2019年8月14日 06:00
歯の健康と生きがいも大切!九大教授が教える「糖尿病」予防
ですから、米の量が少なめで、副菜を多く食べている人のほうが、認知症になりにくいという結果が得られたと考えています」
■生きがいを持つのがいちばん。お酒のリスクも減る
お酒に関しては、「飲めば飲むだけ脳が萎縮する」と言う研究データもあるというが……。
「脳の病的変化や萎縮が進んでいても、認知症の症状が見られない人がいることが海外の調査から報告されています。また、人とのコミュニケーションをとり、社会活動や趣味のサークルなどに参加するなど、生きがいを持つことが脳にいい影響を与えることを示唆する報告もみられます。脳には耐久性があって、脳を継続的に刺激することで、この神経細胞のルートはダメならこっち、というように脳の働きを代償する機能があるのではないかと思っています。飲酒と認知症の関係はまだ明らかになっていませんが、お酒が人生の楽しみという方は、一日1合程度なら飲んでもいいかもしれません。ただし、飲みすぎは絶対にダメですよ」
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