パン大好き、運動不足…「月経前に調子が悪くなる人」の特徴と対策 #219
ということで、今週は月経前の不調に対抗する食薬習慣を紹介していきます。
今週は、月経前の不調に対抗する食薬習慣
春分・夏至・秋分・冬至と四季の切り替わりとなる日には、その季節の気候特性をはっきりと感じるようになります。それとともに、今年も半分以上過ぎてしまったんだなと時間の過ぎるスピードに驚いてしまいますよね。そして、月に1度やってくるのが、月経です。何も不調がないという方もいらっしゃいますが、PMSや月経痛、排卵痛などに当たり前のように悩まされている人は多いようです。
とくにこの時期、月経前の不調を強く感じることはないでしょうか。体温調節のためにかいている汗はうまく蒸発できず、水分やミネラルの補充は間に合わず、寝苦しくて睡眠不足になり、低気圧で頭痛やむくみにイライラし、強い紫外線で活性酸素は増え…自律神経やホルモンバランスは乱れてしまいます。
そのため、カラダに熱がこもりやすくなり、月経前には微熱がでたり、のぼせたり、手足が暑くて眠れなくなったり、過食になったり、猛烈にイライラしたり、落ち込んだりと不調が増えてしまうかもしれません。
漢方医学では、この状態を『肝胆湿熱』、『陰虚火旺』などと表現します。