肌が慣れてくるとつい一度にたくさんの量を使ってしまいたくなりますが、(※オイルでマッサージする場合は、摩擦が生じないようにたくさん使ってくださいね)自分の皮脂腺の働きを鍛えることも大事です。
乾燥が落ち着いてきたら、徐々にオイルの量を減らしていってください。自分の皮脂と補うオイルの量を見極める――これこそ乾燥肌を定着させない最大の秘訣ですよ。
■日中使うと油焼けでシミになるかも……気をつけたいオイル
肌に付けた油分は、紫外線で酸化して肌をくすませたり、色素沈着を起こしたりすることがあります。油焼けと呼ばれるこの現象は、オイルに含まれる不純物が原因となることが多いため、精度の低いオイルがより危険だということになります。
また、オイルの種類によって酸化しやすいものと酸化しにくいものがあるので、その点にも注意が必要です。
酸化しやすく、日中に使うとくすみやシミを作ってしまうオイルは、スキンケアでよく使われる人気のオイルのなかにも多くあります。
・グレープシードオイル
・ローズウッドオイル
・馬油
・亜麻仁油
これらは日中のケアには使用しないようにして、夜のみ使うようにするといいでしょう。