“おりもの”は女性の健康のサインに。異常な時の状態を知っておこう
「迷ったら、色とかゆみの有無を判断基準にしてみてください。かゆみはおりものと直接関係はありませんが、色の変化で気づける病気にはかゆみを伴うものが少なくありません。まず、透明もしくは白色か黄色で、かゆみがなければ様子を見ていいでしょう。赤、ピンク、茶色、黄緑、黒など色に変化があったら、病院へ。かゆみがあれば何色であっても、すぐに医師の診察を受けてください」
健康的なおりものって?
量が増えて透明になると排卵日のサイン。
卵胞期は量が少なくさらっとしていて、排卵日が近づくと増えていく。排卵期は粘り気が出てきて透明になり、ニオイはあまりない。この状態を覚えておくと、妊娠しやすい排卵日の目安がわかりやすい。
排卵後は減っていき、色は白っぽく変化する。
【卵胞期】
量…少ない、色…残った経血で茶色っぽい、質感…さらっとしている
【排卵期】
量…多い、色…透明、質感…ネバッと伸びる
【黄体期】
量…やや多い、色…白っぽい、質感…ドロッとしている
【生理前】
量…少ない、色…白っぽい、質感…ドロッとしている
迷った時のおりものチェック
おりものが…
・黄緑色
腟トリコモナス症、性感染症の場合、原因菌と戦った白血球の死骸が混じって黄緑色になる可能性が。