おばたのお兄さん「精液検査を渋るのはナンセンス」 夫婦で取り組んだ不妊治療
ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「パートナーと考える妊活」。不妊治療を経て、今夏、父になる予定のおばたのお兄さん。産婦人科医の高尾美穂さんと妊活について語りました。
日常の小さな積み重ねが、妊活中の心身の大きな支えに。
――おばたのお兄さんは、奥様と共に不妊治療に取り組んだそうですね。不妊治療には抵抗のある男性も多いようですが…。
おばたのお兄さん:それが、まったく抵抗がなくて。
先輩芸人から治療の経験談を聞いていたからか、“よくあること”という思いでした。
高尾美穂:不妊治療では、基本的には男女それぞれ検査を受ける必要があるのですが、精液検査に抵抗がある男性は少なくない印象です。
おばた:僕は尿検査ぐらいの感覚でした(笑)。だって、尿酸値とかはみんな“俺、高いんだよね~”って平気で話すじゃないですか。それと同じで、精液検査の数値が良かろうと悪かろうと、その人の価値が変わるわけじゃない。不妊治療は女性のほうが圧倒的に精神的・肉体的に負担が大きいので、精液検査を渋るのはナンセンスだと思ってしまいます。
――流産を経験されたことも公表されています。