ビューティ情報『「歩幅広い人は認知症なりにくい」医師が語る“健脚”のカギ』

2019年8月22日 15:50

「歩幅広い人は認知症なりにくい」医師が語る“健脚”のカギ

よい姿勢を保つことは、それ自体が筋トレにもなるのだという。

「また、胸を張る姿勢は、肺に酸素をたくさん送り込みます。酸素が体の隅々の細胞に届きやすくなるほか、顔を上げて歩けるようになって、心が明るく元気になります。血流も改善させる効果が期待できますし、見た目も若返りますよ」(谷口先生・以下同)

さらに、谷口先生が注目しているのが“歩幅”だ。

「歩幅が広いと、足の健康だけでなく脳にもよい効果があります。広い歩幅とは、足を一歩踏み出した際、後ろにある足のつま先から、前の足のつま先までの距離が『65.1センチ以上』あること。大まかな目安は、横断歩道の白線をきれいにまたげるかどうかです。歩幅が広い人は認知症になりにくいということが報告されています」

歩くことは下肢だけでなく全身の筋力アップにもなる。
また振動が骨の健康にも効果的で、骨粗しょう症の予防にも。さらに認知症の予防にもなるなどメリットが多数ある。谷口先生自身、臨床の現場でそれを実感しているという。
「患者さんをみてきて、歩幅が5センチ広がれば5歳、10センチ広がれば10歳若返る、というほど見た目の若返り効果を期待できると思います」

横断歩道を渡る際、歩き方と、自分の歩幅に注意してみよう。

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