2023年5月11日 11:10
子宮頸がん検診、受けたことある? 「子宮頸がんとHPVワクチン」について女性3,281名に聞いてみました
ライフステージや悩みにあわせて女性の一生をサポートする健康情報サービス「ルナルナ」は、女性の健康教育と婦人科系疾患の予防啓発活動を行う一般社団法人シンクパールと共同で、子宮頸がんの予防法のひとつである「子宮頸がんとヒトパピローマウイルス(「HPV」)ワクチンに関する意識・実態調査2023」を行いました。
■子宮頸がんは年間約1万人が罹患
はじめに、子宮頸がんは年間約1万人が罹患しており、約2,900人が亡くなることがある疾患(※1)ですが、子宮頸がんを発症し、病気が進行した際にどのような自覚症状があらわれると思うのかをたずねました。
1位が「生理のとき以外の出血」84.5%、2位が「おりものの異常(茶褐色・黒褐色のおりものが増える、おりものが臭うなど)」81.1%、3位が「性行為による出血」46.9%となりました。
実際に病気が進行すると、生理の時以外の出血やおりものの異常、性行為による出血といった症状が出ると言われています(※2)。こうした自覚症状がある際には、できるだけ早く婦人科を受診するようにしましょう。
また、HPV感染しても感染後数ヶ月以内に自然にウイルスが検出されなくなり、HPVが原因の軽度の前がん病変ができても2年以内で約90%が治ると言われています。