2020年8月13日 16:00
デスクワークでガチガチに固まった腰を緩める!「お尻へのストレッチ」
そのため、腰の張りを解消させるには、後傾した骨盤をリセットさせておく必要があります。
出典:byBirth
骨盤は本来、前傾しています。そうすることで脊柱(背骨)は緩やかなS字状の弯曲を描くことができ、脊柱にかかる荷重を分散させることができるのです。
しかし、何らかの原因で骨盤が過度に前傾したり後傾したりすると、脊柱の緩やかなS字状の弯曲が崩れてしまい、脊柱にかかる荷重を分散させることができなくなってしまうのです。特に重い頭を支える頚椎や上半身を支える腰椎は、大きな負担を受けやすくなってしまうため、肩こりや腰痛が起こると考えられるのです。
骨盤の後傾は、背骨に沿って走行している筋肉である脊柱起立筋(背筋)の筋力が低下し、お尻の筋肉である大殿筋の緊張が強くなることで引き起こされます。そのため緩めるべき筋肉は、腰ではなくお尻の筋肉と言えるのです。
腰の張りを緩める「お尻の筋肉へのストレッチ」
それではお尻の筋肉である大殿筋へのストレッチをご紹介していきましょう。
(1)仰向けで行う「大殿筋へのストレッチ」
出典:byBirth
仰向けの状態から脚で「4の字」を作り、下になっている脚の膝を立てます。