ぷよぷよお肉を燃焼。むくみがちな人に合う“漢方ダイエット”
薬膳(漢方の考えに基づく食事療法)のアプローチでは、水太りの方はまず「冷えた体を温める」ことを最優先に考えます。
体を温めてくれる素材は、穀類、芋類、お肉の中でも特に羊肉や鶏肉などを積極的に摂ると良いですね。海老や鮭などもおすすめのたんぱく源です。
ーー身体を温める食材をなるべく摂ることが大事なんですね!他に薬膳の観点で気をつけることはありますか?
あります。温めることの次に水太りタイプの方が気をつけるべきは、「体に貯め込んでしまっている余分な水分を外に出す」というポイントです。
水分代謝を促して水の巡りを良くしてくれる食材には、とうもろこし、あずき、はと麦などがあります。夏野菜も水巡りを良くするものが多いですが、身体を冷やしてしまうため、冷えやすい水太りの方は要注意です。
「水太りタイプ」の漢方薬での対策はこう考える
ーーここで本題なのですが、「水太りタイプ」の人にオススメな漢方ってどう選べば良いですか?
漢方薬は医薬品ですから、薬膳(食べ物)の強化版として使用していきます。
そのため薬膳のアプローチと似てきます。
余分な水分を外に出していく!という観点では、水巡りをぐんぐん上げていく生薬が重点的に配合されている処方をチョイスします。