2018年5月18日 14:00
夏に向けてムリなくスリムに!“糖質コントロール”ダイエット法
血糖値が急激に上がると、正常な血糖値に下げようとインシュリンというものが分泌されます。インシュリンは糖をエネルギーとして筋肉や臓器などに供給してくれますが、余った糖質は体内に脂肪として蓄える役割も持っています。これが体に脂肪がつく仕組みです。
血糖値の上昇が急であればあるほど、インシュリンが多量に分泌されてしまい、「糖が余っているから、脂肪をため込まないと!」と体が勘違いをしてしまうのです。
つまり、インシュリンの分泌を少量で済ませるために、血糖値の上昇を緩やかにすることがダイエットのキーポイントなのです。そこで、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるGI値の低い食品を選ぼうというわけです。
例えば、白米と玄米を比べた場合、「白米のGI値は76、玄米のGI値は62と玄米のほうがGI値が低い」です。うどんとそばを比べた場合、「うどんのGI値は62、そばのGI値は46とそばのほうがGI値が低い」です。
GI値は調理法や食べ合わせによっても変化しますが、このように、精製された穀物を使用したものはGI値が高い傾向にあります。なので、炭水化物を選ぶ際には、GI値を意識してなるべく白いものを避けて選ぶようにしましょう。