「スキンケアはがんばっているけど、肌の悩みが絶えない……」という方は、食事に原因が潜んでいるかもしれません。肌と食事は切っても切れない関係。食習慣が乱れていると、肌にも影響が及びます。今回は、皮膚科医の赤池智子先生に「食習慣」について教えていただきました。
皮脂に困っている原因は、食事にあるかも?
過剰な皮脂や化粧崩れにお悩みの方のなかには、まずスキンケアを見直す方が多いかもしれません。しかし、赤池先生によると、食習慣に原因があるケースも少なくないといいます。
「コーヒーやチョコレート、ナッツなどの食品は、皮脂腺を活発にさせます。適切な量なら食べてもいいですが、過剰にとっていると、肌への影響が大きくなるでしょう」(赤池先生、以下同)
DRESS世代は肌が乾燥しやすい一方で、皮脂にお悩みの方も多く、皮脂腺を活発にする食品を多めにとっている方が目立つといいます。
食習慣に原因があると、いくらスキンケアを見直しても悩みは改善されません。日頃の食習慣を客観的に見つめてみて。
食習慣の見直しは、量・質・時間:食事内容だけじゃない
肌だけでなく、私たちの体は私たちが食事として食べたものからできあがっています。