2016年6月27日 10:59
小林真央が罹患した乳がんリスク、5:2ダイエットで低減できる可能性
低炭水化物・低カロリーの食品の一例として、「イチゴ、バナナと牛乳のスムージー」「マッシュルーム、玉ねぎなどを含むケバブ」「バルサミコ酢とにんにくを使ったきのこのソテー」などがある。
「減量によって乳がんのような疾病のリスクを下げることができることは分かっています」とハーヴィー博士は話す。一方で、乳腺細胞の変化を経験しなかった女性がいた理由について「ダイエット期間が短かった」などの複数の理由があるとしている。
今回の結果に関し、慈善団体ブレスト・キャンサー・ナウのエルネッド・ヒューズ氏は「乳がんのリスクの高い女性がダイエットによって発症率を下げることができるか否かは興味深い問題」と一定の理解を示したものの、「5:2ダイエットが最適の方法だと示唆するには、今回の研究はあまりに小規模だ」とも付け加えている。
歌舞伎俳優・市川海老蔵さんが、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんを患っていることを明らかにしたのは記憶に新しい。芸能界をはじめ、乳がんと闘っている女性は多い。今後、ダイエットと乳がんのリスクの関係に関する研究の進展が待たれる。
※写真と本文は関係ありません
○記事監修: 杉田米行(すぎたよねゆき)