2018年9月28日 16:00
おしゃべりは脱水になりやすい!?女性にありがちな危険体質とは
(服部先生・以下同)
服部先生によると、“隠れ脱水”になりやすいのは、もともと体力のない人、運動不足の人、肥満傾向にある人、変化に慣れていない人など。つまり、現代人は皆、“隠れ脱水”になりやすいともいえるのだ。
「具体的には、寝不足、入浴後、アルコールやカフェインを多く含む飲み物を大量に摂取するのも脱水症になりやすいです。アルコールに関しては、ビールを1リットル飲むと尿が1.2リットル排出されるので、ビールをいくら飲んでも水分補給にはなりません。コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲料は利尿作用があり、体内で水分をキープしにくいと覚えておいてください」
また、女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、特に“隠れ脱水”になりやすいという。
「筋肉は水分をためる機能もありますが、その筋肉自体が少ない女性は、より脱水症になりやすいのです。運動をせずに食事制限によるダイエットをしている女性は要注意。体が筋肉から足りない分の栄養を補給しようとして、筋肉自体も細くなってしまいます」
水分貯蔵庫の役割も果たす筋肉自体が細くなってしまえば、体内にとどめておくべき水分量も減ってしまうのだ。
「健康的な体を維持するために適度な運動が必要なのは、そのためでもあります。