2020年1月19日 11:00
「痛みなし」「被ばくなし」最新マンモ、実用化の時期早まるか
を含むすべてのタイプの乳房で、高い乳がん検出感度を持つことが証明されている。
「50〜65歳未満のアジア人女性の約6割が、この高濃度乳房に当てはまるとされています。この高濃度乳房は、従来のマンモグラフィに使用されているX線を遮断してしまうため、乳房に潜むがんを見つけることが困難とされてきました。いっぽう、マイクロ波は高濃度乳房を貫通します。がん組織にマイクロ波が当たったときの波形を解析し、数秒でがん組織を含む乳房全体を立体画像ではっきりと映し出すことができるのです」
早期発見で9割以上が治る、といわれる乳がんだが、発見の難しさもあり、世界では毎年52万人以上、日本では1万4,000人以上も亡くなっている。
「マイクロ波マンモグラフィが世界中に導入されたら、10年後には、先進国において、乳がんで死亡する人は激減するでしょう。そして近い将来、乳がんで亡くなる人がゼロになると信じています」
簡単に、そして安心して乳がん検査が受けられる時代はもうそこまで来ている。
「女性自身」2020年1月28日号 掲載
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