2020年11月18日 20:00
乾燥にはヘパリン類似物質がやっぱりイイ!市販で買えるおすすめスキンケア
ヘパリン類似物質とは?
ヘパリン類似物質は、体内の肝臓や小腸などにも多く存在する「へパリン」という物質に似た成分で、50年以上も前から乾燥肌治療のために使われてきました。
このヘパリン類似物質には、保湿・血行促進・抗炎症作用の3つの働きがあり、肌表面から塗布した際に真皮層近くにまで浸透する性質から、肌の内面より細胞に働きかけて新陳代謝を促してくれるのです。
働きの1つである保湿には、水分子を保持して持続させる力が関係しています。その結果として、皮膚本来の保湿因子が増加し、皮脂のバリア機能が改善されていくそう。血行促進や抗炎症作用は、ニキビの改善も期待できると言われています。
例えばワセリンは、肌の表面を覆って水分蒸発を防ぐことで乾燥から肌を保護しますが、ヘパリン類似物質は一時的な保湿とは違い、乾燥や肌荒れの根本的な解決に繋がる成分となってくれるのです。
副作用はあるの?
出典:byBirth
皮膚のバリア機能を高めることから、さまざまな薬剤の副作用防止として使用されるほど安全性が高い成分。副作用はほとんどないようですが、人によっては皮膚刺激感・かゆみ・発赤などの副作用が報告されているそう。