肩コリの“本当の原因”とは? 肩の状態チェック&簡単3STEP「ひとり整体」
それが、ねこ背や巻き肩に繋がってしまう。すると首の後ろから背中に広がる僧帽筋が前に引っ張られて、血流が阻害され、筋肉がカタくなり、肩コリとして症状が表れます」
その根本を改善するべくアプローチするのは、僧帽筋と繋がっている大胸筋と広背筋。
「ねこ背や巻き肩から、正しい姿勢に戻れば、僧帽筋が前に引っ張られることもなくなります。それには僧帽筋と繋がる大胸筋と広背筋を柔軟にすることが不可欠です。この2つの筋肉をストレッチし、さらに僧帽筋のバランスを整えれば、正しい姿勢に戻ります。始める前に、まずはどちらの肩がカタいのか、僧帽筋のチェックから始めましょう」
アプローチするべきは…胸と背中!
大胸筋(だいきょうきん)
胸の表層から上腕まで繋がっている厚い筋肉。ここがカタくなるとねこ背を引き起こす。
広背筋(こうはいきん)
背中から上腕、腰に繋がっている大きな筋肉。大胸筋と連動して肩関節の動きを司る。
肩コリを改善する準備と3つのSTEP
肩コリを改善する3STEPの前に肩の状態を僧帽筋でチェック。このチェックにより、左右どちらの肩がよりカタいのか明らかに。
【STEP0】まずは今の肩(僧帽筋)