朝食抜き、夜ドカ食い、ストレス多め…「台風の時期にだるさが続く人」の特徴と対策
ということで、変化の多い今週は自律神経を整える食薬習慣を紹介していきたいと思います。
今週は、自律神経を整える食薬習慣
毎年、9月の秋分の日ごろまでは不安定な気候が続きますが、急な気圧や気温、湿度の変化などが頻繁にやってくることで、自律神経が乱されるタイミングがどうしても増えてしまいます。また、災害に対する直接的な不安や備蓄に対する不安などで心理的な状態も穏やかではないこともあるかもしれません。
漢方医学では、心の安定に必要な『血』が不足し、ストレスをため込みやすい状態である『気滞』があると自律神経は乱され、雨の日の頭痛やだるさ、気分の落ち込み、めまいなどの悩みを感じやすくなると考えています。
そこで、鉄やビタミンB群、たんぱく質などの脳の神経伝達物質の材料となる栄養を補充することで、『補血』し、酢の物、梅干しなどの酸味のあるもの、大葉、セロリ、パクチー、ルッコラ、バジルなどの香り高い野菜、レモン、オレンジ、グレープフルーツなどのかんきつ類などを料理のアクセントにすることで『気』の巡りを改善することで対策をとっていきましょう。今週食べるとよい食薬は、【カツオのゴマまぶしソテーのパクチー添え】です。