ビューティ情報『若いからって油断禁物! 20代女性が気をつけたい病気とは』

2016年6月28日 12:00

若いからって油断禁物! 20代女性が気をつけたい病気とは

・子宮頸がん
女性特有のがんの中でも、近年、20代の女性の間で増えているのが「子宮頸がん」です。子宮頸がんは、子宮の入り口付近にできる悪性腫瘍。その発生には、主にセックスを介してうつる「HPV(ヒトパピローマウイルス)」が関係していると考えられています。通常、初期には症状がまったくなく、進行すると、生理以外の出血、セックスの際の出血、おりものの変化などの症状が出ることがあります。重症化すると命に関わりますが、検診などで早期に発見できれば、比較的治療しやすいがんだと言えます。

20代女性がなりやすい病気には、自覚症状がないものや症状がわかりにくいものも多いので、早期発見のためには定期的な検診が不可欠です。ぜひ20代のうちから、気軽に通えて相談しやすい、かかりつけの婦人科を見つけておきましょう。

※画像は本文と関係ありません
○記事監修: 鈴木俊治医師

葛飾赤十字産院 副院長
日本産婦人科医会 副幹事長
1988年長崎大学医学部卒業、日本医科大学付属病院産科婦人科学教室入局、葛飾赤十字産院産婦人科派遣をへて米国ロマリンダ大学胎児生理学教室へ研究留学。
帰国後、日本医科大学産科婦人科学講師、学助教授、東京臨海病院産婦人科部長を経て、現在は葛飾赤十字産院にて副院長を務める。

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