それは、猫背の姿勢を改善させることです。猫背の姿勢のままでいくら有酸素運動を行っても、脂肪燃焼効率は低いと言えるからです。
猫背の姿勢になると、肺や心臓を取り囲んでいる「胸郭」という組織が落ち込んで狭くなるため、換気量が低下してしまいます。すると取り込むことができる酸素の量も少なくなってしまうため、消費できる脂肪の量も少なくなってしまうのです。
そこで猫背の姿勢を改善させることで、胸郭が広がり換気量がアップします。そのためより多くの酸素が取り込めるようになり、より多くの脂肪を消費できるようになると言えるのです。
ここで、猫背の姿勢を改善に導くストレッチとエクササイズをご紹介しておきましょう。
猫背リセットストレッチ
出典:byBirth
テニスボールを1個用意し、それを左右の肩甲骨の間にセットして仰向けになります。両膝を立てて、両腕は手のひらを天井に向けてカラダの横に構えます。息をゆっくりと大きく吸いながら、両腕を開くように頭上に向かって上げていき、息をゆっくりと吐きながら両腕を閉じるように下ろしていく動作を3回繰り返します。両腕をゆっくりと、できるだけ大きく動かしていくことがポイントです。