ビューティ情報『NIPTや無痛分娩など、知っておきたい“出産時の選択肢” 最新事情を産婦人科医が解説』

NIPTや無痛分娩など、知っておきたい“出産時の選択肢” 最新事情を産婦人科医が解説

NIPTは確定検査ではありませんが、そういった不安を軽減するために、選択する人も増えています。また結果によって、産むかどうかを判断する検査と考えている方もいるかもしれませんが、赤ちゃんの健康状態を事前に知ることで、受け入れ体制を整え、より良い環境で育てるために検査を受けたいと考える人も多いんです。決して“後ろ向き”な検査ではないということも、みなさんに知っておいてほしいです」

一方、出産の痛みをやわらげるための選択肢といえば、無痛分娩が知られるところ。ただ正確な知識となると、実はよく分かっていない人も多いはず。

「まずお伝えしたいのは、完全に“無痛”ではないということ。日本では“和痛分娩”という言い方をしていますが、陣痛がきてから痛み止めの麻酔薬を少しずつ注入しますので、それまでは痛みはあります。薬を入れ始めた後はほぼ無痛ですが、入れ具合によっては陣痛が遠のき、出産が長引くことも。そのあたりは、医師の裁量によるところが大きいです。
また稀ですが、誤って薬が血管に入ることにより、母子が危険な状態になることも。リスクはゼロではないので必ず医師から説明しますが、選択する人は確実に増えています。

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