花粉で目が痒い、肌がベタつく…「ニキビなど肌荒れしやすい人」の特徴と対策 #203
ということで、今週はニキビなど肌トラブルに悩む人のための食薬習慣を紹介していきます。
今週は、ニキビなど肌トラブルに悩んだ時の食薬習慣
春のような陽気の日も増えてきましたが、それに伴い発汗する量も増えます。同時に皮脂分泌も増える傾向があり、角層の水分と油分のバランスが乱れてしまうことがあります。そんななか、花粉の影響で目や鼻などの炎症がおこったり、搔いてしまったりと外的な影響があったり、ストレスや睡眠不足などで内面的な影響が重なったりすることで、春にはニキビなどの肌トラブルが増えるといわれています。
肌トラブルが気になるのにお菓子や麺類などの精製糖やグルテンが多いものばかり食べてストレス発散などはしていないでしょうか。もしお肌のことで悩んでいるのであれば、食べ物のコントロールも肌の状態のコントロールにつながるので気をつけましょう。
また、ニキビなど肌トラブルが起こりやすい状態を漢方では、『肝や肺』に熱をもったり『湿熱』がたまっている状態と考えます。そのため、自律神経を整えたり、偏食や睡眠不足、乾燥や紫外線などのケアをきちんと行うことで『清熱』を促し、炎症の原因を少しでも減らしていくことを目指します。