2019年1月6日 20:00
悩む必要なんて一切なかった、人間関係にある2-6-2の法則とは
このように、全てのアリが働きアリではなく、むしろほとんどのアリがただの怠け者だったのです。他の巣にいるアリたちの行動を見ても同じで、どのアリの巣であっても2割しか働きアリは存在しなかったと言うのです。
では、その巣ごとに存在する2割の優秀な働きアリたちを引き抜き、1つの巣に集めると、素晴らしいアリの巣が完成するんじゃないか!と思われるかと思います。ですが、ここが不思議。アリたちはしっかりとパレートの法則の現象を起こしたのです。
実際は、その優秀であったアリたちを集めたとしても、かつては優秀だったアリたち(8割)が怠け遊びだしたと言うのです。これは人間も同じと言え、いくら優秀な人材を集めても、環境が変わったとしても、8割が怠けるというパレートの法則の現象が起きてしまうかもしれないのです。
いわば、自然の法則であり、逆らえない原理という事なのです。
2:6:2の法則
出典:byBirth
先ほどの法則のように、人間関係にも逆らえない法則が存在します。例えば、クラス全体で頭のいい子が2割存在すると、6割の子が普通ぐらいのレベルで、その他2割が勉強が苦手という子が存在します。他にも飛び抜けて明るい子が2割存在すると、6割の子が普通で、その他2割の子が引っ込み思案など、なぜかどの環境においても、この2:6:2の法則の現象が起きてしまうのです。