ビールにワインでストレス発散、翌日不調…「季節の変わり目に頭痛、肩こりがひどくなる人」の特徴と対策
アルコールには、脳の血管を拡張する働きがあるので、それによって周りの三叉神経が刺激されたり、その刺激で炎症物質が発生しさらに痛みを生じさせてしまうこともあります。
また、肝臓への負担もかかり、『肝気』の巡りを滞らせてしまったり、アルコールを分解するときに生じるアセトアルデヒドが『血熱』を生じさせ頭痛を感じさせてしまうことがあります。
ストレスが多かったり、頭痛や肩こりを感じていたりするときには、夜更かしをして自分の時間を謳歌するのではなく、一刻も早く寝ることが体に良いということは皆さんご存じだと思います。自分の行動を振り返り、修正すべきことが見つかったという人は、過ごしやすい10月に思いっきり楽しむことができるように、今から元気な体を準備しておきたいですね。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
※食薬とは…
『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。