入浴剤の代わりにおすすめ。キッチンにある3つのアイテムとは【百木ゆう子】
我が家にあった入浴剤サンプルを見てみたら……これ、アウトですね。
サリチル酸
目的:肌角質を柔らかくする・殺菌・抗菌
ニキビケアや魚の目・イボ治療によく使用されるサリチル酸。高濃度なものを使用したり、誤って飲み込んだりしてしまうと、アレルギー皮膚反応や臓器障害を引き起こしてしまう可能性があります。
生殖機能や胎児にも害をもたらすこともあるため、極力避けたほうがいいでしょう。
■入浴剤の成分表は要チェック!
一般的に入浴剤は保温効果が高く、ものによっては清浄効果や血行促進効果が期待できるものもあり、元のお湯よりも体に良い影響を与えてくれるでしょう。
ただし、前半でご紹介したように、危険とされる添加物もあるので、成分表を入念に見てから購入したいもの。
一つひとつの成分を調べるのは大変なので、簡単な方法として「アルファベットと数字が多いのはNG」と覚えておくと間違いありません。
■肌から化学成分を吸収してしまうリスクを知って
皮膚から吸収された化学物質は、10日経ってもその10%ほどしか排出されません。口から吸収したほとんどの化学物質は、肝臓といった消化器官を通り、分解され排出されてしまいます。