。 女の子は全く物怖じしません。(女の子の方が強い…?) フリッツ君もすぐに泣き止んで遊ぼうとしてみますが… その女の子が自分の遊んでいるおもちゃに触り始めると 立ち上がって、泣きながら 謎のポーズをキメて抗議 する始末。 他の子供達とおもちゃの取り合いになって泣くくらいは想定していましたが、まさかおもちゃを触られただけで泣くとは…。おもちゃを譲ってもらえることが当たり前だったフリッツ君ですから、よほど傷ついたのでしょう…。 はじめはこんなやり取りもあり心配しましたが、この後回数を重ねるにつれ、フリッツ君は徐々に慣れていき、今では他の子供達とおもちゃを共有して遊べるように! メンタルが鍛えられたようで、母は安心。 毎週のようにシュピールグルッペを訪れ、楽しく遊んでいます。 我が子のちょっとした成長をこの目で見られて嬉しくなった出来事でした。
2019年12月30日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで国際結婚し、1歳10ヵ月の息子の母親で主婦をしているぱん田ぱん太です! 11月後半からクリスマス前までにかけて、ドイツはとっても盛り上がる時期です。その理由はもちろん… ドイツ中で行われるクリスマスマーケット! わたしももちろん息子を連れて、近くの町のクリスマスマーケットに訪れるのを楽しみにしていました! しかし、注意しなければならないことが一つ。 クリスマスマーケットの特別感に、ついついお財布の紐が緩んでしまい、あれもこれもと買いたくなってしまうのです…!思えば、日本にいた頃も、ずらりと並ぶ夏祭りの屋台を前にすると同じような感じでした。 というわけで、 家でしっかりお昼ご飯を食べて おなかを満たし、いざクリスマスマーケットへ! ■賑わいをみせるマーケット ※ツヴェッチュゲン/Zwetschgen=西洋すももの一種 皆さん、ホットワインはお好きでしょうか?ドイツのクリスマスマーケットでは定番中の定番の飲み物です。寒いドイツの冬に、外で飲むホットワインのおいしさは格別です。これは飲まずにはいられません! ※キンダープンシュ/Kinderpunsch=子供用のノンアルコールホットワイン シナモンの味がじわりと染み渡る、暖かい子供ホットワインを息子のフリッツ君と二人で分けて飲みました。 そして、体が暖まったところで次に見つけたのは… ※レープクーヘン/Lebkuchen=スパイスが効いた、パンとクッキーの間のようなドイツのクリスマスの定番お菓子 砂糖で文字が描かれている、かわいいレープクーヘンを見つけてフリッツ君にプレゼント!ちなみにメッセージの意味は 「君のために」 です。ただし、このレープクーヘン…お砂糖とはちみつがたっぷり入っているため、子供にあげる際には結構慎重になります。 ■盛り上がりはピークに! 屋台をあちこち見て回っていると、いつの間にか夕食の時間が近づいていました。 わたしたちは南ドイツに住んでいるためお魚料理はあまりしょっちゅう食べる習慣が無く、鮭の専門屋台が珍しかったので、晩ご飯に買っちゃいました! 目の前でグリルで焼いた鮭を、ドイツらしい少し固めの丸パンに挟んだサーモンサンドイッチはとってもおいしかったです。 おなかもいっぱいになったところで次に見つけたのは…小さい子供用の、移動型メリーゴーランド!車が大好きなフリッツ君が反応しないわけはありません。 日本ではメリーゴーランドと言えば白馬や馬車のイメージですが、ドイツのクリスマスマーケットのようなお祭りに用意される小さい子用のメリーゴーランドですと、車などのデザインが多いのです。 フリッツ君はメリーゴーランドに乗れて大満足!こっちまで楽しくなっちゃいます。 そして、おなかも満たされ、屋台も一通り見回ったところで…お土産に「Gebrannte Mandeln/焼いたアーモンド(=ドイツの屋台の定番お菓子。アーモンドを甘く炒めてある)」まで買って帰路につきました! ・・・ あれ? お財布の紐を締めて臨むと決意したはずなのに? しっかりとお昼ご飯を食べたアレはいずこへ… 年に一度のクリスマスマーケット。 愛する我が子の笑顔ために、母は今宵も家計簿がんばります。 皆さんもこの時期のドイツを訪れることがあったら、ぜひクリスマスマーケット、堪能してくださいね!
2019年12月18日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! 国際結婚をしてドイツ人夫との息子を子育て中の主婦、ぱん田ぱん太です。 私たち家族は現在、ドイツ在住。 これまでに数回、まだ小さな息子を連れてドイツ・日本を往復しました。私たちと同じ国際結婚家庭の方や、海外に何らかのルーツがある方はよくご存じだと思いますが、子連れの空の旅に欠かせないサービスがあります。 それは… 目の前が壁になっている最前列で、 椅子と壁の間はほかの席より多少広く なっています。そして注目すべきは、 赤ちゃん用ベッド のサービスです! このバシネット席に座るための追加料金は、ルフトハンザだとだいたい100ユーロほど。必要経費だと思い、毎回フリッツ君のためにこのバシネット席を予約しています。 ある飛行機で、隣のバシネット席に座ったドイツ人男性と少し会話をする機会がありました。 男性曰く、広い席がいいからわざわざ100ユーロ追加料金を払ってバシネット席を取ったとのこと。 そのことに気付いた私に、ある不安がよぎります。 狭い飛行機の中で他人の赤ちゃんの泣き声を聞くというのは、ただでさえ大抵の人にとって不快なもの。それが、わざわざ追加料金を払って座った席だったとしたら、余計に不満が募るのでは…?と、心配になってしまったのです。 そして、そんな私の不安を嗅ぎ取ってしまったかのように、息子は着陸態勢に入ってからギャン泣きを始めてしまいました。着陸のために安全ベルトを締めたのが嫌だったのかもしれません。 隣の男性への不安もあり、必死にあやしましたが、息子は泣き止みません。 そして、ついに隣の男性はこちらを見て口を開き、言ったのです…! や…! 優しい~~~…!! ひょっとしたら、実際は不快に思っていたのかもしれません。でも少なくとも私と息子に対して、笑顔で優しい言葉をかけてくれたのです。 子連れでの旅行は、ただでさえ体力も精神も削られるもの。その上、周りの方の迷惑になっていないか、どう思われているかも気にしなければならないので、なかなかハードです。でも、この男性の一言で、心のエネルギーが満タンになった気分でした。 その直後、息子は窓の外の景色が変わり始めたのに気を取られて泣き止み、その後は着陸するまでずっと静かにいい子にしてくれました。 このバシネット席には体重制限があり(飛行機によって違うので、利用する場合は事前にお問合せしてみてくださいね!)大きな子は使えませんが、 まだ小さな子を抱えているけれど長時間航空旅行をしたい・しなければならない方 にはとても便利なサービスです。 費用に対してのメリットは十分すぎるほど! まだ利用したことがない方は、機会があればぜひバシネット席を予約してみてください!
2019年12月02日この記事をご覧の皆さん、こんにちは! ぱん田ぱん太です。 皆さんの中に、目が悪い方はいらっしゃいますでしょうか?私は、裸眼では生活するのがきついほどの重度の近視です。そのため、メガネかコンタクトが必須アイテム!基本的に外出時にはコンタクト、 家にいる間はメガネ をかけています。 まだ赤ん坊のころ あれは、息子のフリッツ君がまだはいはいをしていたころだったでしょうか。 なんでも手に取って調べてみたいお年頃。フリッツ君が、私のメガネにも興味を持った様子でしたが… 躊躇なく、 ギニョッ と曲げてみせてくれました(笑) 驚いた私は慌ててメガネを取り上げ、とりあえず叱ってみましたが… キョトンとするだけのフリッツ君。まだ小さいから悪気も無いし分かりませんよね。何が起こったかもわからずにその場にいるのみでした。 赤ん坊がこどもになるころ ――時は流れ、現在1歳9か月のフリッツ君。 お気に入りのぶたさんのおもちゃが、タンスの下に転がってしまったのです。 タンスの下を覗いてみると、手を伸ばせば届きそうな距離だったので、ぺたっと床にうつ伏せになって取ることにしました。 その様子を見ていたフリッツ君は…恐らく、ママが面白そうな遊びを始めたと思ったのでしょう。 思いっきり勢いをつけてダイブ!! 勢いが良すぎたため、背中を飛び越えて頭上に落下してきたのです。 痛みにうずくまる母 油断していた私は顔面を思い切り床にぶつけました…。 そして、イヤ~な予感がしながらかけていたメガネを外して見てみると… 幸いにも折れたりレンズに傷がついたりはしていなかったものの、つるがぐにゃっと外側に曲がってしまい、かけるとゆるゆる状態に! 小さい子の育児とメガネの相性は最悪ですね(泣) とはいえ、フリッツ君も悪気があってやったわけじゃありません。 叱りはしませんが、危ないことを 一言だけ注意しようと思って顔を見ました。 すると… ん? え? いっちょまえにヤベッって顔してるーーー!!! 明らかに気まずそうな表情を浮かべる息子。 今までは、どんなにとんでもないことをしでかしても、理解できずケロッとしていたのに!私の反応を見て、なんとなく自分がマズイことをしてしまったのを察したのでしょうか。 親バカながら、いつの間にかそんなことが分かるまで成長したんだなぁ…と妙に感心した私。 歪んだメガネをかけたまま、ヤベェ顔をしている息子を思わずぎゅうっと抱きしめたのでした。
2019年11月24日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。 皆さんのお子さまの好きな食べ物はなんですか? 我が家の宝物である1歳7ヵ月の息子、フリッツ君の好きな食べ物はというと… パプリカです! 三度の食事にはもちろん、食後のデザートやおやつとして食べることも。 そんなわけで、我が家には常にパプリカが常備されています。 種類にもこだわりがあって… 普通のパプリカより小さめの「スナックパプリカ」が我が家のお気に入りです。 パプリカは栄養もあり、素手で食べても汚れず、カットする必要もなく、渡したら一人でシャキシャキと食べてくれるので、とにかく楽! ある日の午後 この日、フリッツ君に先にパプリカを渡して食べさせ、私はメインディッシュである焼きかけのソーセージを見に行きました。 いい具合に焼けていたので、お皿に移してフリッツ君のもとへ戻ると…? あれ?なんか違和感… パプリカはどこへ?? 先ほどまで手に持っておいしそうに食べていたパプリカが、忽然と姿を消していました。 てっきりフリッツ君が落としたか、飽きてどこかに置いたのかと思い、周囲を探しても見当たらず。 そうなると、可能性は一つしかありません。 フリッツ君が 丸ごと、つまりヘタごと完食した のです。 パプリカへの期待値MAX 思わずパプリカに無限の可能性を感じてしまいました。 そういえば、特にスナックパプリカの場合はヘタも柔らかいし、ひょっとしたら子どもでも食べられるほど美味しいものなのか…!? ちがった …と思っていたら、まあ、普通にペッと吐き出してくれました。安心したような、少しだけ残念なような。 それにしても、ヘタまで食べちゃうとは想定外。 ただ、インターネットで調べてみると、パプリカやピーマンのヘタは調理済みであれば普通に食べることも多いようです! この事があってから、ヘタの部分だけはきちんと事前に取り除いてから渡していますが…パプリカをヘタまでもぐもぐしちゃうほど好きなフリッツ君が、かわいくてたまらない母なのでした。
2019年11月07日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。 我が家に一人息子のフリッツ君が生まれ、ずりばいやハイハイで活発に動き回るようになったころのお話です。 ■怪我や誤飲を防ぐため、部屋の中の危険なものを排除 フリッツ君の危険を排除すべく、家中を片付けました。フリッツ君が触ったら危ないものをしまい、登って落ちてしまいそうな場所をなくし… 我が家はスッキリ! フリッツ君が自由に動き回れるような家になりました。 そして時は経ち、フリッツ君が約1歳半になったころ、私達家族は一時的に日本にある私の実家に帰省しました。 ■今は両親のみの実家、危険はないと思っていたけど… 実家に住んでいるのは私の両親のみで、普段子どもが過ごすことはありません。しかし、ドイツと日本の違いといえば土足かそうでないかくらい。フリッツ君もすぐに慣れるだろうと簡単に考えていました。 私は大好きな芸能人を観るためにテレビをつけ、リラックスモード。 フリッツ君が何かを見つけたことにも気付かずに…。 ■テレビを見終え、振り返ると… テレビを観ている間、フリッツ君のことは気にかけていたものの、私のすぐ隣で物音もたてずおとなしくしていたため、すっかり油断していました。 テレビを見終え、フリッツ君のほうを振り返ると… な、なんでそんなことに!? ロールカーテンのヒモがフリッツ君の首に絡みついていました!! もしこの状態でつまずいていたりしたら…!? 大慌てでヒモを外して事なきを得ましたが、この時の光景とショックはいつまでも忘れられません…。 フリッツ君のために片付けてある我が家と違い「小さな子どもと暮らしていない家」というものの危険性をすっかり忘れていました。 このあと、家中のロールカーテンのヒモをフリッツ君の手が届かない高さに調節しました。 皆さんも、普段子どもが住んでいない家や場所に滞在する時はどうかお気を付けて…!
2019年10月17日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。 私は2013年からドイツに住んでいるため、最近の日本の芸能界のことなどにはすっかりうとくなってしまいました。しかしふと、伯母からあることを聞いたのです。 ■独日ハーフアイドルが人気!? もしかしてフリちゃんも…! なんと! 独日ハーフですと!? 我が家も国際結婚で、1歳7か月の息子・フリッツ君は同じく独日ハーフのため、興味を持ちました。 調べてみるとすぐに該当のアイドルが見つかりました。とってもハンサムで凛々しいハーフの男の子です! 我が家のフリッツ君との小さな共通点も見つかり、なんだかテンションが上がってしまいました。 その結果… 妄想が暴走…!! いえいえ、冷静ですよ。 いや、やっぱり止まらない…!! 親として、我が子が誰よりもイケメンや美少女に見えるのは当然。それを自覚しているにも関わらず、妄想がやめられなくなりました。(笑) しまいには、「アイドル活動のために東京に住む」という妄想にまで広がり、 賃貸情報 を調べる始末。 …とまあ、一通り楽しい妄想をしたあとで満足して、最後は現実的な意見に戻ることができました。 息子にはこれからも健康に幸せに生きて、自分の夢ややりたいことを大事にしてほしいです!ただまあ、母親がこっそり頭の中で妄想するぶんにはタダですから…これからも楽しもうと思います。(笑)
2019年10月11日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! 国際結婚でドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。 皆さんの家ではどんなベビーチェアを使っていますか? 我が家のフリッツ君が、大きくなってしっかりおすわりができるようになってきた頃、義両親から甥っ子たちのお下がりである ベビーチェア をもらいました。 ■息子のベビーチェアの使い方に母ドキドキ… もちろんドイツ製で、木製の高級ベビーチェア! ベビーチェアとしての役目を終えたら、解体して子ども用の机と椅子に変身させることもできる優れものです。さっそくフリッツ君にも座ってもらうと、ぴったり! しかし… フリッツ君はおもむろに目の前のテーブルに両足をかけ… ぎゅっと突っ張ったのです! 当然フリッツ君は椅子ごと真後ろへぐらり。そばにいた私は叫ぶ暇もなく駆け寄りました。 間一髪のところで椅子を支えることに成功しましたが、心臓はドキドキ…。でも、困ったのはそれだけではありません。 何が面白いのか、フリッツ君はそれ以来ベビーチェアに座ると、必ず同じようにテーブルに両足を突っ張らせるようになってしまったのです。(ひょっとすると、私たち大人が大げさに反応するのが面白かったのかも??) 当然私たちはフリッツ君がひっくり返らないように常に椅子を支えていなければなりません。 ■フリッツ君に合うベビーチェアを探しに… そんなわけで、私たちは… IK●Aに行って、お手頃なテーブル付きベビーチェアを購入しました! これならテーブルに足を突っ張られることはありません! お下がりの木製高級ベビーチェアと、IK●Aのプラスチック製でお手頃なベビーチェア。使い勝手の良さは後者の勝ちでした。見た目やお値段も大事ですが、皆さんにも子どもに合った一番使い勝手のいいベビーチェアが見つかりますように!
2019年09月25日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツで国際結婚、主婦をしているぱん田ぱん太です。 我が家の1歳半の息子、フリッツ君。彼の自慢といえば何よりも、 「生まれてこの方なんでもよく食べてくれること」 でした。 生まれたばかりの頃は気持ちがいいくらい母乳をごくごくと飲み、生後4か月から始めた離乳食も、生後8か月から始めた普通食も、もりもり食べてくれるような子だったのです。 そんなフリッツ君でしたが、ある日のこと…。 ■突然の食欲不振、原因は… いつもは大喜びで口を開けるところを、なぜだか拒否。そんな姿を初めて見た私は驚いてしまいました。なんとか食べてもらおうと、大好きなバナナやプレッツェル(ドイツのパン)を出してみるも、すべて拒否!ダメ元で、8か月まで毎日あげていた市販の離乳食を与えてみました。 ひとまず何かしらを口にしてはくれたので安心。そしてこの日の夜、食欲不振の原因に気付きました。 37度台の熱が出たのです! 病気の時は、普段の食事より離乳食のほうが食べやすかったのかもしれません。大人でも、病気の時はおかゆなどを食べたがるのだから納得です。しばらくは以前のように離乳食を与え、数日で熱は下がったのですが… ■熱は下がったのに、食欲不振のまま 熱が下がっても、食欲不振は治らず。以前がよく食べる子だったので、このまま食べられないと心配…とは思ったのですが、無理に食べさせるのもかわいそうだと思い、様子を見ることに。 食欲不振のことはとりあえず忘れて、砂場で遊んでいると… 食事は拒否するのに、なぜだか土は食べていました(笑) 子供あるあるなのでしょうか…。 ちなみに翌日からはだんだんと食欲も戻っていき、また以前のような食いしん坊に戻りました。もちろん、土まで食べないように目を光らせています!(笑)
2019年09月12日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。 日本は今年の夏も猛暑のようですね。基本的にドイツは日本よりは涼しいとはいえ、暑い夏には変わりありません。そして、日本と同じくドイツでも悩まされるのが、蚊です。我が家の息子、フリッツ君が生後1歳4ヶ月を過ぎたある日のこと。 朝起きてフリッツ君のお顔を見ると、右目の斜め下辺りにぽちっと赤い虫刺されが。どうやら、寝ている間に刺されてしまったようです。この時は特に慌てもせず、近くの薬局に行って塗り薬を買ってきました。 きちんと薬剤師さんに選んだもらったものだし、きっとすぐに治るだろうと思っていたのです…。 ■数時間後、虫刺されがひどくなっていたのです! 塗ったクリームが合わなくてかぶれたのか?と思い、それ以上は塗らずにおきました。一晩経てばよくなることを祈り、翌日まで待つと… なんと、ほとんど目を開けないほどに腫れていたのです!!これには家族全員大慌てで、すぐに病院へと向かいました。お医者さんはフリッツ君の目を見ると笑って言いました。 ひとまず、赤ちゃんにはよくあるトラブルであること、クリームのせいではないこと、おかしな虫ではないことを知って安心。でも… ■重症化の危険も!? 先生の話にゾ~ッ! 炎症!? 脳!? 重体!? 抗生物質!? まさか、たかが蚊に刺されただけでそんな言葉を聞くことになるとは思わず、ゾ~…。大人にとってはたかが不快なだけの虫刺されでも、赤ちゃんにとっては最悪の事態になる危険性があるのだと学びました…。 これ以降、我が家は寝室の窓に網戸を取り付け、フリッツ君には蚊よけのバンドを身に付けさせて寝かせるようにし、フリッツ君を寝かせる前に寝室に蚊がいないか必ず確認するようにしています。 パパであるクリスは特に心配をし、今でも毎晩フリッツ君を守るために蚊を退治するイェーガー(狩人)と化しています。(笑) かわいい赤ちゃんがいるご家庭の皆さんも、蚊には気を付けて…!
2019年08月30日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! ドイツ在住の主婦、ぱん田ぱん太です。 今回は、初めての出産で帝王切開をした時のエピソードを描きたいと思います。 初めての妊娠で、私は出産予定日の約1週間前の明け方に高位破水をしました。 そしてその日の夜に陣痛が始まりました! そのまま普通分娩をする予定でしたが、産道が狭く胎児が降りてこなかったため、陣痛でいきんで胎児の脳にダメージがいく事態を防ぐために、無痛分娩に切り換え。 それでも胎児は降りてこなかったため、そのまま帝王切開になりました。 陣痛に苦しんだ数時間がウソのように、手術が始まって十数分後…ついに我が子と対面! 手術に立ち会った夫・クリスはそれを見て… 「青い!!」 …と思ったそうです。 いや、もちろん、真っ青ではないんですけども(笑) 紫っぽいというか、とにかく新生児の肌の色にびっくりした様子。そして、そんな我が子を別室に連れて行こうとするお医者様たちに対して… と、大慌てで訴えかけました。それを制してくれたのが、麻酔科の先生。 その言葉にクリスはようやく落ち着きを取り戻しました。そして、無事にチェックを終え、綺麗に体を拭いてもらった我が子を、再び麻酔科の先生がクリスの元に連れて来てくれました。 …少しは落ち着いたものの、まだ新生児の肌の色のショックから抜け出せていなかったようです(笑)。その後、私も手術室から出て、お部屋でしばらく我が子と過ごしていると、徐々に慣れていきました。 少しだけぎこちないものの、すっかりパパの顔になりました。そしてその翌日、病院の廊下を歩いていた私たちは、偶然にも麻酔科の先生に出会いました。 先生は、我が子を抱っこするクリスを見てそう言いました。 するとクリスは… ドヤ顔でこう言ってみせたんです!!(笑) あとで聞いたところによると、この時は我が子のかわいさで頭がいっぱいで、あんなに手術直後に取り乱していたことをすっかり忘れていたとのこと。先生はそれでも「よかったね」とだけ言ってくれました。 帝王切開に関わる皆さんは、こんなパパの反応には、ひょっとしたら慣れっこなのかもしれません…(笑)
2019年08月06日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは! 今回は、息子のフリッツ君が生後10カ月くらいだった頃のお話です。 このお話は当時、あまりに自分が情けなく、恥ずかしすぎてブログにすら描けなかったエピソードです…。 この頃のフリッツ君は周りにあるものになんでも興味津々。 そしてなぜか、私の口の中に指を突っ込みたがる時期でした。 この日は、2週間の日本旅行を終え、ドイツに帰って来た日の夜でした。 疲れ切っていた私はフリッツ君の寝かし付けのために添い寝をし、そのまま眠り込んでしまいました。 しかしフリッツ君は時差などのせいか、一度は眠ったものの、夜中にまた目を覚ましてしまったようです。 そして、目の前で眠っている私の口に、いつも通り指を突っ込みました。 それと同時に、私は夢を見ていました。 知らない男の子に口の中に指を突っ込まれ、爪で歯茎をガリガリと引っかかれる夢です。 フリッツ君にされても気にならないのは、当然ながらかわいい我が子だからです。 見知らぬ男の子に指を突っ込まれ、痛みと不快さにイライラした私は… その男の子の指を思い切り噛んでやったのです! 次の瞬間、フリッツ君の激しい泣き声で私は目を覚ましました。 夢の中で男の子の指を噛んだ私は、現実でフリッツ君の指を噛んでいたのです。 フリッツ君の指にはくっきりと私の前歯の歯型が付き、赤くなっていました。 私はフリッツ君に謝りながら必死になだめ、数分後には無事に泣き止んでくれました…。 念のため翌日病院で見てもらいましたが、幸いにも骨や神経に異常はなく、放っておけば治るくらいの傷でした。 しかし、それでも私の心は晴れません。 わざとではないとはいえ、我が子の指を噛みちぎりかけた母親なんてこの世で私一人だ! 自己嫌悪でつぶされそうでした。 その自己嫌悪感を少しでも減らすために、せめて私も同じ痛みを味わおうと自分で指を思い切り噛んでみたり、インターネットで「子供にけがをさせてしまった経験」を読み漁りました。 特に後者は私にとって大きな励ましとなりました。直接の解決にはならなくても、同じ思いをした人がいると思うだけで少しは気が楽になるものですね。 当時の私と同じように、意図せず子供にけがをさせてしまい、自己嫌悪に苦しんでいるママさんが、この記事を読んで少しでも救われればいいなと思います。
2019年07月20日ウーマンエキサイトの皆さん、はじめまして! 新しく連載をさせていただくことになった、ぱん田ぱん太と申します! 現在ドイツで、ドイツ人の夫・クリスとと一緒に2018年バレンタインデー生まれの息子・フリッツ君を育てているアラサー日本人です。 私はクリスと結婚し、クリスの両親が一階に住んでいる2世帯住宅の2階に住んでいます。 そのため、2階のドアを開けるとすぐ、1階の玄関に続く階段があるのです。 当時、フリッツ君は約生後半年。 はいはいが上手になり、好奇心旺盛で、家中を探検しているような頃でした。 ある日の休日、私たちは家族3人でお買い物に行き、何事も無く帰宅しました。 帰りの車中からずっとトイレを我慢していた私は、家に着くや否や、フリッツ君を床に下ろしてトイレに直行しました。 フリッツ君が自由に動き回れるようになってからというもの、私たちは常にドアを閉めておくように心がけていました。 それなのにこの日は焦っていたからか、なんと階段へと続くドアを開けたままそれに気付かず、トイレに行ってしまったのです。 急に1人になったフリッツ君は私の姿を求め、開いたドアから出て行ってしまいました。 そんなことも知らず、ようやくトイレに座って用を足そうとした瞬間…… 階段の方から鈍い音が、そしてその直後にクリスの大きな声が響きました。 私はすぐに自分がドアを閉め忘れたことに気付き、大急ぎでトイレを出て、開きっぱなしのドアから階段のところに出ました。 頭の中は最悪の想像でいっぱいでした。 泣き叫ぶフリッツ君を抱えたクリスが、目を白黒させていました。 階段下で買い物袋の整理をしていたクリスは、フリッツ君が階段を降りようとしていることにいち早く気付き、すぐに階段を駆け上ってフリッツ君を受け止めたのです。 おかげでフリッツ君は階段を一段だけ滑り落ち、おでこをぶつけただけで済みました。 私がトイレの中で聞いた「ドンッ」という鈍い音は、フリッツ君が落ちた音ではなく、慌てたクリスがフリッツ君を受け止めようとした時に体をどこかへぶつけた音でした。 もしもクリスが階段下におらず、フリッツ君が転がり落ちていたら? そう思うと怖くなり、私も泣きながらおでこを赤くしたフリッツ君を抱っこして何度も謝りました。 これ以来、必要以上にドアが閉まっているか確認するようになり、一度も同じミスはしていません。 こんな些細なミスが我が子の命を奪うかもしれない、それを実感させられた出来事でした。
2019年07月02日