ビューティ情報『「受付職員の声の大きさは?」患者目線の病院の見分け方』

2019年4月13日 16:00

「受付職員の声の大きさは?」患者目線の病院の見分け方

「受付職員の声の大きさは?」患者目線の病院の見分け方


「本来、病院は患者のためのもの。それが“医療者のほうが上から目線”という状況がずっと続いてきました。今、徐々にですが、患者にやさしい病院にしようという試みを、多くの病院が始めています」

こう話すのは、認定NPO法人「ささえあい医療人権センターCOML」(以下・コムル)理事長の山口育子さん。コムルは’90年に活動を開始して以来、患者とその家族から6万件を超える電話相談を受け、医療機関を患者目線で見直す「病院探検隊」などの活動を続けてきた。

「私自身、25歳のときに、卵巣がんと診断されて手術をしました。つらい抗がん剤治療を受けるなかで、自分の欲しい情報が得られず苦しみましたが、治療が後半に入ったころ、セカンドオピニオンで出会った医師からの『自分自身のことは自分で決める。これからの時代、患者さんの意思を尊重することが大切ですよ』という言葉に救われました。それをきっかけに、患者の主体的な医療参加を目指すコムルの活動に参加したのです」(山口さん・以下同)

その活動のなかでも、院内見学・受診を通して改善の提案をする「病院探検隊」が全国の医療機関から注目されている。


「これは病院のトップからの依頼で、一般の患者として病院内を見て回り、改善点を提言するという取り組み。

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