2017年3月10日 14:00
”美白”の基礎は「紫外線ケア」!失敗しない日焼け止めの選び方
SPF
「SPF」は、紫外線防御指数(Sun Pritection Factor)の略称で、紫外線の種類のうちのサンバーン(赤くなってヒリヒリする日焼け)の原因になるUV-B波を防止する効果の値を示しています。紫外線の強い季節に、海などで日焼け止めクリームなどを使用せずに過ごすと、20分程度でお肌は赤く焼け始めます。SPFは、この20分という時間をSPF1と1つの単位として設定しています。例えば、日焼け止めで表記されているSPF20は、SPF1が20ということで、20分×20で約7時間弱、SPF30では、20分×30で約10時間、紫外線の中のUV-B波からお肌を守ることができるという計算になります。
最近ではSPF50やそれ以上の商品も珍しくありませんが、SPF50以上のものには、50+と表記されています。SPFの値は、30前後がお肌に優しく1番最適で、単純にそれよりも大きければ効果が高いということではありません。
PA
「PA」は、真皮にまで達し、シワやたるみの原因となるUV-A波を、どの程度防止することができるかを示した値です。紫外線によるシミやシワの予防を目的に日焼け止めクリームを使用する人にとっては、SPFの値よりもこのPAの値の方が重要になります。