熱々コーヒー好き、夜更かししがち…「冷えのぼせの人」の特徴と対策
漢方医学では、冷えやすい状態のことを血流が悪い『瘀血』や熱を作り出すことのできない『脾腎陽虚』などと呼びます。大切なのは、『血』の巡りを促し『気』を補う食薬習慣です。今週食べるとよい食薬は【キムチ豚汁】です。逆にNGな習慣は、【アツアツのお茶やコーヒー】です。
食薬ごはん【キムチ豚汁】
血流を促すカプサイシンを含み『活血』に役立つキムチや、熱を作り出すビタミンB群やアリシンを含み『補気』に役立つ豚肉やニンニクを使って、味噌汁で温活をしていきましょう。春菊を使うとβカロテンが多く含まれているため、バリア機能を高め風邪対策にもなります。
<材料>
豚肉150g
ニンニク1片(スライス)
キムチ75gくらい(一口大)
春菊1/2束(3センチくらい)
酒50ml
水400ml
味噌・すりゴマ大さじ1くらい
<作り方>
材料を良く煮込んでから味噌を溶いたら完成。
NG行動【アツアツのお茶やコーヒー】
体が冷えた時に、アツアツの飲み物に頼る人も多いと思います。
内臓から温まる気がしてほっとしますよね。一般的に温かい飲み物といえば、スープや味噌汁などは60℃くらい、お茶やコーヒーはそれよりも高温になっているといわれています。