2016年6月22日 17:00
不妊リスクと向き合う! 「ブライダルチェック」って何をするの?
の略。血液中のAMHの値から、卵巣内にどれくらい卵が残っているかを調べることができます。この検査は、卵巣年齢検査とも呼ばれ、特に30代以上の女性の場合、今後の妊娠の可能性を探る一つの目安になります。
子宮内膜症検査
不妊の原因になりやすい子宮内膜症がないかを血液検査で確認します。
B型・C型肝炎検査
妊娠中の赤ちゃんへの感染を防ぐために、血液検査で、ウイルスの有無を調べます。
乳がん検査
医師による触診や超音波検査、マンモグラフィー(乳房X線撮影)などで、乳がんや乳腺症がないかを調べます。
多くの婦人科・産婦人科では、基本的なコースに、希望に応じてオプションを加える検査プランを設定しています。会社の健康診断や自治体の婦人科検診ですでに受けた検査は受けなくていい場合もあるので、窓口で相談してみましょう。
なお、ブライダルチェックは病気の治療ではないので、健康保険は適用されません。受ける検査やその数にもよりますが、かかる費用の目安は2~4万円前後と考えておきましょう。
○ブライダルチェックのメリット
ブライダルチェックの最大のメリットは、子宮筋腫や子宮内膜症、性感染症といった不妊の原因になる可能性のある病気を早い段階で発見して治療することで、将来の不妊リスクを減らせることです。