関西在住のずぼら主婦です。
7歳のおませ娘と自由人な4歳の息子とまったりのんびり暮らしています。
インスタグラムにて家族の日常マンガを更新しています。
インスタグラム:@pepuritan
忙しい日々の中では、子どもたちとの小さな幸せをつい忘れてしまいがち…。そんな「なにげない幸せ」を、インスタグラムで人気の2児のママ・ぺぷりさんが綴ります。ウーマンエキサイト描き下ろしのコミックエッセイ!
普段は私の布団を真ん中にして、左右に子どもたちの布団を敷いて三人で寝ています。 そして、なかなか 熟睡できません 。 ぺぷりさんの夢、それはベッドで体を大の字に伸ばしてのびのび眠ること。ぺぷりさんを真ん中に娘と息子が左右の布団で寝るのですが、なぜか30分もすればすぐに皆、真ん中のママ布団に集合してしまい…。 》 「子どもとの添い寝で寝違え…「今日は別々に寝よう」と提案してみた」 ■子どもの寝相の悪さで、熟睡できない~! 毎晩がこんな感じなので、朝起きたときに疲れが取れていなかったり、寝違えてしまったりすることもしばしば…。 元気があるときは、夜中に二人をそれぞれの布団に戻すのですが、私自身も眠いし、何より二人が成長してだんだん重くなってきているので、気合を入れないと移動させられない(脱力している状態の子どもの重さは半端なく…娘を持ち上げるためには、「よいしょ」と言わないと持ちあがらないのです)。 結局、いつも不自然な姿勢をとったまま狭いスペースで寝るのが常でした。 そんなある日のこと… ■子どもは寝ていても母を求める!? 一から作る元気はなかったので、手持ちのバンダナにゴムを取り付ける“なんちゃって三角巾”を作ってから、再び寝室に戻りました。 すると… こんなに 目覚めスッキリなのは久しぶりーーー! 子どもたちが寝るときにインプットされた(?)母のいるところは真ん中の布団だったからか、朝まで子どもたちは真ん中の布団で仲良く(お互いに蹴りあいながら)寝ていました。 おかげさまで、私は娘の布団で、だれに侵入されることもなく のびのび大の字になって眠る ことができました。 同室なので子どもたちに何か変わったことがあったときにはすぐ気づけるし、起きたときに「ママー??」と半泣きになることもない。 それでいて、母もゆっくり広々睡眠がとれる! 「たまにはこんなのもありかも」と思いました。子どもとねんねで熟睡できず疲れたお父さんお母さん、いかがでしょうか? ※ただ、こういった寝方ができるようになったのも、子どもがある程度大きくなってきたからかもしれません。 子どもたちが入り乱れて寝ることになるので、まだ小さいときは無理だったなぁと思っています。 これまで真ん中に私が寝ていたのは、まだ赤ちゃんだった息子に、娘が寝ぼけて膝蹴りをくらわせないようにするための防壁の役割もありました。 でも息子が4歳になったいま、その防壁もそろそろお役御免なのかもしれませんね。
2019年07月19日いつもそう言って求めてきてくれる子どもたち。 余裕のあるときは応えても、急いでいるときや、気持ちに余裕がないときは「あとでね」とやり過ごしてしまうときがあります。 ■子どもだって親に「求められたい」と思ってる 「子どもを一日7秒抱きしめる」 というのはよく聞きます。 この抱きしめることで子どもは精神的安定を得られるといいますが、それは親も同じこと。 抱きしめて、ぬくもりを感じて、余計に相手のことが愛おしくなって。とても幸せな気分になれます。 なのに、私はいつしか 子どもに求められることがあたり前 になりすぎていて。だから「だっこかー…しゃーないなー」みたいな上から目線になっていることがありました。 それに気づいたのは、ある娘の言葉からでした。 そう、求められることに慣れすぎていた私。 いつものように 「求める娘を受け入れる」 姿勢しかなかったのですが、娘だって、求められたかったのです。 きっと、私の「まただっこかーしゃーないな」という気持ちが伝わってしまっていたのかもしれません。 自分だけがこんなに求めている。 でも、 相手からは求められない 。 そんなギャップが悲しかったのかもしれません。 その証拠に、その後 ■求められる幸せは、親も子も感じていたい 求められるのに慣れすぎた私は、 自分から子どもに求めること を怠っていました。 求められたら応じるけれど、自分からは求めない。 そして、子どもから「求められている幸せな時間」を過ごしていることも、そうした愛情をもらっていることにも気づかず、子どもの気持ちの上にあぐらをかいていたかもしれません。 いまは子どもとのハグはあたり前の日課なのに、だんだん減っていって、あと数年たって思春期にもなれば、触れることもほとんどなくなるのでしょう。 心の中を幸せな気持ちで満たしてくれる わが子とのハグは、あたり前のことではない んだなと、あらためて思いました。 触れることができなくなったとき、私は 与えられてばかりだった子どもたちのぬくもり を覚えていられるのでしょうか。
2019年07月12日ある日のことでした。幼稚園のバスから降りた途端、これまで我慢していたのが切れたかのように、息子が泣き始めて、抱きついてきました。 理由を聞いてみると、 「首が痛くて回らない」 とのこと。 ■親の目が届かないところで起こる事故 その日は遠足で、大きな公園に遊びにいっていました。 息子曰く、 これまで幼稚園では、転んで血が出た程度のケガしかしていなかったので、少し焦ってしまいました。また、息子の言う ケガの状況の説明 がどれだけ正確なのかがわからない…。 ■「首が回らない」治療はどうなる? 「首から落ちるって、大丈夫なの…?」 右側に首が回らないらしく、また、直立した状態で見ると顔が傾いていました。 整形外科に行き、いろんな角度からレントゲンを撮ってもらった結果、 「環軸椎回旋位固定」 かもしれないとのことでした。 医師によると、「『環軸椎回旋位固定』は、顔を上下左右に向けるときの軸となる部分が亜脱臼することにより起こる」ということで、息子のように顔が傾くのだそう。 ただ、そこまで深刻なものではなく、「適切な処置をするとちゃんと治っていく」とおっしゃっていただき、安心しました。 そして1週間後、再度レントゲンと目視で見ていただき、「まだ少しだけ頭は傾いているものの、このまま自然に治っていくだろう」と言われ、ほっと胸をなでおろしました。 結果としてはそこまでひどいものではなかったですが、 “目の届かないところでの事故” は怖いと思った出来事でした。 ■ケガをした!? そのとき子どもはどうする? 幼稚園の対応は? 幼稚園は、ケガの翌日はお休み。その連絡をするときに、先生に息子のケガや診察の結果をお伝えしたところ、幼稚園の先生は今回のことを把握していなかったことがわかりました。 たしかに、多くのやんちゃな園児たちを、数名の先生たちが細かくすべて把握するのは難しいだろうと思います。子ども同士のケンカやケガはよくあること。 私もそういった状況を理解していたので、とくに先生を責める気持ちは起こりませんでした。しかし、先生たちは親の心配する気持ちを汲み取ってくれ、次のように言っていただけました。 また、幼稚園にも今後何かあったときには教えていただけるようお願いをしました。 幼稚園では、すぐに先生たちの間でも情報を共有していただき、また園児に向けても、 「昨日こんなことがあった」 と話してくださったということです。「どういったことが危ないのか」、「してはいけないこと」など、今後、園児に同じことが起こらないように伝えてくれたとのことで、そんな園の対応には感謝の気持ちでいっぱいです。 これからどんどん親の目が届かないところに行ってしまう子どもたち。これからもこういうことは何度も起こると思います。親としては心配ですが、心配してばかりもいられないので、 「何かあったときに子どもはどうすればいいのか」 、話せる良い機会になりました。 それでも、子どもの身に何も起きませんように! 毎日元気に家を出て、元気に家に帰ってくる のを毎日祈るばかりです。 ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年06月28日先日、私の祖母と、母と、子どもたちと、妹とその子どもたちの総勢8名で旅行に行きました。 四世代旅行 です。 じつはこの旅行、数年前から半期ごとに行っていて、今回は5回目の集まり。もうすぐ90になる祖母は、長いこと小学校教諭をしていて、私が子どもの頃からいつもシャンと背筋を伸ばして凛としたイメージでした。 でも、久しぶりに会うと、いつの間にかしわしわのおばあちゃんになっていて…。娘と孫、ひ孫に囲まれながらの旅行が、楽しい思い出になりますようにと祈りをこめて、母と共同主催ではじめました。 ■「すべて妻が仕切る」旅行に疲弊する… もしかしたら「今回が最後になるかもしれないね」という言葉にできない気持ちを母と共有しながら、「これまでなかなかできなかったことをしよう!」コンセプトで、前回は嵐山で人力車に乗り、今回は琵琶湖の水郷巡りとなりました。 家族単位の旅行 では、途中でも、やれ「肌寒くないか」だの「たくさん歩いたからちょっと疲れてるんじゃないか」だの「退屈していないか」だの、家族みんなが旅行を楽しめるように、私が最大限の気を張っていなければなりません。 なぜならうちの夫は疲れやすく、しかも待てない性格なので、旅行中はじわじわと気持ちがすり減ります…。 ■夫抜き旅行が楽しいワケ 夫も一緒の家族旅行から帰ると、ほんと、まさに「やりとげたわ」って心境になります。 しかし、 夫抜き旅行 だと、夫に気を使う必要もなし! 自分と子どもたちのことさえ考えておけばいい! もちろん四世代旅行だって、計画は立てますよ。 段取りもしますよ。 やってることはいつもと変わりませんよ。 しかし、いつも プロデュース側にまわっている女性(祖母、母、私、妹) が4人も集まるのですから、みんなで一緒にやればとても簡単なものです! もちろん血がつながっていて、幼いころからずっと慣れ親しんだ関係というのも大きいかもしれませんけどね。 いつもは自分のお土産なんて買わないのに、四世代旅行ではなぜかいそいそ買ってしまう。 母としてではなくて、娘として旅行を楽しんでいる証拠かもしれません。 年長者がいるから安心するのかな? 「自分だけがちゃんとしないと!」って思わなくていいからからか、自然体に戻れる気がします。 楽しい…! ■祖母の戦争体験を孫に語り継ぐ機会にも ひとしきり楽しんだあとは、夫にお土産を買って帰り、旅行の思い出を話します。 夫は「楽しそうでいいな」というだけで、 行きたいとは言いません 。 そりゃそうだ、夫も疲れるもんね。 というわけで、半期に一度もお楽しみの四世代旅行、祖母が元気なうちは今後も夫抜きで楽しませてもらおうと思います。そんな旅行に快く出してくれる夫にも感謝! そして、いつまでも元気でいて欲しいと願いながら祖母と、ひとつでも多くの楽しい思い出を作っていきたいです。
2019年06月21日断乳と卒乳 。 迷われる方も多いのではないでしょうか? 私は、一人目を断乳、二人目が卒乳でした。どちらかがよかったと推しているのではなく、一つの体験談として読んでいただけるとうれしいです。 ■ワンオペのわが家にあった断乳・卒乳スタイルは? 離乳食も進んできて、そろそろ気になってくるのが断乳。よく断乳はとても大変だと聞きます。 そりゃ、これまで慣れ親しんだ母乳から離れるのだから、そう簡単にはいかないんだろうと思いますよね。そしてネットなどで先輩ママたちの体験談を探したら… ・ 断乳は夫婦の一大行事 。夫が連休のときに行う方がいい ・ママだと母乳がもらえると思ってしまうから、 断乳中の寝かしつけは夫 が引き受けるべし ・三日三晩泣いて泣いて…家族全員寝不足を覚悟せよ こんな情報を目にしました。しかし… ■満面の笑みの娘への最後の授乳は… 10ヶ月は少し早いような気がする。12ヶ月だと、おめでたい1歳のお誕生日に、赤ちゃんの心のよりどころ母乳とバイバイするのもかわいそうな気が…。そこで中途半端だけれど、11ヶ月に決定。 次の子を妊娠した、働きにでる、病気…といった何か断乳しなければいけない理由はなにもなかったのですが、「1歳前には断乳したほうがいいよ」という母の言葉で断乳することにしました。 ■授乳は母子ともに幸せな時間だった 離乳が進み、日中の授乳は少なかったものの、寝かしつけは毎回授乳頼み。三日ほどは眠れないと覚悟していましたが…。 一日目はしばらく泣いて、お茶を飲ませてだっこでゆらゆらしていると、いつしか娘は眠り。少し胸が張るけれど、我慢我慢と、私もそのまま寝ました。夜中も何度か起きたけれど、お茶を飲んで30分ほどゆらゆらしていると少し泣くけど寝付く娘。あれ、案外いけるかも…。 お風呂では娘に胸を見せないように、ブラジャーをしたまま入り、日を追うごとに娘の母乳への執着は薄れて2ヶ月、断乳は無事に成功。これまでずっとミルクタンクの役割を担っていたおっぱいはパンパンでつらかった。 結果的には、娘の断乳は思っていたほど大変ではなく、案外すんなりと終わってほっとしたやら拍子抜けやら。無事に断乳ができて良かったはずなのに、しっくりこない。 胸にぽっかり穴があいたように、 さびしい 。 娘が授乳をとおして栄養と安心を得ていたのと同じく、私も授乳をとおして、 癒やしを得ていた ようでした。 妊娠中に仲良くなった、娘と1ヶ月違いのママ友さんが、私の断乳後も授乳を続けているのをみて、すごくすごくうらやましかったです。幸せそうな母子だけの密着時間。いいなぁ…。 ■卒乳断乳は「いつまで」に縛られなくていい こうして、次に子どもを授かったときには、「断乳ではなく、自然卒乳を目指そう!」と思っていました。 「いつまでも乳離れできないのでは」 そんな心配もありましたが、遅かれ早かれ、いずれは離れていってしまうもの。そして子どもは二人の予定のわが家では、これが最後の授乳。 そして第二子である息子が自然卒乳したのは、3歳半ごろ。びっくりしますよね…(苦笑)。2歳半ごろにいったん卒乳したかにみえたのですが、何かのタイミングでちょこっと飲んでみたり。そこまで頻度は高くないものの、甘えたいときや眠いときなど、飲みたがったときに飲ませて(とはいっても、このころは飲むというより吸っていただけだと思いますが)いました。 さすがに2歳くらいからは人にまだ授乳していることを言うことははばかられたので、 “たまにこっそり家で” でした。授乳期間が長かったおかげで(?)甘え上手な息子になりました。 断乳と卒乳。 いつの時期がいいのか、どっちが正しいのか…。 いろんな議論がありますが、正解なんてないと思います。親子の数だけ、やりかたがある。いろいろ考えて、答えを出せるといいですね。 自分たち親子のことなのだから、まわりの意見は気にせずに…(ただ実際には、外野はいろいろ言ってきたりしますが…)。自分と子どもが納得した乳離れができますように。そして、それまでの 幸せな授乳時間を大切に過ごせますように 。
2019年06月14日昭和生まれの私からすると、新しいイメージの平成。しかし、そんな平成さえも古い時代となる日が来るとは…。でも、時代が代わっても、良くも悪くも昔からの考え方や慣習はなかなか変わらない。妊娠出産育児を経験してきて、それがあらためて身に沁みました。 ■「男は仕事、女は家事育児」価値観で育ったママ 私の両親は、昔ながらの 「男は外で仕事を、女は家で家事育児」 という価値観。母がパートで忙しかろうと、家事は母が一人でがんばっていました。夜遅くに体調の悪い母がふらつきながら台所で作り置きをしていた姿が忘れられません。 そんな家で育ち、「家事と育児は私の仕事、私ががんばらないと!」という気持ちが私は抜けませんでした。核家族や女性の社会進出が進んだ現代社会では、そんんなやり方そぐわないとわかっていながらも…。 そしてそれは、自分を苦しめていたように思います。女性自身の意識も変えていかないとなと思い、ここで一句。 「力合わせ はじめて子どもの 親になる」 ■昔ながらの価値観と専業主婦という負い目 女性しかできない妊娠出産が、ある程度女性中心になるのは仕方がない部分があると思います。でも「おなかで育てて生む」をできるのが女性であるだけで、妊娠出産は夫婦2人の問題。 でも、自分の体に変化のない夫は、どうしてもひとごとになってしまいがちなんですよね…。 そして出産後! 「育児は母親がするもの」 と潜在意識があり、 専業主婦という負い目 を持っている私は、ワンオペは仕方ないと、乳児期はほとんど夫を頼れずにいました。 夫がたまの飲み会で、帰宅後ゆっくり自分のしたいことをするのも仕方ない。でも、寝室まで別にしてしまうと、完全に母子と父の間に溝ができてしまいました。 ■「自分だけがつらい!」が加速するとき 夫の「ちょっとした物音で起きちゃうから、夜は別でお願いします」という希望のもと、別寝室にしていたわが家。別寝室が悪いわけではない。役割分担も大事。 でも、お互いの様子がわからないまま時がすぎ、生活パターンの違いから会話も減り、どんどん2人の関係は薄いものに。「今は仕方ない」と思いつつも、それぞれに 「なんで俺(私)だけ…」 という思いが加速していきます。 ■「だれにも助けを求められない」思い込みに追い詰められる 「赤ちゃんのお世話は、私が一人でなんとかしなきゃ…」と、切羽詰まった顔で赤ちゃんを抱っこする毎日。そうだれにも助けを求めることができなくなっていました。 うつむき寝が好きな子どもに、「私が熟睡している間になにかあったらどうしよう」と、寝ていてもずっと不安に駆られて、体は寝ていても頭は全然休まらない。 その日も寝不足で、ひどく疲弊していました。夜中の授乳が終わり、寝かしつけをしていた時のこと。 すぐに背中スイッチが作動してぐずりだす娘を抱き、部屋のなかをぐるぐる回ります。5分後、また置く。娘泣く。寝かしつけ再開。それを何度も繰り返し…。 あと5分。たったあと5分、眠りが深くなってから置けばいい。でも、それができないほどイライラが止まらず、朝がた5時ころに、ついに涙が。 「なんでこの子は寝てくれないの?」 「私は一体どうしたらいいの?」 「こんなにがんばっても寝かしつけられないなんて、 私は母親失格なのかな 」 その気配に気づいた娘も泣き始め、私も不安な気持ちがあふれ出し、声を出して泣き始めてしまいました。 ■「夫は何もわかっていない」に気づいたら… 10分後。深い眠りにはいった娘は、すんなりと一度で布団の上におろすことができました。 この一件があっても、授乳中は別寝室は続き、夫が夜に手伝ってくれることはありませんでした。だってそんなものだと思っていたから…。 でも、今になって思うと、一人で抱え込まず、もっと周りにヘルプを出せばよかったと思っています。 いまは、イライラを私が爆発させたことで、たくさん夫婦で話し合いをして、家事も育児も分担してくれるようになりました。そこでわかったのは、 「夫は本当に何もわかっていなかった」 ということでした。 私がどんな生活を送っていたのか。どんなことがつらくて、どんなことに困っているか。そんなことは、「私のやつれた状態を見たら、言わなくてもわかるでしょ?」と “察してちゃん” になってしまっていた私にも落ち度はあります。 ■妻にも権利はある! 夫と衝突して手に入れたもの 女性は、妊娠中、精神的にも不安定になるうえに、さまざまな苦難やトラブルも起こる可能性があります。だから夫婦2人でいろんな本を読んだりしながら、共感・理解してほしいなと思います。 わが家は、乳児期には、私が高熱で寝ていても、ゆっくりと休むことはできませんでしたが、いまは数日なら夫と子どもだけでも過ごすことができるように。さらに、たまに友人と遊んだりするときも、以前のように罪悪感を持つことも減りました。専業主婦だろうと、働いていようと、妻にもその権利があると思うから。 そう思えるようになるまでには、数年かかりましたし、何度も夫と衝突しましたけどね。 時代がかわっても、昔ながらの価値観はまだまだ残っているでしょう。女性に負担がかかる家庭も少なくないと思います(昔のうちも含め)。 でも、新しい時代「令和」は、そんな昔からのしがらみを無くして、夫婦が2人で力を合わせて育児していく社会になるとうれしいですね。 \「1人で抱える」は平成でおしまい!/ 「令和ママ」は「OPEN子育て」主義! 家事も育児も1人で抱え込む時代はもうおしまい! 3つの「OPEN」 をキーワードに、もっとオープンな子育てをしませんか? 平成から令和に変わるこの時代の変わり目に、ウーマンエキサイトは「平成」ママを調査結果から振り返り、新しい時代「令和」を生きる新しいママ像を提案します。 ■令和の時代に期待することを詠む「#令和ママ川柳」も大募集! 最優秀賞の方には「令和(=018)」に合わせて 賞金18万円 を贈呈! さらに100名様以上の方を対象に数々の賞をご用意しています。応募期間は2019年4月23日(火)~2019年6月16日(日)23時59分まで。 >>>「#令和ママ川柳」のご応募や詳しい応募要項は こちら から!
2019年05月31日妊娠して幸せの絶頂期だったときに始まった「つわり」。あまりの体調の悪さに仕事も辞め、家の中でひきこもる毎日。体重も落ちてげっそりするぺぷりさんに夫はほぼ無関心であるかのような態度を続けます 「つわりで夫婦が壊れる!? 1」は、 「つわりで退職、体重激減、それなのに夫は…」 をお読みください。 もともと被害妄想は激しい方ですが、つわりの苦しみと妊娠中の情緒不安定も手伝って、どんどん 悲しみのスパイラル に入ってきます。 ■つわりの苦しさで被害妄想から抜け出せない! 「2人の子をおなかに宿して、妻がこんなつらい思いをしていても、いまいち実感のない夫…!」 ■暗い闇の中、息が苦しい! 突然起こった「過呼吸」 かー!! いま考えると、 「なんて短絡的! 極端! なんで急にそうなる! 扱いにくい妻ーーーー!!」 と思ってしまいます。 でも、そのときはなんかもう心身ともにまいっていたからなのか、暗い暗い闇の中にいる感じで、どんどん悪い方にしか考えられなくなっていたんですね。 自分で考えた(しかも、なかばねつ造に近いような)悪い言葉がぐるぐると頭の中をめぐり、目が回ってしまいそうでした。ええ、思い切り病んでました…。 そしてメールを打ちながら、どんどん鼓動と呼吸が早くなり…。だんだん息苦しくなって、嗚咽しながら、たくさん息を吸いました。 息が苦しい! こんなにたくさん息を吸ってるのに、苦しくて仕方がない! そして、手足の感覚がなくて、なぜか変な形で硬直して動かない! 初めてのことで、これが 「過呼吸」 によるものだともわからず、突然の症状にパニック状態になってしました。 ■夫に抱きしめられながら、涙とともに気持ちを伝えたら 優しく背中をさすってなだめる夫のぬくもりを感じていると、少しずつ落ち着いてきて。15分もすると、息も整い、手足の硬直もほぐれてきました。 私の様子が大丈夫そうだとわかると、夫はキッチンに行ってホットミルクを持ってきました。 「これ飲んで、落ち着こう。どうしたの?」 ホットミルクのぬくもりに癒やされて、心も落ち着きを取り戻してきた私。これまで言えずずっと心にしまってきた、つらかったこと心細かったこと不安なことを一気に吐露しました。 夫はそんな私の言葉にびっくり。 「そんな風に感じていたことは全然気づかなかった。そんな風にさせてしまって悪かった」と謝ってくれました。 ■察してほしい妻、察することができない夫 たしかに、「 夫なんだから、妻の気持ちくらいわかるでしょ? それくらい察してくれるのがあたり前だよね」と、あえて口にせず、察してくれないことにイライラすることがこれまでにもたくさんありました。 そうか、そもそも全然伝わっていなかったのか…。これからは、モヤモヤ思い悩む前に、まず口に出すようにしよう…! そして 夫は夫で、つわりで体調が悪いときはそっとしておいてほしい と思っていたそうで、あえて放置してたらしく…。 お互いに、言葉足らずでした。反省。 たとえ夫婦といえど他人。思いは言葉で伝えるようにすることで、いろんなことがスムーズにいくようになったように感じます。 妊娠のしょっぱなにくる苦難であるつわりは、本当に体力的にも精神的にも修羅場でした。一日中船酔いしているような状態というのは、想像していた以上に苦痛が大きく…。 「つわり いつまで」 は文字どおり、毎日検索していました。何度検索しても結果は変わらないのはわかっているのに、つわり明けが待ち遠しすぎて、日課のように調べずにはいられなかったです。 でも、悲しいかな、何もできなくてただ横になって、たまに嘔吐して過ごす地獄の一日の長いこと長いこと。「一体いつまで続くんだーーーーー!」と何度も叫びたくなりました。つらかったです、まじで。 下の子どもが4歳になったいま、赤ちゃんを見ると「赤ちゃん欲しいなぁ」と思ったりします。でも出産よりも、あの長くてつらかったつわりをもう一度すると思うと一歩が踏み出せません。 しかもつわり期間ももれなく上の子たちのお世話(幼稚園の送迎や役員活動等含む)もついてくると思うと…「うん! 2人でもう大満足だな」と思ってしまうのでした…(苦笑) 2人目つわり中は、実家でお世話になったり一日中家の中にこもったりしてなんとかやり過ごしましたが、小学校や幼稚園などに属するようになるとそうはいかないですもんね・・・。 ちなみに、つわりで初体験してしまった「過呼吸」。 これ以降も、強いストレスがかかると、たまに(2、3年に一度)ほどでるようになってしまいました。できるだけ落ち着いてゆっくり息するなど対処して、症状が収まるのを待つことができるようになりましたが、つわりのいらぬ副産物でした…トホホ。 ↑ウーマンエキサイトベストコミック大賞はこちらから!
2019年05月17日結婚して、子どもを望むようになってから、毎月妊娠しているのかドキドキするようになったぺぷりさん。妊娠検査薬の結果に一喜一憂、毎日妊娠のことで頭がいっぱいでした。 妊活中の記事は、 「妊娠のフライング検査が止められない! “妊娠”で頭がいっぱいの日々」 をお読みください。 妊娠がわかって、まさに幸せの絶頂…! そう思っていたのもつかの間…妊娠期一の試練、 「つわり」 が来ました。 ■「嘔吐恐怖症」の私。つわりで仕事が続けられなくなり… 妊活期に検索魔だったとき、たくさん読み漁った先輩ママさんたちの「つわり」体験記に恐れをなしていた私。 なぜなら、私は 「嘔吐恐怖症」 だったからです。もともと酔いやすい体質のわりに、嘔吐がなぜだかとても怖くて。そしてあまり嘔吐した経験がないからこそ、得体のしれない恐怖感として“昼夜問わず襲ってくるつわり”という話に恐れをなしていました。 母から「つわりはほとんどなかった」と聞いて、「私も同じ体質でありますように!」と願っていました…。しかし願いもむなしく、私は「吐きつわりタイプ」でした。さいわい入院するほどではなかったものの、それでも日常生活を送るのはなかなか大変な状況に…。 「つわりは病気じゃない」とはよく聞くセリフ。だけれども、むしろ「病気じゃないから余計にしんどい」と思いました。 「薬や処置で治る病気だったのなら、その方がよっぽどいいんじゃないか」とすら思えてくる。その時期を何もできずに、 ただがんばって乗り切るしかない というのは本当につらかったです。 ■育児書を読んだ夫すら「つわり」のつらさは理解できない でも、そのつらさ。実際に体験してみないとなかなか理解できないものなんですよね… 身の回りにあるあらゆるにおいに敏感になっていたつわり期は、本当に生きるのがつらかったです。 トイレではトイレットペーパーからほのかに香る微香(それまでにおいがあることに気づかないほどの微香)にすら嘔吐し、シャンプーやリンスの匂いに吐き気を催し動けなくなり…。 つわり期間はごはん作りを免除してもらったものの、夫が買ってきたお惣菜の残り香にもうずくまり。愛用の羽毛布団が「獣臭い!」と感じて、新しい布団を買うも、その匂いが今度はなじめずに布団なしで寒々寝たり…。 寝ても覚めても、 すべてが、くさいーーーーー…!!!! ■新婚時期でのつわり。それなのに夫はラーメン臭をまき散らす! そんなある休日のこと。 私はその日も吐き気がひどく、寝室で横になり、夫はリビングでテレビを見ていました。 「つわりがあるということは、赤ちゃんがおなかの中で元気に育っているということ」 そんな母の言葉を何度も呪文のように頭でくりかえしながらも、「こんなつらい思いをしないと赤ちゃんが産めないなんて…もういや…」と絶望感に陥っていました。 こんなとき、 そばに誰かがいて、慰めてくれたら 少しは気が晴れるのかもしれません。でも唯一の家族である夫は、朝起きてリビングに行ったきり、一度も戻ってきません。 このころ、結婚して4ヶ月。まだ新婚と言ってもいい時期。 吐きつわりのため、ほとんどごはんを食べていない私。昼になるとラーメン臭をまき散らしながら(ドアはしまっていましたが、においに敏感なこの時期だからか、ひどくにおいを感じました)一人でラーメンを食べる夫。 そのにおいにイライラしつつ、一人きゅうりをかじる。このとき、妊娠前から体重が6キロ減って心身ともにやつれていきました。 「妻が自分の子を妊娠してつわりで苦しんでいるのに、ずっとほったらかしってひどくない!? ちょっとくらい顔を出してくれてもいいのに…」そう思いながら吐き気と戦っていたので、ちょっとした 夫の生活音に一喜一憂 してしまっていました。 ■近くにいるのに遠い夫。夫の笑い声に不満が… 近くにいるのに、ものすごく遠い…。 たった一言 「大丈夫?」が欲しいだけ なのに。ううん、何も言わなくてもいいから、寝室に様子を見に来てくれるだけで「気にしてくれてるんだ」って思ってがんばれるのに。 まったく私のことなんか考えていないかのような夫の振る舞いに、私の中の不満な気持ちが大きく膨れてきました。 どんどん悲しみのスパイラルに陥るぺぷりさん。次回はとうとう「別れる」と切り出してしまいます。そしてさらに事態は悪化し…。 つわりが元で夫婦の関係はどうなってしまうのか…。 「つわりで夫婦が壊れる!? 2」は、5月17日(金)公開予定です! お楽しみに!!
2019年05月09日結婚して、子どもを望むようになってから、毎月妊娠しているのかドキドキするようになりました。 今月は来るのか? 来ないのか? 予定日よりも数日遅れているけれど、遅れているだけなんか、いやいやじつは妊娠してるのかも? そんなことをぐるぐる考えてしまう 妊活期 。でも検査薬を使うには早すぎてわからない! もどかしい! 落ち着かないーーー! ■「フライング検査」を試してみた そんな宙ぶらりん状態モヤヤモヤをなんとか解消したくて、ネット検索していると、 「フライング検査」 というものがあることを知りました。通常の妊娠検査薬は生理予定日一週間後から検査できるのですが、それよりも少し早く結果を知るという方法。 妊活ブログなどを見てみると、それを生理予定日から一日おきに検査するようなのですが、検査薬のお値段は一本当たり500円~で、気軽に何度も試せるものではない(涙)。 しかしこの「フライング検査薬」、海外では一本当たり70円ほどで購入できるお手軽のものもあり、さっそく購入してみることにしました。購入本数は20本1400円ほど。数日して、海外の差出人から商品らしきものが届いたのですが…。 日本の分厚いスティックタイプの妊娠検査薬に慣れている私は、小さな封筒に入っているものに、「一体どんな妊娠検査薬なの!? もしかして、騙された?」と疑心暗鬼に。 なかには、7センチ×5ミリほどの厚紙の棒が入っていて、使い方は日本製のものと同じよう。違いは大きさのみ。よく考えてみると、日本製のものはプラスティックに覆われているけど、妊娠判定に必要なのは中の脱脂綿のような部分。だったら中身だけの方がかさばらなくていいのかもしれない。判定精度はわからないけれど…。 生理予定日も待ちきれず、その二日前ほどから早速試してみることにしました。 ■妊活中だから? 検査結果に一喜一憂する日々 かなりの フライング時期 なので、とくに根拠もなく、なんとなく少しでも濃い方がいいんじゃないかと朝一の尿で検査。 貧乏性の私は、こんなまだ結果もわからないような時期に、日本製のものを試すことはできないけれど、激安の海外製のものなら、「ちょっくらやってみっか?」と軽い気持ちで検査できちゃうのがすごくうれしい! とくに妊活中というのは、生理予定日を指折り数えてしまうので、そんなときに気軽に調べることができるのは助かりました。 「もしかして?」と思ってしまうのが妊活中 というものだから。 生理予定日前後というのは、生理前症候群であっても妊娠であっても、感情の起伏が激しいという人は多いのではないでしょうか。ご多分に漏れず、私も毎日の妊娠検査薬の結果にかなり激しく 一喜一憂 。その人の性格によるのかもしれませんが、私の場合は、朝一のその結果によって、その日一日のテンションが決まってしまうほどでした。 ■待ちに待った産婦人科受診! 小さな心臓に感動~ あまり考えすぎてしまう私みたいな人は、連日検査はしない方がいいのかもしれません。でも、それがわかっていても気になって気になって仕方がなくて検査をやり続けてしまいました。 生理予定日に、はじめて日本製の妊娠検査薬を試してところ、同じように陽性反応をみて一安心。精度はどちらも同じ99%なのですが、二種類のものに保証されて、より安心したというか…。 次の問題は、 いつ産婦人科を受信するか ということ。 ただの妊娠判定だけなら妊娠検査薬でできるし、早くいきすぎても胎嚢が見えないとかで余計に不安な日々を過ごすことになるかもしれない…ということで、心拍が確認できるかもしれないという妊娠六週に産婦人科に行くことにしました。 それまでの期間も、 「ちゃんとお腹の中で元気でいてくれているか」 が不安で、2、3日に一度くらいのペースで、海外製の妊娠検査薬でチェックしていました。 ほんと、今思えばこのころは 毎日妊娠のことで頭がいっぱい だったなぁ。 びっくり!!! 何故なら、妹の子の出産予定日は、私の子の出産予定日の翌日だったからです! こんな奇跡、ある? 一気に孫が二人増えるなんて、父や母もびっくりするだろうなぁ。 そうして私の妊娠期が始まるのでした。 妊娠がわかり幸せ絶頂期のぺぷりさん。しかし恐れていた「つわり」が始まります。嘔吐恐怖症を持っているぺぷりさんがつわりによって、心身ともに追い詰められていき…。 「つわりで夫婦が壊れる!? 1」は、5月9日(木)公開予定です! お楽しみに!! ※この体験記に記載された検査方法や症状は、あくまでも筆者の体験談であり、検査方法を推奨したり、症状を保証したりするものではありません。 ※妊娠検査薬は、説明書をよく読み、正しくお使いください。
2019年04月26日夫と私は正反対の性格 です。 几帳面(きちょうめん)で論理的な夫と、大ざっぱで非論理的な私。 子どものころからスポーツ少年で体育会系な夫と、子どものころから絵を描いたり音楽したり文化系な私。 理系卒の夫と、文系卒の私。 休みは家でゴロゴロしたい夫と、どこかに出かけたい私・・・。 う~ん、あらためて書き出してみると、夫と私はことごとく逆の人間であることがわかってしまいました。 同じクラスにいても、絶対に友達にならないタイプ。だって共通点がないもの。 逆の性質であるがゆえに、衝突も多いです。喧嘩もしょっちゅう! イライラすることも多いけれど、それでも、 「私にはやっぱりこの人じゃないとだめだなぁ」 と感じることが、たびたびあります。 ■私が感情的になると、夫は冷静になる ま、そんな冷静な態度が「バカにしてんでしょ!」とイライラしてしまうこともあるのですがね…(苦笑) ■ネガティブな私と建設的な夫 子どもへの接し方も、 親としての威厳を持ちつつ落ち着いて接する夫と、 子どもと一緒になってはしゃいだり変顔したり、友だちみたいに接する私。 体を動かすことや数字のことは夫が教え、 ピアノや絵、そして一般教養は私が教える。 正反対だからこそ、お互い補いあえている のかもしれません。 また、 ほんと、こういう風に言ってくれる人じゃなかったら、とっくの昔に離婚していたかもしれません。 そんな 危機が何度もありました 。 ■「どうしたら楽になる?」助け舟を出してくれる夫 でも、夫の前向きな話し合いで、何度も持ち直しています。 本当に離婚したいわけじゃないのに、不器用な私はどうしたらいいのかわからず険悪になり…。 変なプライドが邪魔して自分から言い出せなかったり、意地を張ってしまったり…で取り返しがつかなくなることがあります。 そんなとき、夫はいつも 「どうしたの? どうしたら楽になる?」 と、助け舟を出してくれます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 そして、そこで不満を漏らしたときに、 結婚して7年、お互い理想通りにいかなかったり、価値観の違いから衝突を繰り返したり、もう嫌だと思うこともありますが、 7年一緒に歩んできた同志 。 これからも末永く仲良く暮らしていけたら幸せです。
2019年04月19日幼稚園から帰った後は、そのままの流れで 同じバス停のお友達と遊ぶのが日課です。 一度遊び始めると止まらない子どもたち。お外で遊ぶのが困難な暗さになってはじめて帰る気になり、各々帰路につきます。 そして、家に帰るなり 「お腹へったよ〜」「早くごはん食べたい〜」の大合唱です。 急いでごはんを食べたあとは、沢山の洗い物でさらにうんざり。食洗機という強い味方はいるものの、フライパンや鍋などは手洗いなので、調理器具をたくさん使った日には、 「疲れ果てたから、もうこのまま寝てやろうか・・・」 と何度思ったか(実際にそのまま寝た日も何度もあり)。 その勢いのまま、子どもたちの歯磨きをして、明日の準備をして、くたくたになって、布団に崩れ落ちるように倒れ込んだあとは、子どもと一緒に寝落ち。そんな毎日を過ごしていました。 ごはん作りをおいしく時短! 電気で圧力調理する「時短調理家電」がわが家にやってきた! 仕事をしながらの家事育児・・・毎日のごはん作りはとにかく 時間との戦い です。 手を抜くことはしたくないけど、ゆっくり子どもと向き合う時間もとれずにバタバタ過ごすのもよくないと思いつつ、なんとか時短で美味しいごはんを作りたいと思っていた矢先に、ティファールの 「クックフォーミー エクスプレス」 を活用している 保手濱さんの記事 を発見。 以前からちょっと気になる存在ではあったのですが、わが家でも思い切って導入してみました! T-fal Cook4me Express (クックフォーミー エクスプレス) は、材料を入れてボタンを押すだけで、ほったらかし調理ができます。また、高温で調理する圧力調理なので、時短ですぐにお料理が出来上がります。圧力調理以外にも、煮る、蒸す、炒めることも、炊飯もできる、とても便利な時短調理家電。150レシピも内蔵されているので、レシピブック要らずで、献立に悩むことなく、忙しい毎日をサポートしてくれます。 わが家にやってきたのは、150レシピを内蔵した「クックフォーミー エクスプレス」。思っていたより少し大きめでしたが、作り置きなど大容量のお料理も簡単に作れるというのが嬉しい。何よりも 白くてコロンとした丸いフォルムがとても愛らしく 、わが家のごちゃごちゃした台所をおしゃれに彩ってくれています。 内蔵の150レシピの一覧を見たときは「こんなのも作れるの?!」と子どもたちと一緒にわくわく、期待感が高まりました! ずっと気になっていた「クックフォーミー エクスプレス」を使い始めて、わが家の暮らしがどう変わったのか 、家族みんなの感想なども交えてご紹介します。 毎日の「献立決め」から解放された! 脱・ワンパターン 外出先でも、 CLUB T-falのレシピページ を見たり、製品に付属されている「クイックスタートガイド」を見ると、作りたいレシピとレシピに必要な材料をチェックできるので、追加の買い出しもラクラクでした。 帰宅後の調理も、ダイヤル操作でメニューを選び、液晶画面のナビに従って調理するだけというお手軽さ! 液晶画面で次のステップを教えてくれるので、レシピ本が不要なのも嬉しいですね。(これまではいつも、作っている途中にレシピ本が閉じたりして、イラっとしていました…) もともと料理が苦手で、レパートリーも乏しい私は、 毎日の献立決め がとても 億劫 でした。でも「クックフォーミー エクスプレス」はメニューが150種類もあるので、食事がワンパターンになることもなく、子どもたちに毎日おいしいごはんを作ってあげることができそうです。レシピを見ていると「これも作りたい!」「こんなのも家で作れるの?」と、わくわくしちゃう不思議(笑)。 何よりもびっくりしたのは、煮込み時間がかかる煮物系料理も、圧力調理することにより 驚くほど短時間 で出来上がることでした。これまで「今日は時間がないから」となかなか手を出せなかった凝った料理にも挑戦できそう! 画面のナビ通りにボタンを押すだけ、 簡単ほったらかし調理! 子どもたちが大好きな料理のひとつ、 「鶏肉のクリームシチュー」 。これも簡単なダイヤル操作で、時短でつくることができました。 作りたいメニューをダイヤル操作で選ぶと、液晶画面には 材料と分量 が表示されます。これを見ながら最初にすべての材料を揃えるので、調理途中にバタバタすることもなく スマート に進めることができます。手順も順番に表示されるので、それに従って ボタンを押すだけ です。 ひとつひとつのミッションをこなしていくうちに、おいしい料理が出来上がるというのは、 子ども心をかなりくすぐる らしく、「クックフォーミー エクスプレス」を導入してから、子どもたち(特に娘)が お手伝い をしてくれるようになりました! 深底のお鍋なので油跳ねなどの心配も少なく、電気調理なので安心して一緒に料理を楽しめます。 圧力調理、煮る、炒める、蒸す、の4機能があり、このお鍋ひとつで完結できるのは 洗い物嫌い の私からすると嬉しすぎます(涙)。 調理中に他のことができる! 手に入れた「時間と心のゆとり」 普通の圧力鍋も持っているのですが、火を使うためその場につきっきりになるため、あまり出番がありませんでした。「クックフォーミー エクスプレス」は電気の圧力調理なので、調理が始まったらあとはほったらかしでOK。 その間に他のことができるのがとにかく嬉しい! 家事をするもよし、自分の時間を楽しむもよし。私は、これまでゆっくり向き合えていなかった 子どもとの時間 をとることにしました。 幼稚園での出来事をきいたり、絵本を読んだり、ぎゅっと抱きしめたり、一緒になって遊んだり。夜は主婦にとって一番忙しい時間ですが、ここで少し ひと息 つくことで、私自身も心に余裕が生まれました。 子どもたちも大喜び! 時短なのにおいしい仕上がりに大満足 「クックフォーミー エクスプレス」で一緒に料理をするようになってから、毎日 「今日はどれ作るの?」 ときいてくるのが娘の日課となりました。これまでは食べるばかりだったのが、作る立場にもなったことで、 食に興味 が出てきたのかもしれません。 時間のない平日は、 シチューや煮込む系の料理 をさくっと圧力調理でほくほくに仕上げてもらい、時間に余裕のある休日には、 ローストビーフ など、ちょっと手の込んだ料理(それでも「クックフォーミー エクスプレス」だと、準備も合わせて17分*ほどで出来上がるのでびっくり)を作ったりして、毎日楽しみながら時短調理をしています。 *予熱時間は含まない ローストビーフを出した時には、普段「美味しい」とか絶対に言わない夫がぼそっと 「美味しいな…」 と言ったので、思わず心の中でガッツポーズをしちゃいました(笑)。 【おいしい + 時短調理】が叶う! 「クックフォーミー エクスプレス」とは T-fal Cook4me Express (クックフォーミー エクスプレス) 150レシピを内蔵、ボタンを押すだけでかんたんに圧力調理ができる。電気圧力鍋だから、安心してその場を離れて「ほったらかし調理」が可能なのが嬉しい。60レシピ内蔵の「クックフォーミー」も。 忙しいママの強い味方「クックフォーミー エクスプレス」は、材料を入れてボタンを押すだけで、圧力調理でおいしい料理が時短で作れるすぐれもの。内蔵レシピが150もあるので、ひとつずつ作っていけば、毎日の献立に悩む時間もなくなり、自然にレパートリーが増やせます。 加圧時間15分以内の時短レシピもたくさんあるので、忙しい平日にも大助かり。ボタンを押したら、あとはほったらかしたままでよいので、そのあいだにほかの家事をしたり、子どもと過ごす時間にしたりできるのも嬉しい点。2~6人前まで作れる大容量なので、週末の作り置きにも便利です。 【ココが嬉しい!】 レシピ不要、ボタンひとつでほったらかし調理 レシピはディスプレイに表示されるので、ナビの通りに工程を進めるだけ、レシピブックも不要。電気の圧力調理鍋なので、火を使わないし、調理後は自動で圧力が抜けるので安全です。ダイヤルを回してメニューを選び、ボタンを押して決定する…という直感的な操作なので、子どもと一緒に楽しみながら準備できます。 【ココが嬉しい!】 圧力調理で時短! 加圧時間15分以内のレシピ 150の内蔵レシピはすべて料理研究家の井上真里恵さんが監修。和・洋・中華、デザートまで幅広く、家にある調味料でかんたんに作れるものばかり。密閉して100度以上で高温加熱する圧力調理なので短時間で肉はトロトロになり、野菜も甘みたっぷりに仕上がります。火加減の調整も不要なので失敗しらず。誰でもかんたんにおいしい料理が作れます。 内蔵150レシピをを見る 【ココが嬉しい!】 1台で4つの調理法! 保温・再加熱機能もあり 「圧力調理」に加えて「炒める」「煮る」「蒸す」という4つの調理方法が可能。これ1台でさまざまな調理ができるので、洗いものも最小限で済みます。圧力調理が終わると自動的に保温に移ります。出来上がった料理は、最大5時間、保温が可能なのも嬉しい機能。冷めてしまったら温め直しとして「再加熱」も最大3時間できるので、夕食の時間がバラバラでも家族みんながあたたかい料理をいただけます。 【ココが嬉しい!】 2~6人分をまとめて調理。作り置きもらくらく 2~6人分が作れる6リットルの大容量なので、週末にいろいろな料理を作り置きするのにも便利。常備菜を多めに作っておけば、平日の晩御飯やお弁当作りがぐっとラクになります。 【ココが嬉しい!】 マニュアル調理もできる、ごはんも炊ける! 内蔵レシピ以外にも、4つの調理方法を自由に選べるマニュアル調理機能があり、オリジナルレシピも思いのまま。料理のバリエーションが無限に広がります。白米や玄米も時短で炊くことができ、白米なら加圧時間はわずか3分(※別途浸水30分必要)。大容量なので最大10合(おかゆなら0.5合)まで炊けます。 マニュアル調理のレシピを見る わが家に「クックフォーミー エクスプレス」がきてから、みんなの暮らしが少しずつ変わってきたようです。私は毎日の料理の手間が省けたことで、 効率的 に動けるようになりました。 時短で調理しているのに料理の質もあがったし、子どもとの時間も充分にとれるようになったおかげで、私も子どもたちも 心が穏やか になったように感じます。 時間と心に余裕が生まれる時短調理家電「クックフォーミー エクスプレス」は、多忙なママの心強い味方ですね! “手抜き” じゃなくて “手数を減らす”スマートな時短ライフ 、みなさんも始めてみませんか? クックフォーミー エクスプレスのサイトを見る [PR] ティファール
2019年04月15日皆さまは、 生理中の子どもとのお風呂、どうしてますか? 私は、基本的には生理中は着衣のまま子どもを洗い、子どもたちが寝てから一人で入るようにしていました。 生理のたびに、どうしたものかと思いつつ、一緒に入った場合にうまく隠す自信がなかったため、このような方法をとっていたのですが…。 ■生理中にお風呂に入ったら… ある日、私が着衣のまま入ることに子どもに抗議され、どうしても一緒に入らないといけないことになりました。 こんな日に限って生理二日目…。 ■子どもにわかりやすく、嫌悪感を抱かせないためには せっかくの機会だと思って、できるだけ子どもたちにわかるように話を切り出してみました。 「女の子はね、大人になると、一ヶ月に一週間くらい、血がでる時があるの。 でも別にこれはケガしてるとか、病気とかじゃなくて、とっても自然なことなの」 性に関することはこれまであまり触れずに来たため、ドキドキしながら、でも真剣に話しました。 「『生理』っていうんだけど、女の子はあなたよりもう少し大きくなると、 おなかの中で毎月赤ちゃんのためのベッドを作るようになるの 。ふかふかで寝心地のいいベッドをね。 でも、毎月赤ちゃんが来てくれるわけじゃないから、赤ちゃんがこなかった月は、ベッドが流されて出てくるの。ママは今、その時期なのよ」 とにかく、伝えたいことは伝えた…はず! どんな風に伝えるのがよかったのかはわからないけど、子どもたちも途中で茶化したりせず、 真剣な目で聞いてくれていた から、きっと伝わったのだろう。 …と思いたい。 ■性教育は気まずい…でもタブー視できない 子どもの性教育って、どうも気まずくて、いままでのらりくらりとかわしていたけれど、子どもたちもいつまでも赤ちゃんではないし、これから広い世界に出るにつれて、自分でいろんな情報をキャッチするのでしょう。 そして その情報は正しいこともあるし、正しくないこともある でしょう。 思春期になるとますます性の話題ってしづらくなる (自分を振り返っても、思春期のときには親からあまり聞きたい話題ではない)と思うので、こんな風に話す機会があったときには、その年齢にあったレベルでお話することもありなのかなぁと思ったりしました。 子どもの早熟化が加速しているとニュースでも聞くので、 性の話題をタブーにしない ためにも、いまくらいから折をみて少しずつそんな話もしていこうかなと思い、『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』という本も購入してみました。 娘に渡すのはまだ先だと思いますが、急に質問されたときにも話に一貫性を持たせるために、私もしっかり読んで、何か質問されたときには自信をもって答えられるようにしたいなと思いました(のらりくらりとかわしていた時期は、回答がコロコロ変わってしまうこともあり不信感を抱かせてしまいそうだったので…)。 性の問題はとても難しいけれど、成長の中でいつかは向き合わなければいけないこと。だから私は、まだ先入観も抵抗感もない時期から少しずつ話していく作戦でいこうと思っています。 <参考書籍> 『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』 (やまがたてるえ著/かんき出版)
2019年04月12日みなさま、ストレスためてませんか? たまってますよね、ですよね、毎日お疲れさまです! ストレスの無い生活ってなかなか実現できなくて、みんなそれぞれにいろんなストレスを抱えていると思います。 ストレスと上手く付き合っていくために、さまざまな方法でストレス発散をすると思うのですが… 「パーッっと海外旅行に行って」とか「自分に高価なご褒美買って」とか、よく聞くようなストレス解消方法って、子育て中のママにはなかなか難しいもの。 というわけで、ほとんどお金もかけず、家でできるような、私のストレス解消方法をご紹介します。 ■ストレス解消の「泣く」。その方法とは…? ほんのささいなストレスも、積り積もると大きな火山のようになって、最後に大爆発! そうなる前にガス抜きができるといいですよね。 そんなときに私がよくするのは、 「泣く」 ことです。 ただ、何もなくはまだ泣けない状態なので、 無理やりにでも 「泣く」状況に持っていくために、私はいつも泣けるドラマや映画を観ます。 とくに出産育児ものは、共感も深く感情移入しまくってしまうので、泣ける率はとても高いです。 出産シーンはほぼ100%泣けるし、育児の悩み系も苦しいけど泣ける。 子を思う親の気持ち系も、涙なしには見れません。 あ、あと感動的な結婚式シーンも泣けますよ。 その時の目線はもちろん、親目線ですが…。 ■涙と一緒にストレスが洗い流される~ 『コウ〇ドリ』なんかは、泣きポイントが多く、何度も繰り返し見ては泣いている鉄板ドラマです。 元々涙腺はゆるめですが、子どもが生まれてからさらに涙もろくなったので、家族団らん中にもちょっとしたドキュメンタリーで泣いてしまい、涙を隠すのが大変です(隠しきれてないですが…)。 でも、涙と一緒にたまったストレスを洗い流すと、あら不思議! なんだか 心が軽くなった ような気がします。 ヒステリックになっていたことにも、 「ま、いっか」 となったりするので、定期的な「泣く」は私にとって必要な日課です。 「育児が思ったようにできないストレス」、「子どもの発達の悩みからくるストレス」、「家事が思ったようにこなせないストレス」 いろんなストレスがありますが、そのなかでも、 「非協力的な夫に対するストレス」 に対しては… ■こっそり味わう至福のとき… お金はもちろん家計から! (ポイントなので2回書いちゃいました) これは、私なりのささやかな抵抗なのかもしれません。 夫に見られたら「おいっ」って言われそうですけど、そうやってワンオペ主婦(私だけじゃないよね?)はささやかなストレス発散をしつつ、日々頑張ってるんだよってことです。 高価なご褒美をねだってるんじゃないんです。 ちょっとおいしいお菓子で日々ニコニコしているなら、それでいいではないですか。 生きていると、ストレスとは切っても切り離せません。 大きくため込む前に、いかに手軽にストレス発散をするか…。 一人でカフェに行く、趣味にうちこむ、イメチェンする、おしゃれしてみる…。 ひとそれぞれいろんなストレス発散法があると思います。 自分にあったストレス発散を見つけて、ストレスを受け流しつつ、お互いにがんばっていきましょうね。
2019年03月22日娘が生まれて6年半。 娘が赤ちゃんのころのことが、今でも昨日のことのように思い出せます。 はじめての赤ちゃんに、はじめての育児。 大変なこともたくさんあったけれど、娘の可愛いしぐさや表情にはいつも助けられてきました。 そんな娘も この春からもう小学生! 時が過ぎるのは本当に早いなぁ。 そんな娘の成長を感じたエピソードを2つご紹介します。 ■言葉が持つニュアンスの違いが感じ取れるように… ある日のこと… 同じ言葉でも、ちょっとした言い回しによって含まれるニュアンスっていうのがあって、大人はそういう微妙な違いを自然に使ったりするものだけど、子どもはなかなかわからないものだと思っていたのですが…。 娘なりの捉え方にハッとさせられる出来事でした。 もうそんなことを感じて生きているんだ…と。 そして、もう1つのエピソードが… ■集団生活を目の前に現れた娘の変化と成長 これまでは、周りの目は気にせず、自分の好きなものを貫いてきた娘。 クリスマスも、周りのお友達が可愛いぬいぐるみを買ってもらう中、ゼルダの伝説の専門書みたいなごつい図鑑を買ってもらったり… お友達とお絵かきをしている時も、みんなウサギを描いている中、一人ド〇クエのキャラの落書きをしていたり… でも、今は、そういう 「周りと違う自分」 を隠しはじめるようになりました。 好きなものは好きなものとして、個人的に持つのは持ちたいのだけれど、小学校とか集団生活になると 周りに合わせるようになってきた ようなのです。 春から小学生になるんだもんな…。 赤ちゃん時代からすると、小学生っていったらものすごい大きいお姉さん! そのお姉さんに、娘がもうすぐなるんだと思うと感慨深いものがありました。 こうやって、だんだん大人に近づいていくんだろうな。 どんどん赤ちゃんから離れていくようで、成長は嬉しい反面ちょっぴり寂しい母心でした。 春からは新生活。 新しい環境で慣れるまでは大変だけれど、楽しい小学校生活になりますように、母はかげながら見守っています。
2019年03月15日私は幼稚園で委員会の役員をしているのですが、ある日、住みよい町を作るために、市長と話し合いをするというイベントに出席することになりました。 しかし、人前で発言するのが苦手な私は、このイベントがとても憂鬱(ゆううつ)…。 市政のこととか全然わからないし、何より、市長なんてすごい人と一体何を話せばいいのか…。頭の回転も遅く、ぶっつけ本番では何も言えなさそうだったので、事前にどういうことを話すかを考えようと思いました。 …が、全然出てこない! 普段から物事を深く考えず、不満があっても、 「ま、いっか」 と過ごすことが多い私にとって、何かについて深く議論するということはとても難しいことでした。 ■夫の口からスラスラ改善案が… 白紙の紙を前に、書くことがなく固まっていた私を見て夫が、「どうしたん?」というので、「前言ってた、市長と話し合いをするイベント、もう来週やからさ…」とため息交じりで返答しました。 夫はただ「大変やな~」と同情してくれるだけだと思っていたのですが… それぞれが、違ったフィールドで大変な思いをしてがんばっているんだなぁと思いました。 だけど、普段は自分の大変さばかりに目が行って、はたから見ると自由きままに生きているような 夫に対してずっと被害者意識をもっていました。 「『仕事だから』って言えばなんでも許されると思って…」 とよく思っていました。 でも、その「仕事」って本当に大変なんですよね。 子どもが生まれてからは会社員として働いたことがなかったので、 長らく「仕事」の大変さを忘れていました。 ■夫と妻、どちらも一生懸命がんばっている まじめに仕事をして、タスクをこなすのはあたり前。 常に上を求められる。 目標値より大きく成長すると評価はされるものの、次の期には成長したところからさらに成長することを求められる。 ずっと全力で走り続けなければいけない「仕事人」 に比べると、私の仕事はたしかにある程度自分のペースで進められるという点は気楽だと考えられる面もあるかなと思います。 しかし、家事だけであれば、場合によっては次の日に持ち越しができるけれど、 子育ては365日24時間体制 で自分のことはすべて投げても子どもを優先しなければいけないし、子どもの人生を一緒に作っているんだという大きなプレッシャーもあります。 また、イラストを描くという私の仕事は、基本的に子育てで寝不足だろうが多少体調が悪かろうが、一度引き受けたら期日までにはきちんと仕上げて納品する必要があります。 それに対して夫は、子どもが生まれてからもずっと身軽だし、生活もあまり変わらないという点ではすごくうらやましい。 別に、どっちが大変とかそういうことを言いたいのではなくて、 「みんな大変」 だなぁと。 それぞれ役割は違うし、各々の苦労があるけれど、それぞれが一生懸命がんばっているんだから、 「私ばっかり大変」 とか言いたくなったときは、一息おいて相手の大変さも考えないとなと、あらためて思った出来事でした。
2019年03月08日結婚して、2人から始まった家族が1人増え、また1人増え…その中で、家族の形はどんどん変わっていっています。 そんなわが家の変わったところを2点ご紹介します。 ■理想どおりにいかない家事だけど… 子どもが生まれて、それまでもなかなか満足にできていなかった家事は、さらにひどいものとなりました。 ズボラでテキトーな私と正反対で、几帳面(きちょうめん)なところのある夫は、散らかりっぱなしの部屋に次第に不機嫌になっていきました。 育児の大変さもちょっとはわかっているのか、それほど口うるさくは言わないものの、心の底では 「専業主婦は家事が仕事! 家事くらい完璧にすべき」 という考えの夫なので… もちろん、子どもの成長とともに、子どもに割く時間が減るのは事実でしたが、それに伴って私自身も仕事を始めたり、幼稚園行事に時間をとられたりするようになり… それぞれの状況も変わるにしたがって、なかなか理想どおりにはいかなくなるものですが、 お互い試行錯誤しながら落としどころも見えて きて、なんとか日々やりくりしている状態です。 レベルの低い話で申し訳ないですが、これがいまの私にとって精いっぱいのレベル。夫は…満足はしていないだろうな。 ■嫉妬深い私を変えた夫婦愛のかたち じつは、自分で言うのも恥ずかしいのですが、私はとても嫉妬深い性格です。 しかも意地っ張りなため、それを相手に伝えたりはしないのですが(我ながらかわいくないタイプ…)、 ひそかに自分の心にため込んで、勝手に不機嫌になり、相手に「なんか怒ってる?」と言われても「別に」と言ってしまう、超めんどくさいタイプなのです。 自分も夫から愛情をたっぷり受けているならまだしも、そう思えていない時に他の人(相手がたとえ子どもであったとしても)と仲良さげにされると、大人げないと思いつつも、ムッとしてしまいます。 結婚当初はそれなりに「愛されてる」実感があったものですが、子どもが生まれたころからでしょうか、夫から感じるのは、 「妻への夫婦愛」 ではなく、 「子どもの母への家族愛」 に確実に変わってきています。 正直に言うと、お世辞にもラブラブ夫婦とは言い難い。 そんななか、夫も私も、子どもへの溺愛ぶりはかなり激しいです。 ちょっと気持ち悪いくらいにベタベタしてるかも…(もちろん家の中だけ、ですが)。 まるで恋人同士かと思うような、夫と子どもの密なスキンシップを見て、以前の私なら嫉妬したことでしょう。 「なんで私にはくっつこうとすらしないのに!?」とイライラしたかもしれません。 でもいまの私は、そんな 父子の仲良し具合を見るとすごくうれしくなります。 以前の私には考えられない変化です。 この感情は一体なんなのかなと思って考えると、これが 「夫婦」から「家族」 になったということなのかな、と私なりに結論づけました。 これまでは「自分」が愛されていないと嫌! だったのが、 「自分」の範囲が 「(子どもを含む)家族」 に広がり、 自分の「家族」が愛されている ↓ 「自分」も満たされる ↓ うれしい、満足! となったのかなと。 夫への愛情が減って嫉妬しなくなったと言われればそれまでですが、自分の分身のような子どもが愛されているのは、自分が愛されているのと同じような満足感を感じるのは事実です。 「自分が!」「自分が!」だった以前の私からは考えられない変化だなと思いました。
2019年02月22日娘は6歳ですが、粉薬が大の苦手です。 拒否反応なのか、「苦い」と思い込みすぎているのか、はたまた、ただのわがままなのかはわかりませんが、粉薬、とりわけ抗生物質などの苦い薬を飲むと、吐き戻してしまいます。 ゼリー状のオブラートなど、薬剤師さんにアドバイスをいただいた方法も試しましたが、味わってしまうからなのか逆効果でした。 ■錠剤なら飲める娘、しかしお医者さんは… 飲む度にこみあげる嘔吐感を、毎回顔を真っ赤にして耐える娘。 2回に1度は実際に嘔吐してしまい、薬の効果はわからぬまま…。 本当に体が拒否しているのか、それとも甘えているだけなのかわからず、どうすることもできないままに、アイスやゼリーなどに混ぜながら だましだまし飲ませていました。 ただ、苦手な座薬すら、粉薬を飲むくらいならと、受け入れるほどだったので、本当に粉薬が無理なのかもしれません。 次第に娘は、 病院に行くのを拒むようになりました。 よくよく聞いてみると、薬を飲まないといけないのが、病院に行きたくない一番の理由のようでした。 でも、このままではよくならないし、いつもの小児科では錠剤で処方してもらえない… 一体どうしたら… 娘の気分を変える意味と、もしかしたら錠剤が処方してもらえるかもという淡い期待を抱いて、 いつもと違う小児科に行ってみることにしました。 ■事態は好転! 希望の光が見えた瞬間 そこでは、問診票に「希望の薬は?」という欄があり、「シロップ、粉薬、錠剤」のいずれかに〇を付けることができました。 「もしかしたら、錠剤を処方してもらえるかもしれない…!」 と、希望が見えてきました。 診察になり、処方箋の相談のときに、薬の形態について医師に相談してみました。 すると、 そうして無事に錠剤で薬を処方してもらった娘。 薬局で処方してもらった小さな錠剤を確認して、すごくうれしそうにしていました。 これまで吐き戻したり、時間がかかったりして、大変で憂鬱(ゆううつ)な時間だった薬時間が、錠剤になっただけですごく楽になりました。 しかし、また別の病院で、以前錠剤で処方していただいたものと同じ粉薬が処方されてしまいました。そこで、錠剤での処方をお願いしてみると、 年齢のことと、「薬局に置いてないから」 と言われてしまったことがあります。 そこで思い切って、「お隣の薬局には置いてないかもしれませんが、わが家がいつも利用している薬局には置いてあるので、そちらでもらってはだめですか?」と聞いてみました(我ながらやっかいな親…)。 そうしたら「わかりました…」とすんなり錠剤で処方箋を書いてくれたこともあります。 医者側からすると面倒臭い親だったのかもしれません。でも、 せっかく処方してもらった薬でも飲めなかったら意味がない と思います。だから、根気よく質問して、ちゃんと飲めるタイプのものを処方してもらう方がいいのではないかと思っています。 ただ、錠剤は 小さいお子さまには誤嚥(ごえん)の危険もあるため、錠剤への切り替えはある程度の年齢になり、病院の先生との相談しながら慎重にすべきだし、親もよく見守る必要があります。 でも本当に粉薬で困っているお子さまは、医師に相談し、しっかり飲み込みの練習をした上で切り替えることもひとつの手だと思います。 うちの娘は、錠剤を飲めるようになってからはというものの、病院も嫌がらず行くようになりましたし、薬を飲むことを渋ることもなくなりました。 むしろ、 「錠剤飲める私、おっとなー♪」 といわんばかりに、いつも得意げに見せびらかしながら飲んでいます(笑) ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。薬の形や効果などについてはかかりつけの医師にご相談ください。また薬の飲み方については、薬局や薬剤師などにご相談ください。
2019年02月15日本年度は早い時期からインフルエンザがはやるとのニュースを聞き、10月にインフルエンザ予防接種が解禁されてすぐに子どもの1回目を受けにいったわが家。 例年は、11月以降に1回目を受けようと病院に電話するのですが、みんなが受けるため集中して、結果的にたいてい1ヶ月待ちくらいになってしまうのです。 「こんなことしているうちにインフルエンザにかかっちゃうんじゃないか」とひやひや過ごすのが嫌で、早めに行動をしてみました(私にしては珍しい)。 ニュースの予想どおり、第1のピークは、10月から始まったようで、近所の小学校は何クラスも学級閉鎖に。 まわりでインフルエンザ感染が出るたびにひやひやしつつも、「予防接種受けてるから、きっと大丈夫、かかっても軽いはず!」と希望を持ちつつ、少し安心して構えることができました。 ■そんなわが家に起こった異変 冬休みも最終日という日、熱は平熱であるにもかかわらず、元気のない娘。 普段は熱が38度あっても元気いっぱいでテンションの高い娘なのに、この日はなにか様子がおかしい…。 熱があるのかと何度測っても、最高でも 36.6度くらいでド平熱 です。 ほかに咳や鼻水の症状があるわけでもなく、病院に行くのもなんだかなぁということで、家で様子を見ていました。 元気はないものの、ごはんはいつもと同じようにたいらげたのであまり気にせずにいましたが、それでもその日は早めに寝付かせました。 ところが夜、何度も起き上がっては 苦しそうにうめく娘 。 いつもは1度眠りにつくと目覚ましが鳴っても起きない娘なのに、この夜は30分ごとに何度も起きていました。 トイレを我慢しているのかと思い、トイレに行くように促しても、首を横に振るばかり。 心配になり再度、熱をはかりましたが、やはり 36.8度 。 平熱高めの娘にとってはいつものことです。 あまりに様子がおかしいので、翌日は幼稚園をお休みして、病院に行くことにしました。 そのとき、熱が出始めてまだ数時間しかたっていません。 じつは、今回行った病院とは別のところなのですが、1ヶ月ほど前に娘が39度の熱が出たとき、高熱であるにもかかわらず、熱が出て6時間ほどしかたっていないという理由で、インフルエンザの検査を断られた経験がありました。 「いま検査しても、意味あるのかな…」 ふとそんなことも思いましたが、真剣な医師の表情を見て、お願いすることに…。 ■たった2分で結果が判明…はたして結果は!? これまでだと検査から10〜15分ほどで検査結果が出たように思っていたのですが、今回はすごく早くに結果が! 私は、 インフルエンザは高熱から始まるという先入観 があったため、今回の娘の症状からは、インフルエンザとはつゆほども想定してなくて。 医師によると、 「予防接種を受けていたため、症状は出ていなかったけれど、おそらく昨日には発症していたと思われます。 昨日から今日にかけてどんどん体の中で菌が増殖し続けたころから、結果がすぐに出たんだと思いますよ」 とのことでした。 インフルエンザの検査は、発熱から12時間以上あけないと検査できないと思いこんでいましたが、そうではない場合もあるようです。 インフルエンザ患者ということで、通常の待合では待てず、お会計まで別室のベッド部屋で待たせていただきました。 また、薬局でも待ち時間を無くすように(菌を拡散させないために)、事前に医院からFAXで処方箋を送っていただき、スムーズに薬を受け取ることができました。 インフルエンザというと「タミフル」というイメージでしたが、今回処方された薬は「イナビル」という吸入薬。 普段とは違う形式の薬に戸惑いましたが、1回の服用で効果があり、何度も飲む必要がなくて助かりました。 これであとは症状が良くなっていくのを待つばかり…。 しかし、もう1つ懸念点が…。 ■まさか全員アウト!・ 家族に感染してる可能性は… 熱が低かったために、まさかインフルエンザだなんて思っていなかった私たちは、娘と接触しまくっていました。 また、いつもと違う様子でぐったりしている娘をいたわるように、 いつも以上に密に接触していましたーーーー。 これはやばい! 一応、家族全員予防接種を受けているとはいえ、今回の娘のパターンもあるし、気は抜けない…! 時すでに遅しかもしれないけれど、これ以上 被害を広げないために 、全員マスクをして極力無駄な接触は避けたり、手洗いうがいなど、なんとか感染を食い止めるようにしました。 もし発症したとしても、娘のパターンのように、 典型的なインフルエンザの経過をたどらない こともあるので、いつもと違う様子があったら要注意。 幼稚園に連絡すると、本人は医師の通園許可書が出るまでは休園。 兄弟については、症状が出ていなければ登園可能とのこと。 ただ息子の場合、症状は出ていないものの、昨日は娘と密に接触したことと、予防接種により典型的なインフルエンザ症状がでるとも限らないので、念のため翌日までお休みしました。 翌日朝には娘の熱は下がり、いつもと変わらぬハイテンションな娘に戻りました。 ほっと一安心です。 すこぶる元気ではありますが、感染を防ぐために、しばらくは自宅待機です。 息子が生まれてからは、娘と2人きりで長い時間遊ぶというのもなかなかできずにいたので、今回の自宅待機はここぞとばかりに娘と遊びました。 こんな風に 娘とベッタリ2人っきり で遊ぶのは久しぶりで、とても楽しかったです。 ちなみにその後… やっぱりというか、私は感染してしまいましたが…、 夫と息子はセーフでした! 2月、まだまだインフルエンザが猛威をふるっています。 無用な外出・接触を避け、よく寝よく食べ、手洗いうがい、マスクで予防しましょう。 ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年02月08日「あー疲れた、チョコ食べたい!」。そんなとき、ふと立ち寄ったお菓子コーナーにはチョコレートがずらり。「このパッケージかわいいけど、味はどうなんだろう?」「いつもと違うものを選んでみようかな」と、あれこれ迷う人も多いのでは? そこで今回は、カカオの産地からこだわり抜いた「明治 ザ・チョコレート」を専門家に分析してもらいました。数値化された味を見れば、どんな味かはもちろん、どんな飲み物や食べ物と組み合わせて食べるといいか?などなど、美味しいチョコレートをとことん美味しく食べる方法がわかるかも! さて、気になる分析結果は? 教えてくれたのは… (株)味香り戦略研究所 研究開発部 主席研究員 高橋 貴洋さん 東京理科大学大学院理学部化学科修士卒。在学中に味分析に興味を持ち同社へ入社。現在、10万アイテム以上の分析を行い味のデータベース構築・解析などを手掛ける。 会社主催の「味覚レベルアップ講座」の講師を務め、企業や一般の方を対象に味覚について講義している。 日本食糧新聞、島根県農林水産省、東京家政大学、日本家政学会…などでも講演。 ●組み合わせで、さらに自分好みの美味しさを発見! 至福のチョコレートタイムに 味香り戦略研究所 高橋さん: これまで味覚センサーを使用して10万アイテム以上を測定していますが、食品の中でもチョコレートは 「苦味」「ミルク感」「甘味」「酸味」「塩味」「余韻」 の組み合わせで、味がバリエーション豊かに存在します。 さらに美味しさは、 香り、食感、温度、音、食環境 など、さまざまな要因で成り立っているので、「明治 ザ・チョコレート」も飲み物や食べ物との組み合わせでさらに自分の好みの美味しさを見つけられるのではないでしょうか。 ●迷ったらまずはミルクチョコレート! 「明治 ザ・チョコレート」ベルベットミルクと相性のいい組み合わせはコレ! 味香り戦略研究所 高橋さん: 「ベルベットミルク」は、苦味が少なく、ミルクの味わいと甘さを濃厚に楽しめるタイプのチョコレートです。数値化されたデータを見ると塩味が強く出ていることに驚きがあると思いますが、 これは食塩を加えているわけではなく、製品に含まれるミネラル由来の塩味 が測定結果に現れています。 塩味があるからと言っても「しょっぱい!」という濃度ではなく、 甘味をより濃厚に強く感じさせる隠し味 になる程度です。おしるこやスイカに少量加える食塩と同じ効果です(塩味による甘味の増強効果といいます)。 よく味わってみて、甘味とミルクのキャラメルのような風味、そしてココアバターのねっとりと絡みつく濃厚な食感の中に、わずかな隠し味の塩味を感じられたら、あなたの舌の感度がいい証拠かもしれません。 味香り戦略研究所 高橋さん: コクのある甘味と早い口どけのため、苦味があり、ある程度冷たい飲み物とも相性がいいと考えられます。 人は、「甘い、苦い、甘い…」と感じることを繰り返すとクセになりやすい と言われています。 また「ベルベットミルク」は、香りが穏やかなため、フルーツ香やミントなどフレッシュで爽やかな風味と合わせるのもいいかもしれません。 それらを踏まえて、合わせるといい飲み物は、 エスプレッソ、緑茶、紅茶、ルイボスティー などでしょう。 ほかにも、 ロゼワイン、スコッチウイスキー、苦味リキュール(カンパリ)を用いたカクテル にも合うため、夫婦時間などにゆっくり味わうのもよいかもしれません。また ブリーチーズ、ブルーチーズ、チェダーチーズ、ナッツ類 とも好相性です。 ●カカオらしさにこだわるならビターチョコレート! 「明治 ザ・チョコレート」コンフォートビターと相思相愛な組み合わせはコレ! 味香り戦略研究所 高橋さん: 「コンフォートビター」の味わいは、苦味と余韻の長さに特徴があります。甘味が少なく、より苦味や余韻の長さ、また酸味などの味わいが際立ってきます。 匂いはどうでしょうか?焙煎された炭火コーヒーやナッツのようなやや重たく、 余韻をのこす香り が続きます。そのため味と香りのイメージもぴったりで、より深みのある重厚で長く続く風味になっています。 味香り戦略研究所 高橋さん: 「コンフォートビター」は、コーヒーのような焙煎香が特徴的であるため、コーヒー類はもとより、ミルク系にも好相性です。高カカオのため、できれば温かい飲み物のほうが相性もいい傾向にあるでしょう。 口の中が冷えると味覚や嗅覚も鈍くなってしまいます。 「コンフォートビター」のような、じっくりと味わうタイプのチョコレートの場合、口の中が冷えると風味が半減してしまいます。そのあたりも意識して合わせる飲み物を選ぶといいでしょう。 コーヒー類やミルク系と相性がいいので、 カフェラテ と味わうと美味しく感じるのではないでしょうか。また 紅茶、ホットミルク なども合います。さらに「コンフォートビター」の味わいには ポートワイン、日本酒、ホットウイスキー、ストレートブランデー などの飲み合わせもよいです。他にも、 フライドベーコン、ピーナッツ、ストロベリー、グリュイエールチーズ なども好相性です。 ●わがまま気分にとことんこたえてくれる!「明治 ザ・チョコレート」 「チョコレートは明治♪」の明治が、産地とカカオにとことんこだわって作ったスペシャリティチョコレート、それが「明治 ザ・チョコレート」です。 「明治 ザ・チョコレート」は、BEAN to BAR(ビーントゥバー)。つまり、チョコレートの原料であるカカオ豆の仕入れ・選別・焙煎・成形などの、製造の全工程を一貫して行っています。なのに、コンビニやスーパーで手軽に買えるんです! チョコレート単体の食べ比べはもちろん、 ドリンクとのペアリング、前後で食べるモノとの組み合わせなどは無限大。 それぞれのチョコレートとの食べ合わせを知れば、極上のチョコレートタイムがますます豊かに広がります。 ▼今回出てきたチョコレート 明治 ザ・チョコレート ベルベットミルク ベネズエラ産カカオ豆を中心に使用したカカオ 51%のダークミルクタイプ。砂糖の使用を抑えてミルクを加えることで まろやかで食べやすい 大人のためのミルクチョコレートです。選ぶのに迷ったらまずこれから選ぶのがおススメ。 明治 ザ・チョコレート コンフォートビター ベネズエラ産カカオ豆を中心に使用したカカオ 70%のビタータイプ。ナッツのような香りでカカオらしい 正統派のこく深さと香ばしさ を感じられる一品。ビターチョコレートにチャレンジしたい方はこれから試してみては。 明治 ザ・チョコレートは全10種類。ビター、ダークミルク、フレーバー入りで好みに合わせて選べる豊富なラインナップが魅力。ビタータイプは3種類、ダークミルクは4種類、フレーバーは3種類 同じカカオ分70%でも使用しているカカオの産地によって味や香りが違い、どれが好きか食べ比べてみたり、お酒やコーヒー、緑茶などとのマリアージュを試してみたり、 愉しみ方も色々。 たくさん種類があって、どれを選ぶか迷ってしまう、、、 そんなあなたにはザ・チョコ診断で自分にぴったりのタイプを探せます。 ザ・チョコ診断でぴったりのタイプを探してみよう バレンタインギフトにも、自分ご褒美にもぴったりな限定商品もあります。通販サイトで購入可能な商品もあるので、ぜひチェックしてみてください。 「明治 ザ・チョコレート」期間限定商品はこちら PR: 株式会社 明治
2019年02月01日皆さん、耳鼻科ってお好きですか? 私は苦手です。 なぜかというと、細長い管を鼻の奥まで入れられる鼻掃除がつらいから…。 以前、急性副鼻腔炎にかかり、耳鼻科通いをしていた時期がありましたが、毎回この鼻掃除が憂うつでした。 子どもたちを連れて診察に行ったときは、すごいしかめっ面で処置されている顔を見られ、大笑いされてしまったことがあります。 そんな子どもたちも、もちろん耳鼻科は苦手です。 ■「もう絶対行かない…!」と涙した娘 近くの耳鼻科は、そんな子どもたちの苦痛をわかっていて、診察が終わるとコインが一枚もらえてガチャガチャが一回まわせるようになっています。 三度の飯よりガチャガチャが好きな娘ですが、一度行った以来、 耳鼻科は断固拒否 です。 風邪をひいたときは、小児科を受診すべきか耳鼻科を受診すべきか悩みますが、娘には耳鼻科という選択肢ははなからないようで、「小児科いこ! 小児科がいい! 」を連呼します。 どちらでも診てもらえそうな症状のときは問題ないのですが、ある日息子が耳の痛みを訴えたときは、 中耳炎の疑い があったので耳鼻科に行くしかありませんでした。 耳鼻科に向かう車の中で、「今回は弟が診てもらうだけやんね? 私は何もされないやんな? 」と、娘は何度も繰り返しきいていました。 ■全然平気な息子…それを見た娘は 前回、娘と同じように泣いていた息子でしたが、今回は泣かないばかりか、うんともすんとも言いませんでした。 それには娘も私もびっくりしました。 「すご~い!かっこいい~!」 二人で息子を褒め称えると、 「でんでん(全然)いたくなかったもん!」 と得意そうな顔をする息子。 そして数日後、娘が鼻水だらだらになり、病院に行く機会が訪れました。 だめもとで「お鼻のことやし、耳鼻科行ってみる?」ときいてみると、思いがけない言葉が返ってきたのです。 ■弟の姿に触発され、耳鼻科リベンジ! 「お鼻のやつは怖いけど、弟も泣かずにできたんだから、私もやってみる!」 と、いうわけで…いざ耳鼻科リベンジ! 看護師さんにコインをもらって、颯爽(さっそう)とガチャガチャをしに走る娘。 大人が言葉でどれだけ「怖くないよ」「痛くないよ」と言っても効果はなく、 『自分と同じくらいか、もっと小さい子でもできている』 というのが娘にとって一番説得力があったようでした。 また、「病は気から」と昔からよく聞きますが、同じ痛みでも「すごい痛い」と思えばそう感じるし、「あんまり痛くない」と思えば本当に痛くなくなる…ということもあるんだろうと思います。 注射でも同じですよね。 実際の痛みはちょっとつねられた程度でも、「皮膚に針を刺して、そこから薬を注入する」って考えると、恐怖心によってたちまちすごく痛く感じるから不思議。 前回は一緒に鼻掃除で泣いていた息子が泣かなくなったことで、 「あ、これは大丈夫なやつだ。だって自分より小さな息子だってできているんだから」 という気持ちが娘を強くしたようです。 これで心置きなく耳鼻科に行けるようになり、ほっと一安心です。
2019年01月25日去年の今頃、定期健診気分で行った歯医者さんで娘の虫歯が発見されました。 そのときの話は 「子どもの虫歯にショック! 歯医者さんに聞いた『虫歯になりにくい食べ方』 をお読みください。 奥歯とその前の歯の間が虫歯になっていたので処置、フッ素塗布をしてもらい、その後は定期健診にも一度行きました。 前回先生に教えてもらったように、飲食の時間も考えるようにし、上手な仕上げ磨きも教えてもらい、さらに定期的に診ていただいているので、 「まぁ、めったなことでは虫歯にならないだろう…」 そうたかをくくっていたときのことです。 ■いや、まさか!? 奥歯にあやしい小さな点を発見… そう、この日は連休明けで、連休中は3日間とも夫が仕上げ磨きを担当していたのです。 ショックのあまり、せっかく仕上げ磨きをしてくれたのも忘れて、 夫を疑う方向に向かっていく2人… ■怒りフツフツ…夫への恨みモード全開に このときは、完全に夫を恨んでいました。 「歯は一生もんやから大事にせんとな!」 そう子どもに言っていたのに…。 夫自身も虫歯で苦労していたから、「虫歯になったらパパみたいにキャラメル食べたら詰め物とれたり、いろいろ大変なんやで。だから、娘も息子もそうならんように、しっかり歯磨きしような!」 そう爽やかに 子どもを諭す夫の顔を想像して、イライラ してきました。 そして、おなかの底からフツフツと怒りが湧いてくるのを感じたのです。 ■まさかの気泡!? 意外な診断結果に拍子抜け 翌日、歯医者の予約をとり、数日後に歯を見てもらいに行きました。 「先生…ここ、もしかして…」 そう言ってみてもらうと… 拍子抜けしてしまいました。 ホッとしたと同時に、 「夫よ、疑ってごめんよ…」 と申し訳ない気持ちになりました。 よかったよかった、虫歯じゃなくて本当に良かった。 問題だった点の部分は、一度詰め物を削り、再度詰めなおしてもらうことで一件落着。 一度削ると、こういう問題も出てくることを考えると、 やっぱり虫歯にならないに越したことはない とあらためて思いました。 ■先生がすすめてくれた虫歯予防「シーラント」 先生によると、 シーラントは、虫歯予防 であって、もうできている虫歯には処置できないとのことでした。 また、乳歯にも永久歯にも有効で、娘は次の手順でシーラントを行ってもらいました。 1. まずは溝の空間を感知する機械で、隠れ虫歯がないかを確認 2. 問題がなければ、歯の表面をきれいにし、菌を除去する薬を塗る 3. 最後にフッ素入りの樹脂で、溝を覆うことで処置完了 シーラントの見た目は歯よりも少し白いくらいの樹脂製で、虫歯治療で使う詰め物と似ています。 ただ、詰め物と同じで、自然に取れてしまうことがあるため、「定期的に歯医者に通ってほしい」と言われました。 「悪くなってもいない部分を処置するの!?」と、正直少し抵抗がありましたが、 元の歯を削るわけではない ということと、実体験からも 溝から虫歯ができやすい のはわかっていたため、今回シーラントをお願いすることに。 一緒に来ていた息子も、定期健診がてらシーラントをしてもらいました。 ただ、一度に全部しようとすると時間がかかってしまい機嫌がもたなくなるので 2回(右・左)に分けて 処置することに…。 処置をして1ヶ月…やってよかったとあらためて思っています。 これまで奥歯の溝が深く細かく、仕上げ磨きが大変でしたが、ある程度平坦(へいたん)になるので すごく磨きやすく なりました。 私が子どもの頃はこういったものはなかったのですが、もしその当時にあったなら、やりたかったなぁ…と、奥歯の溝に虫歯のある私はつくづく思いました。 ただ、シーラントはあくまで溝を覆うだけであって 過信しすぎは禁物です 。 また、シーラントは歯の間は処置できませんし、歯と歯の間や奥歯は相変わらず虫歯になりやすい場所なので、これからも気を抜かず仕上げ磨きに励もうと思います。 ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年01月18日叱るって難しい…。 母になってもう6年、でも、まだ6年。 いまだに「叱る」が難しくて、試行錯誤の日々です。 ■叱ってばかりの日々…子どもの一言がグサリ!! 子どもたちが幼稚園から帰ってきたら、なんだか ずっと叱ってばかり いるような気がします。 もともとのどが弱い私は、夜寝るころにはのどガラガラに。 それにしても、なんで子どもって 同じことを何度もしてしまう のでしょう。 「3歩歩くと忘れるニワトリか!」と突っ込みたくなります。 まあ、こういう軽い「叱り」はまだいいのですが(根気はいりますが)、お友だちをたたいたり、道路に飛び出そうとしたりと、 深刻なときの「叱り」 は難しい。 「怒り」「心配」「不安」、いろんな感情が飛び交うときは、つい「叱り」を超えて感情を込めた「怒り」になりがちだからです。 気持ちの切り替え下手な私は、一度「怒りモード」になると、「ニコニコモード」に切り替えるのが大変。 「叱り」が終わったあとも、自分の中のイライラが解消できずに不機嫌になってしまったり、その後子どもが普通に接してきても、ぶっきらぼうな対応をしてしまったりすることがありました。 そんなときに子どもに言われた一言が… ズキューンと胸に突き刺さりました。 せっかく子どもは気持ちを切り替えて普通に接してきてくれているのに、母である私は自分の感情をコントロールできずにずっとウジウジ怒っている。 それに対して、夫は大人の対応をしている。しかもそれを子どもに悟られている…! いまでもやっぱり気持ちのモード切り替えは苦手ですが、母になった今、そんなことは言っていられない。 ひとしきり叱ったあとは、無理やりにでも、 見た目だけでも気持ちを切り替える ように心がけるようにしています(顔は引きつってるかもだけど…苦笑)。 最初は無理やりでも笑顔で接していくことで、 自然に「ニコニコモード」 になっていくのが不思議。 ■「わかってくれるだろう…」で起こる「叱る」の悪循環 また、これまで叱るときに「まだ子どもだから、ただ叱るだけではピンとこないんじゃないか」と考えて、具体例をだしたり、長々説明したりしていました。 「自分がされた側だったらどう思う?」 なんてことを、グダグダと叱ってしまっていたのです。これだけ手を変え品を変え諭したんだから、わかってくれるだろう…そう思ってみると、 ある程度物事がわかる年であれば、いろんな例を出すなどの諭し方は効果的かもしれません。でも、まだそうではない年齢の場合、集中力が続かず逆効果だったみたいです。 結果として、聞いていないことに さらに「叱る」という悪循環…。 また、日々生活するうえで、 娘と息子では効果的な「叱り方」が違う ように感じてます。 息子には、回りくどい間接的な叱り方よりも、 直接的な叱り方の方が効果的 な気がします。 わが家の場合は姉弟ということ、年齢によるものなどの違いもあるのかもしれません。ただ私の周りの兄妹を育てている先輩ママも同じようなことを言っていたので、もしかしたら男女差もあるのかもしれませんね。 そんなこんなで「叱る」に試行錯誤を繰り返すわが家。私自身に課している「叱る」の目標があります。 『自分の感情を巻き込まず、短く簡潔に短時間で「叱る」。そしてひきずらない』 まだまだ100%実施とまではいかないけれど、これを意識することで、少しずつ「叱る」が「良い叱る」になってきているように感じます。 何度注意しても同じことを繰り返す子ども。 これからも、私は、子どもが大人になるまで何万回、何十万回と叱ることになるのでしょう。世のお母さんお父さん、めげずにがんばって子どもと接していきましょうね。
2019年01月11日息子は、軽い喘息持ちです。 常に治療が必要なわけではなく、ときに 冷気や風邪などを引き金 にして発作がでる程度です。 5歳くらいになると、呼吸器官の機能を計測して喘息なのかの判定が可能になるようですが、まだできない年齢の息子は 「喘息の傾向あり」 ということになっています。 じつは 私の妹も子どものころは喘息持ち でした。 いまは普段の生活を送っている分には発作がでることはないのですが、アルコールを摂取すると発作がでるそうなのでお酒は一滴も飲みません。 妹が小学校低学年のころが一番ひどく、夜に発作がでて、母と妹で夜間診療に駆け込んでいたのを、いつも父と家で心配しながら待っていた記憶があります。発作を起こした妹は、病院で吸入をしてもらうと落ち着くようでした。 ■妹が教えてくれた喘息の重宝アイテム そして妹の息子も喘息持ち。 一緒に子連れで祖母の家に遊びに行ったときも、発作がでて慣れない土地で夜間診療に行ったりと大変そうでした。 その後に生まれたわが息子も「喘息の傾向あり」と診断され、 発作のたびに吸入に通う日々 が始まりました。 私も気管が弱いし、私の父も喘息傾向ありだったから、もしかしたら遺伝的なものもあるのかも…と思ったりもしています。 「吸入大変だよね」 ある日妹に漏らしたところ… 私の勝手な思い込みで、吸入器は業務用の医療機器のイメージがあったので驚きました。 その場で検索してみると、案外リーズナブルな価格で 吸入器のネット通販 がたくさん出てきて…。 ■「息が止まってしまったら…」眠れぬ夜を過ごす日々に変化が! うちの息子は発作はそんなに頻繁にはでないものの、風邪をひいているときなんかは ずっと息苦しそう にしています。また、咳がひどく、しょっちゅうのように 嘔吐 してしまい、夜間は本当に心配。そうなってしまうと、ずっと様子を見守り、眠れぬ夜を過ごすことがよくありました。 夜間診療に吸入してもらいにいくにも、寝ている長女を起こし、真夜中にたった1人でぐずる子ども2人を病院へ連れていくのは至難の業でした。 というわけで、わが家も昨年、小児科に相談して吸入器を購入しました! しょっちゅう風邪をひいている冬場はすごくすごーく重宝しています。 また、小児科の先生からは「眠っている間の吸入もOK」と言っていただいたので、お布団の中で半分まどろみながらサクッと吸入できるのは思いのほか便利です。 薬剤は定期的にかかりつけ医に処方していただき、親子ともに 体力的にも精神的にもとても楽 になりました。 喘息の子どもを持つ身としては、息苦しそうに呼吸する姿を見ていると、こっちも苦しくなりますよね。 いつか息がとまってしまうんじゃないかって不安でいっぱいになるものです。 子どもの喘息で悩んでいらっしゃる方には、こんな方法もあるよって知っていただきたくて、今回記事にいたしました。 治療の一つの選択肢として覚えておいてもらえると嬉しいです。 ■アレルギー体質の息子に母ができることは? またうちの息子、 アレルギー持ち でもあります。 7ヶ月になった頃に パンを与えると途端に体中に発疹が! そのときにアレルギー検査をしてもらったのですが、パン以外にも 卵とハウスダスト、ダニにもアレルギー反応が! そうかそうか、うちの部屋が汚いのも息子の喘息の原因になっていたのかも…反省。 というわけで、できる限り アレルギー物質が少ない部屋 にしたいと私が心がけていることをご紹介いたします。 掃除の仕方は、まだ試行錯誤が必要かもしれません。でもズボラな私は毎日掃除できていなかったので、いまは少しでも 子どもにとって良い環境 を作っていきたいと思っています。 小児喘息は、思春期ごろになると体力もついて治ることも多いと聞きますが、それまでの期間も不安ですし、そもそも治るかどうかも定かでない…。 少しでも症状が楽になるように、できることはしながら、 気長に付き合っていこう と思います。 ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。喘息の吸入器使用についてはかかりつけの医師にご相談ください。
2018年12月28日いつの間にか、町はクリスマス一色! きらびやかなイルミネーションで装飾された駅の並木道を通ると、思わずスキップがとまらない子どもたちと私(!)。 いつもは夜には出歩かないのに、このワクワク感を味わいたくてわざわざ駅の方に寄り道して帰ったり。 また、日が落ちるのが早くなったことで、早い時間からイルミネーションでにぎやかになるのもうれしいこの季節です。 そんなイルミネーションゾーンをくぐり抜けて、クリスマスの飾りつけがされたおもちゃ屋さんに行くとクリスマスソングがかかっていて、ワクワク心が抑えられなくなります。そう、私が(笑) 子どもの頃からこの独特のクリスマス感が好きで好きでしかたのない私なので、この季節になると、子どもに負けないくらいワクワクしてしまいます。 ■すべては子どものため!? わが家のプレゼント攻略法 我が家のサンタ設定は… 「ヨーロッパの寒い国に住んでいる (簡単に会えない)優しいおじさん 。 クリスマスのために1年間せっせと働いてお金を貯めてくれているけれど、 世界中の子どもたちみんなにプレゼントをあげたいから、 高すぎるプレゼントをリクエストされると困ってしまう 。 プレゼントの金額は 原則5,000円くらいまで(例外あり) 。 外国人だけれど、世界中の文字を読むことができるため、 12月に入るころにお手紙でプレゼントのお願いをする 。 あまりギリギリにお願いすると、 買いに行く時間がなくて、違うプレゼントをくれる 」 クリスマス直前になると、おもちゃの値上げや売り切れなどもあるため、早めに確保して安心したいという親心も隠されています。 予算に収まって、子どもの欲しい別の物を提案したりして、クリスマスプレゼントを一緒に決めていきます。 ちなみに、娘が2歳ごろまでは、親からのプレゼントとサンタさんからのプレゼントは別に用意していました。 その方が、よりサンタさんに現実味がわくだろうし、私自身、そのようなサンタ定義の家で育ったからでした。 ですが、息子が12月に生まれ、12月の特別出費が ・サンタさんから娘へのクリスマスプレゼント ・サンタさんから息子にクリスマスプレゼント ・パパママから娘にクリスマスプレゼント ・パパママから息子にクリスマスプレゼント ・パパママから息子に誕生日プレゼント と膨らみ、家計が火の車になりかけたため、次の年からしれっと クリスマスはサンタさんからだけ設定 に変更しました。 たまに娘に、プレゼントを探しながら「これはサンタさんからでー。これはパパとママからもらうの」というので、 さも以前からそうだったかのように、「クリスマスはサンタさんからだけだよ。パパとママからはお誕生日にね」と言っています。 家計の都合で、ごめん娘。 娘はある程度意思がはっきりしているので、クリマスマスプレゼントはこれをもらう!と決めたら気持ちがそのプレゼント一直線になるのですが、 問題なのが息子 。 ■あれもこれも…ブレまくる息子のプレゼント選び そんなやりとりを20回ほどしたあと、やっとプレゼントが確定して、サンタさんに(形式的に)お手紙を送ったあとになってまた、 そんなやりとりを何度かする、というのが恒例です。 まさに今おもちゃ屋さんめぐりの日々ですが、娘は欲しいものが多すぎて絞れず悩んでいる様子。 息子は見るたびの「これほちー」といって決まらない様子。 今年のクリスマスは一体どうなることやら・・・。
2018年12月14日前回は、我が家の風邪対策について描きましたが、今回はいよいよ本題。 実際に子どもたちが体験した“ある”感染症のエピソードについてご紹介します。 ■目が開かないと訴える娘…一体何が!? 最近娘の目やにが多いなと思ってはいましたが、特に気にかけることなく過ごしていると ある朝… 大量の目やにが上下のまつげにからまっていたので、ぬるま湯で浸したタオルで目やにを優しくこすり取り、なんとか目が開くようになった娘。 目やにがなくなればいつもと変わらぬ娘だったのですが、幼稚園に通園してもいいのかがわからず、ネットで検索してみました。 眼科のサイトと症状を照らし合わせると、どうやら 「結膜炎」 のようなのですが、素人目では判断できず、その日は念のため休園し、眼科が開院すると同時に駆け込みました。 先生に診てもらうと、娘の症状は 「細菌性結膜炎」 とのことでした。 先生いわく、「結膜炎」には 「ウイルス性結膜炎」「細菌性結膜炎」「アレルギー性結膜炎」 といった種類に分かれ、感染力の高い「ウイルス性結膜炎」は登園不可ですが、それ以外は登園可能とのこと。 ただ、園によって方針が異なるので、 「一度園に確認してください」 と告げられました。 「細菌性結膜炎」の治療として、 2種類の点眼薬を1日3回点眼。 さらに、感染力は弱いものの感染する恐れがあるため、家族内での タオルの共有や、過度な接触は避けるほうがよい と指導を受けました。 そして、診察内容を園に報告し、その日は午後から通園しました。 ■やっぱり息子も…デジャブな光景 姉弟の接触も最小限にし、これで治っていくかと思っていると… 潜伏期間が2、3日あると先生がおっしゃっていたので、すでに 息子にも感染していた ようでした。 いくら感染力が弱い細菌性結膜炎とはいえ、密に生活している家族内では感染してしまうんだなぁと思いました。 また、 抵抗力のない乳幼児は感染りやすい そうなので、ご注意くださいませ~! 再度眼科を受診すると、息子も 「細菌性結膜炎」 とのことで、 娘と同じ点眼薬を新たに2ついただき、目薬にはそれぞれの名前を書いてどちらのものかわかるようにしました。(点眼薬の共有は厳禁なため) そこから1週間ほど続く、 目薬地獄 が始まりました。 ■苦戦する子どもへの点眼…コツは!? 大人になった私からすると、目薬は慣れたものですが、これまでほとんど目薬をさしたことのない子どもたちからすると、 目に異物を入れる目薬はなかなかハードルの高い もののようでした。 大人のように目を開いたまま点眼するのはどうしても怖くてできないということだったので、先輩ママさんがお医者さんに教わったというやり方 「目を閉じた状態で目頭あたりに点眼し、その後、薄目をあけて目に入れる」 を私もためしてみました。 目薬の経験が2度目の娘はすぐ慣れたのですが、まったく初めての息子は 毎回大暴れ していました。 しみる目薬にもだえつつも、大きな目と口をあいて頑張る息子を見ているのはちょっとつらかったです。 でも、数日続けると、いつの間にか目やにはすっかりなくなりました。 1週間がすぎるころ、眼科に行くと、なんと治っているとの診断を受けました。 抵抗力がまだまだ弱い子どもたちは日々いろんな病気にかかります。 はじめての病気にはびくびくしてしまいますが、ひとつひとつ乗り越えていくと、なんだか 親子ともに強くなった ように感じます。 1度なると勝手がわかる分、焦らなくなりますからね。 これからもいろんな病気にかかるのでしょうが、一歩一歩クリアしていこうと思います。 ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年12月07日少し涼しくなったと思っていたら、あっという間に秋が深まりましたね。 急に冷え込んだからか、わが子の通う幼稚園では風邪が流行っています。 運動会に音楽会に、各種イベントが盛りだくさんな二学期。とくに体調を崩したくない時期でもありますよね。 そこで今回は、わが家で行っている 「風邪を寄せ付けない対策」 をご紹介します。 布マスクは、市販品もあるし、ダブルガーゼなど好きな柄のもので作っても楽しいです。ちなみに、 夜用は緩めのゴム にすると寝苦しさもなく、でも喉は適度に潤って快適です。 ただ、基本的な対策をしていても、まわりで流行っていたり、少し疲れていたりすると体調は崩れてしまうことがあります。 さらに、酷い咳が続くと体力を消耗してしまい、夜の咳で睡眠不足にもつながりますよね。 長引く咳で喉は荒れ、しまいには声が枯れてしまった経験がある人も多いでしょう(私はこれで年に3度ほどは声が出ない時期があります)。 そうなってしまったときは、「できるだけおしゃべりしない方がいい」と聞きますが、子どもがいるママではそうも言っていられません。 私はどうしても声が出ないときは、入力した内容を音声で流してくれるトークアプリを利用しています。が、やはりとっさにしゃべれないのはとても大変。 そんなとき、少しでも喉を楽にしてくれるのが、 母直伝レシピ! 。 母によると、昔は風邪薬の代わりにも用いたとか。 食品なので、お子さんも飲めますが、ハチミツは、 一歳未満の赤ちゃんにはけっして与えない ように注意してください。 私は、いつもこれを飲むと母を思い出して元気になる効果もあるのか、治りが早い気がしています。 いろんな風邪予防法がありますが、なによりも大切なのは、 栄養バランスのいい食事と、質のいい睡眠 。 生活を整えることで、風邪に負けないで二学期のイベントラッシュを乗り切り、年末まで健康で走り抜けましょう! ※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年11月30日皆さん、夫婦げんかしてますか? うちは、最近はだいぶ落ち着いてきましたが、新婚~子どもが乳児時代はしょっちゅうけんかしていました。 それぞれ別の家庭で生きてきた者同士が結婚を機に同居を始めると、どうしても 価値観の違い が出てきて、お互いに大きなストレスになってしまいますよね。 さらに当時は、夫は役職がついて激務な毎日、私は慣れない育児に四苦八苦、お互いに余裕のない時期でした。 他にも私は、 「夫は独身時代と変わらず気楽でいいよね(連日飲み会行ったり、気軽に休日友人と遊んだり)。」 と思っていました。 夫はというと、 「目先のことばかりじゃなくて、もっと将来見据えて家計管理してよ。(できないなら、俺が家計管理する)」 と思っていたよう。 そこでしばしば険悪ムードが巻き起こっていました。 しっかりと話し合いの場を持てばよかったのかもしれませんが、 「子ども中心生活の私」 と、 「帰りの遅い夫」 とは、生活時間のズレもあり、お互いに不満がたまっていくばかりで、しっかりした話し合いもできずにずるずると冷戦をすることもありました。 平日に話せない分、休日に意見をぶつけるとお互いが大爆発して、俗にいう、 「禁句ワード」 も飛び出す始末。 ああ、思い出しただけで腹が立ってくる。 また、 専業主婦というワード を出されると「ぐ…っ」となって言い返せないのもまたつらいところで。 それをわかってて言ってくるから、さらに腹立たしいというか…。 また、これは男性の特性なのかもしれないですが、けんか中に 論理的に正論 を述べてくるのもイライラしてしまうんですよね。 なんでもかんでも教科書どおりにはできないし、今のバタバタした状態がいいとは私自身も思っていないけれど、 でもうまいことできなくて、自分でもどうしたらいいのかわからなくて苦しくて…。 そんな時にも、さらっと「●●したらいいじゃん?」とか事もなげに言われると余計にイラっとしてしまうんですよね。 「たしかに、そうなんだけど…そんなことは私だってわかっとるわーい!」ってなっちゃう。 そうじゃなくて、 「大変だね」 の一言が欲しいだけなんだよ…。 難しいですよね。 お互いにいっぱいいっぱいで、相手の状況を把握したり思いやったりする余裕がなくて、お互いに「自分ばっかり大変だ」と思い続けていました。 お互いに別のステージで大変 なのに。 が、そんな不毛な衝突を繰り返すうちに、お互いに理想と現実の違いを悟り、ある程度譲歩できるようになってきたことで、理想を押し付けるような衝突は減りました(まだまだゼロではないですが)。 また、衝突を繰り返すたび、人生の先輩である実母や、先に結婚した妹、そして友人たちに相談すると、皆同じようなことに悩んでいることがわかり、それでも夫婦で前に進むために心がけている事をアドバイスしてもらえました。 それが、 なんて、言葉でいうのは簡単だけど、実践するのはなかなか難しいですよね。 私も偉そうに書いておいて、頭ではわかっていてもなかなか割り切れなくてモヤモヤすることもまだまだ多々あります。 他人同士が一緒に生活する上で、ギャップはどうしても出てきます。 そしてそれは、これまでの長い人生で培われたものだから簡単に変わるものではなく… 結婚生活はある程度 スルー力 も大切だと思いました。 すべてを真剣に受け止めていたら、いちいちイライラしたり、衝突したり、大変です。 心穏やかに過ごすために、ある程度「はいはい」と受け流せることも大事かな。 また、在宅ではありますが私自身も仕事を持ち始めたことで、仕事をすることの大変さがわかるようになりましたし、自分の自信にもつながりました。 子どもが生まれることで生活が180度変わるけれど、それは今だけの話。 子どもの成長とともに余裕もできてきて、 いずれ残るのは夫婦だけ 。
2018年11月16日ねんね期やはいはい期。お外の公園などで遊べない赤ちゃん時期は、児童館に行ったりしていました。 とくに、徒歩10分の距離にある週1回やっている保育園の赤ちゃん広場は、1歳半までの赤ちゃんがねんねしたり、床をはったりしながら自由に遊べたので、毎週その日がとても楽しみ。トイレに行くときは保育士さんが赤ちゃんを見てくれて、とても助かっていました。 普段、日中は言葉の通じない赤ちゃんと2人きり。夫も帰りが遅く平日の会話はほぼなかったので、そこでおなじ小さな赤ちゃんを持つママさんとお話をするのはすごく ストレス発散 になりました。 ひとりぼっちになりがちな育児中 に、こういう取り組みがあるのは本当に助かるもの。 ですが、そんな赤ちゃん広場も週に1度だけ。毎日開放している児童館もありましたが、徒歩30分もかかるので、暑い日や寒い日に長時間かけて移動するのはかわいそうで、足が遠のいていました。 ■初めての電車移動での苦い思い出 赤ちゃんと2人きりだと、何をしていいかわからない毎日。 そこで、隣町に住む両親のもとに遊びに行くことに! ペーパードライバーだったため、それが 赤ちゃんを連れて公共交通機関 を利用する初めての機会になりました。 電車で3駅。久しぶりの電車にわくわくしていました。 でも、たった3駅の電車の時間が、これほど長く感じるなんて…。 駅に着くと、逃げるように電車を降りました。 妊娠を期に検索魔になっていた私は、いろいろな掲示板などで公共機関で泣く赤ちゃんを迷惑がる書き込みを見てしまっていたため、必要以上に恐縮していたのもあり、泣きそうでした。 それから、毎週末、夫に横に乗ってもらい、車の練習。 18歳になると同時に運転免許証をとったものの、それから車を運転する機会がなく10年越しのペーパードライバーだった私。必死の思いで練習をし、家と隣町の実家の行き来ができるようになりました。 これで、好きなときに実家に行けるようになると、ほっとしたのを覚えています。 結局、次に電車に乗ったのは、娘が2歳ごろになってから。それまで、 怖くて乗れなかった んです。 ■赤ちゃんを愛でるつもりでも…? ときは過ぎ、子どもが6歳と3歳になった今、まわりの赤ちゃんがかわいくて仕方がありません! わが子が赤ちゃんだったころは、とにかく毎日が必死で、わが子の泣き声にイライラしてしまったけれど。渦中から抜け出した今は、そんな泣き声がかわいくて仕方がない。 でも、こんなコメントを見てハッとしました…。 電車内やレストランで泣いている子がいると大丈夫かな?と思って見てしまうのだけど、その子の親からしたら迷惑だと思ってチラ見されたと思われているかもしれないと思って見るのをやめました。でもそれはそれで無視してるみたいで、どうしたら「泣いてもいいんだよ。気にしてないよ」感が伝わるのか悩む。 出典: WEラブ赤ちゃんプロジェクト わが子が泣いていると、焦ってまわりを見る余裕がなくなってしまう。そんなとき、まわりからの目が温かい目なのか、冷たい目なのかを判断できないかもしれません。 実際に私も電車でわが子が泣いたとき、まわりの表情は見ずに、 勝手に非難の視線 だと感じてしまって落ち込んでいました。かといって、視線がまったくないのも、孤立感を感じてとても心細くなりそう…。難しいですよね。 ■泣いても大丈夫だと伝えたい 子育て中のママ(パパ)が、「赤ちゃんを泣かせてはいけない」という思いが強いほど、まわりがどんな行動をとっても、 追い詰められてしまう のかもしれません。 でも、実際には「そうじゃないよ。 赤ちゃんは泣いてもいい んだよ」というメッセージを、 「WEラブ赤ちゃん」プロジェクト を通じてたくさんのパパママに伝わるとうれしいです。このプロジェクトに届いたみんなのメッセージを見ていると、どれもとてもあたたかくて、優しい気持ちになります。 \おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~ 公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。 賛同や応援の声はこちらから
2018年11月02日3歳の息子は、最近ようやく イヤイヤ期 が落ち着いてきました。 なんでも「イヤイヤ」言ったり、思いどおりにいかないと暴れ泣き叫んだり、天邪鬼だったり…。 今でこそだいぶ治まってきた息子。いろんなイヤイヤを発揮していた息子ですが、いちばん頻度が多かったスタイルは、 「地蔵になる(固まる)イヤイヤ」 。これは、いまだにたまにやります。 ■息子のイヤイヤは地蔵スタイル! 成長にともなって、いろんなことができるようになったことで、より自信がついてくる2歳。ただ、大人である親ができるのはいいとして、同じ子どもである6歳の姉ができるのに、自分にはできないことが 納得いかない 様子。 息子の 「思ったようにできない、けれど手出しはしてほしくない」 「自分ひとりでやりきりたい」という気持ち。私が、根気よく付き合えるだけの精神的・時間的な余裕があればいいのだけれど、現実的に毎回付き合うことはできなかったりします。 ■手ごわいイヤイヤ期だけど、かわいいところも 手ごわいイヤイヤ期 でも、まだまだかわいい2歳児でした(笑)。こんな漫画のようなネタに簡単に食いつく様子を見て、くすりと笑ってしまいました。 だけどイヤイヤばかりされると、いくらかわいいわが子といえ、うんざりしてしまうし、子どもが何を考えているのかわからなくなってしまうことも…。 「怒ってはいけない」と取り繕うほどにイヤイヤが激しさを増すときもあり、親の方がイヤイヤ期ならぬ「イライラ期」になることもあると思います。 ■公衆の面前で焦ってしまったときは… 公衆の面前でイヤイヤが始まると、「どうにかしないと」と追い詰められてしまって、ついきつく叱って、さらに悪化してしまうこともあるでしょう。 そんなときは落ち着くまでの間、ふっと ママスイッチ を外して「無」になってしまうのもいいかもしれません。もちろん、子どもの状態はしっかり観察しながら。ただ、それも外だと周りの目も気になって、なかなかできないのが現実…。 そんな状況になると、 子どもの態度 よりも、周りからの突き刺さるような 視線 がつらかったりしますよね。一刻も早く子どもを落ち着かせて、この場から逃げ出したい気持ちでいっぱいになるときも。 ただ、一度イヤイヤ状態に入ってしまうとどうしようもなく、時間しか解決してくれないときもあります。心を無にして、嵐が去るのを待つほかないときもあります。 そしてそんな状況を見た周りの方々は、どうかママさん(パパさん)を責めずに「そんな時期なんだな、大変だな」と見守ってくださるとうれしいです。
2018年10月19日前回、頭のけがをした息子が救急で病院に駆け込んだときの話の続きです。 「車の運転中に突然、子どもが消えた! 号泣する子に何が起こったの」 病院で簡単な検査をしてもらい、「また明日、脳外科を受診して」(救急には脳外科医がいなかったため)と言われ、さあ帰ろうかと思ったところ…。 縫うんだったら、今から麻酔して…まだまだかかりそうだな。そう思っている間に、先生が出してきたものは…。 息子の頭には、少し大きいホチキスの芯のようなものが2つついていました。 「え…まさか、これ、頭に刺さってるの…?」 想像しただけで冷や汗が出そうなんだけど…。でも、当の息子は痛がる様子もなく、何をされたかわかっていないよう。 「これ…なんですか?」 おそるおそるきくと、これは 皮膚用ステープラー (医療用のホチキス)だそうで、最近では、糸で縫う方法よりも手軽にできるこちらを縫合に使うことが多いとのこと。 メリットは、縫合の時間短縮ができたり、糸縫合に比べて傷が残りにくかったりするそうです。ちなみに痛みはというと、施術場所にもよるし施術者によって異なるとのこと。 息子に「大丈夫? 痛くない?」ときいてみると、いつもと変わらない様子で「うん、大丈夫だよ!」と答えたので、痛みは感じていないようだったのは不幸中の幸いでした(無理をして「大丈夫」というタイプでもないので、真実だと思います)。 「では、また明日、脳外科に来てくださいね」 こうして、その日の診察は終わりました。 すっかり元気 になった息子は、会計を待っている間も娘や他のお友だちと、楽しそうにおしゃべりしたり、遊びに行こうとしたり…。 「けがしてるいるし、病院なんだから静かに待とうね」 「はーい」 元気な息子の様子を見て、なんとか一大事にならずにすんだとホッと胸をなでおろしました。Tシャツについた血を見たときからずっと、胸をわしづかみにされている気分だったので、ここでふっと気が軽くなりました。 ただ、頭のことなのでしばらくはしっかりと様子を 観察 しておかないと…。その日は夜ごはんもいつものようにたくさん食べ、いつものように遊んで、いつものように眠りにつきました。 翌日、朝から脳外科を受診するために病院に行きました。待合室にいるときも元気にしている様子を見て、先生は「大丈夫そうだね」と声をかけてくれました。 診察室に入って、いくつかの 簡単な検査 をして再び「これなら大丈夫だね」と言ってくれました。 いつもと様子が違う場合はCTをとったりもするそうですが、いまの息子の状態を見る限りその必要もなさそうとのこと。 ただ、救急のときに言われたように、頭のことなのでいつ容体が変わるかわからないため、引き続き様子を観察するように(いつもと違う様子があればすぐに駆けつけること)言われました。 そして、特にいつもと変わった様子がなければ、1週間後に頭のステープラーの針を抜鈎(ばっこう)することに。 1週間、いつもと変わらぬ様子の息子。むしろいつもより元気なくらい。 たしかに、ステープラーの針を抜くことを考えたら尻込みする気持ちもわかる。すごくわかる。 ネットで、実際に皮膚用ステープラー経験者の口コミを見ていると、あたり前のように 麻酔なし で抜鈎されるとのことだったので、私も心のなかでは恐怖がさらに膨れ上がっていったのですが、息子には「心配ないよ」とお話ししました(少し顔が引きつっていたかも…)。 あっけなく抜鈎は終わりました。 抜鈎による痛みで大泣き大暴れする息子をなだめるために準備していた新しい絵本の出る幕もなく、診察は終了。 これまで痛々しく頭に刺さっていたステープラーの針もなくなり、生きた心地のしなかった1週間がやっと終わったと胸をなでおろしました。今回も痛みは感じなかったようで、本当によかったです。 今回は何事もなかったからよかったものの、運が悪ければ 後遺症が残るけが を負っていた可能性もあった出来事でした。 子どもたちには シートベルト の大切さと必要性を再度しっかりお話しましたが、それでも何をするかわからないのが子ども。 シートベルトロック という、シートベルト着脱ボタンに装着して、子どもが自分でシートベルトを外すのを防ぐ機具を装着することにしました。解除するのに多少手間がかかるものの、このひと手間で 子どもの安全 が守られると思ったらやすいものです。ちなみにシートベルトロックはネットで購入しました。 子どもと行動するときは、いろんな可能性を想定して、事前に安全網をはっていくことで、親子ともに安心できるのではないでしょうか。 そして、しつこいほどに何度も、危ないことへの 注意喚起 をしていこうと思いました。口うるさい母親になるかもしれないけれど、本人が心から危険を理解するまでは言い続けていこうと思います。
2018年10月05日