【五月病に効く】どんより気分もスッキリ!「呼吸法」の驚くべき効果とは?
つまり、呼吸をコントロールすれば、メンタルもコントロールできるのです。
「体温・免疫・心臓の動きなど、自律神経で調節している部分の中で、意識してコントロールできるのは呼吸だけ。感情に左右されずに、感情をコントロールするために呼吸を意識してみてください」(沖さん)
どこでもできる五月病に効く呼吸法
私たちの健康には、交感神経と副交感神経という、自律神経のバランスが関係しています。交感神経は活動時や緊張・ストレスを感じている時に働き、副交感神経は睡眠時やリラックスしている時に働く神経です。
ふだんは交互に働くものですが、この交感神経と副交感神経のサイクルが乱れてバランスを崩してしまうのも五月病の原因なのだそう。「自律神経のサイクルを元に戻すには、片鼻交互呼吸法がおすすめ。片鼻から交互に呼吸をしてサイクルを整えます。呼吸は吐くときに副交感神経が刺激されるので吐く息が吸う息の2倍くらいの長さで行うのがポイントです」(沖さん)
1. 片方の小鼻を指で押さえて、逆の小鼻から息を吐く
2. 吐ききったら、同じ小鼻から息を吸う
3. いったん息を止めて指で押さえる小鼻をチェンジ
※1~3をゆっくり繰り返す
呼吸の効果アップにつながるひと工夫
音楽
音楽を流すことで気分転換となり、呼吸の仕方も変わってきます。