ビューティ情報『NIPTや無痛分娩など、知っておきたい“出産時の選択肢” 最新事情を産婦人科医が解説』

NIPTや無痛分娩など、知っておきたい“出産時の選択肢” 最新事情を産婦人科医が解説

ただ医師不足などもあり、無痛分娩を行う病院自体が地域によってはまだまだ少ないのも実情です」

他にも昨今はエコーの精度も進化しており、胎児の状態をより詳しく見ることができるように。また、つわりをやわらげる薬なども登場しているそう。

「先ほど挙げたNIPTや無痛分娩など、不安を軽減する選択肢だけでなく、『病室は少しでもキレイなところがいい』『入院中の食事にはこだわりたい』『家族も出産に立ち会ってほしい』といった希望を伝え、出産環境を自ら整えるのも大切な選択のひとつ。リスクや金額もきちんと理解した上で、自分らしい出産を選択できる環境がもっと整っていけばと思います」

出産時のいくつかの選択肢。
NIPT(新型出生前診断)
検査方法は母親の採血のみ。胎児の染色体の異常を調べることができ、胎児が早くに亡くなる可能性がどれくらいあるかなどが分かる。検査結果により、羊水検査などを受けるかどうか検討するのが一般的。妊娠10週目から検査可能。
費用は病院によってさまざま。

無痛分娩
腰にチューブを挿し、麻酔薬を少しずつ注入することで出産時の痛みを減らす。陣痛が起こった後、または陣痛誘発剤で陣痛を起こした後に注入を始める場合が多い。

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