あなたの便の状態から診断! 取り入れるべき食材&便秘解消“コンビニごはん”の組み合わせ
また、西洋型の食事はできるだけ控えて。特に動物性脂質が多い肉は、便の材料になりにくいだけでなく、腸内細菌のバランスが乱れ、排便を妨げる可能性があるので食べすぎには注意が必要です」(うんち栄養士・梅原しおりさん)
便の状態から自分に合った食事を意識することが育便の近道!
便の状態から、取り入れる食物繊維を意識
カチカチ便、コロコロ便の人は…水溶性食物繊維を意識!
便をやわらかくし排便をスムーズにする効果が期待。
水溶性食物繊維は水に溶けてゲル状になる性質があり、高い粘性や粘着力で便をやわらかくしてくれるので、便が硬くて出しにくい人は特に意識して。また善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を整える効果も。糖質の吸収を緩やかにすることで、食後血糖値の上昇を抑えることにも役立つ。
水溶性食物繊維が豊富な食材は、ネバネバ、ツルツル、トロトロした食感のものが多い。らっきょう、わかめ、もずく、めかぶ、ひじき、里芋、熟した果物、もち麦、押し麦など。ほっそり便の人は…不溶性食物繊維を意識!
便のカサを増やして、腸のぜん動運動を促す。
不溶性食物繊維は水に溶けにくい性質があり、高い保水性で胃や腸で水分を吸収して大きく膨らむため、便のカサを増やしたい人は特に意識して。