2019年7月5日 16:00
肌は3層でできている!肌構造がわかればケアする箇所が一目瞭然!
メラニンをつくりだす母細胞があることから、シミの原因となります。
2層目:真皮の役割は?
出典:byBirth
真皮は0.5~2mm程度の厚さをしており、皮膚の大部分を占めています。真皮は肌のハリ・弾力をつかさどっている部分で、主な役割は体を保護することです。真皮はさらに2層にわかれているので、それぞれの特徴についてお伝えします。
乳頭層
乳頭層は表皮の基底膜と接している部分で、その接触面が凸凹していることから表皮突起とも呼ばれています。表皮へ神経と栄養を届ける血管が存在しています。乳頭層は真皮の約1/5の厚さとなっています。
網状層
真皮の大部分を占めているのが網状層。
肌のハリ・弾力はこの部分でつくられていると言っても過言ではありません。網状層を支えている成分を4つご紹介します。
コラーゲン
コラーゲンは網状層のなんと70~90%を占めている成分。コラーゲンは線維状のタンパク質で、線維芽細胞から分泌されます。真皮中に線維を張り巡らせることで、肌のハリを保つ役割があります。
エラスチン
エラスチンは網状層の約5%を占めている成分。同じく真皮に存在しているコラーゲンに絡みつき、ゴムのように伸縮するのが特徴です。