2016年6月27日 10:59
小林真央が罹患した乳がんリスク、5:2ダイエットで低減できる可能性
週に2日、低炭水化物・低カロリーの食品を、残りの5日間は通常の健康的な地中海スタイルの食事を食べる「5:2ダイエット」を実行することで、女性は乳がんのリスクを減らせる可能性があることが新たな研究で判明した。
海外のさまざまなニュースを紹介する「Mail Online」にこのほど、「週に2日のダイエットと乳がんリスクを減らすことの関係性」にまつわるコラムが掲載された。
5:2ダイエットは乳がん慈善団体ジェネシスのリサーチ栄養士のミッシェル・ハーヴィー博士が開発したものだ。同ダイエットによって乳がんの発症リスクが下がる理由として、乳房組織においてがんを予防する変化が起こるとする説もあれば、ダイエットによって乳房の細胞に到達する糖分の量が減り、乳房の細胞分裂の頻度が少なくなり、がんになる可能性が減少するという説もある。
研究は乳がんになるリスクが高い、体重が重めで閉経前の20名の女性を対象に実施。この5:2ダイエットを1カ月間継続してもらい、その経過を観察した。その結果、参加女性は平均3kgの体重減少が見られ、55%の女性が乳腺細胞の変化を経験した。このような変化によって細胞が安定し、ダメージを受けにくくするたんぱく質が生成される結果、乳がんの発症リスクが低減するとのこと。