ビューティ情報『あなたの腸に足りないのはどんな菌? 元気で若々しい人の腸に多い“5大長寿菌”とは』

あなたの腸に足りないのはどんな菌? 元気で若々しい人の腸に多い“5大長寿菌”とは

腸内細菌は大腸に届いた食べ物を分解し、代謝物を産生。このプロセスを“代謝”というが、代謝物が人体に役立つ場合は“発酵”、悪い影響を与える場合は“腐敗”と呼ぶ。腸内細菌は“発酵”を行う善玉菌、“腐敗”を行う悪玉菌、両者のうち優勢なほうに味方する日和見菌に分類され、3者のバランスが大切。理想のバランスは、善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7とされている。また、腸内細菌は“住所”も重要。たとえ善玉菌でも、本来いるべきでない場所、たとえば小腸などに増えすぎると悪玉の働きをするという。

プレバイオティクス
腸内細菌、特に善玉菌のエサになる食品のこと。胃や小腸で消化されず大腸まで届くもので、食物繊維の一部やオリゴ糖が挙げられる。
善玉菌はプレバイオティクスをエサにして健康に役立つ代謝物を作り、増殖する。ちなみに胃や小腸で消化されず大腸まで届く性質のことを、“難消化性”という。プロバイオティクス
善玉菌を増やして悪玉菌を減らす菌のこと。ヨーグルトや味噌、納豆など発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌が有名。プロバイオティクスは生きた菌のことを指す。以前は菌が生きたまま腸に届かないと無意味と考えられていたが、最近の研究では、死んだ細菌の細胞壁やDNAだけでも、善玉菌に有利に働くことが分かっている。

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