六本木レディースクリニックはこのほど、「妊活に関する調査」の結果を明らかにした。同調査は1月23日~25日、全国の20~40代の妊活・不妊治療経験者と未経験者女性900人を対象にインターネットで実施したもの。
20歳のときに思っていた想定妊活開始年齢を尋ねたところ、全体の平均は27.35歳だった。しかし、不妊治療を経て子どもを授かった女性に実際の妊活開始年齢を聞くと、全体平均より2歳高い29.4歳となった。妊活開始の理想的な年齢は「26.3歳」で、実際に出産を経験した女性でも、想像と現実に約3年の開きがあることがわかった。
不妊治療経験のある人に対し、妊活を開始してから不安を感じるまでの期間を尋ねたところ、子どもがいる人は平均8.66カ月、子どものいない人は平均8.55カ月だった。実際に不安を感じてから病院を受診するまでの期間は、子どもがいる人は2.25カ月、子どものいない人は3.35カ月で、子どもがいる人の方が約1.1カ月受診が早かった。
実際に妊活として取り組んだことを尋ねたところ、「身体面」「生活習慣」「情報収集」という回答が上位を占め、「経済面」は後回しになっていることがわかった。