2017年3月30日 09:47
多様な価値観を持つ外国人の「電車内の化粧」に対する見解は?
タイでも最近増えているらしい。批判の声もあがってきている」(タイ/30代前半/女性)
・「少しおかしいと思います」(インド/30代後半/女性)
・「あまり好きではないです。ポーランドでは誰もそんなことをしていないです。恥ずかしいからです」(ポーランド/40代前半/女性)
・「普通ではない。注目されてしまう」(トルコ/30代後半/男性)
・「最近あまり見かけなくなりましたね。母国ではしないです」(キルギス/30代前半/女性)
■総評
結果は「賛成派」に分類できる回答が9票(男性4票、女性5票)、「反対派」に分類できる回答が11票(男性6票、女性5票)と拮抗する形で意見が割れた。
賛成派の意見を総合すると、「多忙のため家で化粧をする時間がないだろうし、周囲に直接迷惑をかけているわけではないためOK」といったものになるだろうか。一方、反対派の意見をまとめると「化粧は自宅や化粧室でするのが一般的であり、公衆の面前ですべき行為ではない」となる。
育ってきた環境や個々人の価値観によって、ある行為がマナーに違反しているかどうかを判断する基準は変わってくる。それは人間として当たり前のことだろう。だからこそ、自分の何気ない行動がもしかしたら周囲にとって迷惑になっている可能性がある事実を、私たちは再認識する必要がありそうだ。