乾燥肌対策の鍵は“血”! 血虚タイプ&瘀血タイプは漢方で身体の内側から対策を
の乱れが挙げられます。
このサイクルが通常よりも早くなると、潤いを蓄える力がなくなりがちです。反対に遅過ぎても古い角質が残ったままなのでざらつきや肌荒れの原因になります。
ターンオーバーが乱れる原因は、栄養不足、睡眠不足、ストレス、内臓の疲れといった生活習慣、体を洗うときの刺激や紫外線など外部からの刺激、加齢によるものなどさまざまです。
ーー本当にさまざまな原因が考えられるのですね。
「腸と肌はつながっている」「肌は内臓の鏡」といわれることもあるように、お肌のトラブルは皮膚表面だけでなく、内側のトラブルのあらわれの場合もあります。
ただの肌トラブルと甘く見ず、早めに対策をしていきたいですね。
肌トラブルと“血”の関係
ーー乾燥肌に悩みやすいのはどのような体質でしょうか?
まず、身体の栄養や潤いを行き渡らせる役割のある血が消耗した「血虚(けっきょ)体質」ですね。
血流が悪くなっているケースが多く見られるので、お肌の乾燥や髪のパサつきを感じやすい方が多いです。
・潤いがなく、かゆみを伴う
・温めるとよりかゆみが増す
・冷え性に悩んでいる
・年齢とともに乾燥を感じるようになった
このような特徴に覚えのある方は血虚体質による乾燥肌かもしれません。