ビューティ情報『美肌を守る肌フローラ!整えるために必要なスキンケアとは?』

2022年4月11日 16:00

美肌を守る肌フローラ!整えるために必要なスキンケアとは?

美肌菌の中でも代表的なものが表皮ブドウ球菌と呼ばれ、皮膚の表面や毛穴に存在しています。

表皮ブドウ球菌の役割は、皮脂を脂肪酸とグリセリンに分解することです。脂肪酸は皮膚を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。グリセリンは肌にうるおいを与えてバリア機能を高め、乾燥や外的刺激から守る効果があります。

肌の常在菌のバランスが美肌菌優位であれば、肌のコンディションは良好でトラブルが起こりにくくなります。

悪玉菌
悪玉菌は、肌荒れやアトピー性皮膚炎などあらゆる肌トラブルを引き起こす原因となる常在菌です。代表的なものとして、黄色ブドウ球菌があります。

黄色ブドウ球菌は、美肌菌が多く弱酸性が保たれた肌状態であれば悪さをすることはありません。
しかし、皮膚が弱アルカリ性に傾くと増殖して肌トラブルを引き起こす原因となります。

日和見菌
日和見菌は、肌に存在する常在菌の中で最も多いのが特徴です。また、美肌菌と悪玉菌のバランスや肌環境に左右され、良くも悪くもなります。

代表的なものはアクネ菌で、通常は皮膚を弱酸性に保ち、細菌の増殖を抑える美肌菌のような働きをしています。しかし、皮脂の分泌量が増えて肌の水分と油分のバランスが崩れる、または悪玉菌が増えて肌が弱アルカリ性に傾くなどが起こると、アクネ菌は過剰に増殖してニキビや吹き出物などのトラブルを起こすのです。

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