「紫外線にはメリットも」と専門医、1日30分の日光浴で免疫UP
紫外線が、単にがんを招く元凶という考えは、大きな誤解なのだ。
注意したいのは、紫外線は窓越しでは十分に私たちの体に届かない。直射日光を浴びることが大切だという。冬の間は日差しが弱く、衣類も着こんでいるため、皮膚に届く紫外線が圧倒的に不足する。そこは、日光を吸収した乾燥きのこ類(きくらげなど)やレバーなど、ビタミンDを多く含む食品で補うことを南雲先生はすすめているそうだ。
「今は乳がんの発生率は30代から増加傾向にあります。30代以上の女性にはぜひ、夏の10〜14時を除いた時間帯にできるだけ肌を日光にあてることをおすすめします。目安として1日30分程度が望ましいでしょう」
シミ、シワを過度に気にせず、紫外線を味方につけて健康な体を維持していこう!
「女性自身」2020年2月11日号 掲載