2023年8月5日 17:10
冷房は朝までつけっぱなしでOK? エアコンと睡眠のプロが教える「熱帯夜の快眠マニュアル」
といった対策は実は間違いです。
その他にも、「寝る前に冷たい飲み物を飲む」「寝る前にお酒を飲む」「寝る前に水分摂取を控える」「直前にお風呂に入る」などもNG対策。その理由とともに快眠術をご紹介します。
■エアコンと睡眠のプロが教える熱帯夜の快眠マニュアル
◇エアコンを使った4つの快眠ワザ
(1)エアコンは寝室に入る30分前にON、上に向けて風をあてておく
一般的には、室温26~28℃が心地よく眠れる環境だといわれていますが、温度同様に重要なのはエアコンを運転させるタイミング。
ついやりがちな間違いが、布団に入ったタイミングでスイッチを入れること。日中に室内に溜め込んだ熱が、夜になっても天井や壁にこもっているため寝るタイミングでエアコンをつけても、室温が下がるまでに時間がかかることがあります。
寝室に入る30分前にエアコンをONにし、上に向けて風をあてておくのが、効率よく良い睡眠環境を作るコツです。
(2)タイマーは設定せず、設定温度は26度~28度に
快適な寝室環境を保つには、冷房モードで設定温度を26~28℃にするか、除湿モードに。
前述の通り、特に熱帯夜は途中で運転を停止する設定にはせずに、冷えすぎない温度で朝までつけっぱなしにしましょう。