2019年10月25日 08:00
天然由来のヘアケア!ヘナによるヘアカラーとトリートメントについて
通常のヘアカラーは、髪の表面でフタをする役割を持つキューティクルを開け内部へと侵入し、もともとある色素を脱色させて、染料を浸透させていきます。このように髪の内部構造を変化させ、外部を守るキューティクルも損傷させるため、通常のヘアカラーではどうしてもダメージを受けてしまいます。
その点、ヘナカラーはヘナに含まれるローソニアという色素が染料であり、これがタンパク質にくっつく性質を持っているため、髪や爪などを染めることができます。通常のヘアカラーにあるようなダメージをさせず、逆にローソニアがダメージ部分に吸着することで強くコシのある髪にしてくれます。
注意したいこと
出典:byBirth
ヘナの後には、通常のカラーやパーマなどの薬剤が効きづらく、その後のコントロールが難しくなります。また、ヘナは天然物ですから、染まり方は個人差が大きく、同じ人・髪であっても毎回全く同じように染まるとは限りません。また、気を付けたいのはヘナカラーの種類。美容室で取り扱うヘナカラーの中には100%ヘナではないもの、通常のカラー剤に入っているような化学成分を含むものもあります。
そして重要なのは100%ヘナの場合、髪が染まる色は「オレンジ色」