2021年7月19日 10:00
「腹筋エクササイズの効果が感じられない」という問題を解決に導くヒント
しかし、腹筋エクササイズを効果的に行うにはこれだけでは不十分で、腹筋を収縮させるには骨盤を後傾方向に動かす必要があります。そのため「骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ」も合わせて行うようにします。
1:腸腰筋への静的ストレッチ
出典:byBirth
両脚を前後に大きく開き、前脚の膝を立てて、後ろ脚は後方へ伸ばします。立てた前脚の膝の上に両手を乗せて、重心を上体の真下に下ろし骨盤を後傾させることで、後ろ脚の腸腰筋がストレッチされます。左右それぞれ、筋肉が気持ちよく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けます。
〈ポイント及び注意点〉
骨盤を後傾させるコツは、目線をお腹に向けることです。ストレッチ中は、骨盤が正面を向いているようにしましょう。
2:骨盤後傾方向への動きを高める動的ストレッチ
出典:byBirth
四つん這いの体勢になり、背中を反らせて丸めるという動作を10回繰り返します。
〈ポイント及び注意点〉
背中を丸めた際、腰を天井に突き上げるイメージで行うようにします。
動作はゆっくりと、背中を丸めるという動きを少しずつ大きくしていくことが可動域を高めるポイントです。