2022年8月28日 21:00
海に廃棄されたプラスチックごみ、第5位に!? “生理用品”から考える環境問題
井上:ロケの時とかによさそう!何より、快適っていうのがすごくいいですね。月の4分の1は使うものだから、どんなに環境に優しくても心地よくないものを我慢して使い続けるのは厳しいと思う。
中村:そうなんです。「環境のためにもこっちにしたほうがいいよ」と言うと、ある意味同調を迫ることになりますよね。そうではなく、自分にとっての使いやすさを見出す中で、少しずつ意識が変わっていく感じでもいいのかなと。
井上:押し付けにならないことは大事ですよね。うちの実家は生ごみのコンポストを取り入れているしリサイクルにも積極的ですが、そもそもはごみ出しにかかる費用が節約できることから始まっているんです。生理用品も自分が心地よく生活するために選んだものが結果的に環境問題に貢献していたというのが理想で、SDGsのことだけを考えた選択肢はそれこそ“持続可能”ではない気がします。
中村:フェムテックのアイテムって、環境への配慮が行き届いた企業がすごく増えているんですよ。それらもSDGsだからやっているというより、自分たちが企業としてありたい姿を追求したら当たり前にそうなっていた感じで無理がないんですよね。使う側も同じで、まずは生理用品のように身近なものから環境問題に目を向けつつ、自身の体やライフスタイルに合わせて無理のない範囲でアクションをしていけたらいいですよね。