2016年6月28日 17:00
乳がんや子宮頸がんも! 30代女性が気をつけたい病気とは
通常、初期には症状はまったくありませんが、進行すると、不正出血が起こったり、性行為のときに出血したりすることがあります。
「乳がん」は、乳房の組織にできる悪性腫瘍で、発症のピークは50歳前後ですが、30代から増え始めます。進行すると、乳房にしこりやひきつれ、炎症などの症状が見られることがあります。がんが乳管内にとどまっているか、とどまっていても広範囲かどうか、さらにはリンパ節に転移があるかなどで、乳房切除術や治療の内容も変わってくるため、早期発見が鍵になる病気と言えます。
・バセドウ病、橋本病
甲状腺は、のどぼとけの下にある蝶が羽を広げたような形の器官で、甲状腺ホルモンを分泌し、代謝を正常に保つ役割を担っています。甲状腺ホルモンの分泌が過剰になり、甲状腺の腫れのほか、疲れやすい、発汗、口がかわく、眼球が出てくるなどの症状が見られるのが「バセドウ病」。逆に甲状腺の機能が低下して、むくみや体重増加、眠気などの症状が出るのが「橋本病」です。これらの甲状腺の異常によって起こる病気は、圧倒的に女性に多く、特に20代から40代によく見られます。
・若年性更年期障害(プレ更年期)
女性が閉経を迎える50歳前後に、女性ホルモン(エストロゲン)