2016年6月28日 17:00
乳がんや子宮頸がんも! 30代女性が気をつけたい病気とは
●まず注意したい子宮・卵巣の病気はコレ
仕事での責任が重くなる上に、結婚や出産を経験する人も増える30代。充実している反面、たまった疲れやストレスが体に出やすい時期でもあります。予防や早期発見のために、30代の女性がなりやすい病気について知っておきましょう。
○子宮や卵巣の病気は30代でぐっと増加
まず注意したいのが、次に挙げる婦人科系の病気です。がん以外の卵巣や子宮の病気は、多くの場合、命に関わることはありません。しかし、放置すると不妊の原因になる可能性があるので、早めの発見・治療が重要です。
・子宮内膜症
「子宮内膜症」は、子宮内膜に似た組織が子宮以外の場所にできて増殖し、炎症や癒着を起こす病気。主な症状は激しい生理痛で、生理のたびにひどくなるのが特徴です。
子宮筋腫とともに、30代になると、ぐっとリスクが高まる病気です。
・子宮筋腫
子宮内にできる良性腫瘍(しゅよう)のことを「子宮筋腫」と言います。主な症状は、生理痛の悪化、生理の長期化、生理のときの出血量の増加など。腫瘍ができた位置によっては妊娠に影響することもあります。
・卵巣のう腫
「卵巣のう腫」は、卵巣にできる良性腫瘍のことを指します。